不思議の国・四国歩き遍路

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柊(ひいらぎ)

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カテゴリ: 京都ひとり歩き
六波羅密寺.jpg



12月13日~30日まで、京都東山の【六波羅蜜寺】で『空也踊躍念仏厳修』という行事があっています。
そして六波羅蜜寺は西国三十三所札所の第十七番札所です。
開祖は空也上人、有名な仏像がコレ↓



六波羅密寺・空也写真.jpg



弘法大師は室戸で明星が口に飛び込んできたそうですが、空也上人においては口から仏様が何体も飛び出しているんです。
これはショッキングな写真でした。


さて、難しい名前の行事ですが、観光情報誌や観光HPでは『かくれ念仏』として紹介されています。
ご住職のお話を聞いたのですが、こんな内容でした。


昔、京都に疫病が流行って都が悲惨な状態に陥った。
困った帝が空也上人になんとかして欲しいと相談したので、空也上人は台車に観音様の像と茶釜を積んで出発した。
空也上人は人々に茶釜のお湯に昆布(梅干も???)を入れた湯を飲ませて、疫病が去るように念仏を唱えてまわった。
ほどなく疫病も治まり、帝はその観音様を安置するお堂を建てよと命じられ、六波羅蜜寺が建立された。
ところが有り難がった民衆に念仏ブームが巻き起こり、あまりのことに危機を感じた国は念仏を禁止。
そのため空也上人は見つからないように、冬の薄暮の頃、薄暗い時間を選んでこっそりと念仏をとなえた。
だから普通のお勤めの間に突然踊り念仏が始まり、突然念仏が終わり、最後も普通のお勤めのように終わる。

年末のこの時期に行うのは、今年一年の悪行(深い意味ではなくても、知らず知らずに人を傷つけることを言っていたりしていたりしたかもしれないし、そんなちょっとしたことでもの意味)を念仏で祓い清め、来年も良い年になるように祈ってすす払いをするようなもの、だそうです。


そんな説明を聞いて、わくわくしながら待っていると、4人の僧侶が本殿に入り始まりました。
まず開経偈、般若心経(ここらへんは知っているので一緒に合唱しました)、それから観音経?
など私の知らないお経が続き、そのうち鐘を叩きながら念仏を唱え4人で頭をふりふり上下に動きます。
そのうち今度は「おん、あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら ま~に、はんどまじんばら は~ら、ばりたやうん」
と節をつけて唄い踊りながら鐘を叩き4人で輪になりぐるぐるまわってます。

念仏が終わると住職が「では、みなさんも一緒に唱えてください」とおっしゃって「もーだーなんまいぞう」と7回唱えました。


そのあと普段は入ることのできない本殿の内側に少しだけ入れてもらってお焼香をし、願い事をして帰りに一人一人に紙製のお守りを下さいました。
久しぶりにお線香まみれになって、お遍路をしてない間でもこうやってお寺でお参りをするのはいいものだと思いました。

ここのご本尊は十一面観世音菩薩。境内にレプリカが立ってます。↓



六波羅密寺・千手観音.jpg



★おまけ★

このお寺の近所には、有名な『幽霊子育飴』のお店があります。
何の変哲もない飴なのですが、素朴な美味しさです。
大と小の2種類サイズがあります。


幽霊子育飴.jpg












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Last updated  2007年12月21日 01時14分14秒
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