パキスタンでは2月8日に総選挙が予定されているが、本来なら勝利する可能性が高いPTI(正義のためのパキスタン運動)は裁判所の決定により、同党の候補者は「無所属」として立候補することを強いられている。党首のイムラン・カーン元首相は汚職容疑で懲役3年の判決が言い渡され、2023年8月から収監されている。しかも1月30日に情報漏洩で懲役10年、31日には汚職で懲役14年が言い渡された。
裁判ではメディアや一般の傍聴が一切認められず、検察側の証人や専門家に対する弁護士の反対尋問も拒否されている。この裁判は茶番にすぎず、カーンを2月8日の選挙に出馬させないだけでなく、政治的な暗殺を目論んだと言える。
この件については本ブログでも取り上げたことがある:
パキスタンはアメリカにとって軍事的に重要な役割を演じてきた。例えば: