ジュエリーデザイナーのインドア三昧。

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May 30, 2015

読書日記、すばらしき友 LINGO、探偵はいつも憂鬱。

カテゴリ：読書

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「すばらしき友 LINGO」 ジム・メニック　ハヤカワ文庫

【中古】すばらしき友　LINGO ハヤカワ文庫NV／ジムメニック(著者),富永和子(訳者) 【中古】afb
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プログラマーのブルースターは、趣味で作った対話プログラムにリンゴ(LINGO)と名付け、
改良を重ねていた。ある日そのリンゴが、ブルースターにいきなり話しかけてきた。
あろうことか、リンゴが意識を持つようになったのだ。
全米のネットワークを通じて成長を続け、ブルースターの手に負えなくなったリンゴは、
やがて合衆国大統領の座を狙おうと考えるが…
コンピュータ・ネットワーク社会を嗤う傑作ブラックコメディ。
（Bookデータベース）

ストーリーはそのまま転記しました。
えー、この本は図書館の廃棄本として出てたものを読みました。
たぶん、普通に棚に並んでいても借りなかったと思われるので、
あったのが運命というか（読む運命ってことです）。
割と楽しめました。何の予備知識もなく、普通に読んだからか、
あるいは期待度を高めずに読んだからなのか。
割とコンピューター黎明期～もうちょっと後って感じの世界かなと思いましたが、
現在だとまた全然違う雰囲気になりそうです。
コンピューターの世界って日進月歩ですからね。

この、本の主人公リンゴが入ってるアップルコンピュータ、
実はむかーしは使っておりましたのでやや懐かしく。
白黒マックまで持ってましたよ。あと、ものすごい古いやつ。
転居の時捨てざるを得なかったのですが、あれはひょっとしてレアものだったのか。
動作したらそうだったかもしれません。ウインドウズの古いのよりは、
オールドマックのほうが人気ありますよね。たぶん。
使いたいソフトがマックになかったり、
仕事でウインドウズのライターなんかをしてたりした関係で、
いつのまにか「文系」っぽいなあと思ってたマックから「理系っぽいな」と思った
ウインドウズに自分が移るとは。

って話がそれました。

ものすごいドキドキする展開でもなく、ただ最後はどうなるのかなーというのが
気になる程度には面白く、軽く読める本という印象です。

「探偵はいつも憂鬱」 スティーヴオリヴァー　ハヤカワ文庫

【中古】探偵はいつも憂鬱ハヤカワ・ミステリ文庫／スティーヴオリヴァー(著者),真崎義博(訳...
価格：108円（税込、送料別）

昼は新聞記者、夜はタクシー運転手、合間に幻覚に悩むムーディーは、
恋人ザンシアとの仲がうまくいき絶好調だった。が、ザンシアの父親が殺され、
交際に反対されていたムーディーと、莫大な遺産を相続した彼女に容疑が。
警察に失望したザンシアは、ムーディーに犯人捜しを依頼してきた。
わずかな手がかりからたどりついた謎の長寿研究所で、
敵味方入り乱れての老人力が炸裂!死に魅入られた男のクレイジー・ドライヴ。

（Bookデータベース）

ストーリーはそのまま転記しました。
ってこちらもか。と思われましたか。そうなんです、実は同じ日に
図書館の廃棄本を持ってきて読んだものなんですよ。
こちらは、うーん、探偵ものは時々マイブームが来るので、
棚に並んでいても借りた可能性はありますが、
実はこれ、「探偵ムーディー、営業中」というのの続編らしく、
最初のほうに「以前巻き込まれた事件のせいで. . . 」みたいな感じの
表現が多く出てきて、なにそれ、って感じではありました。
しかし独立した話ではある為、普通に読むことはできます。
データベースの内容紹介、うーん、老人力とか. . .
微妙な表現かも。流行ってたから（老人力って言葉が）
使ってみたって感じか？別に老人は出るけど、老人力の話でもなければ
炸裂って程でもないような。
ってこれ以上は言うのを控えます。

ちょっと、主人公のキャラクターが絞りきれてないというか、
なんとなく女好きなのかな、でも大好きって感じでもないし. . .
意志薄弱なのか？しかしものすごく気弱というほどでもないし. . .
中途半端だなあ。といううずうず感ありです。（私見）
まあ、もしリアルな探偵がこういう状態になったら、
こんなものかもしれません。
1970年代という時代設定なんですが、うーん、それも
ものすごく色濃く出ているというほどでもなく。
（マリファナなどを頻繁に吸ってますけども、別に
70年代じゃなくてもそれはある話かもしれないし、
また戦争のトラウマも抱えてますが、今でもあるだろうし. . .
ベトナム戦争のトラウマだから、ちょっと特殊なんでしょうか。アメリカにとっては。）

主人公のルックスは、鼻がおれて曲がってるという設定で、
これまた頻繁に「その鼻はどうした」とか「その鼻を治せそうだ」とか
出てきますが、別になんか、それが生きてる感じもなく。

というとけちょんけちょんな感じですけども、
話自体はものすごくつまらないわけではありませんでした。
これまた、軽い感じで読み飛ばせる小説ではあり、
楽しく読みました。