X'masプレゼントに「ラミテッロ」＆アイスワイン試飲

2，３か月に1度、学生時代の恩師のお宅にリハビリのお手伝いに行ってます。先生の運動機能が落ちないように先生を支えながらお散歩するんです。大変なように思われますが、懐かしい話もできるし、学年を問わずいろんな方々と会えるので楽しい一時なんです。

今日はクリスマスも近いのでお土産にワインを持って行きました。先生はクリスチャンでヨーロッパで生活されていたこともあり、多少は嗜まれるようです。でも健康のためにアルコールは控えてはいらっしゃるのですが、クリスマスくらいはいいかなと思って。

少し飲んでも余ったワインを気兼ねなく料理に使えるようにと思い、値段が手頃で美味しいものをデパートで探しました。今日選んだのは

ディ・マーヨ・ノランテ・ラミテッロ・ロッソ 2002。

実はまだ飲んだこのないワイン。できればこれまでに飲んで美味しかったものを選びたかったのですが、イタリアンワインのコーナーって本当に種類が少ないの。コルボもあったけどありきたりだし、3000円代のバローロってなんか中途半端。南伊のものはなかった、、、なんで？唯一目に止まったのがディ・マーヨ・ノランテ。確かコッタレッラの指導を受けているワイナリー。一応重口だし、値段も2000円ほど。

家に帰ってから楽天で検索。ナカータ御用達、R.パーカーの推薦もあるようでホッとしています。

伊ワインと関係ないんですけど、売場の横でアイスワインの試飲をやっていました。ラッキー♪ところが担当の人がいない。勝手に飲んぢゃダメだよね、やっぱり。そこですでに買うワインが決まっていましたが、物色するふりして担当者が来るのを待ちました。

粘った甲斐あって5分ほどすると若い女性がやってきまして「アイスワインいかがですか～？」と声をかけはじめました。シメシメ、、、

通りがかりのおばちゃまがまず一杯。
「梅酒みたいやな。」と、一言吐いて行ってしましました。
これを一般的には、猫に小判、豚に真珠とでもいうのでしょうか。

軽いため息ついてる彼女と目があった私。
「いかがですか～？」
「いいんですか？」
「ど～ぞ～」
待ってました！！

私が試飲したのはカナダのアイスワインです。

ピリテリー・エステート　リースリング・アイスワイン
ライフ・エステート　ヴィダル・アイスワイン

どちらも素晴らしく美味しいデザートワイン。色はまさに黄金に輝き、宝石の雫のようです。特にヴィダルの方はアロマがすごいです。悩殺されるというか、、、リースリングはアプリコットのような甘さの中にも余韻に酸味が残り、まさに極上のフルーツを食べた後のよう、、、

「幸せに気分になりますね～、無茶苦茶美味しいです！」
「ありがとうございます！いかがですか？クリスマスの晩に、、、」

もう味わったからいいわ。それはそれ、これはこれ。(^^;)
「また主人と相談してみます。」チャオ～

ピリテリー・エステートのオーナーゲーリー・ピリテリー氏はシチリアから移住してきて葡萄栽培をはじめたそうです。パンフレットによれば2004年のヴィニイタリーでGRAND GOLD MEDALを受賞しています。すごー。リースリングの他にヴィダル、スパークリングなどもありました。

私が試飲したのは近鉄百貨店阿倍野橋店。明日は別のデパートに行ってみようかしら？