不思議の国・四国歩き遍路

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柊(ひいらぎ)

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カテゴリ: お遍路


AM7:00に国民宿舎を出て、教えられた急坂を下って港町に出ます。
民家の間を通り抜けて国道沿いに進むと、道の駅やすとヤッシーパークです。
早い時間で静かでした。

神社から岸本の住宅街の中に道が入り、しばらくいくと洒落た遍路小屋がありました。
見学がてら休憩させてもらいます。
クーラーBOXに入っていたお茶を頂きながら、お遍路ノートを読んでいると地元のおじさんが自転車で登場。
クーラーBOXの氷を入れ替えに来られたのでした。
ここの小屋を後ろから見てごらん、凧の形や。
土佐凧が最御崎寺(霊山寺だったかも?)に向いて上っていく姿や。
と教えてくれました。
小屋が出来たのは3年前、だんだんと小屋の管理をする人も減っていくとおっしゃってました。
いくら近所だとはいえ、自分の仕事や生活があるので、遍路小屋の管理を専門には誰もできませんよね。
ボランティアの精神だけで成り立っているんですね。


へんろ道はやがて国道55号線に合流します。
遍路地図に載っているかとり、黒潮ホテルも通り過ぎ、石段を上がったところに門前の遍路用品店が見えました。
お店の前が【28番・大日寺】山門。


28・山門.jpg



28・境内.jpg


なかなかすっきりとまとまったお寺でした。

大日寺から30分ほどで物部川にかかる橋を渡りますが、橋の上から河原を覗くと釣りをしてる人とお遍路さんが腰をおろしてなにやら話しこんでいました。
水面がキラキラして、川に足を浸したい気分でしたがそのまま通過してしまいました。

その先はずっと畑や田んぼが広がる田園地帯。
あぜ道で休憩している農家の方たちに「こんにちは」というと、「お茶飲んでいかんね?」
冷たい麦茶をよばれました。そしてハチミツレモンのジュースも持っていきなさい、と頂く。
この日感じたことは、炎天下でも農家の方は外で作業されているということ。
晴れの日も雨の日も毎日毎日、米や野菜を育てるために外で働く。

私は普段エアコンの効いた会社の中で事務仕事をしているので、外で働く人に気がつきませんでした。
自分が歩いてみて解ることもあるものです。有り難いものだな~と改めて思いました。

そのあたりにあった【松本大師堂】
痛々しい感じで、つっかえ棒がしてありました。


松本大師堂.jpg


29番まで3.6Kというところに、また遍路接待小屋を発見。
興味しんしんで覗いてみると、管理人のおじさんが一人いらっしゃいました。
ここは会社の敷地に作った個人的な施設で、立派なプレハブにちゃんと小上がりがついています。
「あの~・・・休憩してもいいでしょうか」と入り、色々お話しを伺います。
ここも善意で作った小屋だけど、祭壇にあげられたお賽銭がいつもなくなるんだそうです。
ある時、ここに宿泊したお遍路さんが無料と言うのも気が引けるので、いくらか管理費ということで徴収することにしましょう、とトイレの汲み取り代や電気代として「一律300円この箱に入れていってください」と書いて箱に貼ってくれたが、箱はいつも空っぽなんだそうです。
淋しいお話でした。


小休憩を終えて、町中に入ってきました。
PM12:30頃、【へんろ石饅頭】屋さんの看板がありました。
「中で食べてもいいですか?」と聞くとおばあちゃんがお茶を持ってきてくれました。


へんろ石まんじゅう.jpg


↑へんろ石饅頭、炭酸饅頭系の皮に粒餡がぎっしり。1個74円。
私の昼ご飯になりました。


今日は休憩所が盛りだくさんで、なかなか前に進めません。






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Last updated  2007年08月23日 23時49分50秒
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