さらさらの部屋~避難所
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と言うわけで、前回はロシアの話題だったわけなんですけど。でまあ、こんな話をしますと。ドタバタと今更ながらに慌てだすアメリカ人が多いかと思います。「こんな事を考えてもみなかった。自分達が圧倒的に優位なはずだったのに。一体いつの間に、なぜこんな事になっているんだ?」・・・うん。だから、何度も何度も言いましたでしょう?^^;もう世界は変わった。時代は変わった。パクス・アメリカーナは消滅した。とね。まあ、日本人の私が言うのもアレですけどね。今のアメリカの状況を考えれば。つまり、トランプさんでは無くて、今のバイデンさんが大統領になった事を考えれば。おそらく。パクス・アメリカーナと同じ事を。今までと同じ事をやりたい。と、そのように望まれた結果だと思います。でも、そんなアメリカの思惑とは関係なくね。世界は動いていくんです。・・・アメリカを置き去りにしてでも世界は。時代は前に進んでいくからです。失礼ながら、いつまでパクス・アメリカーナの時代を引きずっているんです?国際社会における最大の権威をアメリカこそが持っている。と、アメリカの意思こそが世界の意思である。と勘違いを続けているんですか?そのような時代はもう終わったんです。他の誰でも無い。アメリカ自身が終わらせてしまったんです。アメリカ合衆国の黄金時代を終わらせたのは、アメリカ自身なんです。・・・いい加減にさ。この事を理解しないとアメリカだけが、本当に世界から置き去りにされますよ?とまあ、コレだけ言ってもね。まだ納得出来ないでしょうね^^;ですが、それも本日の話題で変わるかも知れません。どれだけ頑固なアメリカ人がいたとしても、自分の考えを変えるしかないんだ。と、その事に気が付いて頂けるんじゃないかなぁ。と思います^^;と言うわけで、本日の話題はインドで御座います。それでは参りましょう^^まず最初に確認です。前回にも書きましたように、これからの世界情勢におきましては。インドの関係はアメリカにとっても。ロシアにとっても重要です。・・・いえ、世界各国にとって重要だ。と言ってもよろしいでしょうね^^;何しろ次世代の列強国。それも新しい列強国となるわけですから。今後のインドの動向次第で、世界情勢は大きく変わる。と、そのように表現しても間違いでは無いでしょう。その上で、前回の話題でも書いたように。ロシアとインドが関係を少なからず強化しようとする事は確実であり・・・。これに対してアメリカは確実に出遅れる事になります。うん。そうなると思いますねぇ。インド関係では確実にアメリカはロシアに出遅れる事でしょう。それがなぜなのか?・・・お忘れではありませんね?アメリカの方々。改めて確認します。アメリカのアジア戦略の中核にあるのは日米同盟です。その日米同盟と言うのは、現状において機能不全に陥っている状態です。この状況を打開出来ない限り・・・アメリカはインドまで手を伸ばせません。何度でも言いますが、もうパクス・アメリカーナは無いんです。世界中の。あらゆる場所に対してアメリカが影響力を行使出来るような。そんな状況は終わったんです。ですので、アメリカのアジア戦略のみならずね。今後の世界戦略は順序立ててやる必要があるんです。よって。何度でも言いますが、アメリカのアジア戦略は日米同盟こそが大前提。それゆえに日米同盟を前提としてインドとの関係強化。アメリカの対印戦略については、日米同盟が盤石とするのが道理であって・・・。その日米同盟が機能不全と言う現状では、インドはアメリカを信用出来ないわけです。・・・こう言ってはアレですけど。現状でアメリカが何を言ってもね。その大半をインドは無視する事でしょう。なるほど。確かに現時点ではね。アメリカとインドは対中戦略において協力しているわけですけれど。でも、それは中国の問題に対してだけの話であって。それが必ずしも、そのまま米印関係の強化に繋がるとは限らないんです。うん。ここがね。アメリカの方々が状況を甘くみている証左であり。未だパクス・アメリカーナを引きずっている一つの証明だと思いますねぇ。仮に私がインドの立場だとしたら、中国の問題が解決次第。ある程度までアメリカと距離を取ろうとするはずです。なぜか?それはアメリカとロシアの争いに巻き込まれたくないからです^^;インドは、アメリカともロシアともね協力する事を悪いとは考えていません。ですが、その両者の対立。争いに巻き込まれて。都合良く扱われてしまう事。それでインドの国益が失われる事を恐れているんです。「いや、そんな事は無い。アメリカはインドを巻き込むつもりなど無いぞ」・・・本当に?本当にそんな事を言っているんですか?^^;アメリカの方々。貴方達には。特に今のバイデン政権には既に前科があるでしょう?私達日本はアメリカとロシアの不毛な争い。それもウクライナと言う世界の反対側の争いに巻き込まれて、物凄く困りましたよ?よろしいですか?アメリカの方々。インド側は、そうなってしまう事を恐れているんです。昨今のアメリカの言動は、あまりにも無計画かつ無責任な部分が多過ぎるからです。私達日本もそうですがインドも同じようにね。アメリカとロシアの対立に巻き込まれても、何の意味も何の価値も無いんです。中国が相手ならばいざ知らず。ロシアが相手では何の国益もありません。だから、インドは中国の問題が解決され次第。日米同盟の機能不全を幸いとばかりにね。アメリカとの距離を取ろうとするんです。それで前回に書いた事をロシアが実行したとすれば・・・。アメリカに一歩先んじる形でロシアがインドとの関係強化を行う事になる。と、それだけの話で御座います。・・・いや、だからさ。私ども安全保障の人間が何度も何度も。あれだけ消費税を上げるな。と、緊縮増税をやめろ。と言いましたでしょうにねぇ?^^;アレをやったが最後。日本の安全保障は。日米同盟は機能不全に陥るぞ。と、日本の国益はもちろん。アメリカの国益にも重大な悪影響が出るぞ。と、そのように何度となく警告したと言うのに、どうしてそれを無視したんですか?なるほど。日本が消費税を増税して、日本の緊縮増税路線が継続されて。それによって既存の既得権益層は利益を維持出来たでしょう。日本の緊縮増税を前提とした利権構造は守られたと思います。ですが、その反面。日米同盟が機能不全となり日米両国の国益は阻害された。日米同盟は日本の安全保障戦略の中核にして。アメリカのアジア戦略の中核です。その日米同盟が機能不全となってしまったのです。日本の国家戦略全般が阻害されると同様に。アメリカのアジア戦略全般が阻害した。その結果が対印戦略の破綻であり、米印関係の停滞を招いたのです。国益を無視して、一部の人間の利益を優先したらさ。そりゃあそうなるのは当たり前でしょう?政治の世界においては、こんな事は論じるまでも無い事です。そのようには思われませんか?アメリカの方々。せっかく対中戦略での協力関係があって。中国寄りのロシアよりも確実に。もう間違いなく対印戦略で優位に立てる状況があったと言うのに。その大きなチャンスを陳腐な利益のために投げ捨てたのは、アメリカ自身です。・・・ほんのちょっとでも良いので、アメリカは反省して下さいませ。とまあ、そんなわけでね^^;もしアメリカがインドとの関係強化。対印戦略の再構築を目指しているのならば。一刻も早く日本に消費税を減税させて、緊縮増税路線を転換させて。日本経済を立て直し、積極的に日本の軍備増強を推進させて。日米同盟を強化し、これを盤石とした上でインドとの会談を行う事です。そこまでやって、ようやくです。ようやくインドはアメリカの言葉に対してね。真摯に向き合おうとする事でしょう。・・・仮に。これをやらずに。それでもアメリカがインドとの関係強化を実現したいのならば。よっぽどアメリカが譲歩して。よっぽどインドに利益が無い限りは絶対に無理です。アジアの平和よりも。どーでもいい利益を優先する輩など。自国の国益を追求出来ない輩など信用するに値しないとして、です。・・・ああ。言い忘れていましたが、これはアメリカの話であってさ。これと日本も同じだ。と言うわけではありませんからね?^^;米印関係は停滞するでしょうけど、それとは逆に日印関係は前進されます。インドの立場からすれば、日本との関係を強化しない理由が無いからです^^;むしろアメリカとの関係停滞を日本との関係で穴埋めしよう。とか。そんな風に考えるはずなので、日印関係の強化は間違いないでしょうねぇ^^;まっ。極論を言えば。アメリカ以外との関係強化がインドの目標になるでしょうか^^;これから新しい列強国となる事を考えれば、どの国家との関係強化も難しくないはず。それどころか世界中の国家がインドとの関係強化を望んでくるはずです。・・・その意味でもアメリカの対印戦略の停滞は、大きな損失になります。まっ。アメリカの話はここまでにするとして^^;本題に戻りますと、そんなこんなの状況がありましてね。ロシアと同様にね。インドはチベットを支援していくわけです^^今しがた述べたように、インドとの関係強化を望む国家は多い。その点から考えてもインドを。チベットを支援すると言う声は多い事でしょう。それこそ十分過ぎるほどの資金や物資が集まると思いますので。インドがチベットを支援する事について、それほどの負担になる事は無いはずです。まっ。これはロシアの場合でも同じかな^^;ロシアがウィグルを助けるとなれば、おそらくイスラム諸国が支援してくれるはずです。そりゃあまあ、同じ宗教の同じ信徒なわけですからねぇ^^;敬虔なイスラム教徒であればあるほどに、一生懸命にウィグルを助けるはずです。・・・今まで見て見ぬフリを続けてきた自分自身への贖罪と言う意味も含めてね。それでまあ、以前から私が提案している事と致しましてはね^^;インドの方々には、ここに二つほど加えて欲しいわけなんです。チベットを助ける事に加えまして・・・スーダンとブータンもお願いしたいんです。この二か国もまたチベットほどでは無いにしても、中国の理不尽な圧迫を受けています。彼らを助ける事によってね。インド。チベット。スーダン。ブータンの四カ国の協力体制。これを基軸として・・・将来的なアジアの盟主を目指して頂きたいわけです。うん^^;これもロシアの場合と同じです。如何なる国家であろうとも国際社会の一員として、その人権と主権を尊重する事。それによる国際社会での信頼。信用を構築する事。この点についてはロシアのみならずインドにとっても重要であるからです。・・・それらを実行してからね。アメリカと交渉した方が色々と有利に話が進むでしょう?^^;うーん。そうですねぇ。もう少しばかり踏み込んで今後のインドの国家戦略。世界戦略を考えるのならば。前回から書いている新しいシーレーンの開発。北極海ルートの開発について。これをインドは支持するだろう。と私個人は考えております。「オイオイ。そりゃあ無いだろう。新しいシーレーンが開発されたら既存のシーレーンの価値が下がるんじゃないか?だとしたら、既存のシーレーンのド真ん中にあるインド洋の価値だって下がる。そんな事をインドが容認するどころか。支持するとでも言うのか?」うん。私もね。最初はそのように考えました^^;新しいシーレーンが開発されてしまえば、当然ながら物流が分散されるわけで。その意味でも既存のシーレーンの価値が下がる事は間違いないからです。でもね。インドの立場を考えれば・・・既存のシーレーンの価値が下がる事よりも。それよりも既存のシーレーンに対する影響力の拡大。つまり、インド洋に対する自分達の影響力拡大の方を選ぶ。と私は見たんです。と言うのもね^^;確かにインドは将来的な列強国であり、間違いなく大国の仲間入りをしますけど。まだ現時点ではそうでは無いんです。まだインドの影響力と言うのは、必ずしも大きなものではありません。なので、現状では自分達の影響力拡大を狙っている。と言うのがね。たぶんインドの実情では無いかなぁ。と私は考えたわけなんです^^;これを前提とした場合。新しいシーレーン。北極海ルートが開発されてしまえばさ。そちらに世界の目が向けられますでしょう?インド洋に対する視線もまた分散される事になるわけで。特に日本。アメリカ。イギリスの目は間違いなく分散される事になりますからね^^;でまあ、そんな日米英の三か国に対して、インドはインド洋のみに集中出来るわけです。これによってインドの影響力拡大。インド洋におけるイニシアティブ。その主導権をインドが確保する事と言うのは、これは相当に現実的な話になるはずです。ちなみに。この北極海ルートの開発はロシアが賛成するのは当然として^^;日本もイギリスも賛成するはずです。と言うのも、日英両国と言うのは島国であり世界を代表する海洋国家です。そんな海洋国家が第一に考えるのはシーレーンの確保であり、安定的な物流ルートを維持する事にあります。その意味におきましてもね。新しいシーレーンを開発し、複数の物流ルートでリスクを分散させる事と言うのは。日本にとってもイギリスにとっても極めて大きな国益となります。よって。日英ロ印の四カ国。次世代の列強五カ国のうち四カ国と言うのは。新たなシーレーンの開発。北極海ルートの開発に対して賛成に回るでしょう。さて。そうなると、残るはアメリカです^^;新しいシーレーンの開発。北極海ルートの開発はアメリカにも利益のある話です。ですので、これがドナルド・トランプ大統領であればね。ほぼ確実に。二つ返事で快諾していたはずです。うん。ドナルド・トランプその人が新しい時代の象徴でしたからね^^なので、もう即座に対応しようとするはずです。うん^^ただ・・・。困った事に現在のアメリカ大統領はジョー・バイデン大統領です。トランプさんと比較すれば、完全完璧に古い時代の象徴でもあるわけで。このバイデン大統領。バイデン政権は既得権の擁護と言う姿勢を明確にしています。・・・ほら。日本に消費税増税を要求したのもコイツらだからです^^;ですので、既存のシーレーンの既得権が脅かされる事を考えて。新しいシーレーンの開発に対しては・・・反対とまで言わずとも。その姿勢が消極的になる可能性は十分にあります。それでまあ、今までならねアメリカが消極的になれば、どんな動きでも停滞するのが当然だったんですが。しつこいようですが、もうパクス・アメリカーナは無いわけです^^;なので、もし仮にアメリカが消極的になろうともね。そんなアメリカを置き去りにする形で、北極海はドンドン開発されていく。と、そのような可能性が十分過ぎるほどにある。と考えるのが妥当だと私は思うんです。本当にそうなのか?・・・うん。ちょっと私も疑問に思う部分があったんですけど。先頃に。これを証明するかのような大事件が起こりましたでしょう?^^;こちらをご覧下さいませ。『スエズ座礁、賠償請求4割減額 600億円に』こちらは日本経済新聞さんの記事になりますが。今年の3月に日本船籍のタンカーがスエズ運河で座礁する事故がありました。これにより一時的にスエズ運河が航行不能になる大事件となったわけですね。それでまあ、記事にあるように事故の賠償金が減額されたとは言え600億円です。ん-。まあ、エジプト政府として損害が補填されて良かった良かった。と、そういう事なのかもしれませんけれどね^^;でも、これで本当に良かった。と思っているようなら・・・いささか甘い。なぜかと言うと、この事件と結果の全てがスエズ運河に対するリスクだ。と、国際社会に知れ渡ってしまったからです。スエズ運河にはリスクがある。既存のシーレーンにはリスクがある。そのように考えたらさ。誰もがみんな新しいシーレーンの開発に賛成するでしょう?リスクを分散させるため。再びスエズ運河が航行不能になった場合を想定するため。そのために新しいシーレーンが必要だ。と、世界各国。世界中の海運会社が同じ事を考えるでしょう?・・・なので、エジプト政府はそこまでの事を考えるべきだったんです。もう少し自分達の責任を認めて、より寛大な対応をするべきでした。仮に事故が起こったとしてもエジプトは寛大だ。寛容だ。スエズ運河を使用する海運会社を大切に扱っている。と、そのような姿勢を見せていた方が・・・確実に長期的な利益になっていた事でしょう。なるほど。目先の600億円を手に入れたのは良かったかもしれませんし。運河庁側の責任。エジプトの責任は回避出来たのかもしれませんけれど・・・。その代わりに全ての責任と損失を海運会社に押し付けた。と、そんなイメージが鮮明になってしまったのです。これでは新しいシーレーンが開発されたら、将来的にはタンカーの運航数は下がる。スエズ運河の通行料も下がる事になります。それは・・・どう考えてもエジプトの国益になる事は無いでしょう。責任を背負わない人間を誰も尊敬しないし、誰も信頼しないし、誰も認めない。まさにその通りになりましたよねぇ。本当に。とまあ、今はエジプトの話は置いておくと致しましょう^^;ここで重要なのは既存のシーレーンのリスクが表面化し。世界中で新しいシーレーンの開発。リスク分散の流れが明確になった。と言う事です。この中でアメリカだけ。バイデン大統領。バイデン政権だけが消極的だとしても。そんなアメリカを置き去りにする形でね。北極海は開発されていく事でしょうし。そのような状況が続けば続くほどにね。アメリカの国際的な地位と言うのは、容赦なく下がってしまう事でしょう。そんなわけだから・・・アメリカの方々。最初に私が述べた事と言うのは、決して冗談でも何でも無いのですからね?先の大統領選において、ジョー・バイデンを選んでしまったアメリカと言うのは。確実に世界から出遅れてしまっているんです。この出遅れた分を取り戻すのは・・・結構大変だろうなぁ。と私は考えています。なので、悪い事は言いません。一刻も早くバイデン大統領。バイデン政権を終わらせるべきですし。可能な限り早くドナルド・トランプ大統領を復活させた方がよろしいと思います。無論。言うまでもありませんが日本の消費税減税による緊縮増税路線の転換。。日本経済の復活と日本の軍備増強による日米同盟の強化。これについてもね。どうかお忘れなきようにお願い申し上げます。いやはや^^;それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^
2021年07月08日
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