【 COSUCOJI 】コスコジの社長のつぶやき

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コスコジ1030

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2026.04.19
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カテゴリ: コスコジについて



自分が作りたかったものを作れた。

でも、それが本当に他人にとって価値があるのか。

この問いは、商売をしていると何度も何度も戻ってきます。

むしろ、商売の難しさはほとんどここに集約されているのかもしれません。

作り手としては、自分が良いと思うものを作りたい。

好きなもの、美しいと思うもの、信じられるものを形にしたい。

それは自然なことですし、本来そこがなければ始まらないとも思います。

ただ一方で、自分が良いと思うものが、そのまま他人にとって価値があるとは限りません。

ここに、商売の厳しさがあります。

自分にとっては大切なものでも、他人には響かないことがある。刺さる人はいても、それが商売として成り立つほどの広がりを持たないこともある。

逆に、自分ではそこまで強く思っていなかったものが、他人には強く求められることもある。

このズレをどう扱うか。

これが、ずっと問われ続ける部分です。

よく「自分のやりたいことを貫くべきか」「お客さんに合わせるべきか」という二択のように語られます。

でも実際の商売は、そんな単純な話ではありません。

自分が作りたかったものをそのまま差し出して、分かる人だけ買ってくれればいい、というのは、作品としては成立しても、商売としては成立しにくい。

一方で、市場に合わせることだけを優先すると、今度は自分が何をやりたかったのか分からなくなっていく。

売れても、どこかで苦しくなる。

長く続けるほど、その苦しさは無視できなくなります。

だから必要なのは、妥協ではなく接続なのだと思います。

自分が本当に残したいものは何か。

逆に、捨ててもいいものは何か。

その仕分けをするために、自分の店や、自分のやりたいことの抽象度を上げる必要がある。

たとえば、「喫茶店をやりたい」という願いがあったとして、それがそのままでは商売にならないなら、そこで終わりではない。

その喫茶店で本当にやりたかったことは何なのかを掘る。

静かな時間を渡したかったのか。

緊張せずに過ごせる場所を作りたかったのか。

日常の中で少し呼吸が深くなるような時間を届けたかったのか。

そこまで抽象度を上げると、形は変わっても残すべき核が見えてきます。

大事なのは、表面の形を守ることではなく、核を守ることです。

だから、自分が作りたかったものを市場に合わせて変えることは、必ずしも裏切りではありません。

むしろ、自分が残したい核を、他人に届く形に変換すること。

それが商売なのだと思います。

ここで大事なのは、「他人に売れるものを作る」のではなく、「自分が大切にしているものを、他人にとって価値ある形に接続する」ことです。

この違いは大きいです。

何が相手に届いたのか。

どこが価値として認識されたのか。

自分の感性のどの部分が、市場と接点を持ったのか。

ここを丁寧に見ていく必要があります。

商売とは、単に売れるものを並べることではなく、自分の中の価値と、相手の中の価値が、どこで重なるかを探し続ける営みです。

しかも難しいのは、その「価値」が固定ではないことです。

相手も変わる。

時代も変わる。

年齢も変わる。

自分自身も変わる。

だから、「一度正解を見つけたら終わり」ではありません。ずっと問い続けるしかない。

自分が良いと思って作ったものは、他人にとっても価値あるものか。さらに言えば、それはこれから先も価値あるものであり続けるのか。

そして、価値あるものであり続けるためには、何を変え、何を残すべきなのか。

商売は、この問いをずっと追い続けることなのだと思います。

だから難しい。

でも、だから深い。

妥協ではなく、接続。

商売の難しさも、面白さも、たぶんそこにあります。






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Last updated  2026.04.19 18:33:13
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[ 僕らの目指す理想のお店とは?]


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そんな「人のあたたかさを感じる」お店が僕は好きなんですよね

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どこを切り取っても同じようなお店ではなく

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【「家族の笑顔は女性笑顔から」それが僕らの中心テーマです】


この世の中は女性が笑顔ならなんとかなる

僕らはそう思っています

家庭の中も女性が笑顔だと

自然と家族みんなが明るくなる
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それだけ女性の笑顔は力を持っていて

周りみんなに影響を与えると思います

僕も病気のとき、妻の笑顔に何度助けられたことか


でも、きっとそれは昔からそうだったと思います

なぜなら「嬉しい」という漢字も

女性が喜ぶと書く

女性が喜び笑顔のところに

楽しいこと嬉しいことはやってくるんですね


そんな女性やママたちを応援することで

僕らの理念である「家族の笑顔」を増やしたい

そう僕らは思っています

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