コンサルタント小出匡範の仕事術

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次の質問について考えてみてください。

・有名コンサルティング会社と小規模コンサルティングファームで差がつくところは?

別の言い方をすれば、
・大手コンサルティングファームに入るメリットはなんでしょう?

多少視点を変えると、
・ベンチャー企業にはいるのと、コンサルティングファームにはいる時に差がつくところは何か?

も当てはまるかもしれません。

上記の質問で、回答は色々想定されると思いますが、実際作業をする上で一番きいてくるのは、

「ノウハウの蓄積量の差」

ということになります。

新人のコンサルタントでも、大手コンサルティングファームだと、過去の案件から蓄積された方法論などのノウハウがナリッジキャピタル(Knowledge Capital:知的資産)としてDB化されていて、簡単に参照・利用できます。

それらの資産は、提案書(プロポーザル)作成時に活用したり、当然、報告書作成時のベンチマークに使われたりします。

大手グローバルファームになると、これが他業界だけでなく、世界中の先進事例やノウハウを参考にすることが出来るのです。これは非常に貴重な資産です。

自分自身で、問題解決のための引き出し(フレームワーク)をあまり持っていないコンサルタントでも、このナリッジキャピタルを有効利用することで、効率的に仮説構築や方法論の適応が出来るのです。

これが、小規模なコンサルティングファームは、人間の離職率が高いベンチャー企業だったりすると、なかなかノウハウの蓄積が進まないケース、または自分の持っているノウハウのみ型よりで、あとは全て試行錯誤という状況になります。
売上げノルマが鴟尾やな小規模企業だと、個人が自分のノウハウを抱え込む傾向にあります。

過去が参考にならない、全く新しい環境でスピード重視で意思決定をするベンチャー企業や、
既に自分のノウハウや思考パターンを確立しているシニアコンサルタントが勤めるブティック型の小規模コンサルティングファームでは、
知識の共有にあまりリソースをかけていない(まだかけるだけの余裕がない)ケースが多くあります。

新人コンサルタントは、大手で修行した方が短期に色々なフレームワーク(考え方の引き出し)を自分の中に作ることが出来るでしょう。

ナリッジキャピタルは、ファームによってはインテレクチュアル・キャピタル(intellectual capital)と呼ばれます。

インフォプレナーが提供する情報商材やセミナーは、まさにこの「ナリッジキャピタル」の商品化をしていることになります。

コンサルタントを雇えないベンチャー起業家も、情報商材やセミナーを活用して、ノウハウの活用によるリスクの低減や準備時間を削減し、ビジネスの成功確率を高めることができます。





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Last updated  2005.06.27 22:38:58
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