《櫻井ジャーナル》

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2011.12.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 来年に行われるアメリカの大統領選挙までにアメリカ、イギリス、イスラエルはイランを攻撃すると噂され、こうした国々は テヘランに潜伏させている「スリーパー」に対し、核開発のキーパーソンを殺害する準備をするように暗号で指令 を出し、すでに何件か実行されたとも言われている。真偽は不明だが、軍事的に緊迫していることは確かなようだ。

 もっとも、秘密工作、破壊工作という次元の話ならば、すでに実行されている。スンニ派の武装組織「ジュンダラー(アラーの兵士)」だけでなく、アメリカのCIA(中央情報局)やJSOC(統合特殊作戦司令部)はMEK(ムジャヒディン・ハルク)やクルドの分離独立派を手先として使い、イラン政府に揺さぶりをかけている。

 そうした中、 イランの「学生」がイギリス大使館に乱入 し、一部の書類を持ち出している。第2次世界大戦中の作戦に関する文書も含まれていたようだが、現在の作戦に関する書類が見つかる/見つかった可能性もないとは言えない。

 また、イランの東部でアメリカ軍の無人ステルス機RQ-170が撃墜されたとイランで報道された。アフガニスタンで先週、行方不明になった無人機ではないかとアメリカ軍は示唆している。

 この事件に関連して注目されているのが、 ロシアが提供した「1L222」という電子戦用の装置 。通信の傍受やジャミングが可能で、無人機に指示を出していた電波に影響を与えて墜落させたのではないかとも言われている。この推測が正しいとするならば、イランに対するミサイル攻撃は容易でない。

イランではすでに巡航ミサイルを配備 、攻撃を受けた場合はトルコにあるNATOのミサイル防衛シールドを攻撃するとイラン側は警告している。イランを攻撃したならNATOの基地が反撃で破壊される可能性があり、ロシアを巻き込む核戦争に発展する可能性も否定できない。実際、ロシアはそうした事態に備え始めている。

 最近の動きを見ていると、イギリス、アメリカ、フランスは軍事力を使った侵略と略奪で破綻した経済を建て直そうとしているようだ。この略奪計画に失敗したなら、欧米の支配は終焉を迎えるかもしれない。





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最終更新日  2011.12.07 04:12:34


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