コンサルタント小出匡範の仕事術

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戦略コンサルタントは、業績評価の際に何が見られるのか?

当然、基礎力(知力、体力、精神力)は、チェックされる、これについては、また後日、詳細を解説したい。

この基礎力に加えて、より長期的なコンサルタントとしての「適合性」が、見極められる。それは以下の2つである。

1)オーナーシップ
 これは、先日少しふれた(下記参照)
 http://plaza.rakuten.co.jp/consultantkoide/diary/200505270001/

2)向上心 ambition/aspiration


1)は、「自分の仕事に責任感を持っているかどうか」ということ。
この資質は、信頼感の醸成に極めて重要である。対応が無責任な人間は、

オーナシップが欠けていると、上司やチームメイトにも
クライアントからも信頼感を勝ち得ることは出来ない。

2)は、アンビション(大志)にも通じることだか、常に上をいしきできているかどうかである。
チャレンジ精神とも近しい所であるが、その方向性が、一つ上のレベルのアウトプットを目指すということである。

ジュニアコンサルタントの場合、そのレベルで要求されている成果物を出すのはもちろんであるが、
その上のマネージャーレベルの要求水準を意識しているか、が昇進に向けて常にチェックを受けるのである。

これは、実は中途採用の場合も同様なのである。
そのレベルとしての判断のみならず、入った後その上のレベルで成果を出すことができるかどうか、というポテンシャルが調べられるのである。

こういった意味で、現状満足型、安定指向型の人材は、コンサルタントに向かないといえる。
「満足な豚より、不満足なソクラテス」である。さらに、常にもう一つ上の次元で組織・チームを動かしていきたいという意欲が重要である。


以上のように、
査定で見られる項目の詳細は、各レベルで異なるのであるが、
適応性という意味では、この「オーナーシップとアンビション」これは極めて重要な資質である。

実は、コンサルタントに限らず、ベンチャーなど新しいことや付加価値を生み出す仕事に就く場合、この2つは不可欠なエッセンスだといえる。

また、この資質があるからこそ、
コンサルタントの出身者が、他の分野に進出してからも、成功を生み出していく理由の一つでだといえる。





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Last updated  2005.05.29 11:35:49
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