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2005年06月04日
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以前働いていた個人病院に
92歳で口が達者で頑固な入院患者のおじぃさんがいた。
私たちは親しみを込めて彼のことを陰で「じじぃ」と呼んでいた。
じじぃは何か気になることがあると、
はるばる2時間もかかる村から出て来て
(うちの病院の薬じゃないと合わないと思い込んでいる)、
1ヶ月くらい入院して
気が済んだら退院するというようなことを繰り返していた。

私はなぜかそのじじぃに気に入られ、
やれ「手紙を出してきてくれ」だの
「家に電話してくれ」だの
「車を呼んでくれ」だのと
看護婦さんのいる詰所の内線電話を使って
名指しで電話してきては
しょっちゅう用事を頼まれた。

その日も
「薬剤師の○○さんいますか?」(←私のこと
ですが私はあくまで事務員です。念のため<(; ^ ー^)


と電話がきたので出ると

「いつも申し訳ないですが、また手紙を出してきて欲しいんです」

というので

「はいはいわかりましたよ~(=^^=) 後でとりに行きますね~」


と返事した。

とは言っても、
じじぃはいつも私が行くのを待ちきれず
二階の病室から受付までヨタヨタ歩いて手紙を持ってくるので
しばらく待ってみた。
でもその日は珍しく来なかったので
少しして私は手紙をとりに二階へあがり、
じじぃの病室(個室)をノックした。

が、

返事がないので小さな声で


「失礼しま~す。○○さ~ん 手紙預りにきましたよ~」



と言いながらじじぃのベットに近づくと



なんと


じじぃが白眼をむいている。



Σ( ̄ロ ̄lll) 大変だ!!



じじぃが死んでいる!!|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||




私はあわてて病室を飛び出し

詰所の看護婦さんに



「○○さんが!!\(><@)/」



と言うと



「もしかして 白眼むいてた?」



と冷静に言うので



「ハイ・・・って大丈夫なんですか?(°_°;)」



と言うと



「(~ヘ~;)ウーン あれね、いつもなんだ。
私たちも最初はびっくりして先生呼んだよ。
まったく人騒がせだよね~ヽ (´ー`)┌」

とのこと。



「じじぃ~~~っ!(丿>ロ<)丿 ┤∵:.」





じじぃは
たいして悪いところもないのに先生に頼み込んで
わざわざ入院したくせに、
次の日には
「早く退院したいから運動しなくては・・・」
などと言って
病院内をウロウロ歩きまわっては
いつも看護婦さんに怒られているよくわからないじじぃだった。
(~ヘ~;)

じじぃは私が病院を辞めてからもしばらく
入退院を繰り返し、
あいかわらず
白眼で新人看護婦をびびらせていたらしいが
数年前亡くなった。
偏屈だし頑固だしわけのわからないことを言って
みんなを困らせていたが
どこか憎めないかわいいじじぃだった。


今日はなぜかそのじじぃを思い出したので書いてみました。







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最終更新日  2005年06月04日 13時26分32秒
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