うつやまのがんばらないレポート

うつやまのがんばらないレポート

2013.04.12
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 4月に新刊が出るとは知っていたが、TVで今日発売なのを知ってつい本屋まで走ってきてしまった。
読み終わったばかりなのもあるけど、私にはまだこの作品の全てが理解できるような気がしない。
多分時間をおいて何度も何度も咀嚼して、じっくりと理解をしていくタイプの作品なのだろう。
そして、きっと読む度に印象が変わるのだろう。
三十路迎えるあたりにまた読みたいかな。
以下ネタバレあり感想です。お気をつけあれ。
あっけなく読み終わってしまった。
村上春樹作品は短篇集はちらほら高校時代に読んでましたが、長編ものは「アフターダーク」(村上春樹作品でも異端扱いされてる…w)以来2作目です。
「1Q84」とか発売当初読もうと思いつつも読まずにここまできちゃいました。
そんな村上春樹初心者の私が読んだ率直な感想です。
読んだ直後に感じたままの感想なので、全く論理的な文章ではないし、非常に読みにくいですね…。


かつて、小説を読み終わってこんなに胸が苦しくなる時があっただろうか。
中途半端に終わっている、と批判する人はいるだろう。
だが、結局先のことなんて誰にも分かりはしない。
謎が解決していない、と怒る人もいるかもしれない。
でも結局はそういうものなのだ。
先のことなんて分からないのだ。
だって分かってしまったら面白くないだろう?

「ミスター・グレイこと灰田がいなくなった理由は結局何だったの?」
とか、
「シロが殺された原因は?犯人は?」
とか、そういった野暮な疑問はお捨てなさい。
この作品にそういったミステリー的な答えを求めてはいけないのです。
徹底的にもやもやしてください。

最後のほうはページを捲るのが嫌だった。
終わってほしくない、もっとこの物語に浸っていたい。

この物語について、面白いかと聞かれたら間違いなく面白いと答えるだろう。
しかし、どこが面白い?と聞かれたら言葉に詰まってしまうだろう。
これは村上春樹の作品全般に言えることなのだけれど。
どうも彼の作品はなかなか他人に薦める事はできそうにない。
「で、どこが面白いの?」と聞かれても多分言い返せないだろうから。

この物語のテーマは「色」です。
色彩を持たない多崎つくるくん。
読んでいて、私は他人から見たら一体どんな色に見えるだろうかと気になった。

読み終わったばかりなのでめちゃくちゃな文章になってしまった。
でもそれだけ読了後に私の気持ちが昂ぶっているということです。

また本棚に心から愛しいと思える作品が増えてしまいました。
近いうちに彼の過去作も読みたいです。
今年はフィンランドに旅行する人が増えそうですねw
いつか行ってみたいです。






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Last updated  2013.04.13 04:27:37
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