鈴木 セイヤ 0
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土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。今週から園田競馬はナイターシーズンに突入。火曜日にレース展望収録、水曜から金曜日が開催日と生活リズムが1日後ろにずれ込みました。その金ナイター開幕週は「月曜日に競馬場に行かなくていいのか?」と不安になります(笑)。決勝審判員時代から続いているので、この時期恒例の行事のような感じがしますね(笑)。★大日本プロレス × そのだけいば今年も大日本プロレスが園田競馬にやってきました。心配だった天気も回復して特設リングにて合計4試合が実施されました。メインレースの大日本プロレスカップは今年で27回目。園田競馬の伝統レースと言っても過言ではないですね。試合が始まるとギャラリーが増加。激しい攻防が観られました。仕事の都合で第1試合だけ観戦。レスラーの腕や足は丸太のように太かったです。↓大日本プロレスカップの表彰式今回のメイン実況は三宅きみひと社長。アナウンサーが技をかけられるのは毎年恒例の伝統行事のようです。去年は木村寿伸アナウンサーだったので・・・・来年は私ですね(笑)。覚悟しておきます・・・。★厳しいレースを制して重賞3V ~ のじぎく賞 ~5月8日(木)に行われたグランダムジャパン3歳シーズンの第6戦。「第62回のじぎく賞」は、名古屋のニジイロハーピー(単勝2番人気)が勝利。最内枠からスタートしたニジイロハーピーはダッシュがつかず中団からの競馬。インをロスなく追走しますが、馬込みを嫌がったのか道中の反応はイマイチ。しかし、4コーナーで外に切り替えると一気に加速。先行勢を豪快に差し切って重賞3勝目を挙げました。騎乗した大畑雅章騎手は「つかみどころがない馬でいつも試行錯誤です。どんな競馬でも大丈夫なところが長所ですね」と、乗り難しさに苦労しながらも勝利に導いた。どの位置でも確実に脚が使えるのは強み。初めての馬場でも力を発揮した。※撮影 斎藤寿一 氏2着は3番手外で立ち回った北海道のバラライカ。長距離輸送でも馬体はキープして金沢、笠松の重賞でも好走。前回は大出遅れをしながらも2着。初の園田コースでも能力をみせつけました。3着は2番手追走から早めに動いた兵庫のプリムロゼ。逃げるクライムエンジェルを3角手前で捕らえて早め先頭。遠征勢に捕らえられましたが地元の意地をみせました。ニジイロハーピーは、兵庫クイーンセレクション、東海クイーンカップに続く勝利で、グランダムジャパン3歳シーズンの首位タイに浮上。シリーズ制覇の可能性が出てきました。ニジイロハーピーはシリーズ最終戦の関東オークスに向かうのか?地元の東海優駿に向かうのか?今後の動向に要注目です。名古屋の大畑雅章騎手はカツゲキキトキトで勝った2017年の六甲盃以来で二度目の兵庫重賞制覇です。名古屋の今津勝之厩舎は、兵庫重賞3勝目。 今年1月の兵庫クイーンセレクションに続く勝利となりました。※撮影 斎藤寿一 氏★広瀬航騎手 地方通算1000勝!!5月10日、園田3レースでエクスペリオンで勝利して広瀬航騎手が地方通算1000勝を達成!!今年24年目を迎えるベテランが大台に到達しました。デビューから長い下積みを経験し、地道に努力を積み重ねた苦労人。早朝から攻め馬に跨り1頭ずつ丁寧に騎乗。その成果が勝ち鞍が繋がり、3年連続で年間100勝をマーク。重賞は今年3勝を挙げるなどトップ騎手の1人として兵庫を牽引しています。節目のメモリアルおめでとうございました。次週も園田競馬は水曜日から開催です。そのだブレイクタイム競馬は水曜日と木曜日の12時~13時間で実施。場内にはSKNフラッシュ8と謎のキャラクター?が登場しますので、是非現地で配信でお楽しみください。楽天ブログでの園田、姫路レポートは今回で終了となりますが、楽天競馬 Uma+(ウマプラ)内で「競馬マスターズ」として引き続きレポートを投稿いたしますので宜しくお願いします。
2024年05月11日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。GW開催の翌日は大阪コミコンへ行ってきました。会場は参加者の熱気が凄くてハイクオリティーのコスプレレイヤーさんが沢山いましたよ。久しぶりに会う方にも挨拶が出来て良いオフになりました。ヲタ活報告は置いといて話を競馬に戻します(笑)。今年の園田競馬のゴールデンウィークシリーズは月曜日に開幕。春の天皇賞の興奮が冷めないままダートグレード当日を迎えました。月曜日は祝日開催という事で場内は賑わいを見せました。↓園田競馬場で恐竜が大暴れ!?恐竜ふわふわバウンスで遊ぶ子供達は満面の笑みで溢れていました。月曜日は園田競馬とヴィッセル神戸のコラボ企画イベントが実施。ヴィッセル神戸のマスコットキャラクター「モーヴィ」、ガールズ応援ユニット「ヴィッセルフレイア」が場内に登場。来場されたお客様と触れ合っていました。5月2日、園田5Rで注目のレースが行われました。その名も「芦毛だよ!全員集合♪」。兵庫に所属する芦毛馬(C2C3)による夢のカードが実現しました。5Rのパドックには多くのファンが集結。11頭で争われた芦毛馬限定競走はエルアルコン(竹村騎手・長南厩舎)が勝利。中団追走から差し切って芦毛のドリームレースを制しました。実況を担当しましたが、重賞並に緊張しましたね(笑)。1230mのスプリント戦で余裕の無い喋りでしたが、「時刻は12時45分、それでは行ってみよー!芦毛だよ!全員集合!!」とファンファーレ前に入れられたので良かったかなと。また面白い企画レースが組まれるかもしれないので、お昼休みの企画レースの園田ブレイクタイム競馬に注目してください!!◆GWトリプル重賞のふりかえり☆世界の名手が決めた!!兵庫チャンピオンシップ今年から3歳短距離路線の頂点を決める戦いにリニューアルされた第25回兵庫チャンピオンシップ(1400m Jpn2)はジョアン・モレイラ騎手騎乗のエートラックスが逃げ切りで人気に応えました。2着はチカッパ、3着はモズミギカタアガリでJRA勢が上位を占めました。JRAのエートラックスは重賞初挑戦で初制覇。「マジックマン」の異名を持つジョアン・モレイラ騎手とのコンビで主導権を握ると最後は後続に3馬身差をつける快勝。1勝クラスから3連勝で短距離路線の頂点に立ちました。兵庫チャンピオンシップはJRA勢が第3回から23連勝です。JRAの短期免許で来日しているブラジル出身のジョアン・モレイラ騎手は兵庫のダートグレード初制覇。園田競馬場での騎乗は5年半ぶり2度目でした。今年は4月7日の桜花賞(G1)をステレンボッシュで勝利するなど今月だけでJRA重賞3勝を挙げています。JRAの宮本博厩舎は兵庫のダートグレード初制覇。2018年にクリンチャーで京都記念を制覇するなどJRA重賞は9勝しています。☆高知の無敗馬が初代王者に 西日本クラシック5月1日、新設重賞の第1回西日本クラシックは、高知のシンメデージーが6戦無敗で制覇しました。勝負どころから兵庫のオーシンロクゼロとの無敗馬2頭によるマッチレースになりますが、直線で3馬身半突き放して重賞連勝を決めました。2着はオーシンロクゼロ。初黒星となりましたが2番手から早めに先頭に立つ競馬で高知無敗馬に真っ向勝負を挑み次位は確保。2月以来だったマルカイグアスは好位から進めて3着。出遅れで後方からとなったワンウォリアーは4着。ウェラーマンは5着でした。シンメデージーは重賞2勝目。初の遠征競馬で前回から−17kgでしたが、高知で見せていた走りを雨の園田でも披露。素質馬が揃う高知勢がまたしても兵庫で3歳重賞タイトルを奪取。兵庫ユースカップ、ネクストスター西日本に続き、高知勢は今年だけで兵庫重賞3勝目です。鞍上の吉村智洋騎手は重賞48勝目。地方通算3400勝を地元重賞で達成しました。高知の打越勇児厩舎は重賞通算23勝目。今年だけで早くも5勝目。他地区での重賞制覇は初めてです。☆地元で強さを見せつけたタイガーインディ 兵庫大賞典5月2日、今年から古馬1400mに変わった兵庫県競馬伝統重賞「第60回兵庫大賞典」は、1番人気のタイガーインディが5馬身差の快勝!!2月の兵庫ウインターカップに続き重賞2勝目を飾りました。好発のディアタイザンが先手を奪うとタイガーインディはすぐに外へ切り替えて3番手外を確保。道中も楽な手応えのまま4コーナーで先頭。後続との差をぐんぐん広げました。勝ち時計は1分28秒7。春の短距離王者決定戦を制しました。2着は4番手追走のドンカポノ。タイガーインディの背後につける競馬を進めて2着を確保。中団のインコース追走のナムラタタが追い込んで3着でした。サンロアノークは4着。ハナブサは後方追走からのレースで8着でした。広瀬航騎手は重賞6勝目(今年は3勝目)。保利良平厩舎は重賞6勝目(今年2勝目)。広瀬騎手、保利良平厩舎ともに兵庫大賞典初制覇です。★地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ 今年は園田決戦!!5月30日(木)、ワールドオールスタージョッキーズを目指す戦いが今年は園田競馬場で行われます。https://www.keiba.go.jp/topics/2024/04/3015303551624.html兵庫からは吉村智洋騎手が出場。2019年以来の大会制覇を狙います。地方各地の名手による競演。是非本場でお楽しみください。園田競馬は来週からナイターシーズンに突入!!5月8日(水)からの開催です。 5月8日(水)通常開催(開門10時)※5月9日(木)通常開催(開門10時) 5月10日(金)ナイター開催(開門14時)※レディースデー 女性のお客様入場無料5月8日(水)は園田競馬場に大日本プロレスが来場!!イベントステージ前に特設リングが設置され合計4試合が行われる予定です。5月9日(木)はグランダムジャパン3歳シーズンの重賞、第62回のじぎく賞(1700m)。GWシリーズの翌週も重賞レースが組まれています。【主な登録馬】※5月1日時点 ☆他地区登録馬 ファーマティアーズ(大井) ニジイロハーピー(名古屋) グラインドアウト(高知) バラライカ(北海道) ザオ(船橋) ☆兵庫 プリムロゼ モンゲーギフト トウケイカッタロー クライムエンジェル ティラミスアイ フェリシス メロディメーカー インタールード エズヴィラージュ など去年はスマイルミーシャが1番人気の期待に応えましたが、高配当決着が多い3歳牝馬の重賞。今年も人気サイドで決まるのか?それとも波乱になるのか?熱戦にご期待ください。
2024年05月04日
土曜日の担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。4月というとアニメの新番組や人気作品の第二期、第三期がスタートする時期です。今期は僕のヒーローアカデミア、黒執事、ゆるキャンなどの豪華ラインナップ。空いた時間に視聴するようにはしているのですが時間が足りない・・・(笑)。まったく競馬と関係ない話からのスタートになりましたが、競馬の仕事をしながらも「ヲタク活動」略して「ヲタ活」は続けております。今週は春季シーズン最後の「火、水、木曜」の開催。レギュラー開催は今週までになります。次週はGW開催で4月29日(祝月)からスタートしますのでご注意ください。月曜日から園田がありますよ・・・ありますからね!!(笑)★初勝利&節目のメモリアル4月23日(火)は先週デビューの新人騎手2名が初勝利をマークしました。第7Rではキャリーアドリームに騎乗した土方颯太(ひじかた そうた)騎手が初勝利!キャリーアドリームとのコンビでスタートを決めて主導権を握ると後続を振り切って勝利を掴みました。吉村騎手の馬にマークされながらも落ち着いた騎乗を見せました。↑初勝利の記念撮影 直後の初勝利インタビューは兄弟子の高畑皓一騎手が参加岐阜県から駆けつけたご家族の前で5レースに初の馬券絡みを果たすと次戦で初勝利をマーク。騎手候補生時代から人一倍努力を積み重ねてきた成果を発揮しました。土方騎手コメント「1つ勝ったことでホッとしています。馬のリズムを意識しながら楽に逃げようと思っていましたが、ペースをうまく作れて自分の競馬が出来ました。勝利を確信したのはゴール板を過ぎてからですね。遠い所から観に来てくれた家族の前で決められて嬉しかったです。(高橋騎手に)先に勝たれてしまって悔しかったが、自分の事に集中して騎乗するように心掛けました。(同期4人について)良い友で良きライバルでもあるので大切にしていきたい」。直後の園田競馬8Rでフィオリーノに騎乗した塩津璃菜(しおつ りな)騎手が初勝利を挙げました。内枠から好スタートを決めてハナを奪うと後続との差を広げてそのまま押し切りました。↑初勝利インタビューに兄弟子の石堂響騎手が参加勝負服には出身地岡山県のイメージカラー「桃色」を取り入れています。兵庫県競馬2人目の女性騎手として注目が集まる塩津騎手が同期の土方騎手に続く初勝利を挙げました。塩津騎手コメント「最初から手応えが抜群だったので、勝てて良かったなと思いました。先行出来るか心配でしたが馬のおかげで逃げられました。コーナー入ってすぐ手前を替えてくれてさらに加速したので行けるなと思いましたね。同期の勝利を見て自分も勝ちたいと思いましたが勝ててホッとしています。初勝利のプレートを兄弟子の石堂さんに持って貰えて嬉しい。女性騎手の先輩の佐々木騎手のように沢山勝てるようにしたいです。1鞍1鞍を大切に乗ってこれからも頑張ります」。新庄海誠騎手は火曜日に内をロスなく立ち回り2着に入るなど、デビュー週から存在感を示しています。次週開催での初勝利を目指します。4月24日、第2Rはアメトリンが勝利し、中田貴士騎手が地方通算400勝のメモリアル勝利を決めました。去年は2度の大怪我があったものの、自身初のフェアプレー賞を受賞するなど活躍を見せました。「昨年は怪我がありましたが、さらに上の数字を残して再度フェアプレー賞を狙いたい」。↑主役の中田騎手はしゃがんでいました(笑)。4月25日の第2Rはニシノエールが勝ち、永井孝典騎手が地方通算300勝のメモリアル勝利となりました。去年は園田FCスプリントで初重賞制覇を飾っています。「あまり意識はしていなかったです。300勝は通過点なので勝ち鞍のペースを上げないとですね。重賞もまた獲りたいですし、有力馬を任せてもらえるようにしたいです。新人も多くて大変ですが自分も頑張ります」。↑記念撮影前にプレートを持って撮影している人物が・・・・↑松本幸祐騎手でした。※そのだメールひめじメールSNSより今週は初勝利にメモリアル勝利とおめでたい話題の多いシリーズでした。★「ヴィッセルキッズフェス」に園田競馬ブースが登場!ブログ更新日の4月27日(土)はサッカーJ1リーグ、ヴィッセル神戸のホームグラウンド「ノエビアスタジアム神戸」で行われる「ヴィッセルキッズフェス」に「そのだけいばブース」が出展されます!是非ご家族連れでお楽しみください。★園田競馬GW開催 4Days次週の園田競馬はGW開催!4月29日(祝月)~5月2日(木)までの4日間シリーズです。今年のGWシリーズは重賞レース3本立て!!4月29日(祝月)は第25回兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)。今年から距離が1400mに変更され、3歳短距離のNo.1を決める戦いに生まれ変わりました。【主な出走予定馬】※4月25日時点エートラックス(JRA)イーグルノワール(JRA)エコロガイア(JRA)チカッパ(JRA)モズミギカタアガリ(JRA)ギガース(船橋)クルマトラサン(船橋)リケアサブル(高知)スティールアクター(名古屋)クラウドノイズ(兵庫)ダイジョバナイ(兵庫) など5月1日(水)は1870mの3歳新設重賞、第1回西日本クラシック(東京ダービー指定競走)。【主な出走予定馬】※4月25日時点シンメデージー(高知)ホーリーバローズ(高知)ワンウォリアー(高知)アグロドルチェ(高知)アンバーシュガー(笠松)オーシンロクゼロ(兵庫)マルカイグアス(兵庫)ウェラーマン(兵庫)など5月2日(木)は第60回兵庫大賞典。今年から距離が1400mに変わり、兵庫春の古馬短距離頂上決戦となりました。※なお、6月6日の六甲盃は距離が1870mに変更されています。【主な登録馬】※4月25日時点タイガーインディハナブササンロアノークドンカポノケンジーフェイスナムラタタ など重賞競走がない4月30日(火)も注目の一戦が行われます。こちらは1870mに変わった6月6日の六甲盃に向けての前哨戦。重賞勝ち馬が多数登場するとの情報が入っていますのでお見逃しのないようにお願いいたします。イベント情報については園田、姫路競馬の公式HPをご覧ください。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjk2Nw重賞日の4月29日(祝月)、5月1日(水)、5月2日(木)は楽天競馬Youtubeライブの配信が行われる予定です。4月29日(祝月)レジェンド予想会 https://www.youtube.com/watch?v=5KsdacdBnVc 元JRA調教師の松永昌博さん。競馬エイトトラックマンの柳崇士さんがゲストで登場します。 5月1日(水)~目指せ!万馬券への道~うまカツ!西日本クラシック https://www.youtube.com/watch?v=U9FzpEIlr3g5月2日(木)~目指せ!万馬券への道~うまカツ!兵庫大賞典 https://www.youtube.com/watch?v=AR2ulfBHkVI繰り返しますがGW開催の園田競馬は4月29日(祝月) からです!開催日程にご注意ください。
2024年04月27日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。↑普段の景色↑黄砂が大量飛散した今週今週は気温がぐ~んと上昇。火曜日と水曜日は夏日を記録。ジャケットがいらない暑さとなりました。さらに黄砂が大量に飛散して競馬場北側の景色が霞んでみえました。事前に薬を飲んで予防したものの、目や鼻がかゆい3日間でした(笑)。4月16日(火)、兵庫の新人騎手がデビューを迎えました。塩津璃菜(しおつ りな)騎手、新庄海誠(しんじょう かいせい)騎手、高橋愛叶(たかはし まなと)騎手の3名が第1Rで、土方颯太(ひじかた そうた)騎手は第2Rでの初陣でした。返し馬をする4人の表情は緊張していまたが無事初戦を終えました。【デビュー戦結果】第1R塩津騎手(マイネルシャテール)12着新庄騎手(エムオーベリー)5着高橋騎手(サンアルフィー)6着第2R土方騎手(アタカマリン)12着デビュー日の第5Rでセンテッドジュエルに騎乗した高橋愛叶騎手が初勝利を挙げました!トップスタートを決めて2番手につけると、直線での激しい叩き合いを制してデビュー3戦目での初勝利です。なお、デビュー日の初勝利は2018年の石堂響騎手以来。現地観戦していた家族の前で記念の初勝利を挙げウイナーズサークルで記念撮影が行われました。直後に初勝利のインタビューが実施されました。「センテッドジュエルに携わった方々に感謝したい。嬉しいです。スタートを切って前につけられたらと思っていました。良いスタートが切れたので2番手は守ろうと意識しましたが、(内と外に挟まれる展開)は未経験だったので怖さもあったんですけど勝てて良かったです。ゴールした時はちょっとクビぐらい出たかなと感じました。4人の中で最初に勝てて嬉しいです。将来は地方競馬を代表する騎手になりたいです」。高橋愛叶騎手 今週の成績16日 6、8、1着17日 騎乗なし18日 6、5、5着土方颯太騎手 今週の成績16日 12着17日 4、11、7、6着18日 9、5、9着デビュー2日目の1Rで追い込んで4着と見せ場を作りました。「先輩方とのレースは勉強になります。早く1つ勝ちたいです」。新庄海誠騎手 今週の成績16日 5、7、4、5着17日 4、11、4、4着18日 3、7、7、3、8、6着「実戦の難しさを痛感しました」との事ですが、14戦して掲示板に8度、馬券に2度貢献しました。塩津璃菜騎手 今週の成績16日 12着、5着、10着、6着、10着17日 12着、7着、2着18日 7着、11着、5着二日目に最低人気馬で2着と好走。5番手追走から追い上げて波乱を演出。「緊張はしましたが水曜日の2着のレースは上手く乗れました。初勝利目指して頑張ります」。★兵庫勢 遠征情報先週土曜日は山本咲希到騎手、田野豊三騎手が佐賀競馬場に遠征して共に1勝を挙げました。今週も兵庫所属騎手が佐賀競馬場へ遠征します。4月20日(土)は大山真吾騎手と佐々木世麗騎手が佐賀で騎乗。 大山真吾騎手 9鞍(1、3、4、5、7、8、9、10、11R) 佐々木世麗騎手 5鞍(3、4、5、6、7R)4月21日(日)に行われる牝馬重賞の第8回佐賀ヴィーナスカップは兵庫から3頭がエントリーしています。発走予定時刻は18時05分です。アキュートガール(鴨宮祥行騎手・尾林幸二厩舎)クリノメガミエース(笹田知宏騎手・石橋満厩舎)アイヤナ(永井孝典騎手・田村彰啓厩舎)鴨宮騎手はエキストラ騎乗3鞍(4、7、10R)。永井騎手はエキストラ騎乗2鞍(3、7R)を予定しています。兵庫勢へのご声援を宜しくお願いします。4月29日(祝月)から始まる園田競馬のゴールデンウイークシリーズ。重賞3競走が行われる豪華なシリーズとなりますが、今週火曜日に場内イベントについての情報が解禁されました。よしもとGWお笑いライブ、蛍原徹さん、麒麟の田村裕さんが登場するスペシャルステージや「純烈」の酒井一圭さんが登場する競馬トークショーが場内ステージで実施される予定です。是非本場でお楽しみください。火~木曜日3日間のレギュラー開催は次週まで。今後の園田競馬はご覧の開催日程です。4月23日(火)、24日(水)25日(木)4月29日(祝月)、4月30日(火)、5月1日(水)、5月2日(木)5月8日(水)、9日(木)、10日(金) ↑ナイター開催再来週は祝日の月曜から開催となりますのでご注意ください。GWシリーズの翌週からはナイターシーズンに突入します!
2024年04月20日
土曜日の担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。園田競馬場コースの向正面中央に植えられているミライザクラ。開催前に満開を迎えたものの、月曜夕方からの冷たい雨に耐えて今週の開催は綺麗な花を咲かせていました。園田競馬場の入場門に置いている出馬表に目を通していると誕生日に出走する馬が3頭いました。★4月9日(火)生まれ3R クリオネ 3着★4月10日(水)生まれ5R スマルト 2着11R ナムラタタ 3着 ※4月11日は誕生日馬の出走はありませんでした。バースデー勝利とはなりませんでしたが3頭とも馬券圏内に入る活躍でした。騎手、調教師の誕生日は毎開催確認をしているのですが、競走馬の誕生日は見落としがちです。春は競走馬が生まれる頭数の多い季節。次開催も誕生日出走の馬を追いかけてみたいと思います。4月9日、兵庫県競馬から楽しみなプロジェクトが発表されました。その名は「園田競馬場 売店活性化プロジェクト」。園田競馬場にご来場いただいたお客様に喜んで頂けるよう、場内の売店や食堂のさらなる活性化を促す取り組みを行います。様々なジャンルの企業様と売店、食堂とのコラボ企画を実施。情報を発信するSNSサイトを新たに開設していますので是非ご覧ください。詳しくは園田、姫路競馬の公式ホームページをご覧ください。 https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjk2Mw https://twitter.com/sonoda_baiten企画第一弾して、サッカーJ1リーグのヴィッセル神戸とのコラボが発表されました。4月29日の月曜日から始まるゴールデンウィークシリーズからコラボ売店が登場予定です。今週は古馬のOPが2競走実施され、4月10日の1870mで争われた陽炎特別はメイショウハクサンが勝利。道中最後方追走から豪快な差し切りを決めて混戦を制しました。6月の六甲盃に向けて賞金加算に成功。春の大一番に名乗りを挙げました。4月11日、1400mの古馬オープン特別はドンカポノが2番手から楽に抜け出して快勝。持ち前のスピードを発揮し、兵庫で初めての勝利を挙げました。次走はマイルの交流G1、船橋のかしわ記念を視野に入れているとの情報です。同日にJRA交流の神鍋山特別が行われ、JRAからは永島まなみ騎手、原田和真騎手、和田翼騎手、吉村誠之助騎手、小牧太騎手が兵庫に遠征。そのうち吉村誠之助騎手と小牧太騎手が前半カードから騎乗。エキストラ騎乗を含めて小牧太騎手は8鞍、吉村誠之助騎手は6鞍跨りました。そのだメールひめじメールSNSより吉村誠之助騎手は人気馬に跨る重圧を跳ね除けて1日4勝と大暴れ。準メイン、メインを勝ち連続で勝利騎手インタビューに登場しました。小牧太騎手は7レースで差し切り勝ちを決め今年3勝目。木曜日は1勝、2着3回、3着2回と8鞍中6鞍で馬券圏内の活躍。冷静な手綱さばきで存在感を示しました。その小牧太騎手は最終レース終了後に地方競馬騎手免許再取得を目指しているとの発表がありました。「新たな挑戦だと思って願書も提出しました。元々兵庫にいたからすぐに取得できるというものではないです。免許が全く違うので新たに地方競馬の免許を取らなければなりません。1次試験の問題はかなり難しいです。勉強は始めていますが相当勉強しないことには落ちる可能性もあります。落ちてもJRAの免許を持ちながら受験できるので、滑っても今まで通りジョッキーは続けられますが僕には時間が無いので。60歳まで乗ることが目標なので、園田でムチを置ければいいなと思っていました」。↑平成16年4月発行の Charge より1985年に兵庫デビューした小牧太騎手は兵庫リーディングは10回獲得。2004年にJRAに移籍すると2008年に桜花賞(レジネッタ)、2009年に朝日杯FS(ローズキングダム)を制覇。JRA通算910勝をマークしている兵庫の名手が大きな決断を下しました。「前回の遠征では6鞍、今回は8鞍騎乗しましたが全然行けると感じましたね。引退も考えていましたが迷っていた事が分かりました。やっぱり騎手という仕事が好きなんだなと。第3のジョッキー生活を送りたいです」。史上初となるJRAから地方競馬への再移籍はこれまでの実績に関係なく1次試験からの挑戦。突破すれば7月初旬の2次試験へと進む。令和6年第1回騎手免許試験の合否は7月の中旬あたりとなる予定です。全国のファンが吉報を待っています。4月11日、来週の開催でデビューを迎える新人騎手の記者会見と紹介式が行われました。今年は兵庫に4名の騎手が加わります。岡山県出身の塩津璃菜(しおつ りな)騎手。兵庫県出身の新庄海誠(しんじょう かいせい)騎手。兵庫県出身の髙橋愛叶(たかはし まなと)騎手。岐阜県出身の土方颯太(ひじかた そうた)騎手の4人がファンの前で力強く意気込みを語りました。夢を叶えたルーキーに温かいご声援を宜しくお願いします。次週の4月16日(火)にデビュー予定です。なお、記者会見と騎手紹介式の模様は「そのだ・ひめじけいば公式YouTube」にて後日公開されます。ルーキーが初陣を迎える次週の園田競馬は火水木の3日間開催です。
2024年04月13日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。3月30日、アラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行われたG1、ドバイゴールデンシャヒーンに兵庫のイグナイターが出走しました。最内枠から道中は7番手追走。インコースをロスなく立ち回って世界の強豪相手に食らいつきます。直線もじわじわ脚を伸ばして5着でゴール。初の海外遠征、慣れない異国の地で健闘しました。イグナイターへのご声援ありがとうございました。新年度最初の開催から園田競馬場のスタンド周辺にフリーWi-Fi(ワイファイ)を設置しました。どなたでも無料でご利用いただけます。接続方法は場内に掲示しているID、パスワードを入力して接続をお願いいたします。4月2日のメイン「そのたんお誕生日記念」は保利良平厩舎のユキノマリアが後方から豪快に差し切りV。表彰式には5日が誕生日の「そのたん」がプレゼンターとして登場!↑そのだメールひめじメール公式SNSより4月3日、4日の2日間はばんえい競馬のPRイベントが行われました。PRばん馬のハクウンリュー号が引く馬車の運行、ばんえい競馬のイベントステージが実施されました。ばんえい十勝PRステージは、ばんスタキャスターの蛯名彩さん、競馬ブック定政紀宏さん、ばんえい十勝の島津新騎手、金田利貴騎手、SKNフラッシュ8の佐藤夢さん(3日のみ)、海江田麻貴さん(4日のみ)が登場。多くのファンがステージを観覧していました。↑2日間登場したハクウンリュー号。木曜日は蹄鉄が外れるアクシデントが発生。園田競馬場の装蹄師さんが駆け付けて打ち直しを行い、その後も元気に馬車を引いてお客様を喜ばせていました。兵庫女王盃が行われた4月4日にはSKNフラッシュ8の新メンバーお披露目会が行われました。塩崎令佳さん、豊田さやかさん、椿木りさこさんが卒業。2024年のSKNフラッシュ8は3名が加入しました。佐藤夢さん海江田麻貴さん吉沢咲那さん春名凛和さん彩月真穂さん☆新メンバー金子若菜さん杉本葵さん藍沢華鈴さん5月10日(金)から始まる「その金ナイター」や重賞予想配信などで園田、姫路競馬を盛り上げてくれます!!4月3日、雨の中で行われた兵庫3冠クラシックの初戦「第56回菊水賞」は5番人気のオーシンロクゼロが重賞初挑戦で初制覇。4戦無敗で1冠目を獲得しました。3番手インでレースを進めたオーシンロクゼロは折り合いもついて内でじっと脚をためます。勝負どころも手応えよく直線は逃げていたクラウドノイズを内から捕らえて連勝を伸ばしました。連闘策のクラウドノイズは惜しくも2着。1番人気のウェラーマンは追い上げ及ばずの3着でした。オーシンロクゼロは休み明けで相手強化、初の中距離戦と試練の一戦で能力を発揮。期待の素質馬が無敗で重賞制覇を飾りました。無敗での菊水賞制覇は2017年のマジックカーペット以来です。 鞍上の広瀬航騎手は重賞5勝目。今年は2月の兵庫ウインターカップに続き2勝目。菊水賞は初制覇です。「ゲート内が不安でしたが絶好のスタートが切れていいポジションが取れました。最終4コーナーまで我慢出来る馬なので、そこからを考えようと思っていました。追い出した瞬間に『行ける』と思いましたね。初めての距離でしたけど距離は延びても問題ないです。『ゲート』という課題はありますが、操縦性は良く追い出したら伸びてくれる馬なので将来が楽しみですね」。広瀬航騎手インタビュー動画https://www.youtube.com/watch?v=wCfqxrHIQjc玉垣光章厩舎は嬉しい重賞初制覇。今年1月の新春賞2着など重賞タイトルへあと一歩というレースが続いていましたが、開業10年目で悲願のタイトル獲得となりました。※レース、表彰式撮影 斎藤寿一氏★過去の菊水賞無敗制覇2012年 ポアゾンブラック2015年 インディウム2017年 マジックカーペット2024年 オーシンロクゼロ → New!菊水賞の無敗制覇は7年ぶり。サラブレッド導入後では史上4頭目です。オーシンロクゼロは5月の第1回西日本クラシックを視野に入れています。今年から兵庫クラシック三冠が変わり菊水賞、7月の兵庫優駿、10月園田オータムトロフィーの3競走となっています。改革元年にオーシンロクゼロが三冠なるか?ライバルの巻き返しか?三歳世代の戦いにご注目ください。4月4日、古馬牝馬の新設ダートグレード競走、第1回兵庫女王盃(Jpn3)が行われました。新しいファンファーレが初お披露目となり、ブラスバンドH.B.Bによる生演奏が競馬場に響き渡りました。直後にファンから拍手が起こりました。レースはハナを奪ったJRAライオットガールが逃げ切りで勝利。叩き2走目の今回はデビューから初めての逃げる競馬。道中で岩田望来騎手がペースを落として楽な展開に持ち込みます。早めに動いたライバルの追い上げを封じて巻き返しに成功しました。ダートグレード3勝目です。5月のエンプレス杯(川崎)、11月のJBC競走に向けて弾みをつける勝利となりました。2着はアーテルアストレア、3着はサーマルソアリングとJRA勢が続きました。地方再先着は大井のキャリックアリードで4着。JRAのヴィブラフォンは5着。中団からの競馬となった兵庫のスマイルミーシャは追い上げますが中々前との差がつまらず6着でゴールを通過しました。強豪相手が揃ったレースを経験。兵庫ナンバーワン牝馬のさらなる成長、そして今後に期待しています。↑撮影 斎藤寿一氏鞍上のJRA岩田望来騎手は園田競馬場のダートグレード初勝利。幼少期に過ごした地でタイトルを掴み取りました。地方のダートグレード制覇は去年のクイーン賞に続き5勝目。なおJRA重賞は8勝しています。「地元の騎手に聞いても逃げ馬や内が有利と聞いていたので、出して行ったらハナが取れそうだったので行きました。これまでは同じレースに同型の馬(テリオスベル)がいたので2番手からの競馬でしたけど、ハナに行ける馬なので今日は作戦通りの競馬でした。3角でペース上げて行ったときに後ろから来ましたが、道中もリズムよくスムーズに行けたので直線も余力がありました。父(岩田康誠騎手)の地元で勝てて嬉しかったです」。岩田望来騎手インタビュー動画https://www.youtube.com/watch?v=B5qsKcuVOF4ライオットガールを管理する中村直也厩舎(JRA栗東)は開業3年目で兵庫のダートグレード初勝利。去年のクイーン賞に続き地方のダートグレードは2勝目。去年は同馬でレパードステークスを勝ち初の重賞制覇。暮れの中日新聞杯(中京)も勝ってJRA重賞2勝を挙げています。新年度最初のシリーズはイベントに重賞レースと賑わいをみせた開催でした。次週の園田競馬は火水木の3日間開催。なお、兵庫の新人騎手4名は第2回園田競馬、今月16日(火)にデビューとなります。
2024年04月06日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。令和5年度開催最後の3日間シリーズが行われた園田競馬。今週は火曜日のみ不安定な天気となりましたが水曜日は快晴、木曜日はメインまで天気は持ってくれました。3月26日メインレースは新子雅司厩舎のクフィールが逃げ切りで勝利。鞍上の小谷周平騎手が地方通算600勝を達成!今年に入って惜しいレースが続いていた小谷騎手。その悔しさを晴らす逃走劇でした。クフィールはイグナイターの野田善己オーナー所有馬。ドバイにいるイグナイターへエールを送る勝利となりました。☆遠征結果 〜黒船賞〜3月26日 高知競馬場 第26回黒船賞(Jpn3) タイガーインディ 3着道中は中団で待機すると向正面からスピードアップ。勝負どころは外を通らされますが脚色は良く4コーナーで3番手に浮上します。前を行く2頭には届きませんでしたが最後まで良い伸びを見せました。次走は5月の兵庫大賞典を予定しているタイガーインディ。強豪相手に自信をつけた兵庫の虎が新装された伝統の重賞に向かいます。3月27日メインのA1特別は森沢友貴厩舎のハナブサが好位から抜け出しての勝利。58kgを背負っているとは感じさせない伸びを披露しました。中央未勝利でしたが兵庫で才能開花。広瀬航騎手と共にオープンまで上がり金沢スプリントカップでタイトルを掴んだハナブサ。兵庫短距離路線注目の1頭です。3月28日、令和5年度開催の最終日となった園田競馬はJRAの小牧太騎手、JRAルーキーの吉村誠之助騎手が場内を沸かせました。小牧太騎手はJRA交流以外の5鞍は兵庫時代に着用していた騎手服で騎乗。昔から園田競馬をご覧になっているファンの方から熱い声援が飛んでいました。第2競走で弟の小牧毅厩舎所属のメイショウマサカリで1着。園田競馬場での勝利は5年ぶり。兄弟タッグでの勝利に場内は沸きました。小牧毅厩舎所属馬での勝利は初めて。2011年11月17日以来2回目で兄弟タッグ初勝利。JRAの吉村誠之助騎手は第5競走をカンナリリーで1着。園田競馬場では通算3戦目で初勝利。続く6レースも勝ち1日2勝をマーク。中央、地方通じて初のマルチ勝利を記録。日曜日に阪神競馬場のメインでJRA初勝利。2日後の火曜日には高知競馬場で地方初勝利を挙げた吉村誠之助騎手。故郷の園田で力強い騎乗を披露してくれました。「生まれ育った競馬場で乗れるのを楽しみにしていました。(競馬学校入学前に)トレーニングで馬場を走っていたのでコースの特徴は知っていました。勝てたことは嬉しいですが騎乗面で反省するところがあったので、この経験を今後に活かしたいです」。吉村誠之助騎手成績(8鞍)7,2,1,1,6,2,11,5着父の吉村智洋騎手は「まだまだですね。これから経験を積んで成長してくれたら」と厳しい評価。騎手の世界に飛び込んだ息子の将来を期待しています。JRA交流の水晶山特別は下原理騎手騎乗のJRAマイラッキーデイが頭差制して初勝利。下原騎手は今週すべてマルチ勝利を記録しました。(3日間で7勝)「小牧太騎手の騎手服姿をみて懐かしい感じがしました。吉村誠之助騎手も初めて遠征してきて、今日はお祭りのような雰囲気でしたね」。近畿、四国、九州地区の3歳馬の新設交流重賞。第1回ネクストスター西日本が園田競馬場で行われ、JRA小牧太騎手が騎乗した高知のリケアサブルが勝利!リケアサブルは道中3番手追走。クラウドノイズとホーリーバローズを見ながらのレース。1〜2角で折り合いを欠く面を見せますがすぐに落ち着きます。楽な手応えのまま4コーナーを迎えると、先に抜け出したホーリーバローズを差し切りました。2着はワンウォリアー、3着はホーリーバローズが入り高知勢がワンツースリーを決めました。地元最先着はクラウドノイズの4着。ハナを主張しますが高知勢にマークされる厳しい展開。それでも直線も最後まで渋とく粘りました。小牧太騎手アラカルト★重賞制覇は8年ぶり。2016年のサマーチャンピオン(佐賀・Jpn3)以来。★園田競馬場での重賞勝ちは20年ぶり。2004年の姫山菊花賞(カネトシパッション)以来。★園田競馬場での騎乗は1年8か月ぶり。★兵庫での勝利は5年ぶり。 2019年6月27日 JRA交流 淀川特別 アウトバーン以来。★エキストラ騎乗Vは19年ぶり。 2005年3月23日姫路10R以来。小牧太騎手 3月28日成績(6鞍)1,3,3,4,1,7着騎手服で1日2勝をマークして兵庫のファンを沸かせました。「同期の田中守調教師の馬で勝つって思ってもみないことが実現出来て良かったです。何年かぶりに園田に来て、今日は6鞍でしたけど本当は8鞍乗りたかったですけどね。『まだまだ乗れる』と実感しました。やはりこの勝負服着たらいつも以上に燃えるところがありますね」。リケアサブルは先月の兵庫ユースカップに続き連勝で重賞2勝目。管理する田中守厩舎は兵庫の重賞4勝目。今年は先月の兵庫ユースカップに続いての勝利。騎手時代の同期、小牧太騎手とのコンビで重賞制覇を決めました。リケアサブルの騎乗は小牧太騎手から田中守調教師に直談判。馬主の快諾もあって実現した強力タッグが最高の結果となりました。今年からスタートした3歳短距離シリーズの開幕カードとなったネクストスター西日本は高知勢が強さをみせつけました。なお、第2戦は来月29日の兵庫チャンピオンシップ。3戦目は11月の楠賞となっています。兵庫三冠路線も見直しが行われ、1冠目が来週4月3日の菊水賞、2冠目が7月の兵庫優駿、最後は10月の園田オータムトロフィーとなりました。路線整備元年で今後どんなドラマが見られるのか?非常に楽しみです。今夜!イグナイター世界へ挑戦!アラブ首長国連邦で行われるドバイゴールデンシャヒーンに挑むイグナイター。決戦は今夜です!!先週末に現地入りしたイグナイターは、メイダン競馬場で調整が進められました。レースで騎乗する笹川翼騎手を背に最終追い切りを消化。順調にメニューをこなして大一番を迎えます。イグナイターの様子や枠順抽選会場の画像は新子雅司調教師のSNSで発信されています。ゲートはフェブラリーステークスに続き最内枠。世界相手に1200mでどんな走りを披露してくれるのか週末が楽しみです。イグナイターへのご声援を宜しくお願いします。ドバイゴールデンシャヒーンの発走予定時刻は23時25分です。来週の園田競馬は火水木の3日間開催。4月3日と4日の2日間は、ばんえい競馬のイベントが場内で実施されます。詳細については園田競馬のホームページでご確認をお願いします。園田・姫路競馬場 | お知らせ (sonoda-himeji.jp)第56回菊水賞が4月3日(水)、牝馬のダートグレード競走、第1回兵庫女王盃が4月4日(木)に行われます。菊水賞はマミエミモモタロー、マルカイグアスが不在で大混戦ムード。新装された兵庫中距離路線の3冠レース1戦目。勝ち名乗りを挙げるのはどの馬か?主な登録馬ウェラーマントウケイカッタローモンゲーギフトミスターダーリンクラウドノイズ など大井で実施されていたTCK女王盃が今年から舞台を関西に移動。レースタイトルは兵庫女王盃と生まれ変わった古馬牝馬のダートグレード競走。兵庫からは重賞4勝馬のスマイルミーシャが参戦予定です。1月のコウノトリ賞以来ですが、飯田調教師は「一息入れて状態は良好です。さらに力をつけている感じがします。間隔を空けた方が良いタイプかもしれません。実績馬相手にどこまでやれるか楽しみですね」と成長を続けるスマイルミーシャに期待しています。兵庫女王盃 登録馬園田・姫路競馬場 | お知らせ | おしらせ詳細 (sonoda-himeji.jp)アイスバーグ号の献花台設置が終了しました。沢山のメッセージありがとうございました。ファンの皆様の熱い気持ちはアイスバーグに届いているはずです。
2024年03月30日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。1週間の休催を経て今週から園田競馬がスタート。4日間連続開催でしたが出馬登録が多く下級条件は※出走頭数制限が解除され、フルゲート12頭でのレースが多くなりました。※C3、C2クラスは最大頭数10頭。特別戦は除く。力量が拮抗し高配当決着が多い難解な4日間。今週は8本の6桁配当が出ました。開催前に馬場整備が行われましたがこれまでの園田らしい前有利な傾向。ただ、先行争いが激化したレースは差し馬が脚を伸ばし馬券圏内に絡んでいました。開幕日の3月19日(火)のメインレースには重賞11勝馬の ラッキードリーム が登場。五分のスタートからハナを主張。前走の白鷺賞に続いて逃げの競馬。ゴール前はJRAから転入のドンカポノに迫られますが押し切りました。次週、ドバイゴールデンシャヒーン(G1)に挑戦するイグナイターへエールを送る勝利となりました。3月30日(土)にアラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行われるG1ドバイゴールデンシャヒーンに出走する兵庫のイグナイターが戦いの地へ移動!無事に到着し、来週の大一番に向けて調整が進められます。新子調教師も現地入りされました。リニューアルされたウイナーズサークルが今開催から使用。口取り写真スペースと表彰スペースに分けられ、固定のお立ち台が設置されました。3月20日(水)は祝日開催でしたがお昼前から天気が急変。風速10m前後の北西の風に大粒の雨が降り気温が急低下。午前9時は13℃台でしたが最終レースの時間帯には3.4℃まで気温が下がりました。私が実況を担当した4R~6Rまでは雨が強風に乗って実況エリアに吹き込むアクシデント。無事にレースは終えましたが雨に濡れながらの実況。メインレースも再び暴風雨に見舞われ・・・散々な1日でした(笑)。姫路競馬場のマスコットキャラクター「ひめたん」は誕生5周年。水曜日の10レースに「ひめたん5歳お誕生記念」が行われました。表彰式にはそのたん&ひめたんが登場。そのたんにマイクを奪われて苦笑いしている所を「そのだメールひめじメール」の公式SNSで激写されていました(笑)。☆ツムタイザン 遠征重賞V同日の笠松競馬場では第45回マーチカップが行われ兵庫のツムタイザンが優勝!単勝1番人気(1.3倍)の期待に応えました。道中3~4番手を追走しますが勝負どころでは馬群の真ん中。ライバルにマークされながらも徐々に進出を開始。3、4角は内をロスなく通り直線で逃げていたセイルオンセイラーを捕らえました。前走から+7kgで初の輸送も克服。本来のパフォーマンスを発揮して重賞4勝目。今後に向けて弾みをつける勝利となりました。杉浦健太騎手は重賞16勝目。木村健厩舎は重賞3勝目です。木曜日は朝から冬の寒さ。午後は雪が降る時間帯もあり、不安定な天気が続きました。3月21日のメイン「芦屋川特別」は兵庫のテーオーターナー(盛本厩舎)がV。大柿一真騎手がJRA交流を勝利しました。鋭い決め手を武器に条件戦から地道にオープンまで登り詰めたテーオーターナー。5月の兵庫大賞典に弾みをつけました。3月22日(金)のメインレースはガリバーストームが負けなしの園田1400m戦でA2クラスを勝利!鞍上の広瀬航騎手はこの日が40歳の誕生日。バースデー勝利を挙げました。その広瀬航騎手は来週火曜日に高知競馬場へ遠征します。3月26日(火)に高知競馬場で行われる第26回黒船賞(Jpn3)でタイガーインディ(保利良平厩舎)に騎乗予定。2月の兵庫ウインターカップで初重賞制覇を飾ったコンビで初のダートグレード制覇を目指します。枠順は7枠10番。前走同様外枠に入りました。https://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2024%2f03%2f26&k_raceNo=5&k_babaCode=31黒船賞は3月26日(火)高知5R、16時45分発走予定です。↑Charge 2001年5月号より次週の園田競馬は3月26日(火)~28日(木)までの3日間開催。※アイスバーグ号の献花台設置は次週までとなりますのでご注意ください。3月28日(木)には西日本交流の新設重賞、第1回ネクストスター西日本(1400m)が行われます。来月の兵庫チャンピオンシップに向けての前哨戦。他地区からはご覧の通りです。 ウェンティ(佐賀) トゥールリー(佐賀) ウオタカ(高知) ホーリーバローズ(高知) リケアサブル(高知) ワンウォリアー(高知) アグロドルチェ(高知) 地元からはクラウドノイズなどが登録しています。 ※3月22日時点の情報高知のリケアサブルにはJRAの小牧太騎手が騎乗予定!!兵庫所属時に使用していた騎手服で騎乗するとの情報が金曜日の夕方に入りました。↑Charge 2001年5月号よりネクストスター西日本と同日にJRA交流が組まれていて小牧太騎手が遠征予定。リケアサブルを管理する高知の田中守調教師は小牧太騎手と同期。JRA交流で騎乗予定馬が出走した場合は同期タッグ実現となります小牧太騎手の貴重な騎手服姿が見られる可能性がある木曜日のネクストスター西日本は是非現地でお楽しみください。小牧太騎手が兵庫の重賞を勝ったら何年ぶりでしょうか?……答えは来週のブログに掲載します。その翌週には菊水賞(4月3日)、兵庫女王盃(4月4日)と注目の重賞レースが続きます。熱戦が続く園田競馬から目が離せません!!
2024年03月23日
土曜日の担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。今週は園田競馬場の設備工事に伴い、園田競馬・姫路競馬の開催はありませんでした。私が園田、姫路競馬で仕事を始めてから1週間以上間隔が空くのは初めて。不思議な感覚でした(笑)。月曜日は私用で関東へ。昼の空き時間に川崎競馬場へ行ってきました。何度か川崎に訪れたことはありますが、開催中に行くのは初。早く着きすぎて1レース前に現地入りしました。開催日は朝から快晴。日中は少し汗ばむ陽気でした。↓三喜食堂の「牛もつ煮込み」を食べながら休憩。耳目社の百瀬和己アナウンサーに川崎競馬場の実況室へ案内していただきました。実況室に向かう前に等身大のカツマルくんのオブジェがある2号スタンド2階へ。百瀬アナウンサーとほぼ同じ大きさの等身大カツマルくん月曜日は泉悠介アナウンサーが前半、大川充夫アナウンサーが後半レースの実況、百瀬和己アナウンサーは9レース後に行われる関係者表彰進行の担当でした。実況室で業務の模様を1時間半程見学しました。ゴールラインのやや手前に実況室があり、コース全面が見渡せます。スタンドが西を向いているので、夕方は日差しが気になりそうだな~と感じました。勤務時間に案内をして頂きありがとうございました。ブルーロックとコラボ中の川崎競馬。しばらくこの場から動けませんでした(笑)14時までしかいられませんでしたが場内を散策したりレースを予想したりと川崎競馬を堪能しました。関西に戻って向かったのが「資さんうどん」。”北九州発祥のチェーン店”が関西に上陸すると連日の大混雑。うどんもさっぱりした味付け。ソースカツ丼も揚げたてホクホク。メニュー豊富で大満足!!また足を運びたくなりました。★新人騎手4名が誕生!!令和5年度第3回調教師・騎手免許試験において、兵庫では以下の騎手4名が合格!令和6年4月1日付で免許が交付されます。塩津璃菜(しおつ りな 19歳) 長南厩舎新庄海誠(しんじょう かいせい 22歳) 柏原厩舎高橋愛叶(たかはし まなと 17歳) 栗林厩舎土方颯太(ひじかた そうた 17歳) 高馬厩舎※塩津璃菜騎手は兵庫県競馬では史上二人目の女性騎手です。↑昨年7月から12月まで兵庫で現地実習をした4名がで厳しい訓練、騎手試験を乗り越えて騎手として来月デビューを迎えます。4人へのご声援を宜しくお願いします。園田競馬は次週火曜日からスタート!!3月19日(火)〜22日(金)まで、開幕週は4日間開催です。金曜日まであります!開催前馬場整備の情報が入っています。水曜日の祝日開催は場内イベントが行われますので、ご家族連れでお楽しみください。詳細は園田・姫路競馬の公式ホームページでご確認をお願いします。春の園田競馬は新設重賞に伝統の重賞レースもあり、注目カードが盛り沢山!熱戦にご期待ください。★3月28日(木)第1回ネクストスター西日本 4月3日(水)第56回菊水賞★4月4日(木)第1回兵庫女王盃(Jpn3) 4月29日(祝月) 第25回兵庫チャンピオンシップ(Jpn2) ※今年から距離が1400mに変更★5月1日(水)第1回西日本クラシック 5月2日(木)第60回兵庫大賞典 ※今年から距離が1400mに変更 5月9日(木)第62回のじぎく賞 ★は新設重賞金曜日は翌週のレースに向けて追切りラッシュ。頭数が揃うシリーズになりそうです。
2024年03月16日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。姫路開催最終週は園田でレース展望を担当。再来週の園田開催に向けて実況室内の掃除をしながらレースを観ていました。2024年の姫路開催最終週は雨のスタートでしたが、水曜日の昼から徐々に天気が回復。良い天気で最終日を迎えました。次週が休催のため今開催は登録馬が殺到。今週はほとんどがフルゲート12頭立てのレースでした。さらに来月の重賞に向けてのステップ競走も組まれ、注目カードの多い姫路最終週となりました。3月6日、菊水賞トライアルの「ニュージェネレーション」はウェラーマンが勝利し、菊水賞の優先出走権を獲得しました。レースは好スタートを決めたミスターダーリンがハナへ行くと、発馬で出負けしたウェラーマンとミナックシアターが巻き返して2番手、3番手へ。一列後ろにゴールデンロンドン、モンゲーギフト、タカヤンテイオーが追走。グランゲレーロは中団でスタンド前を通過。1周目ゴール板手前でペースが落ち着きます。道中も勝負どころもウェラーマン、ミスターダーリンの2頭は併走。徐々に後続との差を広げマッチレースとなった。4角過ぎから頭ひとつ前に出たウェラーマンが競り勝って菊水賞の権利を獲得。3馬身差の2着がミスターダーリン。モンゲ-ギフトが3着でした。去年の大晦日以来の実戦でしたが、園田ジュニアカップで先着を許したミスターダーリンに競り勝ち本番に弾みをつけました。未対戦のマミエミモモタロー、園田ジュニアカップ勝ち馬のマルカイグアスに挑みます。3月6日、4歳以上の牝馬限定戦「兵庫馬事畜産特別」が行われ、広瀬航騎手騎乗のマヤローザが勝利。最内枠からハナを奪ったマヤローザはマイペースの逃げに持ち込むと最後まで脚色は良好。1番人気のレッツゴーローズの追い上げを封じ兵庫では初めての勝利でした。来月4日に牝馬限定の新設ダートグレード競走、兵庫女王盃が行われます。JRA、他地区から砂の猛者達が園田に集結。地元からはスマイルミーシャが参戦予定。桜の季節は注目カードが目白押しです。1月16日からスタートした今年の姫路開催は8週間(26日間)行われました。開幕前に砂圧調整もあり、これまでのような深い内側を避けて走るという事はありませんでした。勝負どころから内ラチ沿いを通って伸びてくる馬もいて、過去の姫路シリーズとは違う傾向が見られました。雨天での開催、道悪馬場でのレースも多く馬場傾向が掴みづらいなという印象もありましたね。今年の姫路シリーズでは重賞が4競走行われました。兵庫クイーンセレクション ニジイロハーピー(名古屋) 兵庫ウインターカップ タイガーインディ(兵庫)白鷺賞 ラッキードリーム(兵庫)兵庫ユースカップ リケアサブル(高知)先月に行われた兵庫ユースカップでは金沢の吉原寛人騎手の現存する地方全場重賞制覇(ばんえい除く)の偉業達成など話題の多い開催となりました。開催中に姫路競馬場に虹が出た日もありましたね。姫路開催は雪による順延もなく無事全日程を終了しました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。来年の開催もご期待ください。★レディスジョッキーズシリーズ 笠松ラウンド兵庫の佐々木世麗騎手が出場したレディスジョッキーズシリーズ2023笠松ラウンドは3月8日に行われました。盛岡ラウンド終了時点で3位につけていた佐々木騎手は第1戦で1着、第2戦は3着でポイントを大幅加算。合計75ポイントで総合2位に入りました。近況好調の佐々木騎手が笠松の地で躍動。弾みをつけて春の園田開催に向かいます。総合優勝はシリーズ2勝をマークした名古屋の木之前葵騎手。去年、期間限定騎乗で兵庫に遠征した高知の濱尚美騎手は3位でした。私は当初、日帰りで現地観戦を予定していましたが通院で行くことが出来ず……。自宅のモニターで応援しました。次週は園田競馬場の設備工事に伴いまして、園田・姫路競馬ともに開催はありません。ウインズ神戸B館の平日営業もありませんのでご注意ください。春の園田競馬は3月19日(火)からスタート。開幕週は22日(金)までの4日間連続開催です。3月20日(祝火)は園田本場でイベントが行われます。吉本芸人お笑いステージやひめたん5周年誕生ステージなど内容盛り沢山!!詳細は園田姫路競馬公式ホームページをご覧ください。園田・姫路競馬場 | イベント | イベント詳細 (sonoda-himeji.jp)姫路開催中に園田競馬場内は一部で工事が行われていました。西ウイナーズサークルがリニューアルされます。工事前↓工事の途中経過↓2週間後の園田開催には完成している予定なので、拡大されたウイナーズサークルにもご注目ください。
2024年03月09日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。園田競馬場の「最高齢誘導馬」として活躍したアイスバーグ号が2月21日に逝去しました。アイスバーグ号を偲び、献花台が園田競馬場、姫路競馬場に設置されています。園田競馬場はスタンド1Fの映像ホール〜第二投票所付近姫路競馬場はスタンド2F 2‐1投票所付近 (2F ひめたんSHOPの隣)両競馬場にアイスバーグが使用していたゼッケンや頭絡、写真が展示。メッセージが記入できるノートを用意しておりますので、天国へ旅立ったアイスバーグ号へ感謝のメッセージをお願いいたします。設置期間は3月28(木)迄です。姫路開催7週目の初日は風速6m前後の北風が吹き続き気温は一桁台。「1週間前の暖かさは何だったのだろう?」と言いたくなるような厳しい寒さでした。火曜日の3Rはマオノヴァイザーがアタマ差で勝利し、管理する諏訪貴正厩舎が地方通算400勝を達成!!管理するマミエミモモタローは2歳重賞を3勝。5戦無敗の成績で兵庫の最優秀2歳馬に選出。今年は3歳路線主役の1頭として春のクラシックに挑みます。姫路シリーズの時期は春の重賞を狙う3歳馬の熱い戦いが繰り広げられます。2月28日は「兵庫3歳牝馬特別」が行われました。3月28日のネクストスター西日本(園田・1400m)、4月3日の菊水賞(園田・1700m)、グランダムジャパン3歳シーズンを視野に入れている馬達が顔を揃えました。制したのは道中4番手でレースを進めたプリムロゼ。楽な手応えのまま徐々に浮上を開始。直線は弾ける伸びで逃げたクライムエンジェルを捕らえました。7戦オール連対(3勝、2着4回)と安定した成績で春の重賞に挑みます。逃げたクライムエンジェルが2着。休み明けのトウケイカッタローは3着でした。重賞タイトルを狙う兵庫勢がどの路線へ進んでいくのか?今後に要注目です。大粒の雨の中で行われた2月29日のメイン「神戸ビーフ特別(A1)」はタガノウィリアムが勝利!2番手追走から直線で逃げるディアタイザンを捕らえました。後続の追い上げを封じて7ヶ月ぶりの勝利。今後へ弾みをつけました。今週は吉村智洋騎手が3日間で13勝を挙げる活躍。(火曜日5勝、水曜日3勝、木曜日5勝)苦手意識がある姫路で勝ち星を量産。3年連続の全国リーディングへエンジン全開です!3月2日(土)には息子の吉村誠之助騎手がJRAデビュー。兵庫での親子競演に期待が集まります。↑ひめたんSHOPは姫路競馬場のスタンド2階と4階で営業中☆遠征結果 2月25日(日)高知競馬場 第1回 レジーナディンヴェルノ賞 グランダムジャパン2024 古馬春シーズン アイヤナ 6着 クリノメガミエース 7着 マルグリッド 9着私の姫路勤務は今週迄でした。今年は開催終わりに宿を出て外食する回数が増加。姫路駅周辺のグルメを楽しみました。 昼間は姫路競馬で楽しんで、夕方以降は姫路グルメを堪能するのも良いですよ。次回の姫路競馬は3月5日(火)~7日(木)までの3日間。今年の姫路シリーズは次週が最終週です!!3月6日(水)には菊水賞のトライアル競走、JRA交流の大撫山(おおなでさん)特別が行われます。姫路最終週は是非現地でレースをお楽しみください!園田、姫路競馬休催期間について3月11日(月)~15日(金)は園田競馬場の設備工事に伴い、園田競馬、姫路競馬は非開催となります。1月9日~11日の園田競馬最終週、1月16日~18日の姫路競馬1週目の的中馬券をお持ちの方はお早めに払い戻しをお願いいたします。園田競馬の開催は3月19日(火)からです。開幕週は4日間の連続開催の予定。(3月19日~22日)3月は開催日程にお気を付けください。
2024年03月02日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。2月18日(日)、JRA東京競馬場で行われた第41回フェブラリーステークス(G1・ダ1600m)に兵庫のイグナイターが出走しました。最内枠から発馬を決めると2番手のインコースを確保。逃げるドンフランキーの背後につけ、速い流れでも良い手応えで追走。直線も内ラチ沿いから伸びを見せて先頭に並ぼうかという所まで接近。残り200m付近で力尽き11着で入線しました。中央でも自分の競馬で真っ向勝負を挑んだイグナイター。次回はドバイの国際競走を目指すとの情報を野田オーナー、新子調教師が自身のSNSで発信されていました。強敵に挑むイグナイターへのご声援を宜しくお願いします。2月22日(木)にNARグランプリ2023が行われました。兵庫からは年度代表馬、4歳以上最優秀牡馬、最優秀短距離馬に選出されたイグナイター号の関係者。最優秀勝利回数騎手賞を獲得した吉村智洋騎手、最優秀勝率調教師賞に輝いた柏原誠路調教師が出席しました。受賞式の模様は現地で取材していた木村寿伸アナウンサーが園田、姫路競馬チャージアドバンス内のクローズアップでレポートいたします。3月1日更新予定です。http://charge-ad.jp/6週目を迎えた姫路競馬は4日間の連続開催でした。今週の月曜日、火曜日の朝までは気温が17℃まで上昇。以降は強風が吹き始めると気温が低下し、この時期らしい気温となりました。開催前日から雨が続き、水分をたっぷり含んだ馬場で少し時計は掛かり気味。逃げ馬の押し切りもあれば後方からの差し切りも見られ、極端な傾向はない印象でした。☆高知勢の強さが光った兵庫ユースカップ 吉原寛人騎手全場重賞Vの偉業!2月22日(木)、姫路競馬場で第16回兵庫ユースカップが行われ高知のリケアサブルが勝利。三度目の重賞挑戦で初制覇となりました。鞍上の吉原寛人騎手(金沢)は現存する地方競馬全14場重賞制覇(ばんえいを除く)の偉業を達成しました!!道中3番手の外につけてたリケアサブルは楽な手応えのまま先行するクラウドノイズ、ダイジョバナイを追いかけます。3角手前でダイジョバナイがクラウドノイズの前に出ると同時に浮上を開始。4角で先頭に立ち、後ろから追い上げてきた同じ高知のワンウォリアーを完封。強い内容で初タイトルを手に入れました。2着はワンウォリアーが入り高知勢のワンツーフィニッシュ。大き離された3着争いはダイジョバナイが制しました。出遅れて後方からとなったインテンシーヴォが4着。出負けから強引にハナを奪ったクラウドノイズは勝負所で力尽きて7着に敗れました。吉原寛人騎手は兵庫の重賞は8勝目。姫路重賞は初V。昨年9月に佐賀の西日本ダービーを制覇し全場制覇へ姫路を残すのみとなりました。しかし、11月の道営記念で落馬負傷。大怪我を負いますが僅か1ヶ月弱で復帰。姫路重賞参戦前に黒潮スプリンターズカップ(高知)、報知オールスターカップ(川崎)を勝って全場Vへ弾みをつけていました。3週連続で挑んだ姫路重賞。兵庫ウインターカップは4着、白鷺賞は2着と惜敗。姫路で行われる今年最後の重賞「兵庫ユースカップ」で前人未到の記録を決めました。。現存する地方競馬全14場重賞制覇(ばんえいを除く)2003年に地元金沢での初重賞制覇から始まり、名古屋、笠松、盛岡、川崎、船橋、大井、水沢、門別、浦和、園田、高知、佐賀、姫路の順で全場で実施される重賞を制覇。2月22日終了時点で地方通算2963勝。通算3000勝の大台が近づいています。吉原寛人騎手インタビュー動画https://www.youtube.com/watch?v=Hu8l9de4fso&t=1s「枠が良くていい位置が取れました。どのタイミングで抜け出せるかだけでしたね。終始手応えが良くて最後まで良い脚を使ってくれました。(全場制覇ラストチャンスで)背水の陣で挑みました。今年最後の姫路重賞で決められ嬉しかったです。」高知の田中守厩舎は兵庫の重賞は3勝目。去年の六甲盃(グリードパルフェ)以来。姫路重賞は初勝利です。※田中守調教師はNARグランプリ出席のため、表彰式は工藤真司調教師が代理で表彰式に参加※レース、表彰式撮影 斎藤寿一 氏★遠征結果 2月22日(木)笠松競馬場 第29回 白銀争覇 バーニングぺスカ 1着 サンロアノーク 3着 テーオーターナー 4着 ウインドケーヴ 8着道中4番手につけたバーニングぺスカは勝負どころから進出を開始し4角で先頭。最後はゴールドレックスとの叩き合いがゴールまで続きました。ゴール寸前で内から伸び返してバーニングぺスカがハナ差勝利しました!バーニングぺスカは重賞7度目の挑戦で嬉しい初制覇。(JRA時代を含む)鴨宮祥行騎手は重賞7勝目。橋本忠明厩舎は重賞42勝目。橋本厩舎は10年連続重賞勝利となりました。連覇を目指したサンロアノークは後方から追い上げて3着。同じく後方位置から脚を伸ばしたテーオーターナーは4着。中団追走のウインドケーヴは8着でした。2月22日(木)佐賀競馬場 第28回 たんぽぽ賞 エイシンチョンパ 5着★遠征のお知らせ 2月25日(日)高知競馬場 5R 第1回 レジーナディンヴェルノ賞(発走予定18時15分) グランダムジャパン2024 古馬春シーズン クリノメガミエース(笹田知宏騎手・石橋満厩舎) マルグリッド(下原理騎手・新子雅司厩舎) アイヤナ(永井孝典騎手・田村彰啓厩舎)2月23日(祝金)は祝日開催。場内ではイベントが行われました。三連休の初日ということでご家族連れで来場されるお客様が多く見られました。ひめたん5周年イベントの模様。ひめたんの新衣装がお披露目されました。予想トークショーに出演された山本昌さん、津田麻莉奈さん、熊崎晴香さんが10レース表彰式のプレゼンターとして登場しました。今年の姫路競馬開催は残り2週です!!次週は2月27日(火)~29日(木)までの3日間シリーズ。アイスバーグ号 逝去について園田競馬場で「日本最高齢の誘導馬」として人気を集めていたアイスバーグ号が2月21日(水)に老衰のため逝去しました。2024年1月11日の園田9Rが最後の誘導となりました。去年の10月20日の園田9Rでマコーリー号が持つ誘導馬最高齢記録を更新。以降も1日1Rのペースで誘導を続けていました。アイスバーグ号を偲び、献花台を園田競馬場スタンド1階の映像ホール横、スタジオ前に設置します。 設置期間 2月27日(火)~3月28日(木) ※園田場外発売日、園田競馬開催日を予定これまでファンの皆様からの変わらぬご厚情とご声援を深く感謝を申し上げます。開催前日に誘導馬の厩舎に行くとやわらかい表情で出迎えてくれるアイスバーグ。あの表情が今でも忘れられません。今頃、先輩誘導馬のマコーリーとのんびりしているのかな?10年以上に渡って園田競馬に貢献してくれてありがとう。ゆっくり休んでくださいね。
2024年02月24日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。水曜日の早朝はフェブラリーステークスに挑戦するイグナイターの最終追い切りを見学。新子調教師を背に軽快な動きで駆け抜けていきました。※画像がブレていて申し訳ありません追い切り後に新子雅司調教師の共同会見が行われました。Q,JBCスプリントを振り返って「笹川騎手がうまく乗ってくれて全てが理想通り。ようやくG1が獲れたと思いました。今回は気持ちに余裕が出来て気負うことなく挑めますね」Q,レース後の過ごし方「JBCの後は馬とイグナイターに携わる人のリフレッシュも兼ねて牧場に移動して調整。園田には1ヵ月前に帰厩しました」Q,最終追い切り、馬体について「調教は普段通りです。JBCスプリントあたりから馬体が完成してきていました。トモがしっかりしてきて今までで1番良い状態。究極の馬体になってきました」Q,フェブラリーステークスを選んだ経緯「海外遠征の経験が無いので、サウジからドバイに移動した時に馬のダメージがどうなるか未知数なのでフェブラリーステークスを選択しました」Q,最終追い切り後の馬体重は530kgですが想定内?「神経質な馬なので輸送して−15ぐらい減るかと思うので、ちょうど良い馬体になると想定しています」Q,東京マイルについて「盛岡の軽いダートでも対応出来ていますし、力を要する馬場より軽い馬場の方が合っていると思います。折り合いがつくようになったのでマイルも許容範囲。東京の新馬戦を勝っているので芝のスタートも問題ないはずです」Q,コンビを組む西村淳也騎手にはどう指示されるか?「番組確定後に乗りにくるようです。乗ってどういう馬か感じとってくれたら。逃げ馬の後ろあたりにつけて、ラスト直線で抜け出してくれたら」Q,フェブラリーステークスへの意気込み 「JRAでも海外でもG1を獲りたい。限られた施設でも強い馬を作れるとJBCスプリントで証明できました。今回も勝って園田から強い馬を輩出できることを証明したい。勝って『ドバイ』へ行きたいです」万全の調整で決戦の地、東京競馬場へ向かうイグナイター。岩手のメイセイオペラ以来、25年ぶりの地方所属馬によるフェブラリーステークス制覇なるか?兵庫勢初の中央G1制覇なるか?ご声援を宜しくお願いします。2024年の姫路シリーズは後半戦に入りました。昼間の気温もぐんっ!と上がって20℃近くまで上昇。ただ朝晩は冷え込むので寒暖差が厳しい週でした。同時に私の大敵『スギ花粉』が飛散し始めて薬が手放せない時期に突入です(涙)。※そのだメールひめじメール Xアカウントより↑2月13日の姫路1レースで杉浦健太騎手が地方通算900勝を達成↑兵庫県産たまご特別(A1)はケンジーフェイス(田野騎手、中塚厩舎)が勝って連勝。選出除外となった兵庫ウインターカップの悔しさを晴らしました。田野豊三騎手コメント「後ろからでもいいけど、前回は前付けで良い勝ち方だったので今日も同じ戦法でいきました。成長もあるけど、この時期の方が良いみたいですね」★マルカイグアスは2着 ~名古屋 スプリングカップ~名古屋の3歳重賞、スプリングカップは地元名古屋のスティールアクターが勝利。兵庫から参戦したマルカイグアスは道中5番手追走。勝負どころから進出を開始すると、良いスピードでポジションを押し上げます。勝ち馬には届きませんでしたが直線も鋭く伸びて2着。園田ジュニアカップを競り勝った末脚を初のナイターでも発揮しました。★園田金盃の雪辱を果たすラッキードリーム ~白鷺賞~2月15日、姫路競馬場で第53回白鷺賞が行われました。西日本交流の中距離重賞は単勝1番人気のラッキードリームが逃げ切り勝利!!※斎藤寿一氏 撮影好スタートを切ったラッキードリームはそのままハナを奪うとスローペースに落とします。ツムタイザンにマークされる展開も勝負どころで徐々に差を広げる。余力が無くなったツムタイザンを直線で突き放して今年初戦を飾りました。2着は3番手追走から直線で鋭く伸びたトランセンデンス(高知)。吉原寛人騎手の地方競馬全場制覇は成りませんでした。3着は2番人気のツムタイザンでした。ラッキードリームは重賞11勝目。白鷺賞は初制覇。去年12月の園田金盃は能力が出し切れず3着に敗れたが、年明け初戦の白鷺賞は万全の仕上げで快勝。3日後のフェブラリーステークス(G1)に挑む同厩舎のイグナイターにエールを送る勝利となりました。※斎藤寿一氏 撮影下原理騎手は重賞87勝目。白鷺賞3勝目。新子雅司厩舎は重賞66勝目。白鷺賞2勝目。共に新春賞に続き今年重賞2勝目です。下原騎手、新子厩舎のコンビでの白鷺賞制覇は2回目。タガノゴールドで勝利した2020年以来4年ぶりです。新子厩舎はこの勝利で兵庫調教師の歴代重賞勝利数1位の曾和直榮氏に並びました。兵庫県競馬調教師 歴代重賞勝利数 ※は現役 1位 曾和直榮 66 1位※新子雅司 66 → New! 3位※田中範雄 58 4位 橋本忠男 52 5位※橋本忠明 41次週の姫路競馬は4日間シリーズ!!2月20日(火)〜23日(祝金)までの開催です。2月22日の木曜日には3歳馬の重賞レース、第16回兵庫ユースカップ(1400m)が行われます。★他地区登録馬 ※2月15日時点リケアサブル(高知)ワンウォリアー(高知)★兵庫登録馬 ※2月15日時点クラウドノイズインテンシーヴォダイジョバナイグランゲレーロチョコレートデイプレストマーヴェル など三連休の初日となる2月23日の金曜日は姫路本場で場内イベントが実施されます。当日は野球解説者の山本昌さん、津田麻莉奈が姫路競馬場に来場。予想トークショーに出演予定です。催し物盛り沢山の祝日開催はご家族連れでお楽しみください。園田・姫路競馬場 | イベント | イベント詳細 (sonoda-himeji.jp)詳細については園田、姫路競馬の公式ホームページでご確認をお願いします。♦園田、姫路競馬休催期間のお知らせ園田競馬場の設備工事に伴いまして、3月11日(月)〜15日(金)は園田および姫路競馬は非開催となります。期間中は勝ち馬投票券の払い戻し業務も行いません。1月最終週の園田競馬、1月1週目姫路競馬の的中投票券をお持ちの方はお早めに払い戻しをお願いいたします。
2024年02月17日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。2月5日(月)の朝、園田競馬場の厩舎エリアで今月18日のフェブラリーステークス(G1・東京ダ1600m)に出走予定のイグナイターの馬体撮影が行われました。撮影中にテンションが上がらないか心配されましたが、カメラの前で堂々としていたイグナイター。交流G1馬の風格が漂っていました。フェブラリーステークスには浦和のスピーディキック、大井のミックファイアも出走予定で、地方を代表する3頭が中央競馬G1に集結。メイセイオペラ以来の地方馬によるフェブラリーステークス制覇となるか注目が集まります、兵庫勢初の中央G1制覇を目指すイグナイターは大一番に向けて順調に調整が進められています。姫路競馬は4週目の開催が行われました。今年の姫路シリーズは折り返し地点。厳しい寒さにはならず、過ごしやすい3日間でした。開催前日まで降った雨の影響で火曜日は馬場状態「重」でスタート。水分をたっぷり含んだ馬場で時計が掛かる傾向。内が深めで外をまわる差し馬の好走が目立ちました。今年2年目の山本屋太三騎手が姫路初勝利を挙げました。「やっと勝てましたよ(笑)。差しも決まる馬場で乗りやすいですね」。水曜日は雨が降ったり止んだり晴れたりと不安定な1日。競馬場から北は雨、南側は晴れという極端な空模様でした。メインレース中には虹が出現。向正面からスタンド側に向かって大きなアーチが掛かりました。幻想的な光景を収めようと手持ちのスマホやカメラを構えるファンが続出。良いものが見られました。★兵庫の虎が初重賞V 兵庫ウインターカップ2月8日(木)、姫路競馬場で全国交流重賞、第8回兵庫ウインターカップ(1400m)が行われました。全国からスピード自慢が揃った一戦は単勝2番人気のタイガーインディが勝利。重賞はJRA時代を含めて6度目の挑戦で初制覇です。7枠10番からスタートしたタイガーインディは道中5番手を追走。向正面に入ると外々を通り、持ったままの手応えで上昇。3コーナー手前で先行集団に追いつくと、先に抜け出したベストマッチョと併走で4コーナーへ。ベストマッチョを競り落とすと独走状態に入ります。後方待機のリーチ、中団のインにつけたオーバーディリバーが長く良い脚で迫ろうとしますが、タイガーインディの背中は遥か前方。2着に入った佐賀のリーチに5馬身差をつける快勝でした。兵庫のオーバーディリバーが3着。2番手から早めに抜け出したベストマッチョは4着。吉原寛人騎手の地方競馬平地重賞全場制覇(ばんえい競馬を除く)は次週に持ち越しとなりました。連覇を目指したパールプレミアは逃げましたが3コーナーで後退し10着でした。タイガーインディに騎乗した広瀬航騎手は重賞4勝目。2022年の金沢スプリントカップ以来、2年ぶりの重賞制覇。広瀬騎手はこの日の3勝目で姫路リーディングトップをキープしたまま姫路シリーズ後半に入ります。広瀬航騎手「砂をかぶって想定より位置は後ろになりました。バタバタしてもしょうがないので思い切って乗ろうと気持ちを切り替えましたね。向正面から外に出した時にガツンときたので、これは行けるかなと。仕掛けは早くなりましたが強かったです。今後は更に大きなタイトルを狙っていける馬なので、この先が楽しみです」保利良平厩舎は2022年の楠賞以来、通算5度目の重賞制覇。入厩当初から期待していたタイガーインディを重賞ホースに導きました。保利良平調教師「タイガーインディの次走は今のところ未定ですが、距離が1400mに変わる5月の兵庫大賞典を視野に入れています。馬の状態をみてから判断していきます」。※レース、表彰式撮影 斎藤寿一 氏兵庫大賞典には今回出走が叶わなかった実績馬、上がり馬。さらにJRA、他地区から移籍してきた馬との対戦が予想されます。層の厚い短距離路線に今後も要注目です。★兵庫所属馬 遠征結果2月8日(木) 第48回ゴールドジュニア (笠松競馬場 1600m) ホクザンバーリイ 4着 ゴールデンロンドン 5着 インテンシーヴォ 3着 ★遠征予定2月15日(木) 第49回スプリングカップ(名古屋競馬場 1700m)※ナイター開催 マルカイグアス(鴨宮祥行騎手・橋本忠明厩舎)園田ジュニアカップの勝ち馬が名古屋の重賞で始動!鴨宮騎手とのコンビで重賞連勝を狙います。姫路競馬は後半戦に入ります。次週も2月13日(火)〜2月15日(木)までの3日間開催です。第53回白鷺賞(2000m)が行われる15日(木)には播州駄菓子「かりんとう」が姫路競馬場に先着の400名様に配布されます。白鷺賞の主な出走予定馬(騎手は予定)です。※2月8日時点♦他地区登録馬 ルヴァン(笠松・伊藤勝好厩舎) 服部大地騎手 メガゴールド(名古屋・川西毅厩舎) 宮川実騎手 グリードパルフェ(高知・田中守厩舎)赤岡修次騎手 トランセンデンス(高知・田中守厩舎)吉原寛人騎手♦兵庫登録馬 ラッキードリーム ツムタイザン シェナキング ウインドケーヴ メイプルブラザー エイシンアンヴァル トリプルスリル ミステリオーソ リッターシュラーク など今年の姫路競馬は3月7日までの開催。☆2月20日(火)~2月23日(祝金)※4日間開催☆2月27日(火)2月29日(木)☆ 3月5日(火)~3月7日(木)2月23日(祝金)は祝日開催です!!園田・姫路競馬の公式HPにイベント情報が発表されました。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/MjkwNw山本昌さん、津田麻莉奈さん、熊崎晴香さんの予想トークショーやひめたん5周年イベントなどイベント盛り沢山です。3連休の初日は姫路競馬でお楽しみください!JR姫路駅前は夜になるとイルミネーションが光り輝きます。姫路城もライトアップされているので、うまく撮影できたら幻想的な写真が撮れます。
2024年02月10日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。月曜日は園田でレース展望を収録。終了後は寄り道せずに姫路へ移動。荷物をホテルに預けて向かった先は映画館。青春時代に観ていた機動戦士ガンダムSEEDの劇場版を観てきました。アニメ第2シリーズから20年・・・待望の劇場版でした。色々と語りたいのですが止まらなくなるのでやめておきます(笑)。姫路競馬3週目の開催は月跨ぎの3日間シリーズ。前週とは違い気温が上昇。水、木曜日は天気が崩れ風はヒンヤリとしていましたが、この時期にしては過ごしやすい3日間でした。今週は逃げ切りもあれば中団、後方からの差し切りもあったりと極端な傾向は見られませんでした。フラットな馬場なのかな?という印象です。次週から重賞が続きますがこの傾向は続くのか?・・・。↑鳥取食パラダイス畜産物特別は広瀬航騎手騎乗のシュネルクィーンが勝利。広瀬騎手は火曜日1日3勝をマーク。水曜日の開催中は雨が降ったり止んだりの天気。木曜日は曇天とすっきりしない天気でした。2月1日は兵庫県市川町の移動式情報発信トラック「愛(あい)アンハート号」が来場。「別名:動く小さな町」で地場産業や特産品をPRしています。市川町で製造されているゴルフのアイアン、パターの試し打ちが行われ、私も朝イチで体験をさせていただきました。私はゴルフ未経験。フォームがこれで良いのか分からず(笑)。ボールを真っすぐ飛ばす難しさを痛感しました。↓野球の打撃フォームみたいなスイングになりました(笑)同日のメイン「市川町愛アンハート号特別」はハナブサがV。重賞勝ち馬が今年初戦を快勝。鞍上の広瀬航騎手は今週2回目のお立ち台で今年の20勝目となりました。★兵庫勢 遠征情報◎遠征結果♦黒潮スプリンターズカップ(高知)1月28日(日)、高知競馬場で行われた第21回黒潮スプリンターズカップ。兵庫から参戦したヒメツルイチモンジは3着でした。好位でレースを進めますが高知の深くて重たい馬場に苦労。一旦前との差が広がりますが直線で本来の末脚を発揮しました。♦佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ1月30日(火)、川崎競馬場で行われた第21回佐々木竹見カップ ジョッキーズグランプリに兵庫の吉村智洋騎手が出場。第1戦は6着、第2戦が3着で合計49ポイントを獲得。49ポイントで総合3位に入りました。♦梅見月杯(名古屋)2月1日(木)、名古屋競馬場で行われた第25回梅見月杯。兵庫から出走したベイビーボスは6着。先行集団を追走しましたが、勝負どころのペースアップで遅れを取ります。直線はじわじわ伸びてきましたが前との差は詰まりませんでした。◎次週の遠征馬 ☆2月8日(木)、笠松競馬場 第48回ゴールドジュニア 1600m ゴールデンロンドン (永井孝典騎手・田村厩舎) インテンジーヴォ (名古屋 丸野勝虎騎手・盛本厩舎) ホクザンバーリィ (笠松 渡邊竜也騎手・橋本厩舎) ※2月1日時点、騎手は予定次週の姫路競馬は2月6日(火)~8日(木)までの3日間。8日に全国交流の重賞競走、第6回兵庫ウインターカップ(1400m)が行われます。主な出走予定馬です。【他地区登録馬】※2月1日時点、騎手は予定 川崎・ベストマッチョ (金沢 吉原寛人騎手・佐々木仁厩舎) 川崎・インペリシャブル (川崎 野畑凌騎手・高月賢一厩舎) 川崎・イモータルスモーク (杉浦健太騎手・高月賢一厩舎) 佐賀・テイエムサウスダン (佐賀 山口勲騎手・平山宏秀厩舎) 佐賀・リーチ (北海道 石川倭騎手・真島正徳厩舎) 佐賀へ移籍したダートグレード5勝のテイエムサウスダンが姫路で初戦を迎えます。2年前の勝ち馬、インペリシャブルも登場。金沢の吉原寛人騎手が川崎のベストマッチョに騎乗。勝てば地方全場で重賞制覇という偉業達成となりますが果たして?【兵庫登録馬】※2月1日時点 タイガーインディ パールプレミア タガノプレトリア バーニングぺスカ オーバーディリバー フーズサイド エイシンヌプリ プレイヤーズハイ など地元からは連覇を狙うパールプレミア、初タイトルを目指すタイガーインディなどがエントリーしています。 ※出走馬、枠順の確定は2月6日(火)のお昼以降です。姫路競馬は3週連続で重賞レースが行われます。中盤戦に突入する冬の姫路シリーズ。是非現地でお楽しみください。「姫路おでん」や「ひねぽん」など名物料理や名店の多い姫路市内。競馬帰りに姫路グルメを楽しむのも良いですよ。姫路シリーズは早くも折り返し地点。是非、現地でレースをお楽しみください!!
2024年02月03日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。今週の姫路競馬は金曜までの4日間開催でした。園田競馬場では姫路の場外発売が実施されています。私は園田待機の順番でレース展望を担当。尼崎市内も大寒波到来で凍てつく寒さになりました。競馬場北側の空は雪雲。京都方面へと流れていきました。姫路市内は西風が強く実況マイクに風の音を拾っていましたね。↑園田競馬場の西ウイナーズサークル。3月の開催再開に向けてリニューアル工事中です。馬場内も工事が進んでいました。レース展望の収録まで時間があって競馬場内で昼食。↑ミュンヘン コロッケ定食↑串勝や 牛すじカレー園田開催ではゆっくり食べる時間がないのでパドック、レースを見ながら競馬場グルメを堪能しました。★全馬勝てば初重賞制覇 混戦の兵庫クイーンセレクション1月25日、3歳牝馬の重賞レース「第25回兵庫クイーンセレクション」が行われました。重賞勝ち馬不在の激戦ムードでしたが、名古屋から遠征した単勝2番人気のニジイロハーピーが勝利!序盤は道中4~5番手を追走したニジイロハーピーでしたが向正面からスパートを開始。3コーナーまでに先行勢を捲って先頭に立ちます。逃げたラブミーテキーラは踏ん張りますが、好位につけたスービーズ、エズヴィラージュは苦しくなり後退。中団で構えるプリムロゼ、クライムエンジェル、インタールード。後方待機のティラミスアイも早めに動きニジイロハーピーを追い掛けます。しかし、ニジイロハーピーの脚色は衰えずゴールまで先頭を譲らず2着馬に2馬身差をつける勝利。豪快な競馬で初タイトルを手に入れました。渡邊竜也騎手コメント「2度跨った経験があって今回は早めにじわっと脚を使っていこうと思っていました。手応えが良すぎて向正面で先頭に立ってしまいましたが馬がよく辛抱してくれました。返し馬の雰囲気も良くて、気性的に前向きで自信もって乗れました。乗り味の良くてまだ伸びる馬だと思うので今後も楽しみですね」2着が1番人気のプリムロゼ。上がり最速で追い上げましたが届きませんでした。3着は8番手から追い込んだ7番人気のインタールード。3番人気のクライムエンジェルは9着。発馬で出遅れ中団。勝負どころで動いて浮上しますが直線で力尽きました。♦勝利馬 ニジイロハーピー・ストロングリターン産駒・重賞4度目の挑戦で嬉しい初制覇・昨年4月に門別デビュー、秋に名古屋へ移って初勝利・直近の2走は名古屋、笠松の重賞で3着、2着と善戦♦勝利騎手 笠松・渡邊竜也騎手・兵庫の重賞3勝目・兵庫クイーンセレクションは2勝目 ①19,姫山菊花賞 ②21,兵庫クイーンセレクション ③24,兵庫クイーンセレクション → New!ニジイロで勝利した2021年も姫路競馬場が舞台でした。去年11月の落馬事故で大怪我(顔面骨折)を負い長期離脱。今週月曜日に復帰したばかりでしたが、ブランクを感じさせない手綱捌きで復帰後最初の重賞を獲りました。「怪我明けでも騎乗依頼をくださった今津先生、馬主さん、厩務員さんにに感謝したいです。復帰して最初の週に結果を残せたことが嬉しいですし自信にもなりました。(もう完全復活とみて宜しいですか?との問いに)そうですね、はい。復活・・・復活しました(笑)」。渡邊竜也騎手インタビュー動画https://youtu.be/mODDPYBgoDU?si=ynJ3rN7MPR4tBzOe♦勝利厩舎 名古屋・今津勝之厩舎・兵庫の重賞2勝目サチノゴージャスで勝利した2008年の園田ユースカップ以来の制覇。同競走の名古屋勢勝利は5度目。前回に続き今回も渡邊竜也騎手が勝利に導きました。※レース、表彰式撮影 斎藤寿一氏モニターで姫路競馬のレースを観ていましたが、強風(西風)の影響で前週よりも1~2秒ぐらい遅い勝ち時計。ただ、前有利、内ラチから2~3mを通った馬の好走という傾向は変わらない印象でした。先行争いが激化したレースやよどみなく流れたレースは中団、後方待機の差し馬が馬券圏内に来ていましたね。次週はどうなるでしょう?★兵庫勢 遠征情報♦1月28日(日)第21回黒潮スプリンターズカップ(高知競馬場) 高知6R、18時15分発走予定 ヒメツルイチモンジ(下原理騎手・新子雅司厩舎)♦1月30日(火) 第21回佐々木竹見カップ ジョッキーズグランプリ(川崎競馬場) 吉村智洋騎手が兵庫代表として出場兵庫勢へのご声援宜しくお願いします。次回の姫路競馬は水木金の3日間開催。私は現地で業務する予定です。2月1日(木)には兵庫県市川町をPRする情報発信トラック「愛(アイ)アンハート号」のイベントを実施予定。市川町産の軟鉄鍛造アイアンの展示ほか、アイアンを無料で試打できます。(試打音の影響でパターのみとなる場合もあります) この機会に是非ご体験ください。
2024年01月27日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。↑園田競馬場では姫路競馬の場外発売を実施中姫路競馬開催前日に三宅きみひとアナウンサーと広峯神社へ。姫路シリーズの安全祈願、自身の無病息災を願ってきました。広峰山の頂上付近にある広峯神社から競馬場がチラッと見えます。神社へ向かう道中で姫路市内を一望できる場所がありました。夜に来たら綺麗な夜景が見られそうですが………街灯がない道が続くので通行の際はお気をつけください。↑競馬場北側の広峰山からの1枚。東側には増位山があります1月16日(火)から2024年の姫路競馬が開幕!尼崎市よりも気温が低く冷風が身にしみます(笑)。開催前に馬場整備を実施。内ラチから3m~10m地点までの砂厚が11cm均等、内ラチから1mの地点は砂厚14cnになるように整備されました。これまでの姫路競馬は開幕から暫くは内が深い影響で外枠有利、外差しが決まる傾向でした。しかし、今年は開幕週から内をロスなく立ち回った馬の好走が続出。800m戦は外枠勢有利の傾向は変わりませんが、内不利のイメージを払拭する1週目でした。↑阿波とん豚10周年記念(A1)はサンロアノークが勝利!好位内で閉じ込められて厳しい競馬でしたが、直線で抜け出し今後の重賞に弾みをつけました。井上幹太騎手は今年の初勝利!「やっと勝てました」とホッとした表情。今年は人気薄の馬での馬券絡みが多く高い連対率、3連対率をマークしています。木曜日は雨が降ったり止んだりの天気。メインで行われたJRA交流の夢前川特別は和田竜二騎手騎乗のファムスパーブがハナ差で勝利。先に抜け出したケイアイメキラ(河原田菜々騎手)をゴール寸前で捕らえました。★NARグランプリ2023 受賞者発表!!1月16日、NARグランプリ2023の受賞馬、受賞者が発表されました。イグナイターが年度代表馬に選出!2年連続でのNARグランプリ年度代表馬は兵庫県競馬史上初の快挙です。最優秀短距離馬、4歳以上最優秀牡馬のタイトルも獲得。2年連続で3部門同時受賞となりました。年間337勝を挙げて2年連続で全国リーディングを獲得した吉村智洋騎手が最優秀勝利回数騎手賞を受賞。昨年、地方通算3000勝を達成したことが評価されて特別賞にも選出されました。柏原誠路厩舎が最優秀勝率調教師賞に輝きました。去年は兵庫リーディング2位でキャリアハイを更新(年間90勝)。同タイトルは8年ぶり4度目の受賞です。☆NARグランプリ2023 受賞者一覧 https://www.keiba.go.jp/topics/2024/01/1612595947451.htmlなお、表彰式典は都内にて2月22日(木)に関係者のみで実施する予定です。次週の姫路競馬は1/23(火)〜1/26(金)までの4日間開催です。1/25(木)には3歳牝馬の重賞、第25回兵庫クイーンセレクション(西日本交流)が行われます。有力馬のインタビュー動画は次週に公開される予定です。♦他地区登録馬 ニジイロハーピー(名古屋・今津厩舎)渡邊竜也騎手予定♦兵庫勢 主な登録馬 プリムロゼ ミナックシアター ティラミスアイ インタールード ユナクレバー クライムエンジェル など※登録馬が出走を回避する場合もありますので、1/23(火)のお昼過ぎに発表される出馬表でメンバーのご確認をお願いします。
2024年01月20日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。今週は園田開催最終週でした。開催前に3歳馬のクラス分け(4分割)が実施。下からA → B → C1 →C2クラスとなります。番組編成については園田・姫路競馬の公式HPからご確認をお願いします。https://www.sonoda-himeji.jp/race/rank年明けからの波乱傾向は今開催も継続。1月10日(水)の園田1Rで3連単127万馬券が飛び出しました。兵庫では今年早くも3回目の100万超の配当。力量差がないメンバー構成となる競走が多く馬券の組み立てが難しいシリーズでした。厳しい冷え込みで朝は2℃前後。実況中は手袋が必須ですね。火曜日のメインはヒメツルイチモンジが勝利!デビューから期待された素質馬。切れ味抜群の末脚が今回も発揮されました。猪名川町いなぼう特別は2番手から抜け出したケンジーフェイスがV。去年3月以来の勝利で今後に弾みをつけました。★令和5年 兵庫県競馬 優秀競走馬1月8日(祝月)に兵庫県競馬の令和5年優秀競走馬が発表されました。JBCスプリントで兵庫勢初の交流G1制覇を達成したイグナイターが2年連続で年度代表馬、最優秀4歳以上 短距離馬に選ばれました。兵庫ダービー、園田金盃など年間重賞4勝を挙げたスマイルミーシャが最優秀3歳馬、最優秀牝馬の2部門を獲得。ラッキードリームが2年連続で最優秀4歳以上 中長距離馬に選出。最優秀2歳馬は5戦無敗で重賞3勝を挙げたマミエミモモタロー。グランダムジャパン3歳シーズンを優勝したマルグリッドが特別優秀馬に選定されました。↑阪急園田駅前のバス乗り場★14年ぶりの復活重賞 第4回コウノトリ賞4歳以上の牝馬重賞として14年ぶりに復活した『コウノトリ賞』。1月11日のメインに行われました。1番人気の支持を集めたスマイルミーシャが貫禄勝ち!!園田金盃に続き連勝。重賞6勝目を挙げました。飛ばす先行勢から離れた3番手につけると2周目向正面から徐々に加速。一気に差を詰めると3角付近で先頭に立ちます。クリノメガミエース、マルグリッドにマークされる展開も関係なし。早め先頭から押し切りました。3馬身差の2着はクリノメガミエース。3着は重賞初挑戦で8番人気のアイヤナでした。マルグリッドは5着でした。吉村智洋騎手は重賞47勝目。吉村騎手は2010年にコスモハレルヤでコウノトリ賞を勝利。14年越しの連覇達成で同レース2度目の制覇です。飯田良弘厩舎は重賞8勝目です。吉村智洋騎手インタビュー動画https://youtu.be/8TuU4w5B6Kc?si=y0lcIlns_yQk5DOb4月4日に園田競馬場で行われる兵庫女王盃に向けて弾みをつけたスマイルミーシャ。JRA、地方他地区との激突が今から楽しみです。令和6年能登半島地震被災地支援シリーズ実施令和6年1月16日(火)から始まる姫路競馬において実施する第1回~第3回開催については、「令和6年能登半島地震被災地支援シリーズ」として兵庫県競馬組合及び関係団体の取組みとして売得金から各回100万円、合計300万円を被災地への義援金として寄贈します。園田競馬場、姫路競馬場、ウインズ神戸B館では募金箱を設置しています。皆様からの温かいご支援を宜しくお願いします。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjg4NQhttps://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjg4Nw次週から姫路競馬がスタート!!1月16日(火)~18日(木)の3日間開催。~3月7日(木)迄の『5開催26日間』行われます。大井競馬の高野誠穀騎手が次週の姫路競馬から3月7日(木)まで期間限定騎乗を行います。近年は期間限定で地方各地をまわり腕を磨いています。昨年末までは岩手競馬で期間限定騎乗を行い勝利を量産していました。ご声援をよろしくお願いいたします。園田・姫路競馬場 | お知らせ | おしらせ詳細 (sonoda-himeji.jp)来週から姫路遠征!!実況は二人体制となります。体調管理に気をつけて頑張ります!!
2024年01月13日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。新年あけましておめでとうございます。2024年も宜しくお願い致します。園田競馬の年末年始シリーズは入場制限なく行われました。シリーズ6日間で約3万人のお客様にお越しいただきました。レース中の歓声は重賞レースのような迫力。実況している私の方が圧倒されました(笑)。★大熱戦!園田ジュニアカップ大晦日に2歳重賞、第52回園田ジュニアカップが行われました。5戦無敗で重賞3勝馬のマミエミモモタローが前走でゲート再検査の裁定が下り、登録に間に合わず。今年は実力伯仲のメンバー構成でしたが、1番人気はウェラーマン。2番人気はクラウドノイズで続く人気となりました。撮影 斎藤寿一氏レース前に通り雨、さらに西風が強まる中で行われた一戦は道中中団追走から追い込んだマルカイグアスが勝利。重賞2度目の挑戦で初タイトルを獲得しました。レースはクラウドノイズがすんなりハナに立つも大外枠のミスターダーリンがぴったりマーク。1番人気の無敗馬ウェラーマンは4番手。トウケイカッタローは後方2番手からの競馬。速い流れで進んだレースは直線で各馬ヨレながらも懸命に踏ん張ります。撮影 斎藤寿一氏消耗戦を制したのは5番人気のマルカイグアス。同馬初騎乗の鴨宮祥行騎手は去年の兵庫ウインターカップ以来の重賞制覇で通算6勝目。管理する橋本忠明厩舎は重賞41勝目。去年の六甲盃以来の重賞勝ちでした。鴨宮騎手コメント「追い切りで跨って良い馬だなと思っていましたが、返し馬の感触も良かったです。厩舎の皆様が仕上げてくれたおかげですね。外枠だったので内に潜り込みたかったのですが、ウェラーマンの後ろを取れたのが大きかったですね。勝負どころも手応え抜群でしたが、最後は無我夢中で追いました」。2着は先行して粘った3番人気のミスターダーリン。3着は後方から上がり最速で追い込んだ6番人気のトウケイカッタロー。3連単は高配当決着で払戻金額は76,310円でした。4着はゴールデンロンドン。逃げた2番人気のクラウドノイズは5着。1番人気のウェラーマンは勝負所で後退し6着でした。鴨宮祥行騎手インタビューhttps://youtu.be/6RgRtNxAfbE?si=FqDUMxpVvKI_wYpJゴール後は馬上で何度もガッツポーズ。カメラサインはピンクのマジックで「学さんやりました★」とサイン。これまで同馬には田中学騎手が騎乗していました。「学さんに『思い切り乗ってこい!』と言われたのでその通りに乗りました。学さん!やりました!」と腰痛で休養中の田中学騎手に嬉しい報告が出来そうだ。成長途上の段階で重賞タイトルをGETしたマルカイグアス。春には今回出られなかった無敗馬のマミエミモモタローとの直接対決が今から楽しみです。園田ジュニアカップ出走組の巻き返しや新興勢力の台頭も考えられます。春の兵庫クラシック戦線に目が離せません。年始シリーズは2日に小牧加矢太騎手、坂井瑠星騎手、3日に岩田康誠騎手、岩田望来騎手のスペシャルショーが場内ステージで行われました。★2024年 新春賞 人気に応えたアラジンバローズ1月3日(水)、ハンデ重賞の第66回新春賞が行われ、1番人気のアラジンバローズが勝利!重賞2勝目を挙げました。大外枠からスタートを決めたアラジンバローズ。前進気勢が強く折り合いに苦労するものの4番手の外で下原騎手が懸命に落ち着かせようとします。2周目3コーナー付近で浮上を開始すると4コーナーで先頭。後続の追い上げを封じてそのまま押し切りました。2着は3番人気のナムラタタ、3着は4番人気のトリプルスリル。2番人気のツムタイザンは4着でした。鞍上の下原理騎手は重賞通算86勝目。新春賞は8年ぶり2度目の制覇です。https://youtu.be/P3TU2mQnD1c?si=v9wCUwQ4cBgGCqWp「ホッとしましたね。大外枠だったので腹を決めてゲートに入りました。仕上がりが良すぎて返し馬から折り合いに苦労しましたね。道中で引っ掛かった影響で直線は脚が上がりましたが、折り合えばもっと弾けると思います。またダートグレードで勝ちたいですね。」新子雅司厩舎は12年連続重賞制覇で通算65勝目。新春賞は連覇達成で通算3勝目です。曾和直榮氏(66勝)が持つ兵庫歴代重賞勝利記録にあと1つで並びます。新春賞レース、表彰式撮影 斎藤寿一氏園田競馬は次節は1月9日(火)〜11日(木)の3日間。コウノトリ賞が牝馬重賞として復活!11日(木)のメインに行われます。去年の兵庫ダービー、園田金盃など重賞5勝を挙げているスマイルミーシャ、牝馬重賞の常連馬クリノメガミエースなどが登録しています。↓大晦日の最終レース後に兵庫騎手の挨拶が行われました
2024年01月06日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。12月27日(水)はインタビュー動画の収録で西脇トレーニングセンターへ。寒さ対策を万全にして向かいましたが先週末のような寒さにはならず……。過ごしやすい1日でした(笑)。園田競馬場から西脇トレーニングセンターまでは車で1時間半弱かかります。付近に飲食店やコンビニがありません。山道なので車や原付バイクが必須の場所です(汗)。帰りは播州ラーメン(チャーシュー追加)を食べて帰路につきました。現在、園田競馬は年末シリーズが開催中です。2023年はあと2日ありますが、今年の園田・姫路競馬を振り返っていきます。♦1月新春賞アキュートガールが重賞初V吉村智洋騎手 1日7勝!兵庫新記録吉村智洋騎手 地方通算3000勝!田中学騎手 4600勝達成!積雪で順延となった姫路競馬兵庫クイーンセレクション松木大地騎手 悲願の重賞初制覇新子雅司調教師 1000勝達成♦2月NARグランプリ表彰式♦3月兵庫ユースカップ竹村達也騎手12年ぶりの重賞V永島まなみ騎手&永島太郎調教師親子タッグV♦4月菊水賞ベラジオソノダラブがスマイルミーシャにリベンジ!山本屋太三騎手デビュー12戦目で初勝利♦5月兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)JRA ミトノオー&武豊騎手が快勝兵庫大賞典ラッキードリーム 連覇森沢友貴厩舎 1000勝達成★さきたま杯(Jpn2・浦和)兵庫勢初のJpn2勝利!イグナイター♦6月兵庫ダービースマイルミーシャが牡馬を撃破 園田FCスプリント永井孝典騎手 重賞初V♦8月摂津盃ツムタイザン 3年ぶり重賞制覇兵庫ジュベナイルカップ&兵庫若駒賞マミエミモモタロー 夏2冠♦9月吉見真幸厩舎初勝利ゴールデンジョッキーカップ武豊騎手初優勝園田チャレンジカップイグナイター 地元で弾みをつけるV姫山菊花賞ラッキードリーム 秋も連覇を決める♦10月ネクストスター園田 初代王者マミエミモモタロー♦11月JBCスプリント(大井)兵庫勢初の交流G1制覇!イグナイター寺地誠一厩舎初勝利兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)JRAのイーグルノワールがハナ差V♦12月園田金盃スマイルミーシャが古馬を一蹴兵庫ゴールドトロフィーサンライズホーク(JRA) DG連勝!兵庫生え抜き馬 マイタイザン引退今年1番のニュースは何と言ってもイグナイターのJBCスプリント(Jpn1)制覇!!これまで兵庫の名馬達が挑み届かなかった交流G1。兵庫勢の悲願を達成しました。記録や記憶に残るレースも数多くありました。吉村騎手の1日7V、通算3000勝。新子厩舎、森沢厩舎の通算1000勝。ツムタイザンの復活Vなど内容盛り沢山の1年でした。ダート路線改革が行われて来年の重賞レースは開催時期変更や距離変更などがあります。2024年も園田・姫路競馬をご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
2023年12月30日
土曜日の担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。高知競馬場での期間限定騎乗を経験した長尾翼玖騎手が今週から兵庫で騎乗を再開しました。先週はYJSファイナルラウンドに出場。川崎ラウンドは2戦とも7着でしたが、中山ラウンドは5、3着で2走ともに掲示板入り。総合7位で大会を終えました。「中山ラウンドはチャンスがある馬の騎乗でしたが・・・1戦目はできれば好位の外につけたかったのですが、内枠だったのでインをまわる形になりました。大きい舞台を経験して刺激になりました。高知で学んだ事を活かして冷静に騎乗する事を心掛けたいです」。今週は急遽の乗り替わりで騎乗した水曜日の6Rで2着同着に入りました。成長した姿を兵庫でみせてくれています。同期の佐々木世麗騎手、大山龍太郎騎手の2名は来年1月23日(火)に高知競馬場で行われる第38回全日本新人王争覇戦に出場。2014年の鴨宮祥行騎手以来の兵庫勢優勝を目指します。大会の詳細はNARのHPからご確認をお願いします。https://www.keiba.go.jp/topics/2023/12/1817184346753.html↑誘導馬、誘導員さんがクリスマス衣装でファンの前に登場↑兵庫ゴールドトロフィー当日にVチューバー 千羽黒乃&ゴモリーさんの配信があり、コラボキッチンカーが出店★ダート短距離路線の新星が連勝!〜 兵庫GT〜12月20日、園田競馬場で行われたダートグレード競走、第23回 兵庫ゴールドトロフィーはJRAのサンライズホークが勝利!!スタートを決めたサンライズホークは2番手追走。ハナを奪った3歳馬のボヌールバローズを見ながらレースを進めます。楽な手応えのまま勝負どころを迎えると、4コーナーで逃げ馬を捕えて先頭。抜け出すと気を抜く面を見せますが、後続馬が迫ると伸び返して先着。↑撮影 斎藤寿一氏2着はトップハンデのケイアイドリー。59.5kgを背負いながらも能力を発揮しました。写真判定となった3着争いは、内から伸びた北海道のスペシャルエックスに軍配。1番人気のセキフウが5着に敗れ三連単は5万円超えの高配当決着。同レースは23年連続でJRA所属馬が勝利となりました。サンライズホークは重賞2勝目。8月のサマーチャンピオンに続き、ダートグレード連勝となりました。前回の佐賀からブリンカーを着用すると持ち前の先行力を発揮。ダート短距離路線に新たな新星が現れました。ミルコ・デムーロ騎手は兵庫のダートグレード3勝目。2021年の兵庫ジュニアグランプリ以来の勝利。兵庫ゴールドトロフィーは初制覇。栗東・牧浦充徳厩舎は兵庫のダートグレード初勝利。勝利騎手インタビュー動画https://youtu.be/d7yfS7dUnjs?si=-t-rluHOJBy4MF4O↑撮影 斎藤寿一氏ミルコ・デムーロ騎手は息子を抱っこしながらお立ち台へ上がりました。『気難しい所をみせてハナには行けなかったけど、2番手も想定内。イメージ通りのレースが出来ました。先頭に立ったらフワフワしたけど、他馬が迫ってきて再び伸びてくれましたね。調教の時からパワーを感じたし、夏からどんどん強くなっているので今後が楽しみてす。ブリンカーを着用してから馬が良くなりました。凄い馬ですね』と、猛暑の夏から成長をみせるサンライズホークを絶賛。『今年は全然勝てなかったけど、家族の前で勝てて良かったです』。園田競馬場に駆けつけた家族の前で勝利を手に入れました。↑撮影 斎藤寿一氏★最後も逃げ マイタイザン最後の勇姿12月21日、兵庫生え抜き馬のマイタイザン(牡10歳)が園田競馬8レースでラストランを迎えました。↑パドックを周回するマイタイザン最後のレースも良いスタートを決めて主導権取り。得意の『逃げ』に持ち込むもロスなく立ち回った後続馬に捕えられて3着。引退レースを終えました。↑ラストランに向かうマイタイザン&杉浦騎手マイタイザン通算成績60戦20勝 【重賞7勝 獲得タイトル】兵庫若駒賞(2015)西日本ダービー(2016)摂津盃(2017)新春賞(2018)兵庫大賞典(2018)園田金盃(2018)梅見月杯(2019、名古屋)2020年3月11日のA1特別を快勝。勝ち時計は1分25秒3。シャワーパーティーが持つ園田1400mのレコードを0.1秒更新。現在もその記録は破られていません。今後は種牡馬になる予定です。同年代のエイシンニシパと共に兵庫重賞の主役を務めた功労馬は第二の馬生を歩みます。★園田競馬 年末年始シリーズ次回の園田競馬は1週間空いて12月29日(金)から開催が始まります。♦年末シリーズ◎12/29(金)、30(土)、31(日) ※12/31 に第52回 園田ジュニアカップ♦年始シリーズ◎1/2(火)、3(水)、4(木) ※1/3 に第66回新春賞↑年末年始のイベント情報4年ぶりに入場制限がない開催は、イベント盛り沢山の6日間です。詳細については園田・姫路競馬の公式ホームページをご覧ください。https://www.sonoda-himeji.jp/sp/news/detail/Mjg2Ng
2023年12月23日
土曜日の担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。12月2週目の開催でしたが季節外れの温かさとなりました。ただ、北西から吹く風は冷たく服装の調整が難しい3日間でした。今シーズンは暖冬なのか・・・いや、今年1月の姫路みたいな雪が降るかもしれない・・・油断はできませんね(笑)。↑12月14日、園田2レースをロダンスター(田中一巧厩舎)で勝利した山本咲希到騎手が地方通算300勝達成!↓園田競馬場では初めてのレースだったアラジンバローズが木曜日メインの近江米特別を勝利。新春賞に弾みをつけました。★ヤングジョッキーズシリーズ ファイナルラウンド開幕!YJS西日本ラウンドを2位で通過した兵庫の長尾翼玖騎手が12月14日(木)のヤングジョッキーズシリーズ2023のファイナルラウンド川崎に出場しました。♦川崎ラウンド 結果 第1戦 エックスフレア 7着(6ポイント) 第2戦 ヴォーグセレナイト 7着(6ポイント)♦12月16日(土)ファイナルラウンド中山(JRA中山競馬場)長尾騎手は川崎ラウンドを終えて12ポイント。JRA初騎乗初勝利と中山ラウンドで逆転を狙います。 第1戦 中山7R ヤングローゼス 第2戦 中山9R アイファーエポック昨年の兵庫ゴールドトロフィー優勝馬 ラプタス(JRA)↑斎藤寿一氏 撮影★兵庫ゴールドトロフィー 主な登録馬第23回 兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)は12月20日(水)に行われます。過去22回はJRA所属馬が勝利している1400mのハンデダートグレード競走。今年の主な出走予定馬はご覧のとおりです。【主な出走予定馬、ハンデキャップ、予定騎手】※12月14日時点♦JRA所属馬 ケイアイドリー 59.5kg 藤岡康太騎手 セキフウ 58kg 武豊騎手 サンライズホーク 57kg M・デムーロ騎手 マルモリスペシャル 56kg 田口貫太騎手今年の北海道スプリントカップで初重賞制覇を飾ったケイアイドリーがトップハンデ。セキフウは2年前に兵庫ジュニアグランプリを勝利。JRA勢の中で唯一コース経験がある。今年のエルムステークスを勝利した時にコンビを組んだ武豊騎手に手綱が戻る。サンライズホークは佐賀のサマーチャンピオンを勝利して以来、3カ月半ぶりの休み明け。マルモリスペシャルは前走の阪神OPを勝って弾みをつけて登場。JRAルーキーの田口貫太騎手と共に初タイトルを目指す。♦地方 他地区所属馬 ボヌールバローズ(大井)52kg 下原理騎手 デュープロセス(大井)55kg 吉村智洋騎手 スペシャルエックス(北海道)53kg 岩橋勇二騎手 スティールペガサス(北海道)56kg 桑村真明騎手11月の「楠賞」勝ち馬で3歳馬のボヌールバローズはハンデ52kg。大井のデュープロセスは吉村騎手と2度目のタッグ。JRA在籍時の2019年に同レースを勝利。北海道からは園田コースは2戦ともに2着のスペシャルエックス。道営スプリント(門別)連覇を決めたスティールペガサスがエントリー。♦兵庫勢 主な出走予定馬 バーニングペスカ 51kg タイガーインディ 53kg サンロアノーク 52kg 他多数地元勢は前走のオープン特別を逃げて10馬身差で勝利したタイガーインディ。1月の白銀争覇(笠松)で初重賞制覇を飾ったサンロアノーク。JRA3勝馬で10月のゴールド争覇(名古屋)で2着に入ったバーニングぺスカがダートグレードに挑戦します。JRA勢が連勝を伸ばすのか?地方勢の初制覇なるか?次週の水曜日は是非、園田競馬場で熱戦をお楽しみください。当日は楽天競馬Youtubeライブの配信が行われます。そのだけいば×Rakuten 競馬『レジェンド予想会』14時~17時予定≪出演≫坂口正大さん(元JRA調教師)高橋賢司さん(競馬エイトTM)春名凛和さん、彩月真穂さん(SKNフラッシュ8)西村寿一アナウンサーhttps://www.youtube.com/watch?v=76qhTsOJ9kE●兵庫ゴールドトロフィー 推し馬キャンペーン開催中です!抽選でデジタルギフト券が当たります。投票の期限は12月20日(水)の15時迄。投票方法、詳細については園田・姫路競馬公式HPをご覧ください。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjg2NA★園田競馬 今後の開催日程園田競馬の今後は下記の日程で開催されます。次回の3日間開催が終わると年末シリーズまで1週間空くのでご注意ください。↑年末年始のイベント情報4年ぶりに入場制限がない開催は、イベント盛り沢山の6日間です。詳細については園田・姫路競馬の公式ホームページをご覧ください。https://www.sonoda-himeji.jp/sp/news/detail/Mjg2Ng◎12/19(火)、20(水)、21(木) ※12/20 に第23回兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)◎12/29(金)、30(土)、31(日) ※12/31 に第52回 園田ジュニアカップ◎1/2(火)、3(水)、4(木) ※1/3 に第66回新春賞
2023年12月16日
土曜日担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。今週は3日間のレギュラー開催で行われた園田競馬。スッキリしないお天気が続きましたが馬場状態は「良」で行われました。兵庫リーディング4位の広瀬航騎手が腰痛で火曜日の4レース以降で乗り替わり。水曜、木曜も騎手変更となりました。今後も有力馬の騎乗も控えているだけに1日でも早い復帰を願います。↑火曜日に先着で配布された「のむヨーグルト」★マミエミモモタロー 無敗継続で大晦日へ12月6日(木)、園田競馬9レースにJRA認定アッパートライ競走(1700m)が行われ、4戦無敗、重賞3連勝中のマミエミモモタローが出走。斤量57kgを背負うも好位インから抜け出して快勝。ネクストスター園田から2カ月近く空けて挑んだ一戦は、初めてのゲート位置に戸惑い枠入りを嫌います。目隠しをするとすんなりゲートに収まった(枠入不良でゲート再検査に)。「初めてのゲート位置だったので戸惑っていたのかもしれないですね」と川原騎手。それでも抜群のスタートを切って難なく3~4番手の内を確保。折り合いもついて内ラチ沿いからスルスル浮上すると先に抜け出したクラウドノイズを捕らえて先頭。ミスターダーリンに迫られるも首差先着。川原騎手は「今日は負けるかなと思っていたけど、道中の手応えは前回より良かったし、次はもっと走ると思うよ。前回は連戦の疲れがあったのかもしれないですね。先がある馬だから今後は馬の機嫌を損ねないように慎重にしていきたいです」。ゲートへの不安はあるものの強い内容で57kgを克服。大晦日の本番へ弾みをつけた。★2年ぶりでも強い!ガリバーストーム12月6日(木)、園田競馬10レースは一昨年の最優秀2歳馬、ガリバーストームが復帰。2021年の園田ジュニアカップ(1着)以来、およそ2年ぶりで今回の馬体重は550kg(+25)とさらに迫力が増した馬体となっていた。主戦の広瀬航騎手が腰痛で乗り替わりとなり、急遽杉浦健太騎手とのコンビになった。好スタートを決めて主導権を握るが、クフィールがぴったりマークし厳しい流れになる。それでも勝負どころから突き放すと最後は2馬身半差の快勝で復帰戦を白星で飾った。「スタートが良くてダッシュもつきました。道中は余裕もあったし、手応えも反応も抜群に良くて2年ぶりとは思えないですね。今度対戦する時は嫌な存在になりますね」。代打騎乗の杉浦騎手も驚く強さ。今回の勝利ポイント(100ポイント)を加算してもまだB1クラスを使える身。脚元の状態を気にしながらとはなるが将来重賞戦線で見たい1頭が帰ってきた。★兵庫生え抜き馬によるマッチレース!!園田金盃1着賞金3000万円の高額レース、第66回園田金盃は2番人気のスマイルミーシャが勝利!!最内枠にスマイルミーシャは発馬は若干出負け気味でもすぐに巻き返し6番手付近を確保。インでじっと脚をためる理想通りの競馬。昨年覇者のラッキードリームの背中を見る位置につけた。レース序盤はラッキードリーム、エイシンダンシャク、エコロクラージュが前に出るが、折り合いを欠いていたベラジオソノダラブが最初のスタンド前で先頭に立つと平均より速い流れになる。向正面でラッキードリームが動くと、中団追走のツムタイザン、内々をロスなく立ち回ったスマイルミーシャも動き始める。スマイルミーシャはコーナーで進路を外へ切り替え4角へ向かう。ラッキードリームが一旦先頭に立ったものの、スマイルミーシャ、ツムタイザンの方が勢いは優った。残り100m付近でスマイルミーシャが先頭に変わるとツムタイザンも負けじと伸びてくる。兵庫2歳王者の称号を手に入れた2頭による痺れるマッチレースはアタマ差でスマイルミーシャが競り勝った。2着は3番人気のツムタイザン。連覇を目指したラッキードリームは3着。人気馬3頭での決着となった。3歳牝馬のスマイルミーシャは重賞5勝目。9月の園田オータムトロフィー以来の重賞勝ち。古馬の一線級を蹴散らし昨年11月のデビューから11戦9勝、2着2回とパーフェクト連対を継続。吉村智洋騎手は重賞46勝目。飯田良弘厩舎は重賞7勝目。吉村騎手、飯田厩舎共に園田金盃初制覇。吉村智洋騎手コメント「好位の内をロスなく立ち回る理想通りの位置につけられました。出来るだけラッキードリームに離されないようにしようと思っていましたが、先に相手が動いてくれる展開もラッキーでしたね。最後は外からも来られてヤバいかと思いましたが馬が頑張ってくれました。今後は迎え討つ立場になりますがスマイルミーシャもこれからまだ成長する馬なので楽しみです。どう乗っても勝ってしまう馬。天才的なアイドル様でした。」YOASOBI「アイドル」の歌詞を用いてスマイルミーシャの強さを表現。ウィナーズサークルに集まったファンから歓声が飛んだ。※園田金盃 撮影 斎藤寿一氏〜園田金盃アラカルト〜◎牝馬制覇2000年以降では3頭目。2015年のエーシンサルサ以来、8年ぶりの勝利。◎3歳牝馬の制覇2014年のトーコーニーケ以来、9年ぶりの制覇。◎兵庫生え抜き馬のワンツーフィニッシュは9年ぶり(2014年 1着トーコーニーケ、2着ハルイチバン)※2着はラヴフェアリーと同着2013年はオオエライジン、ホクセツサンデーのワンツー。勝ち馬のスマイルミーシャ、2着のツムタイザンは兵庫生え抜き馬。共に大晦日の園田ジュニアカップを優勝。兵庫の最優秀2歳馬のタイトルを獲得。今週は2歳王者の経験がある兵庫生え抜き馬の活躍が光る開催となった。★園田・姫路競馬 2024年1月〜3月日程来年の1月~3月までの園田・姫路競馬開催予定が発表されています。年末開催は12月29日(金)~31日(日)。 ※園田ジュニアカップは12月31日に行われます。年始開催は1月2日(火)~1月4日(木)。 ※新春賞は1月3日に実施。1月9日(火)~11日(木)の園田開催が終わると舞台は姫路に移ります。来年の姫路競馬は2024年1月16日(火)からスタート。3月7日(木)迄の『5開催26日間』行われます。次週は12月12日(火)〜14日(木)までの3日間開催です!
2023年12月09日
土曜日の担当は園田、姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。イクイノックスがラストランを勝利で飾ったとジャパンカップ。85,000人以上の大観衆が詰め掛けた大一番に兵庫のクリノメガミエース(18着)、チェスナットコート(17着)が挑戦。2頭ともに無事完走しました。現役最後のレースとなったチェスナットコートは、パドックで矢作芳人調教師と再会する場面もありました。幸せな第二の馬生を過ごしてほしいですね。今週は月跨ぎの4日間開催でした。開催前にクラス編成の見直し(ポイント修正)が行われ多くの降級馬が発生。力量比較が難しく高配当が続出。一筋縄ではいかない週でした。火曜日メイン、朝来市岩津ねぎ特別はキングレジェンド(尾林幸二厩舎)が逃げ切りV。広瀬騎手は最終レースも勝ち1day3勝の固め勝ち。水曜日のメイン、神戸ビーフ特別は9番人気で山本屋太三騎手騎乗のキクノクライフ(土屋洋之厩舎)がV。波乱を演出しました。木曜日の5レースはオールタイムハイが初勝利。元JRA調教師で同馬を所有する池江泰郎さんが現地で勝利を見届けました。※日刊スポーツ・松本記者から画像を頂きました。木曜日のメイン、TEL杯はアラモードジェンヌ(石橋満厩舎)が逃げ切りで勝利。ヒメツルイチモンジの追い上げを封じました。※火〜木曜日のメイン表彰式と口取り画像は三宅アナウンサー、木村アナウンサーから頂きました。金曜日のメイン、なにわの畜産ひろば特別はウインドケーヴが逃げ切り勝ち。休み明け、久々の1700mでも強い勝ち方でした。表彰式は私が進行しましたが、スマホを実況室に忘れて記念撮影が撮れませんでした(汗)。次週は火水木の3日間開催です。12月7日(木)に第66回 園田金盃 が行われます。兵庫県競馬のグランプリレースはファン投票、記者選抜、自場収得賞金順で選ばれたメンバーが激突!【主な出走予定馬】重賞V10、"昨年覇者" ラッキードリーム摂津盃で久々の重賞V、ツムタイザン今年の兵庫ダービー馬、スマイルミーシャ重賞3勝馬、ベラジオソノダラブ1年ぶりのタイトル獲得を目指す、エコロクラージュ新春賞の勝ち馬、アキュートガール距離不問2年ぶりの重賞Vへ エイシンビッグボス5月の兵庫大賞典2着馬 メイプルブラザー2度目の園田金盃出走 エイシンダンシャク※出走馬の画像は 斎藤寿一氏 撮影さらに重賞2勝馬の シェナキング、ブリリアントカップ(2021・大井)勝ち馬のフィアットルクス、去年の新春賞3着馬 コスモバレットが出走を予定しています。※補欠馬 ベストオブラックなお、出走馬は変更になる場合があります。枠順は12月5日(火)のお昼過ぎに決まります。当日は楽天競馬YouTubeライブの配信があります。第66回 園田金盃 レジェンド予想会 ★配信時間 14時~17時予定 ゲストはJRA元調教師の南井克巳さん、競馬エイトTMの津田照之さんです。次週も熱戦をお楽しみください!!
2023年12月02日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。耐震工事で2年以上閉鎖されていた阪急園田駅 高架下商業施設「園田阪急プラザ」。リニューアルと共に名称も変更!!『sonon(そのん) そのだ』が11月22日にリニューアルオープンしました。 https://sonon.hankyu.co.jp/全30店舗のうち19店舗が新たに加わるとの事。競馬場へお越しの際は是非お立ちよりください。今週は火、水曜日は雲一つない快晴。木曜日の祝日開催は雲が多めでしたが良いお天気。同日に阪神、オリックスの優勝パレードがありましたが多くのお客様が来場されました。日没が17時前になって明るい時間が短くなった11月の中旬。昼間は20℃前後まで上昇しますが、朝晩の気温は一桁台になりました。寒暖差の激しい時期はまだまだ続きます。今週は重賞ウィークでゴール板も特別仕様にチェンジ!♦キャリアハイ更新!11月23日 (木)の第1レースで鴨宮祥行騎手が勝利し今年の81勝目。去年マークした自身のキャリアハイを更新しました。その後の9レース、10レースを連勝し勝ち鞍を83勝まで伸ばしました。同日の第5レースで田中一巧厩舎がキャリアハイとなる今年の55勝目を挙げました。翌日の24日に42歳の誕生日を迎える田中一巧調教師。1日早いバースデーWINとなりました。その田中一巧厩舎所属のチェスナットコートがジャパンカップ(G1)でラストランを迎えます。天皇賞春での入着経験があり海外遠征も経験したベテランが府中の晴れ舞台に立ちます。※オールカマー パドック 原山実子さん撮影◎11月26日 JRA東京競馬場第43回ジャパンカップ(G1)芝2400m チェスナットコート(田中学騎手・田中一巧厩舎)クリノメガミエース(吉村智洋騎手・石橋満厩舎) ↑兵庫クイーンカップの返し馬 斎藤寿一氏撮影クリノメガミエースは18番目に入り大舞台への出走が叶いました。去年は「ぎふ清流カップ(笠松)」をV。楠賞、園田金盃、今年の新春賞で3着と善戦。今年はグランダムジャパン古馬シーズンで上位着にまとめていました。田中学騎手、吉村智洋騎手はJRAのG1初騎乗となります。兵庫勢へのご声援宜しくお願いします。YouTubeにチェスナットコート、クリノメガミエースの紹介VTRが公開されています。是非ご覧ください!チェスナットコート バージョンhttps://youtu.be/Sw-VwbNPJ3I?si=922mIe2nn-muwVE4クリノメガミエース バージョンhttps://youtu.be/xYYNLYK1EV0?si=9hef1QxUV8x8W_d8 ♦兵庫勢 他地区遠征結果◎11月19日 JRA京都競馬場 秋明菊賞 フェリシス 8着◎11月21日 笠松競馬場 第19回 笠松グランプリ(全国交流重賞) パールプレミア 5着◎11月21日 盛岡競馬場 レディスジョッキーズシリーズ 佐々木世麗騎手 5着、2着 盛岡ラウンドを終えて現在第3位。来年3月の笠松ラウンドで逆転優勝を狙います。♦”鷲vs不死鳥” 痺れるマッチレース ~兵庫ジュニアグランプリ~11月22日(水)、園田競馬場で2歳馬のダートグレード競走、第25回兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)が行われました。※斎藤寿一氏 撮影快晴の空の下で争われた出世レースはJRAのイーグルノワールが勝利。サトノフェニックスとの一騎打ちを制し、3連勝で重賞初制覇を飾りました。 スタートは若干バラつきますが大きな遅れはありません。まずラブミーテキーラ、オーキッドロマンス(JRA)が前に出ますが、北海道のトラジロウがスタンド前でハナを叩いて主導権。序盤はペースが流れました。オーキッドロマンスが競りかけるように2番手。イーグルノワールは無理せず4番手追走。先行馬を見ながらレースを進めます。サトノフェニックスは中団でイーグルノワールの背後へ。ゼルトザームは8番手で最初のコーナーを通過。 向正面からサトノフェニックスが進出を開始。勢いがつくと一気に先行集団に接近。イーグルノワールも負けじと抵抗。ゼルトザームも後方から追い上げ始めます。逃げるトラジロウはJRA勢に飲み込まれて後退しました。※斎藤寿一氏 撮影イーグルノワール、サトノフェニックスの人気馬2頭が馬体を併せて直線へ。外のサトノフェニックスが一旦前に出ますがイーグルノワールが伸び返します。 ゴールまで続いた2頭の追い比べは並んだままゴールを通過。手に汗握る争いはハナ差でイーグルノワールが競り勝ち人気に応えました。※斎藤寿一氏 撮影 2番人気のサトノフェニックスは惜しくも2着。タイトルまであと一歩でしたが、地方馬場も対応。将来に繋がる走りを見せてくれました。 後方追走のでゼルトザームは3着。砂を嫌って位置を下げましたが良い脚で追い上げました。今年はJRA勢がワンツースリーを決めました。 地方勢の最先着は北海道のストリームで4着。名古屋のミトノウォリアーが5着。5連勝中のトラジロウは8着に敗れました。 デビューからコンビを組むJRA松山弘平騎手は兵庫のダートグレード2勝目。2020年の兵庫ゴールドトロフィー以来、3年ぶりの勝利です。松山弘平騎手コメント「返し馬から行きっぷりが良く、馬は気合いが入っていましたね。ただ、コーナ4つの小回りコースなので少し忙しいのではと感じていました。スタートを決めてくれて園田の馬場も上手に立ち回ってくれましたね。1400mでも勝てたので様々な距離に対応出来ると思います。これからもまだまだ良くなる馬なので将来が楽しみです。」 JRA音無秀孝厩舎は兵庫のダートグレードは2勝目。クリソベリルで勝利した2021年の兵庫チャンピオンシップ以来の勝利となりました。音無調教師コメント「前回から+12kgで若干太めでしたが良い馬体だなと思っていました。厳しい競馬で直線差し返して根性がある馬ですね。新馬戦の走りを観て芝よりダートの方が向いていると感じてダートへ転向させました。馬が結果を残してくれて、あの決断が良い方向にいきましたね。次走は2〜3日様子を見て決めますが、来月の川崎(全日本2歳優駿)を視野に入れています。」 イーグルノワールは新種牡馬『ブリックスアンドモルタル』産駒。ゴンバデカーブースで勝利した先月のサウジアラビアロイヤルカップに続き、産駒2度目の重賞制覇となりました。初年度から芝、ダートの両方で活躍馬を輩出しています。 芝のデビュー戦(4着)を見て音無調教師はダート適性があるとジャッジ。2戦目の小倉ダートでの初勝利から3連勝で初タイトルを獲得。早期の決断が実を結びました。スピードと器用さを持ち合わせた将来期待のホープが2歳ダート王者を目指します。 ♦園田金盃ファン投票結果12月7日(木)に行われる兵庫のグランプリレース『園田金盃』のファン投票最終結果が発表されました。最多得票はイグナイターの3290票でした。出走予定の上位6頭がファン投票選定馬となります。ラッキードリーム スマイルミーシャ ベラジオソノダラブ ツムタイザン アキュートガール エイシンビッグボス 記者選抜2頭、出走予定自場賞金上位(予備登録馬)4頭を含めて12頭で争われる予定です。ラッキードリームの連覇か?勢いに乗るツムタイザンか?3歳馬が古馬を蹴散らすのか?好メンバーが揃うグランプリレースにご期待ください!【騎手の引退のお知らせ】 田村直也騎手(園田・田中範雄厩舎)の騎手免許を11月16日付けで取り消しましたのでお知らせいたします。 生年月日:1984年12月3日 初騎乗:2016年 9月8日 初勝利:2016年11月2日 通算成績:地方:1399戦29勝、中央:なし 次週の園田競馬は4日間開催です!!11月28日(火)、29日(水)、30日(木)、12月1日(金)。月跨ぎのシリーズです!
2023年11月25日
土曜日の担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。先週までの夏日に近い気温だった近畿地方ですが、週末から一気に気温が低下。11月下旬から12月初旬の気温となりました。冬物のジャケットを慌てて押し入れから引っ張り出すことに(笑)。急激な冷え込みは身体に堪えます。競馬場へ来場される皆様も温かい服装でレースをお楽しみください。★今週のメモリアルV開催前にメモリアル間近の騎手、調教師のチェックをしています。ここ数週間は節目勝利、キャリアハイ更新寸前の関係者が増加。漏れがないように確認するのも大変な作業です(汗)。今週はメモリアル勝利を決める騎手、調教師の多い開催となりました。◎飯田厩舎800勝11月14日(火)、園田競馬の第5Rはクリノターハイ勝利し、飯田良弘厩舎が地方通算800勝を達成!2週連続で週間4勝をマークすると、今週も5勝の固め勝ち(火曜日2勝、水曜日3勝)。2位の柏原厩舎との差を7勝に広げました。自身2度目の兵庫リーディング獲得へ良い流れを継続しています。◎鴨宮騎手600勝同日の園田競馬、第7Rで鴨宮祥行騎手が地方通算600勝を達成!!今週は3勝を挙げて今年80勝目。去年記録した自身のキャリアハイ(80勝)に並びました。 「開催前にファンの方からあと2勝ですと、SNSで言われていたので、今日で決めるぞと思っていました。節目勝利もキャリアハイもそんなに意識なく、まだまだという感じです。年間100勝目指して頑張ります!」↑木村寿伸アナウンサー撮影◎吉村騎手 年間300勝 到達!11月15日(水)、園田競馬の第11Rで吉村智洋騎手が今年の300勝目を決めました!!5年連続5回目。去年より5日遅い到達ですが、殆ど同じペースで大台に乗せました。2020年に記録したキャリアハイの年間357勝に残り1か月半でどこまで迫れるのか?要注目です!!↑画像はオズモポリタン号(諏訪貴正厩舎)で勝利した火曜日のメイン、「ARとアートのまち加東特別」表彰式です。※木村寿伸アナウンサー撮影◎寺地厩舎 開業初勝利!11月16日(木)の園田競馬4Rでヨシイチが勝利し、寺地誠一厩舎が初勝利!!初出走から1ヵ月、通算18戦目でした。同レース2頭出しの寺地厩舎はヤングブラッドも2着に入り、ワンツーフィニッシュとなりました。◎田野騎手 年間300勝 到達!11月16日(木)の園田競馬6Rはドゥワーがハナ差制して初勝利。鞍上の田野豊三騎手がキャリアハイ更新の69勝目!去年の記録を上回りました。★イグナイター JBCスプリント優勝報告会↑三宅きみひとアナウンサー撮影11月15日(水)の7レース終了後に【イグナイター号のJBCスプリント優勝報告会】が行われました。西ウィナーズサークルには多くのファンが集まりました。野田善己オーナー、新子雅司調教師、武田裕次厩務員がJpn1制覇を達成した喜びやレース後のイグナイターの様子などを語ってくれています。報告会の模様は園田・姫路競馬公式YouTubeで配信しています。是非ご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=oqmcKddyhkU↑木村寿伸アナウンサー撮影私がパドック進行の際にメモリアルV達成、報告会があり現場に行く事が出来ず。木村アナ、三宅アナから画像を頂きました。ありがとうございます。★兵庫勢 遠征情報◎11月19日(日)JRA京都競馬場秋明菊賞(2歳1勝クラス)フェリシス(山本咲希到騎手・石橋満厩舎)前走のりんどう賞(京都)は後方追走から良い脚で追い込み6着。(勝ち馬と0.5秒差)2度目の京都遠征で上位を目指します。◎11月21日(火)盛岡競馬場レディスジョッキーズシリーズ盛岡ラウンド兵庫の佐々木世麗騎手が出場。今回の盛岡ラウンド2競走と、来年3月8日(金)の笠松ラウンド2競走の合計得点で争います。佐々木世麗騎手はシリーズ初制覇を狙います。◎11月21日(火)笠松競馬場第19回笠松グランプリ(全国交流・1400m)パールプレミア(笹田知宏騎手・新子雅司厩舎)今年2月の兵庫ウインターカップ(姫路)、7月のサマーカップ(笠松)を勝利。通算重賞3勝を挙げてているパールプレミアが選定されました。休み明けの兵庫ゴールドカップはハナを奪って4着。夏に逃げ切っている舞台で4つ目のタイトルを狙います。★次週は兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)園田競馬は来週も火、水、木(11月21日~23日)の3日間開催です。11月22日(水)には2歳馬のダートグレード競走、第25回兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)が行われます。来月15日の全日本2歳優駿(Jpn1・川崎)に向けて重要なステップレースです。中央、地方のダート競走体系整備”元年”となった今年は豪華な顔触れが登録しています。【主な登録馬】※11月16日現在 ◎JRA所属馬 イーグルノワール(栗東・音無英孝厩舎) オーキッドロマンス(美浦・手塚貴久厩舎) サトノフェニックス(栗東・西園正都厩舎) ゼルトザーム(栗東・加用正厩舎) タリスマン(美浦・金成貴史厩舎) ◎地方他地区 カプセル(北海道・田中淳司厩舎) ストリーム(北海道・田中淳司厩舎) トラジロウ(北海道・角川秀樹厩舎) ミトノウォリアー(名古屋・角田輝也厩舎) ◎JRA所属 補欠馬 タイセイレスポンス メイプルギャング ブシン アイウィルビー ミライテーラー など ※地方補欠馬なし、枠順発表は11月19日(日)の午後 来年から距離が1400mに変わる兵庫チャンピオンシップ(Jpn2・2024年4月29日)に繫る一戦です。地元の有力馬が不在なのは残念ですが、砂のスター候補達による競演をお楽しみください。↑兵庫ジュニアグランプリ当日は楽天競馬YouTube LIVEの配信があります。※14時〜17時予定https://www.youtube.com/live/faTDbZLrmdg?si=WU84nAGRXuA3RCMyゲスト:沖芳夫さん(元JRA調教師) 津田照之TM(競馬エイトトラックマン)司会:西村寿一アナウンサーSKNフラッシュ8:佐藤夢さん、彩月真穂さん是非現地でお楽しみください!!
2023年11月18日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。1週間弱のお休みを頂き、今週は"生まれ故郷"の静岡県でゆっくりしてきました。JRの在来線はオレンジと水色のユニフォームを着た人がチラホラ。土曜日はJ2リーグの試合が磐田、清水で行われていました。現在、磐田は2位、清水は勝ち点1差の3位。J1復帰に向けて負けられない戦いが続いているため、両チームのサポーターは気合が入っていました。最寄り駅に着いた瞬間、威勢よく電車を降りていきました(笑)。大阪から約3時間半で地元に到着。駅の周囲は、のんびりとした静岡らしい雰囲気が漂います。冬の装備で帰省したものの……地元は夏日(26℃)。11月とは思えない暑さでした。↑スポーツ紙の静岡版にもJBC競走の結果が掲載。改めてイグナイターの快挙を実感しました。イグナイターの優勝報告会を園田競馬場で11/15 (水) に実施します(時間は未定)。馬主の野田善己氏、管理する新子雅司調教師にレースを振り返っての優勝報告をしていただきます。当日はイグナイター号も参加予定です。※但しイグナイター号の優勝報告会参加につきましては、当日の体調などの理由により取り止めとなる場合があります。ご了承ください。親戚への挨拶まわりと同時に”故郷” 志太地区(焼津市、藤枝市、島田市)の名所、名店へ足を運びました。その中でオススメの所を紹介致します。↑焼津漁港付近から見える富士山ビュースポット本来なら綺麗な富士山が見える場所なのですが……残念ながら今回は見えませんでした。↑蓬莱橋(静岡県島田市)https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kanko-docs/houraibasi.html世界一長い木造の歩道橋としてギネスブックに認定されています。旅番組、情報番組などで紹介されて休日は観光客で賑わっています。なお、橋を渡るには渡橋料金が必要です。蓬莱橋の下を通るマラソンコースは、高校時代に陸上部の練習で使っていました。休日はランニング、サイクリングを楽しむ人が行き来しています。↑島田市名物"小まん頭"静岡県島田市の"龍月堂"の小まん頭。https://ryugetsudo-blog.com/お正月やお盆の帰省で親戚宅に伺うと、必ずテーブルあった思い出の饅頭です。米糀と山芋が練り込まれている生地と特製のこしあんの相性が抜群。賞味期限が購入日の翌日迄となっているのでご注意ください。今回は売り切れで買えませんでしたが、生クリーム大福もオススメです。↑藤枝総合運動公園サッカー場https://www.fujiedascp.com/今年、J2リーグに昇格した藤枝MYFCのホームグラウンド。12日(日)に今シーズンの最終戦、いわきFC戦が行われます(13時試合開始予定)。https://myfc.co.jp/現在、サッカー場は客席増設の工事が進められていて、休館日の月曜日に工事車両が出入りしていました。藤枝総合運動場は野球場、サッカー場、陸上競技場があって藤枝市内、または地区大会の会場にもなります。陸上競技場は中学の陸上練習で利用していました。景色の良い場所でしたが、自宅から自転車で1時間弱かかるので、移動が大変でした(笑)。↑とんかつ うんのhttp://tonkatsuunno.com/静岡市駿河区高松にある大人気のとんかつ店。衣はサクサク、柔らかくて大きいお肉とのコンビは最高!御飯が進みますよ。開店時刻の11時前に駐車場が埋まってしまう程の人気店です。なお、上の画像は「特上ロースかつ膳」。エビ、ヒレカツのミックスしたメニューや、丼メニューなどがあります。※テイクアウトもあり園田・姫路の仕事をしてから初めての長期休み。少し競馬のことは忘れてリフレッシュが出来ました。次週からまた現場に戻りますのでよろしくお願いします。私が休暇期間の開催は、大雨の影響で火曜日の朝に4角内側の砂補充。前週よりも時計が掛かっている印象。木曜日は後方からの差し切り勝ちも見られたが、基本は前々で立ち回った馬が活躍していました。 吉村智洋騎手が火曜日に1日6勝の固め勝ち。水曜、木曜日も勝利を挙げ、年間300勝迄あと5勝としています。木曜日は竹村達也騎手が5レースを勝って今年の59勝目。自身のキャリアハイを更新。JRAの田口貫太騎手がメインのJRA交流 、千種川特別を勝って園田初勝利!山本咲希到騎手は1日2勝をマーク。地方通算300勝まであと5勝としています。★園田金盃 ファン投票受付中園田金盃のファン投票は11月7日(火)から開始されています。※投票はインターネットのみで受付中https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/MjgzOA再来週に行われる兵庫ジュニアグランプリ (Jpn2) の推し馬キャンペーンは来週月曜日から開始!詳細については園田・姫路競馬の公式HPをご覧くださいhttps://www.sonoda-himeji.jp/sp/news/detail/Mjg0NQ次週の園田競馬は火〜木曜日までの3日間開催。私は月曜日のレース展望から復帰します!
2023年11月11日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。レース展望の収録を行うため、月曜日の午前中に園田競馬場へ。阪急園田駅から歩いて向かいましたが・・・暑いですね(笑)。日中は気温が25℃近くまで上昇。15分近く歩くと額から汗が流れてきます。朝晩と昼の寒暖差が激しく、服装の調整が難しい時期ですね。↑今週月曜日の馬場。馬場内で工事が行われていました。馬場整備工事は来年の3月下旬まで続く見込みです。↓こちらが約1カ月前の光景。今年出来た東側のハッキング馬場は使用出来るとの事ですが今後、園田在厩馬にどう影響するのかも気になりますね。無料送迎バス乗り場から正面入場門に向かう通路の壁に兵庫騎手全員のパネル、これまで行われた重賞レースのパネルが掲示されています。ご来場の際は是非ご覧ください。園田競馬はナイターシーズンが終了。今週から【火曜日】から開催がスタート!10/31(火)~11/3(祝金)迄の4日間連続開催でした。★3歳馬の全国交流戦 楠賞11月1日(水)、3歳馬の全国交流重賞、第57回楠賞は、大井所属の牝馬『ボヌールバローズ』が勝利。重賞2勝目を飾りました。逃げ馬が揃った激戦ムードの一戦。昨年の兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)2着馬のスペシャルエックス(北海道)が1番人気。船橋のサーフズアップが2番人気。3番人気のボヌールバローズ(大井)迄が単勝10倍以下。遠征勢に人気が集まりました。レースは好スタートを決めたボヌールバローズが二の脚の速さを活かしてハナを主張。隊列も決まってペースが落ち着くと、1コーナー手前でサラキャサリンが前走馬に接触。騎手が落馬するアクシデントが発生し、場内は騒然となりました。マイペースの逃げに持ち込んでいたボヌールバローズでしたが、向正面から3コーナー付近で空馬に絡まれます。馬が怯んで減速すると一旦2番手に後退。それでも鞍上の吉原寛人騎手は冷静でした。4コーナー手前で冷静に外へ持ち出すと再加速。スペシャルエックスを直線で抜き返して4馬身差の快勝。昨年のラブミーチャン記念以来の重賞勝ちです。2018年に3歳馬の1400m重賞として復活した楠賞。牝馬の勝利は距離変更後では初めて。2着は北海道のスペシャルエックス。3着は川崎のラビュリントスで遠征馬が上位を独占。2番人気のサーフズアップは4着。兵庫勢の最先着はヒメツルイチモンジの5着でした。落馬の影響で力を発揮出来ずに終わった馬も多くいました。今後行われる重賞舞台での巻き返しに期待しています。↑検量前でガッツポーズをする吉原寛人騎手吉原寛人騎手(金沢)は兵庫の重賞は通算7勝目。楠賞は初制覇。先週の兵庫クイーンカップに続き2週連続の重賞勝利。福永敏厩舎(大井)は兵庫の重賞初制覇です。全国各地の重賞を渡り歩く吉原騎手の手腕が光った今年の楠賞でした。※レース・口取り・表彰式撮影 斎藤寿一氏11月3日(祝金)の園田競馬は8レース制。その後はJBC競走の場外発売が行われました。開門から場内イベントも実施されました。↑お子様向けのゲームコーナー、ふれあいポニー、カフェ&スイーツのキッチンカーは開門後からスタート!★”園田が生んだレジェンドジョッキー” 岩田康誠騎手のトークショー※木村寿伸アナウンサー撮影★ビタミンS・お兄ちゃん&稲富菜穂さんのJBC競走予想会★兵庫騎手会ブース「なりきりジョッキー」「蹄鉄なげ」には長蛇の列が出来ていました。騎手会ブースには大山真吾騎手、高畑皓一騎手、鴨宮祥行騎手、石堂響騎手、佐々木世麗騎手、山本屋太三騎手が登場しました。↓画像は三宅きみひとアナウンサーから提供★ついに掴んだ!悲願の交流G1初制覇!!イグナイター大井競馬場で行われた第23回JBCスプリント(Jpn1)は兵庫のイグナイターが優勝!好スタートを決めると2番手外の追走。抜群の手応えのまま直線コースを迎えると逃げるラプタスを残り200mで捕らえて先頭。後続馬の追い上げを封じ兵庫勢初の交流G1制覇となりました!!ゴールで笹川騎手の左腕が上がり、『やったぞ!』と嬉しそうな表情をしていました。スタンド前でウイニングランをするとスタンドのファンから『笹川!笹川!』のコールが起きました。イグナイターは5度目の交流G1挑戦で初制覇!!重賞は通算8勝目となりました。父のエスポワールシチーは2013年に金沢競馬場で行われたJBCスプリントを勝利。親子制覇となりました。イグナイター(牡5歳) 〜獲得重賞タイトル〜2021年 楠賞(くすのきしょう)2022年 黒潮スプリンターズカップ(高知) 黒船賞(Jpn3・高知) かきつばた記念(Jpn3・名古屋)2023年 黒潮スプリンターズカップ(高知) さきたま杯(Jpn2・浦和) 園田チャレンジカップ JBCスプリント(Jpn1・大井)イグナイターと3度目のコンビを組んだ大井の笹川翼騎手は交流G1初制覇です。大井競馬場のウイナーズサークルで笹川騎手が満面の笑みで勝利騎手インタビューを受けていました。「イグナイターは3回騎乗して感触を掴んでいました。1200mも悪くないと思っていて、今日は自信を持って乗りました。返し馬の感触は素晴らしかったです。イグナイターの関係者はが仕上げて下さって良いバトンを任せて貰えました。道中の手応えは抜群で仕掛けのタイミングだけを気にしていました。最後の直線は長く感じましたね」。「園田の皆さん!!やりました!!」その瞬間、園田競馬場のファンから拍手が起きました。新子雅司厩舎は交流G1初制覇!重賞は通算64勝目。今年は園田の姫山菊花賞に続き重賞12勝目。5月のさきたま杯(浦和)をイグナイターで勝利し兵庫勢初のJpn2制覇。その5か月後、目標に掲げていた交流G1制覇をJBC競走の大舞台で成し遂げました。なお、地方馬のJBCスプリント勝利は4頭目。南関東以外の所属馬が勝つのは初めてです。・フジノウェーブ(2007)・ブルドッグボス(2019)・サブノジュニア(2020)・イグナイター(2023)→New!2度目のJBC競走でG1馬の称号を手に入れた『兵庫の雄』イグナイター。ゴール後の園田競馬場は勝利を祝福するファンの大きな歓声と拍手が飛びました。次週の園田競馬は11月7日(火)~11月9日(木)迄の3日間。開門時刻は午前10時です。なお、園田金盃のファン投票は11月7日(火)から開始予定です。※投票はインターネットのみで受付詳細については園田・姫路競馬の公式HPをご覧ください。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/MjgzOA私は1週間のお休みを頂くので次開催は不在となります。実況陣は三宅きみひとアナウンサー、木村寿伸アナウンサーの2人体制です。次回も熱戦にご期待ください。
2023年11月04日
土曜日担当は園田・姫路実況アナウンサーの鈴木セイヤです。先週の10月21日(土)はDASH和歌山で行われた佐々木世麗騎手のトークショーのMCをしておりました。現地まで駆けつけて下さったファンの皆様、ありがとうございました!トークショー初の進行で緊張気味でしたがいかがでした?現場に来ないと聞けない話もあったりと盛り上がったイベントになりました。↓サイン入りグッズが貰えるジャンケン大会※三宅きみひとアナウンサー撮影第二部の最後に私は菊花賞の推奨馬は「ドゥレッツァ」と宣言していましたが……見事に勝利!私の推し馬から狙った方は的中されたのではないでしょうか?おめでとうございます!!帰りは和歌山をさらに南下して黒潮温泉へ。海風が気持ちよくて良いリフレッシュになりました。今週の園田競馬は水曜、木曜日は天気も良く「良馬場」。前残りが多く、速い時計での決着が目立ちました。↑水曜日のメインは吉村騎手と初コンビの「ホテルカリホルニア」がV。前回で兵庫で初黒星となりましたが叩き2走目で巻き返しました。↑木曜日のメインはA1A2混合。A2格付けのタガノオボロがマイペースに持ち込み逃げ切り勝ち。小谷周平騎手は久々のお立ち台となりました。10月27日(金)は今年の園田金曜ナイター最終日。4レース前に突然の雷雨となりましたが30分程で雨雲が通過。天気は徐々に回復していきました。↑9レースの誘導後にはハロウィン衣装を身に纏った誘導馬3頭が西ウイナーズサークルに集結。撮影会が行われました。私もコスプレしてお手伝いさせて頂きました。※斎藤寿一氏 撮影5レース実況終わりに急いで着替えとメイクを済ませて後半のパドック進行を担当。(9レースのみ三宅アナウンサーにお願いしました)※三宅アナ、木村アナ撮影いつもと違う雰囲気の実況室で競馬ブックの松原TMは戸惑いをみせていました。常にカメラ目線の松原TM(笑)。また機会があればどこかでお見せ出来たら良いなと思っております。お楽しみに(笑)。↑もう少しアイラインを強めに描きたかったです。♢兵庫クイーンカップ※斎藤寿一氏 撮影その金ナイター最終日のメインに第20回兵庫クイーンカップが行われ、金沢のハクサンアマゾネスが勝利!!道中2番手につけたハクサンアマゾネスは余裕の手応えで逃げ馬のグリージャをマーク。3コーナー付近で先頭に立つと、兵庫のスマイルミーシャが追い上げを封じる完勝でした。2着のスマイルミーシャに3馬身差をつけて重賞通算19勝目を挙げました。スマイルミーシャはハクサンアマゾネスの背後。道中4番手追走。外々をまわりながらも先に抜け出したハクサンアマゾネスを猛追。勝ち馬には離されましたが厳しい流れを対応して2着を確保しました。3着は高知のアンティキティラ。好位の内でロスなく立ち回る競馬で馬券圏内は確保。近況勝利はありませんが、地方馬同士の牝馬重賞で安定した走りを披露しています。終わってみれば人気上位馬3頭での決着。後方から良い脚で追い上げたクリノメガミエースは4着でした。※三宅アナウンサー撮影金沢勢は兵庫クイーンカップ連覇達成で通算4勝目。この勝利でハクサンアマゾネスは総獲得賞金が1億円を超えました。金沢の女傑が強さを見せつけたナイター最終日でした。前日の10月26日に40歳の誕生日を迎えた金沢の吉原寛人騎手は兵庫クイーンカップを連覇。兵庫重賞は通算6勝目です。金沢の加藤和義厩舎は兵庫の重賞は2勝目。7月の兵庫サマークイーン賞に続いての勝利です。加藤調教師も10月28日が46歳のバースデー。騎手、調教師ともに勝利で自身の誕生日に花を添えました。ナイター最終日は「東京トゥインクルファンファーレ」が来場。第10レースで園田・姫路の一般競走のファンファーレ、第12レースで大井競馬の一般競走ファンファーレを生演奏!!演奏を聴こうと多くのファンが中央のウイナーズサークル前に集まり、演奏後は歓声と拍手が起きました。♢遠征情報★田中学騎手が金沢で重賞V10月22日(日)金沢競馬場で行われた第8回金沢シンデレラカップ。兵庫の田中学騎手が騎乗した北海道のシトラルテミニ(田中淳司厩舎)が優勝!道中5番手につけたシトラルテミニは、向正面から進出を始めると4角で先頭に立ちます。同じ北海道のバラライカに2馬身差をつけて勝利。1番人気の期待に応えて重賞初制覇を飾りました。田中学騎手は重賞80勝目。イグナイターで勝利した先月の園田チャレンジカップに続き今年重賞5勝目となりました。なお、兵庫から遠征したイマナンジャナイは4着、スターマンモスは9着でした。★イグナイター 2度目のJBCスプリントへ11月3日(祝金)に大井競馬場で行われる第23回JBCスプリント(Jpn1・1200m)に兵庫のイグナイターが出走予定です。鞍上は前走に続き大井の笹川翼騎手です。前走のマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)はレモンポップと真っ向勝負を挑んで2着。盛岡で行われた去年のJBCスプリントは地方最先着の5着。2度目の同レースで挑戦で悲願の交流GⅠ制覇なるか?舞台となる大井競馬場は開催前にオーストラリア産の白い砂に入れ替えられました。園田と同じ砂に変わった事がイグナイターにとって追い風になるかもしれません。場外が行われる園田競馬場でも場外発売が実施されますので、イグナイターへのご声援を宜しくお願いします。ナイターシーズンは今週で終了!次回の園田競馬は10月31日(火)〜11月3日(祝金)の4日間開催です!! 全てデイ開催で開門時刻は午前10時です。11月1日(水)には第57回楠賞が行われます。3歳馬の全国交流重賞です。♢楠賞 主な登録馬 【遠征馬】 スペシャルエックス(北海道・田中淳司厩舎) サーフズアップ(船橋・山下貴之厩舎) ナイトオブバンド(船橋・米谷康秀厩舎) ボヌールバローズ(大井・福永敏厩舎) ラビュリントス(川崎・内田勝義厩舎) ※補欠馬 ルーンファクター(岩手) リストン(名古屋) ポリゴンウェイブ(浦和) デステージョ(高知) ペップセ(名古屋) フジコチャン(大井)など 【兵庫 主な登録馬】 ベラジオソノダラブ スマイルジョナス サラキャサリン アドワン ヒメツルイチモンジ スネークアイズ フクノユリディズ など各地から実績馬が登録。ハイレベルな戦いが繰り広げられます!熱戦にご期待ください。祝日の3日(金)は場内イベントが行われます!!JRAの岩田康誠騎手のトークショーやJBC競走の予想会、お子さま向けのゲームコーナーなど内容盛り沢山!!お休みの方は園田競馬場でお楽しみください。皆様のご来場をお待ちしております!
2023年10月28日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。先週に続き園田競馬場上空は秋晴れ。昼間は若干暑さは残りますがカラッとしたさわやかな気候。遠くの山々はオレンジ色に染まった場所も見られ秋が深まってきています。現地での競馬観戦には最高の環境ですね。金曜日は午後から雨が降ったり止んだり。気温がグーンと下がりました。そういう日は温かいものを食べてエネルギーチャージ。メニュー豊富な競馬場グルメを楽しみながら熱戦をお楽しみください!↑競馬場の東側に並ぶ飲食店。私もお昼を買いに顔を出すエリアです。お気に入りのお店が多いので、毎回どこにしようか悩みますね(笑)。10月18日(水)は井上幹太騎手が1日3勝の固め勝ち。翌日は1鞍のみでしたが見事勝利を挙げて日を跨ぎ騎乗機会3連勝をマークしました。同日の8レースは田中一巧厩舎が地方通算300勝を達成。先週金曜日に続き1日2勝を挙げての達成でした。10月20日終了時点で今年52勝。自身のキャリアハイ(21年、54勝)に迫る数字です。10月19日(木)の準メイン(DASH和歌山開設記念)は3歳馬のヨシノタルマエが勝ち連勝を「5」に伸ばしました。鞍上の下原理騎手は前日の淡路市コウノトリ特別(グロリアスアポイ)に続き2日連続のお立ち台となりました。↑写真はグロリアスアポイで勝利した淡路コウノトリ特別での口取り写真です。メインは山本咲希到騎手騎乗のフローラルドレスが勝利。所属する石橋満厩舎の管理馬で決め、ゴール後に小さくガッツポーズをする姿が見られました。今年3月から兵庫の騎手として騎乗を開始した山本騎手は園田で初のお立ち台です。★記録更新おめでとう!アイスバーグ兵庫のレジェンド誘導馬"マコーリー"の最高齢誘導記録を更新した30歳のアイスバーグ。記録更新を記念して「マコーリーを超えたよ!アイスバーグがんばってるで賞」がその金ナイターの9レースに行われました。9レースの誘導後には華やかな撮影会が実施され多くのファンが祝福しました。私は後半パドックの進行だったので1レースで誘導を終えたアイスバーグを撮影しました。★”園田巧者”が躍動!ダノンジャスティス4週連続で重賞レースが続いている園田競馬。10月20日(金)は1230mの全国交流重賞、第7回兵庫ゴールドカップが行われました。実力伯仲の好メンバーが揃ったスプリント戦は、8番人気のダノンジャスティス(高知)が制しました。レースは地元兵庫のパールプレミアが先手を主張。ベストマッチョが2番手外。高知のダノンジャスティスは道中3番手につけます。前の2頭を見ながらレースを進めたダノンジャスティス。終始追い通しで手応えは良くなさそうに見えましたが、じわじわ伸びて先行する2頭に迫ります。ゴール手前でベストマッチョを差し切り波乱を演出しました。2着は2番手から早めに抜け出した川崎のベストマッチョ、3着は中団から追い上げた川崎のヴァヴィロフが入り、三連単は10万超えの高配当となりました。地元勢はパールプレミアの4着が最高。1番人気のブラックストームは中団につけますが、見せ場なく9着に敗れました。高知のダノンジャスティスは重賞2勝目。去年の園田チャレンジカップ以来の重賞勝ちです。相性抜群の園田コースで1年1カ月ぶりの勝利を挙げました。※そのだメールひめじメールのSNSより高知の上田将司騎手は兵庫の重賞2勝目。ダノンジャスティスで勝利した去年の園田チャレンジカップ以来です。高知の別府真司厩舎は兵庫の重賞4勝目です。高知勢は兵庫ゴールドカップ初制覇。上田将司騎手コメント『最近はコーナーで置かれてしまう面があって、高知ではそのまま後退することも多いのですが、園田だとそこから伸びてくれますね。3着はあるかな?と思っていたら前が止まってくれてかなり驚きました。別府先生からは「今日はジャスティスの馬場だ」と聞いていましたが、やはりコース相性は良いですね』。勝利騎手インタビューhttps://youtu.be/B26NWmgdImk?si=f5-edon90tGmAH5n★その金ナイターは次週迄!豪華メンバー集結!兵庫クイーンカップ次週も水木金の3日間連続開催。5月からスタートした今年の園田金曜ナイター「その金ナイター」。10月27日(金)が今年度の最終日となります。「その金ナイター」のメインは牝馬重賞、第29回兵庫クイーンカップ(1870m・西日本交流)が行われます。これまでは1700mで実施されていましたが、今年から距離が1870mに変更。来年4月予定のダートグレード競走「兵庫女王盃」と同じ舞台となります。※10月19日時点での出走予定メンバーです。【他地区】 金沢・ハクサンアマゾネス 金沢・クレウーサ 笠松・エイシンレミー 名古屋・アヤ 高知・アンティキティラ 補欠 笠松・サイファリス 【兵庫】 スマイルミーシャ クリノメガミエース メイプルプリン ニネンビーグミ クレモナ アキュートガール など 今年の”兵庫ダービー馬”スマイルミーシャが登場!9月の園田オータムトロフィーを勝って今回は古馬重賞に挑戦。園田サマークイーン賞を制した金沢のハクサンアマゾネスと激突します。さらに重賞winnerの高知・アンティキティラ、ニネンビーグミ、クレモナ、アキュートガール、クリノメガミエースなど豪華な顔触れが揃っています。この日は「東京トゥインクルファンファーレ」が来場!!園田の夜空に生演奏のファンファーレが響き渡ります。【演奏レース】 ★準メインレース「ベコニア賞」 演奏曲 そのだ・ひめじ競馬 一般競走ファンファーレ ★最終レース「トゥインクルファンファーレ賞」 演奏曲 大井競馬 一般競走ファンファーレ「ブラスバンドH.B.B」による園田・姫路重賞ファンファーレの生演奏がダートグレード競走で行われていましたが、一般競走のファンファーレはおそらく初ではないでしょうか?非常に貴重な機会ですので現地、モニターの前でお楽しみください。10月21日(土)はDASH和歌山で行われる佐々木世麗騎手のトークショー。私はМCとして出演致します。こちらのブログはトークショーの朝に作成しています。その模様は次回のブログに掲載します。お近くの皆様は現地でお会いしましょう!
2023年10月21日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。10月9日(祝月)はプライベートでJRA京都競馬場にいました。フリーパスDAYで多くのファンが現地でレースを楽しんでいました。雨が降ったり止んだりと生憎のお天気で、私のプライベート馬券も湿りがち・・・狙い馬が4、5着続きで散々な結果となりました(笑)。京都9Rの「りんどう賞」には兵庫のピンクレディ(保利良平厩舎)、フェリシス(石橋満厩舎)が出走。芝のレースに挑戦しました。兵庫若駒賞3着馬のフェリシス(5番)。鞍上は山本咲希到騎手。京都競馬場は初騎乗です。デビュー戦(園田820m)を勝利して今日が2戦目のピンクレディ(7番)。鞍上は吉村智洋騎手です。後方待機のフェリシスは良い手応えで追走。直線に入ると良い脚を使って前との差を詰めます。上がり2位(35.3秒)の末脚で勝ち馬と0.5秒差の6着でゴールしました。スタートを決めて好位につけたピンクレディ。馬群に揉まれると3角で後退。立て直して前を追いましたが10着でゴールを通過しました。※競馬場に同行した友人から画像を提供してくれました。ありがとうございました。エキストラ騎乗で2鞍跨った吉村智洋騎手。最終レースは11番人気の馬で好位付近につけて3着に入りました。 8R ゴッドセンド 6着12R ロープスピニング 3着★南部杯2度目の挑戦!イグナイター10月9日(祝月)、盛岡競馬場で行われた交流G1、第36回マイルチャンピオンシップ南部杯はJRAのレモンポップが勝利。1番人気の期待に応えました。昨年の4着に続き2年連続で出走した兵庫のイグナイターは2着でした。万全の仕上げで挑んだイグナイターは抜群のスタートを切ります。大井の笹川翼(ささがわ つばさ)騎手が押しながら前に出ると2番手を確保。逃げる1番人気のレモンポップをマークします。すんなり各馬の位置取りが決まるとレースは平均よりも遅い流れ。隊列に変化がないまま4コーナーを迎えます。4コーナーからエンジンが掛かったレモンポップはさらに加速して後続馬を置き去り。2着馬に大差をつける圧勝でした。イグナイターは離されながらも2番手の位置を死守。背後からJRAの重賞勝ち馬達が接近しますが2着に粘りました。夢の交流G1制覇へ。イグナイターの挑戦は続きます。★長尾翼玖騎手 YJSファイナル進出!10月11日(水)に笠松競馬場で行われたヤングジョッキーズシリーズ2023、トライアルラウンド笠松に兵庫の長尾翼玖騎手が出場しました。名古屋ラウンド終了時点で地方競馬西日本地区の5位につけていた長尾騎手は2鞍騎乗。第1戦は最低人気(9人気)のトーセンパッソに騎乗。中団位置でじっくり脚をためてラストに賭ける競馬。直線で前走馬の間を割って2着を確保。この時点で4位の山本屋太三騎手のポイントを上回りファイナル進出圏内に浮上しました。第2戦は8着でしたが、合計59ポイント(上位得点の4戦合計)で地方競馬西日本地区2位。初のファイナル進出を決めました。YJS公式サイト トライアルラウンド順位https://www.keiba.go.jp/2023yjs/ranking/大会初出場の山本屋太三騎手は45ポイントで6位。来年の大会でリベンジを期待しましょう。ファイナルラウンドは12月15日(金)に川崎競馬場、12月16日(土)にJRA中山競馬場で行われます。兵庫勢初の大会初優勝を目指します!★ネクストスター園田 初代王者は?↑園田競馬場の「御場印」、「御場印帳」は『そのたんSHOP』。姫路競馬場バージョンは『ひめたんスポーツクラブ』で発売中です。ダート競走改革元年で各地の地方競馬場でネクストスター競走がスタート。10月12日(木)に園田競馬場で第1回ネクストスター園田が行われました。未来優駿2023の指定競走となっています。9頭立てで争われた一戦は1番人気のマミエミモモタローが勝利!道中4番手追走から3角付近から進出。直線入口で先頭に立ちます。最後は脚色が鈍りトウケイカッタローに迫られましたがアタマ差凌ぎました。 2着は中団から追い上げた3番人気のトウケイカッタロー。向正面で後退仕掛けましたが、直線で鋭い末脚を発揮。3着は逃げて渋とく粘った2番人気のクラウドノイズでした。川原正一騎手「勝ててホッとしています。行きたい馬を見ながらレースを進めようと思っていました。いつもより物足りない感触でしたね。前回から間隔が空いたのも影響してゴール前に脚が上がりましたが頑張ってくれました。」。マミエミモモタローは4戦無敗。重賞3連勝となりました。8月の兵庫若駒賞から+11kg、過去最高馬体重での出走。1か月半近く空き、本来の走りではありませんでしたが無敗を継続しました。川原騎手は「馬体増は想定内でした。成長分もあるかと思います。この馬の力はこんなもんじゃないです。これから更に力をつけていく馬なので楽しみですね」。と愛馬の将来を期待している。川原正一騎手は8月の兵庫ジュベナイルカップ、兵庫若駒賞に続き今年重賞3勝目。重賞通算119勝目です。「64歳6ヵ月28日」での重賞勝利は川原騎手自身が持つ最年長重賞勝利記録(64歳5ヵ月17日)を更新。今後さらなる記録更新に期待が集まります。川原正一騎手インタビューhttps://youtu.be/rfeCRpV1Ao4?si=l5W5HKWXxZrirmNr諏訪貴正厩舎は重賞4勝目。今年は重賞3勝目。検量前でマミエミモモタローと川原騎手を出迎えた諏訪貴正調教師は「危なかったですね。川原騎手のおかげですよ。」と、ホッとした表情をしていました。大人のような落ち着きがあり、自在に立ち回れる兵庫次世代のヒーロー『マミエミモモタロー』。今後は1度牧場で一息入れて、中距離の認定戦から12月31日の園田ジュニアカップ(1700m)を目標としています。※写真は三宅きみひとアナウンサー、当日現地でレースを観戦した友人から頂きました。ありがとうございました。↑木曜日、金曜日は約2mの『BIGうまガチャ』が登場。次週の園田競馬も水木金の3日間開催です。↑30歳の誘導馬「アイスバーグ」がその金ナイターの第1レースを誘導していました。の記録更新も間近です。次週10月20日(金)の9レースの誘導で兵庫伝説の誘導馬「マコーリー」が持つ最高齢誘導記録(30歳の2015年10月16日に引退誘導)を更新する予定。これを記念して9Rの誘導後に西ウイナーズサークルで写真撮影会を実施します。その10月20日(金)、その金ナイターで全国交流重賞、第7回兵庫ゴールドカップ(1230m)が行われます。大会2連覇(21,22)達成の船橋・コパノフィーリングが今年1月の船橋記念で引退。新王者はどの馬に?※10月13日(金)12:00時点の主な登録馬です。【他地区登録馬】川崎・ベストマッチョ(岡部誠騎手予定)高知・ダノンジャスティス(上田将司騎手予定)大井・ブラックストーム(吉原寛人騎手予定)浦和・ワラ(福原杏騎手予定)川崎・ヴァヴィロフ(笹川翼騎手予定)【兵庫 登録馬】パールプレミアトリニティノットケンジーフェイスイナズマテーラーエイシンヌプリプレイヤーズハイヴィーダメイプルシスター など残り2週の『その金ナイター』はメインに重賞レースが組まれています。お仕事帰りは園田競馬でお楽しみください!↓水曜日にメインを勝利したアイヤナ号の口取り写真です。永井孝典騎手は準メイン、メインを連勝。今年の勝ち星を「50」に伸ばしました。
2023年10月14日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。10月1日(日)は「そのだけいば ダートランニング2023」が行われ、今年もイベントMC、レース実況をさせて頂きました。想像以上の過酷?な砂地獄に健脚自慢が集結。前回大会よりも倍近くの参加者が集まり競馬場は賑やかなムード。日差しはなく曇天の中でレースが行われました。大会当日の朝まで雨が降った影響で馬場コンディションは「重」。水分を多く含んだ深い馬場に苦戦するランナーが続出しました。本年度の参加者は1426名。スーパースプリント300mランには241名。5555mランには393名。リレーマラソンは121チーム、総勢792名が参加されました。ウマ娘のコスプレ、目立つ仮装をしてレースに参戦するチームが多く華やかなリレーマラソンでした。ティラノサウルスで走る猛者もいました(笑)。※三宅きみひとアナウンサー提供各部門の上位成績は下記の通りです。★チャンピオンシップ5555mラン 男子の部1位 樫谷正之さん 22分18秒2位 廣谷優一さん 23分03秒3位 柿澤良昭さん 24分07秒★チャンピオンシップ5555mラン 女子の部1位 井野光子さん 27分25秒2位 中安さやかさん 32分58秒3位 岩佐鈴子さん 33分01秒★ゴールドトロフィーリレーマラソン1位 GR lab そのだ(仮) ≪ジーアール ラボ そのだかっこかり≫ 優勝タイム 1時間25分43秒2位 阿部総業 1時間29分10秒3位 GAIA競馬部 1時間30分20秒箱根駅伝経験者や各地のマラソン大会で上位に入る実力者が参戦するなどハイレベルな戦いでした。深いダートを走っているとは思えないスピードで駆け抜けていきました・・・凄すぎます(笑)。若手騎手中心で構成された「TEAM兵庫ジョッキー」は5位でした。序盤から上位につける力走を見せましたが相手が強すぎました。大会の模様はそのだけいば・ひめじけいばの公式YouTubeでご覧頂けます。https://www.youtube.com/live/HjZvo2ezelE?si=x6uVlhERUbc5ENUwイベントの最後にそのたん、ひめたん、マキバオー、MCの石原早百合さんと記念撮影。小野田リカさん(左)は、前回に続いてユニークな準備体操を披露してくれました。5時間半に及ぶイベントは疲れますね(汗)イベント終了後、一気に疲れが出ました(笑)。10月開催から3歳牡馬が古馬と同じ斤量になります。先週の木曜日に通算31勝目を挙げたルーキーの山本屋太三騎手が減量変更(▲3kg→△2kg)となりました。10月4日(水)の園田9レースは永島まなみ騎手(JRA)騎乗のルクスメテオール(永島太郎厩舎)が勝利!3月15日の姫路12レースに続き、2度目の親子タッグでの勝利となりました。永島まなみ騎手は各地の交流戦に騎乗し勝利を積み重ねています。今年だけで地方13勝目。そのうち園田で4勝、姫路で2勝しています。※10月4日終了時点★兵庫勢の遠征結果 全国交流重賞、西日本地区限定重賞が多い秋シーズン。兵庫勢の遠征が続きます。 下原理騎手が先週日曜日に佐賀へ遠征していました。 ♦10月1日(日) 佐賀競馬場 第1回ネクストスター佐賀 トゥ-ルリー(下原理騎手・北村欣也厩舎)3着 ♦10月5日(木) 名古屋競馬場 第41回ゴールド争覇 レースは地元名古屋のブリーザブレスカが人気に応えて勝利! 牡馬を一蹴し重賞連勝となりました。 兵庫勢の再先着は2着のバーニングぺスカでした。 バーニングぺスカ 2着 テーオーターナー 4着 タガノプレトリア 6着 ハナブサ 8着 メイプルブラザー 10着10月9日(祝月)は兵庫所属馬がJRAに2頭、盛岡競馬場に1頭が遠征します。♦10月9日(祝月) JRA京都競馬場 りんどう賞(2歳1勝クラス・芝1400m) ピンクレディ(吉村智洋騎手・保利良平厩舎) フェリシス(山本咲希到騎手・石橋満厩舎)★”イグナイター” 昨年4着のリベンジへ♦10月9日(祝月) 盛岡競馬場 第36回 マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1・ダ1600m) イグナイター(大井・笹川翼騎手・新子雅司厩舎)兵庫のイグナイターが交流G1に4度目の挑戦!去年は勝ち馬のカフェファラオと0.2秒差の4着。今年の秋は地元戦を1度使っての出走です。5月のさきたま杯(Jpn2・浦和)、先月の園田チャレンジカップを連勝して弾みをつけたイグナイターは初の交流G1制覇を目指します。出馬表https://keiba.rakuten.co.jp/race_card/list/RACEID/202310091006080512マイルチャンピオンシップ南部杯は盛岡12R。発走予定時刻は18時15分です。次週の園田競馬は10月11日(水)~13日(金)の3日間開催。開催前に園田競馬場の本馬場コース全面の砂を入れ替え致します。砂入れ替え期間 【10月7日(土)~10月10日(火)】入れ替え後のレースとなりますので馬場傾向がどうなるのか?注意しながら3日間お楽しみください。10月12日(木)に2歳重賞、第1回ネクストスター園田(1400m)が行われます。未来優駿2023の指定レースでダート競走体系の整備で新設されたレース。高額賞金の重賞級認定競走です。【主な登録馬】※10月6日時点マミエミモモタロースタビライザークラウドノイズトウケイカッタローマルカイグアスダイジョバナイインタールードゼンダンノハゲミグレートメモリーズなど夏の二歳重賞2冠のマミエミモモタロー。デビュー2連勝のトウケイカッタロー重賞で善戦が続くスタビライザー。通算4戦3勝で連勝中のクラウドノイズ。新馬戦を好内容で制したマルカイグアスなどが登録しています。初代王者はどの馬か?若駒達による熱戦にご期待ください。今年の"その金ナイター"は残り3週です!!私は今週で予想会MCの出番が終了。18レースで的中は僅か1回。しかも取りガミという散々な結果……。来シーズンこそプラス収支だ!!10月20日は「兵庫ゴールドカップ」、27日は「兵庫クイーンカップ」とナイター重賞もありますので、是非現地で秋のナイター競馬をお楽しみください!!★BIGな ”うまガチャ” が園田競馬場にやってくる!地方競馬場全13場にて豪華賞品が当たる「うまガチャ」が今月からスタート!!園田競馬場は10月12日(木)、13日(金) の2日間行われます。◎整理券配布場所、時間 園田競馬場 正面入場門、東入場門 10月12日(木)10時~ 13日(金)13時45分~ ※各日 350枚 無くなり次第終了となります。◎うまガチャ実施場所、時間 『園田競馬場 東側 第4投票所西面スペース』◎時間 10月12日(木)10時30分~第9レース発走まで 13日(金)14時15分~第9レース発走まで ※合計500円以上の地方競馬勝ち馬投票券(未確定、キャッシュレス含む)と、 整理券で1回ご参加頂けます。ポプテピピック × 地方競馬 コラボのオリジナルグッズもございます。イベント詳細については下記のURLからご確認をお願いします。地方競馬BIGなうまガチャキャンペーンHPhttps://www.keiba.go.jp/special-2023/autumn_event/そのだ・ひめじ競馬HPhttps://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/MjgxMQ
2023年10月07日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。園田競馬の9月開催も最終週を迎えました。日中はまだ30℃を超える日が続きますが、真夏のような不快な暑さではありません。今週の開催前にポイント修正が行われました。降級馬が多数いてC3、C2クラスは10頭制限が撤廃。フルゲートでレースが実施されました。さらにJRAからの未勝利馬が続々と兵庫へ転入。力量比較が難しい3日間でした。☆鳥栖大賞 アラジンバローズ重賞初V9月24日(日)、佐賀競馬場で行われた全国交流の重賞競走。第2回鳥栖大賞は兵庫のアラジンバローズが勝利!単勝1番人気の期待に応えました。道中3番手につけたアラジンバローズは先頭集団でレースを進めます。最初のスタンド前でペースが落ち着くと折り合いを欠く面を見せますが下原理騎手が馬をなだめます。「返し馬で初めて跨りましたが、乗り味は抜群でした。深い馬場と距離だけかなと。『何とか持つかな?』という気持ちで乗りました。折り合い重視で馬なりで出て行って好位が取れたらラッキーかなと。最初は前が競り合ったのもあって折り合いましたが、スタンド前でペースが落ち着いたときに行きたがりました」。2コーナーを過ぎるとアラジンバローズが馬なりで先頭に立ちます。背後にいた大井のデュープロセスが追撃。中央の元オープン馬2頭によるマッチレースとなります。先頭を快走するアラジンバローズにデュープロセスが急接近。吉村智洋騎手の剛腕に導かれ、4コーナーでは頭一つ前に出ます。しかし、直線で再加速したアラジンバローズがデュープロセスに競り勝ち人気に応えました。「先頭に立つのが早いなと思っていたので後ろから来る馬に注意していました。道中で行きたがった影響で上がりはどうかと思ったが、再び直線で伸びたのは馬の力です」。吉村騎手が跨ったデュープロセスは1馬身差の2着。兵庫ジョッキーのワンツーフィニッシュとなりました。"JRA4勝の実績馬"アラジンバローズは今回が兵庫転入初戦。重賞初挑戦で初制覇を飾りました。「今日は何もかもが初めての馬だったので、うまく乗れるか不安でしたが強い馬でした」と下原騎手はホッとした表情。手探り状態の中でもキッチリ結果を残した下原理騎手は重賞通算84勝目。先週の園田プリンセスカップに続き今年重賞6勝目です。新子雅司厩舎は重賞62勝目。今月の園田チャレンジカップに続き今年重賞10勝目です。"兵庫の名門"新子厩舎に新たな新星が現れました。画像は現地で取材されていた日刊スポーツの松本健史記者に頂きました。ありがとうございました。☆姫山菊花賞連覇!曇天の空模様の下で行われた第63回姫山菊花賞は単勝1番人気(1.1倍)のラッキードリームが人気に応えて勝利!先月のイヌワシ賞(金沢)に続き重賞連勝で重賞通算10勝目を挙げました。レースはタイガーインディは果敢にハナを奪いますが、川崎のアイアムレジェンドがスタンド前で動いて先頭に立ちます。久々の1700m戦となったエイシンビッグボスは3番手につけました。休み明けのイヌワシ賞から+6キロでの出走となったラッキードリーム。ゲートで落ち着かない面を見せながらも課題の発馬を決めます。道中は4番手を追走します。「いつもと変わらずリラックスをしていたのですが、ゲートでスイッチが入ってしまい危なかったですね。新子先生が尾っぽを持ってくれていたのでスタートは五分に出られました。ペースを見ながら慌てず行こうと考えていました」。向正面からエイシンビッグボスが進出を始めると先行する2頭に襲い掛かります。その動きを見ながらラッキードリームも加速。じわじわ前との差を詰めます。直線で先に抜け出したエイシンビッグボスを捕らえて人気に応えました。「エイシンビッグボスが動いたので一呼吸入れて動きました。ズブさはありましたが差し切ってくれたので力がありますね」と兵庫転入後からコンビを組む愛馬を称えました。2着はエイシンビッグボス。兵庫では2年前の園田オータムトロフィー(1着)以来の1700mでしたが、初コンビの吉村騎手が積極的な競馬で好走しました。3着はタイガーインディ。前回の摂津盃に続きスタンド前で他馬に絡まれる厳しい流れとなりましたが渋とく粘りました。ベストオブラックは4着、ナムラタタは5着でした。※レース、口取り撮影 斎藤寿一氏下原理騎手は重賞通算85勝目。鳥栖大賞続き今年重賞7勝目です。先週9月21日の園田プリンセスカップ、9月24日は佐賀で重賞Vと重賞での勝負強さを発揮。兵庫重賞最多勝記録保持者がさらに記録を伸ばしています。新子雅司厩舎は重賞63勝目。鳥栖大賞に続き今年重賞11勝目です。この記録は兵庫県競馬における年間重賞最多勝記録です。【兵庫県年間重賞勝利記録】1位 新子雅司厩舎 11勝(2023年)→ New!2位 橋本忠男厩舎 10勝(2012年)2位 吉行龍穂厩舎 10勝(2014年)2位 新子雅司厩舎 10勝(2020年)5位 曾和直榮厩舎 9勝(1998年)5位 新子雅司厩舎 9勝(2022年)5位 曾和直榮厩舎 8勝(2001年)5位 新子雅司厩舎 8勝(2019年)♦兵庫勢遠征結果、次週の遠征情報☆チェスナットコート中山遠征9月24日(日)、JRA中山競馬場で行われた第69回産経賞オールカマー(G2・芝2200m)に兵庫のチェスナットコートが出走。JRAの競馬場でのレースは2020年6月の東京競馬場以来。中山競馬場は2019年11月のステイヤーズステークス以来でした。五分のスタートを決めますが道中は最後方追走。ペースが上がると徐々に置かれてしまい15着での入線でした。チェスナットコートに騎乗した兵庫の田中学騎手は中山競馬場初騎乗。三宅きみひとアナウンサーの情報によりますと、阪神、京都、福島、小倉、中京、新潟に続きJRA7場目です。※画像は原山実子さんが提供してくださりました。ありがとうございました。★9月26日(火)盛岡競馬場(芝1700m)第25回岩手県知事杯OROカップ スカイコップス(吉村騎手・長南厩舎)5着★9月28日(木)笠松競馬場(1900m) 第50回オータムカップ フィアットルクス(田中学騎手・橋本厩舎)2着 サンライズラポール(岡部誠騎手・柏原厩舎)5着 メイプルプリン(鴨宮祥行騎手・大山厩舎)8着次週も兵庫勢の他地区遠征があります。今週末も佐賀遠征の下原理騎手。2週連続の佐賀重賞制覇を狙います。なお、下原騎手は今年だけで佐賀競馬場で重賞3勝を挙げています。①ル・プランタン賞(マルグリッド)②佐賀ヴィーナスカップ(大井・ジュランビル)③鳥栖大賞(アラジンバローズ) ♦10月1日(日) 佐賀競馬場 第1回ネクストスター佐賀 トゥ-ルリー(下原理騎手・北村欣也厩舎) 園田で行われる今後の古馬短距離重賞は10月20日(金)の第7回兵庫ゴールドカップ。2ヵ月空いて12月20日(水)の第23兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3・ハンデ)のみ。次週のゴールド争覇(名古屋)は兵庫勢が5頭エントリー。笠松グランプリのステップレースはハイレベルな戦いになります。 ♦10月5日(木) 名古屋競馬場 第41回ゴールド争覇 タガノプレトリア(下原理騎手・新子雅司厩舎) テーオーターナー(大柿一真騎手・盛本信春厩舎) ハナブサ(広瀬航騎手・森沢友貴厩舎) バーニングぺスカ(鴨宮祥行騎手・橋本忠明厩舎) メイプルブラザー(永井孝典騎手・大山寿文厩舎) ※9月29日時点の情報 園田競馬は次週から10月開催!!その金ナイターも残り4週となります。気温も下がって過ごしやすい環境となってきましたので是非本場でレースをお楽しみください。10月1日(日)に園田競馬場でダートラン2023が行われます。※小雨決行今回は1000名以上のランナーが参加されるとの情報。今大会も司会進行、レース実況を担当させていただきます。大会の模様はYoutubeでも配信される予定です。※前回大会の模様
2023年09月30日
土曜日の担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。不安定なお天気が続いている近畿地方ですが秋の気配が漂い始めました。日中の気温は30℃以上ありますが、夜の寝苦しさは無くなったように感じます。今週水曜日には「食べようひょうごの畜産物賞」がメインレースに行われました。開催を記念して園田競馬場で畜産物のプレゼントキャンペーンがスタート。「食べようひょうごの畜産物 畜産物ドーンとプレゼント」応募期間は来週の9月29日(金)まで。専用用紙に必要事項を記入して園田競馬場案内所の応募専用BOXに投函をお願いします。※園田競馬場のみで受付。インターネットでは受付は行っていません。ご了承ください。 ※斎藤寿一氏 撮影☆道営勢が上位独占!園田プリンセスカップグランダムジャパン2歳シーズンの開幕戦。第25回園田プリンセスカップは北海道のコモリリーガルが2番手から抜け出して勝利!3~4角で逃げていたジュデシャンスを捕らえて先頭。シトラルテミニの追い上げを封じての快勝でした。※斎藤寿一氏 撮影3連勝で重賞初制覇を飾りました。2着はシトラルテミニ、3着にジュデシャンスが入り、北海道勢のワンツースリー決着でした。今年は道営勢が強さを見せつけました。下原理騎手コメント「馬が思う感じで乗れたら最高かなと思っていました。最初は逃げる事も想定していましたが内から来る馬がいたので譲りました。良い位置につけられました。行きたがっていましたが4角までよく我慢してくれました。抜け出してソラを使う事を心配していましたが手応えは抜群で力のある馬でした。」地元最先着はグレートメモリーズ。後方待機策から脚を伸ばして4着でした。なお、中団につけた1番人気のフォルトリアンは道中は外々をまわる展開に。勝負どころで動けず5着に敗れました。鞍上の下原理騎手は重賞通算83勝目。園田プリンセスカップはエンドスルーで勝利した2008年以来、15年ぶり2度目の制覇となりました。なお、下原騎手はこの勝利で木村健(きむら たけし)元騎手の地方通算3560勝に並びました。兵庫歴代4位タイ。兵庫生え抜き騎手の歴代勝利数2位タイとなりました。「追いつけたとは思っていませんが凄い先輩に並べて嬉しいです。体のケアをしっかりして長く乗れるように頑張ります」。【兵庫騎手歴代勝利数】9月22日終了時点1位 川原正一騎手 5769勝2位 田中学騎手 4726勝※3位 有馬澄男騎手 4185勝4位 下原理騎手 3560勝※ → New!5位 木村健騎手 3560勝※太字は現役騎手、※は兵庫生え抜き騎手北海道・米川昇厩舎は兵庫の重賞初制覇。去年はシルトプレで北斗盃、北海優駿、ダービーグランプリを制覇。今年は地元重賞のコスモバルク記念をシルトプレで。ヒダカソウカップをネーロルチェンテで勝利しています。米川厩舎&兵庫所属騎手の重賞勝利は2018年のサンライズカップ(マイコート)の永島太郎騎手。2022年の栄冠賞(コルドゥアン)の石堂響騎手に続き3度目です。※米川調教師は欠席のため、代行で永島太郎調教師が表彰式に出席されました。☆兵庫勢遠征情報9月以降は「全国交流」または「西日本交流」の重賞レースが多く組まれています。次週も兵庫勢が各地の重賞に挑戦。今週の遠征結果と今後の遠征予定をまとめました。【遠征結果】◎9月20日(水) テレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3・浦和1400m) エコロファルコン(大井・和田譲治騎手、保利良平厩舎)9着◎9月22日(金) 第34回秋の鞍 (3歳重賞・名古屋1500m) ヒメツルイチモンジ(下原理騎手・新子厩舎)3着 スマイルジョナス(笹田知宏騎手・渡瀬厩舎)5着 兵庫の田中学騎手が騎乗した浦和のポリゴンウェイブは6着。【遠征予定】◎9月24日(日) 第2回鳥栖大賞(佐賀2000m) アラジンバローズ(下原理騎手・新子雅司厩舎) 大井・デュープロセス(吉村智洋騎手・福永敏厩舎) JRAのダートで4勝をマークしたアラジンバローズが兵庫に移籍。初戦は佐賀競馬場で行われる鳥栖大賞に出走。逃げ、先行競馬で活躍した注目馬が初タイトルを目指します。吉村智洋騎手は大井のデュープロセスに騎乗します。◎9月24日(日)JRA中山競馬場 第69回 産経賞オールカマー(G2・芝2200m) チェスナットコート(田中学騎手・田中一巧厩舎) ※田中学騎手は1,7Rでエキストラ騎乗◎9月28日(木) 第50回オータムカップ(笠松1900m) サンライズラポール(柏原誠路厩舎) フィアットルクス(橋本忠明厩舎) メイプルプリン(大山寿文厩舎)※出走予定のため変更になる場合があります。☆次週は姫山菊花賞!!次回の園田競馬は9月27日(水)~29日(金)の3日間開催。9月28日(木)に古馬の中距離重賞、第63回 姫山菊花賞が行われます。【他地区】※9月22日12時時点 ≪騎乗予定≫ アイアムレジェンド(川崎・内田勝義厩舎)吉原寛人騎手 サイファリス(笠松・伊藤勝好厩舎) 松本剛志騎手 【兵庫】主な登録馬 ラッキードリーム ベストオブラック シェナキング エイシンビッグボス エイシンダンシャク メイプルブラザー タガノキングロード ナムラタタ など休み明け初戦のイヌワシ賞(金沢)を勝利したラッキードリームが参戦予定。兵庫の中距離路線で活躍する馬が揃います。次週も熱戦にご期待ください!!
2023年09月23日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。今週は『ゴールデンジョッキーカップ』に重賞レース『園田チャレンジカップ』と注目レースが続きました。木曜日のゴールデンジョッキーカップは中央、地方の名手12名が激突!!今回は武豊騎手が「スペシャルウィーク」でお馴染みの勝負服、横山典弘騎手が「メジロライアン」でお馴染みの勝負服で騎乗。注目度が高まり開門前から入場待機列が出来ていました。ゴールデンジョッキーカップの騎手紹介式には多くのファンが西ウイナーズサークル前に集結。実況室内で作業をしていましたが外から歓声が聞こえてきました。※そのだメールひめじメールSNSより節目の30回目を迎えた今大会は誘導馬に兵庫のレジェンドジョッキーが跨りました。第8レースのファイティングジョッキー賞は北野真弘調教師。※地方通算2119勝第9レースのエキサイティングジョッキー賞は永島太郎調教師。※地方通算2043勝※そのだメールひめじメールTwitterより第11レースのチャンピオンジョッキー賞は木村健調教師(左)、田中道夫調教師(右)が誘導。※木村健騎手は地方通算3560勝、田中道夫騎手は地方通算3164勝。兵庫のレジェンド騎手による誘導を見ようと現役騎手達が馬道に集まりました。★第30回 ゴールデンジョッキーカップ9月14日(木)、騎手招待競走『ゴールデンジョッキーカップ』が行われました。今年は節目の30回大会。JRA、地方競馬で通算2000勝以上を挙げた騎手から選ばれた12名が腕を競いました。♦第1戦 ファイティングジョッキー賞開幕カードは地元兵庫の田中学騎手とメロパール(永島太郎厩舎)が逃げ切りで勝利。「1230mの内枠だったので無理してでも行きました。乗りやすくてリラックスして走ってくれました。あと2つ頑張って優勝目指します」。同大会3度の優勝経験がある田中騎手好スタートを切りました。※現地にいた友人から画像を提供して頂きました2着は吉原寛人騎手(金沢)、3着は戸崎圭太騎手(JRA)でした。第1戦を終えての順位はこちらです。※三宅アナウンサーのデータベースより♦第2戦 エキサイティングジョッキー賞単勝1番人気のディージェーサン(永島太郎厩舎)が好位追走から4角で先頭。そのまま押し切って連勝を「5」に伸ばしました。鞍上はJRAの武豊騎手。12年ぶり7回目の出場となったJRAのレジェンドの勝利で場内は拍手喝采でした。スペシャルウィークの勝負服での勝利は2008年7月27日小倉競馬場以来。15年ぶりとなりました。※三宅きみひとアナウンサー情報「ノリさん(横山典弘騎手)とタイムスリップしたみたいだなと話していました(笑)」。※そのだメールひめじメールSNSより永島太郎厩舎は8、9レースと連勝。誘導の大役を終えた永島調教師は現役時代の騎手服を身につけて表彰式に出席されました。「永島調教師は騎手時代から仲の良い友達なので一緒に勝てたのは初めてで非常に嬉しいです」。「最後もチャンスはあると思うので、良いレースをしてまた表彰式でここに来られるように頑張ります」。と最終戦に向けて意気込みを語りました。https://youtu.be/NY_MPVQVMmc?si=JQE0lnCvHdyqN6Qb※現地にいた友人から画像を提供して頂きました2着は山口勲騎手(佐賀)、3着は岡部誠騎手(名古屋)が入りました。第2戦を終えての順位表です。ご覧の通りの大混戦。22ポイントで武豊騎手、吉原寛人騎手が並び。1ポイント差で田中学騎手、山口勲騎手、横山典弘騎手がぴったり追走。優勝争いが混沌としてきました。♦第3戦 チャンピオンジョッキー賞最終戦はポイント下位にいた名手が奮起!地元兵庫の下原理騎手騎乗のエイシングラスが差し切って勝利。上位には届きませんでしたが意地をみせました。「欲張らずに乗ろうと思っていました。最後は一か八かに賭けて内に行きましたが良い結果になりましたね。名ジョッキー達と乗れて幸せを感じて乗りました。毎年このレースに乗れるように頑張ります」。2着は高知の赤岡修次騎手、3着に高知の宮川実騎手が入りました。最終戦を終えてのポイントです。32ポイントで武豊騎手と山口勲騎手が並びましたが、着順差で武豊騎手が王者に輝きました。2位は山口勲騎手、3位は赤岡修次騎手でした。ゴールデンジョッキーカップ総合表彰式の動画https://youtu.be/rv25ZDpQZco?si=hFDeTGZFDIF8kycq3位 赤岡修次騎手「上手い騎手だらけで乗り応えがありましたね。メジロライアン、スペシャルウィークをテレビの映像で観ていたのを思い出しましたね」。2位 山口勲騎手「馬が頑張ってくれたおかげですよ。怪我明けで不安はありましたが、この大会に出る事をモチベーションに頑張りました。ポイントも接戦で面白いレースでした。名手と一緒に乗れただけで嬉しい。来年も来られるように頑張ります」。武豊騎手コメント「中央・地方のトップ騎手が集まるレースに乗れるだけで嬉しい。(ゴールデンジョッキーカップは)久しぶりの参戦でしたが、『アレ』する事が出来て良かったなと思います(笑)」。※武豊騎手は阪神タイガースファン。火曜日は甲子園球場で始球式をしていました。阪神タイガースの岡田彰布監督がインタビューで優勝の事を「アレ」と表現。ゴールデンジョッキーカップ後のナイターゲーム阪神タイガースは読売ジャイアンツを破り「アレ」を達成しました。今回はオリジナル勝負服を日本ダービー初制覇を飾ったスペシャルウィークの勝負服を選択。「袖を通したことで色んな思いが頭をよぎりましたね。僕にとっても特別な勝負服です」思い入れの強い服を身にまとい7度目の挑戦でゴールデンジョッキーカップ初制覇となりました。※三宅アナウンサー撮影現在、兵庫で実習中の騎手候補生が武豊騎手と記念撮影。木曜日は競馬場実習で園田競馬場に来ていました。来年のデビューを目指して厩舎で頑張っています。★第20回 園田チャレンジカップ9月15日(金)、1400mの重賞競走『第20回 園田チャレンジカップ』が行われました。※同レースは2014年から10年連続で「その金ナイター」のメインレースで実施。今年は昨年のNARグランプリ2022年度代表馬「イグナイター」が登場!スタートを決めたイグナイターはすんなりハナを奪います。2番手につけた高知のアポロティアモが競りかけに行きますが徐々に離されます。イグナイターは持ったままの手応えで危なげない競馬。最後は流す余裕をみせての快勝でした。2着は高知のアポロティアモ。3着は昨年覇者のダノンジャスティスが入り3連単の払戻金は450円。固い決着となりました。※木村アナウンサー撮影5月末のさきたま杯(Jpn2)制覇後は北海道へ放牧。今回は先を見据えて7割ぐらいの仕上げでしたが、絶対に負けられないプレッシャーがありました。「3走ぶりに乗りましたが馬は落ち着いていて、返し馬に行ったら『久しぶりの背中だな』とニヤニヤしていました。イグナイターに乗せて貰って初めてぐらい緊張しました。普通にレースしたらここでは負けてはいけない馬ですからね」。兵庫生え抜き騎手の最多勝利記録を更新する田中騎手が重圧から開放されてホッとした表情をしていました。「次のために心臓を作っていきたいという陣営からの指示もあったので早めに動かしました。ハナに行こうと決めていましたが、吉原騎手が早めに来たのは誤算でしたね。折り合いを欠く面があり厳しいレースでしたが大丈夫だと思ってました。さすが年度代表馬ですね」と愛馬を称えていました。「年齢を重ねたことにより落ち着きも出て、ゲートの駐立も良くなりましたね。私の年齢的にも交流G1を勝つチャンスは多くないので、兵庫の馬で獲りたいです」と今後の抱負を語りました。田中学騎手は重賞79勝目。金沢の読売レディス杯に続き今年重賞4勝目です。新子雅司厩舎は重賞61勝目。金沢のイヌワシ賞に続き今年重賞9勝目。田中騎手、新子厩舎ともに園田チャレンジカップは初制覇です。※木村アナウンサー撮影凱旋レースで圧巻の走りを披露したイグナイター。次走は来月9日、盛岡競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ南部杯に向かう予定です。昨年4着と善戦した舞台で初の交流G1制覇を目指します。※木村アナウンサー撮影★GDJ2歳シーズン開幕! 第25回 園田プリンセスカップ 9/21(木)次週の園田競馬は9/20(水)~22(金)の3日間開催。21日(木)には2歳牝馬の重賞「園田プリンセスカップ」が行われます。主な登録馬です。【他地区】※9月15日12時時点 ≪騎乗予定≫ コモリリーガル(北海道・米川昇厩舎) 下原理騎手 ジュデシャンス(北海道・角川秀樹厩舎) 吉村智洋騎手 ラブミーテキーラ(北海道・田中淳司厩舎)広瀬航騎手 フォルトリアン(大井・市村誠厩舎) 吉原寛人騎手 シトラルテミニ(北海道・田中淳司厩舎) 田中学騎手【他地区補欠馬】 キッショウテン(大井・宗形竹見厩舎) 【兵庫】 インタールード ティラミスアイ など昨年は中穴人気の地元勢(アドワン → カタラ)によるワンツーフィニッシュ。3着に2番人気の道営馬エイシンエイトが入り、3連単は11万超の高配当となりました。同レースは過去10年で道営馬が5勝。馬券圏内に1頭は絡んでいます。今年も2勝以上、重賞でも好走歴のある馬が遠征予定。地元兵庫からは820mの新馬戦を勝利したインタールード、ティラミスアイなどがエントリーしています。
2023年09月16日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。ようやく暑さが落ち着いた近畿地方ですが、不安定な天気が続いています。水曜日はレース開催中に、木曜日は開催終わりにゲリラ豪雨。金曜日も昼から2R前まで雨が降りました。洗濯物を干して仕事に行けないのが悩みです(笑)。今週は若手騎手の競演に重賞レースもあり忙しい開催でした。★吉見厩舎初勝利!9月7日(水)の園田競馬5Rはベイブが勝利!昨年6月の新馬戦以来2勝目を挙げました。先月開業の吉見真幸厩舎が通算6戦目で初勝利となりました。吉見調教師コメント「発馬を決めて外から被せてハナに行ってくれたのが大きかった。いつもお世話になっている吉村騎手で決められたのも嬉しいです。新しい事に挑戦している段階なので、スタッフと共にまずは厩舎としての『カタチ』を作って頑張っていきたいです」。★YJS トライアルラウンド園田中央、地方の若手騎手が激突するヤングジョッキーズシリーズ2023。9月7日(木)にトライアルラウンド園田が行われました。紹介式の動画https://youtu.be/cTCiIe0AeiM?si=7pvYjLDzajsIvym6※後半パドック進行で下に降りる時間が無かったため、そのだメールひめじメールの画像をお借りしました。第6レース終わりの騎手紹介式は多くのお客様が西ウイナーズサークルに集まりました。第1戦はトーアセレーネに騎乗した兵庫の山本屋太三騎手が勝利!2番手追走から3角過ぎで先頭に立つ強気な競馬でシリーズ初勝利を地元で決めました、ポイントを伸ばしてファイナル進出圏内の※3位にジャンプアップしました。※大畑騎手(名古屋)と同ポイントですが着順差で3位となっています。 山本屋騎手インタビューhttps://youtu.be/CiU2xwyx08A?si=jenmftjuX9DSUGbb第2戦はロードヴォラーレに騎乗した金沢の兼子千央騎手が勝利!後方待機から鋭い決め手で差し切りました。ファイナル圏内には届きませんでしたが、シリーズ最終騎乗で有終の美を飾りました。 兼子騎手インタビューhttps://youtu.be/6t30oi31ku8?si=5NAI6L83P3iQY1FO第1戦で8着の長尾翼玖騎手は第2戦は惜しい2着。ハナ差で勝利を逃しましたが、得点を39ポイントまで伸ばして5位に浮上。来月の笠松ラウンドで初のファイナル進出を目指します。 長尾翼玖騎手は今開催終わりから高知競馬へ期間限定騎乗。9月9日(土)~12月9日(土)の3ヶ月間。所属厩舎は高知の田中守厩舎です。 長尾騎手に意気込みを聞きました。『今週の開催が終わったらすぐに高知へ移動します。高知のリーディング厩舎で3ヶ月間技術を学んできます。騎乗依頼が沢山貰えるようにアピールして頑張ります。』 西日本地区で行われるトライアルラウンドは残り2つ。今月21日(木)に名古屋競馬場、10月11日(水)に笠松競馬場で行われます。地方競馬西日本地区は濱尚美騎手(高知)が2位に27ポイント差をつけてトップ。2位以降は大混戦です。ファイナル行きの切符を獲得するのはどの騎手になるのか?最終戦まで目が離せません。https://www.keiba.go.jp/2023yjs/ranking/なお、ファイナルラウンドは12月14日(木)に川崎競馬場、12月16日(土)にJRA中山競馬場で行われます。★園田オータムトロフィー9月7日(木)、ヤングジョッキーズシリーズの直後に3歳馬の重賞、第6回園田オータムトロフィーが行われ、1番人気のスマイルミーシャが勝利! 道中2番手追走から危なげなく抜け出して5馬身差の完勝。ダービー馬が貫録を見せ、重賞4勝目を挙げました。本来の出来ではなくても強いレースを見せてくれました。 2着はグランダムジャパン3歳シーズン女王のマルグリッド。秋桜賞は補欠1位から繰り上がらず地元重賞に出走。スマイルミーシャには離されましたが道中5番手から追い上げて力をみせました。3着は菊水賞馬のベラジオソノダラブ。兵庫ダービー以来の実戦で急仕上げというコメントもありました。道中3番手で折り合いを欠く面をみせながらも馬券圏内は確保。春の実績馬が上位を独占して人気サイドの決着でした。 吉村智洋騎手は重賞45勝目。園田オータムトロフィーは去年のエコロクラージュに続いて連覇で2勝目。この勝利で地方通算3200勝のメモリアル。先週から開催6日間連続マルチ勝利をマークして、2度目のゴールデンジョッキーカップに向けて弾みをつけました。飯田良弘厩舎は重賞6勝目。園田オータムトロフィーは初制覇です。吉村騎手コメント「2番手追走は想定通りでした。リラックスして走ってくれて、どこでゴーサインを出すかだけでした。暑さに堪えて本来のパフォーマンスではないが力を出してくれました。伸び盛りの3歳馬なので将来が楽しみです」。吉村騎手インタビューhttps://youtu.be/xUSbVIvx1bQ?si=et4irbVuv24VwRDmなお、兵庫ダービー馬の園田オータムトロフィー勝利は初めて。同レース牝馬制覇は2020年のステラモナーク以来、3年ぶり2頭目でした。今後は古馬の重賞戦線を目標としているスマイルミーシャ。兵庫最強牝馬の更なる進化に期待しましょう。※園田オータムトロフィー撮影 斎藤寿一氏★秋桜賞結果 & 遠征情報♦9月5日 第17回秋桜賞(名古屋・1700m)結果クリノメガミエース(吉村騎手・石橋厩舎)6着 ♦9月10日(日) 第8回西日本ダービー(佐賀・2000m)3歳秋のチャンピオンシップのシリーズ9戦目。2016年に新設された西日本地区の生え抜き馬限定で行われる重賞です。名古屋、笠松、金沢、兵庫、高知、佐賀の6場持ち回りで行われており今年の舞台は佐賀競馬場。兵庫からは2頭が遠征予定です。グロリアドーロ(田中学騎手・石橋満厩舎)ムーンローバー(広瀬航騎手・田中一巧厩舎)園田競馬は次週も水木金の3日間開催。9月14日(木)は第30回ゴールデンジョッキーカップ。9月15日(金)は重賞競走、第20回園田チャレンジカップが行われます。☆ゴールデンジョッキーカップ出場騎手中央、地方で通算2000勝以上を挙げた名手12名の騎手が3競走の合計ポイントで争います。武豊騎手、横山典弘騎手のオリジナル勝負服ここでしか見られませんよ!https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjc3OA同レースで兵庫のレジェンド騎手達が誘導馬に騎乗します!本馬場入場にご注目ください!ゴールデンジョッキーカップの告知PVが園田・姫路競馬の公式Youtubeでご覧頂けます。第1弾https://www.youtube.com/watch?v=Yp89v_CKv3A第2弾https://www.youtube.com/watch?v=y8m5Qv3dlpM第3弾https://www.youtube.com/watch?v=tZajMfsTZ5E第4弾https://www.youtube.com/watch?v=F6iFH1E8KT8☆イグナイター出走予定!園田チャレンジカップ9月15日(金)の「その金ナイター」で行われる第20回園田チャレンジカップ。他地区な登録メンバーは下記の通りです。【他地区】スピーディクール(金沢)アポロティアモ(高知)ダノングリスター(高知)ダノンジャスティス(高知)マラッカ(金沢)※9月8日時点地元兵庫からは5月31日に浦和競馬場で行われたダートグレード競走「さきたま杯(Jpn2)」を勝利したイグナイターが出走を予定しています。道中4番手から抜群の手応えで勝負どころを迎えると、スマイルウィとバスラットレオンを競り落としました。夏場はラッキードリームと共に休養。”地元”園田競馬場で秋初戦を迎えます。他地区からは今年重賞3勝のアポロティアモ(高知)が登録。地元重賞のトレノ賞、建依別賞を連勝し、弾みをつけて遠征してきます。鞍上は金沢の吉原寛人騎手の予定です。昨年鮮やかに逃げ切ったダノンジャスティス(高知)も名を連ねています。次週も注目カードが多数の園田競馬。是非現地でお楽しみください!
2023年09月09日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。先週お休みしていた木村寿伸アナウンサーから海外土産を頂きました。日本にはない食感と味のお菓子でしたよ。私は仕事で使う色鉛筆を頂きました。入れ物のクセが凄い(笑)。 今週は月跨ぎの3日間開催でした。朝晩は秋の気配を感じますが、今年は「夏」が日本列島で胡座をかいて座っている状態。まだまだ猛暑が続きそうです。美味しいものを食べて気合いを入れます。マグロ専門店 一八(いちはち)の鉄火丼★秋に向けて好発進!ラッキードリーム8月27日(日)に金沢競馬場で行われた第19回イヌワシ賞に兵庫のラッキードリームが出走しました。メイショウワザシ(大井)が後ろを離しながらの逃げ。大外枠(8番)に入ったラッキードリームはスタートを決め2番手追走。速ウラノメトリア(大井)、グリードパルフェ(高知)はラッキードリームの背後につけています。向正面からラッキードリームが加速。逃げるメイショウワザシとの差を詰めると、3~4角中間で先頭に立つ。ウラノメトリア、グリードパルフェが追い上げてくると、3頭の争いになります。3頭による痺れる直線の叩き合いは内からジワジワ伸びてくるウラノメトリアを頭差凌いだラッキードリームが競り勝ちました。下原理騎手は重賞82勝目。今年はル・プランタン賞(佐賀)、佐賀ヴィーナスカップ(佐賀)、兵庫大賞典に続き4勝目。新子雅司厩舎は重賞60勝目。今年は先月のサマーカップ(笠松)に続き8勝目です。下原騎手、新子厩舎ともにイヌワシ賞は2勝目。2019年にタガノゴールドで勝利して以来です。下原理騎手コメント「2番手から行きたいと思っていましたがペースが予想より速かったですね。勝負どころで馬がハミを取ったので仕掛けも早くなりました。(直線内からウラノメトリアが迫って)ヒヤっとしましたが馬の力で押し切ってくれましたね。北海道での休養を挟んでいましたが、久々でも勝てるように仕上げてくれた関係者に感謝したいです。」ラッキードリームは5月の兵庫大賞典に続き重賞9勝目。次走は9月26日(火)の白山大賞典(金沢・Jpn3)に向かうのか?地元で行われる9月28日(木)の姫山菊花賞に向かうのか?今後の動向に注目です。これまでの遠征競馬ではテンションが上がってうるさくなる面を見せていました。鬼門としていた他地区遠征で結果を残しました。★出世レースが晩夏へ移動 兵庫若駒賞8月31日、園田競馬場で第16回兵庫若駒賞が行われ、1番人気のマミエミモモタローが勝利! ゲート内でうるさい面を見せたマミエミモモタローでしたが、五分のスタートを決めてすんなりハナを奪います。3番人気のフェリシス、2番人気のスタビライザーも好位を確保。マミエミモモタローを目標にレースを進めます。 平均ペースで逃げるマミエミモモタローは楽な手応えで3コーナーを通過すると、徐々に後続との差を広げていきます。 ライバルに力の違いを見せつけたマミエミモモタローが7馬身差の快勝。3戦無敗で重賞2勝目を挙げました。2着はスタビライザー、3着にフェリシスが入り、人気サイドの決着でした。川原正一騎手 コメント「1番人気で勝つことは簡単な事ではないので、結果を残せてホッとしています。スタートは元々良い馬なので逃げてもいいし、行く馬がいたら控えてもいいと思っていました。道中もリラックスしていて、いつでも反応できる状態でしたし強い内容でしたね。まだ未対戦の馬やこれから出てくる馬もいるので、気を引き締めて頑張ります」。勝利騎手インタビューhttps://www.youtube.com/watch?v=6vzEmjU0RR0川原正一騎手は重賞通算118勝目。兵庫ジュベナイルカップに続き、今年重賞2勝目。兵庫若駒賞は初制覇です。 先月10日に塗り替えた国内最年長重賞勝利記録をさらに更新。記録を65歳5ヶ月と17日に伸ばしました。「記録よりも一つ一つ結果を残すことが大事だと思っています。結果は後からついてくるものなのでね」。と兵庫ジュベナイルカップのインタビュー同様、謙虚な姿勢は崩さなかった。 諏訪貴正厩舎は重賞3勝目。兵庫若駒賞は初勝利です。 ※三宅きみひとアナウンサー撮影”夏の2歳王者”マミエミモモタローは順調にいけば、10月12日の新設重賞、第1回ネクストスター園田に向かう予定です。水曜日メインの「いい味出してる 淡路ビーフ」はJRAから転入初戦のエイシンシュトルム(鴨宮J・渡瀬厩舎)が勝利!道営時代に2021年の南部駒賞をV。中央へ移籍すると芝の重賞で善戦していました。※三宅アナウンサー撮影金曜日のメインは「そのたん生誕10周年記念」はメイショウオリジン(野田厩舎)が得意の820mで逃げ切りでV。そのたんの新衣装と同じブルーの勝負服の中田貴士騎手がその金メインを快勝しました。※木村アナウンサー撮影★遠征結果、次週の遠征情報◎サマーチャンピオン(佐賀)結果8月31日、佐賀競馬場で行われたダートグレード競走、第23回サマーチャンピオンはJRAのサンライズホークが逃げ切りで重賞初制覇。 兵庫から参戦したハナブサは道中7番手につけるとJRA勢に離されずに追走しますが、なかなか差を詰められず6着でした。 ◎9月3日(日)九州ジュニアチャンピオン(佐賀6R)兵庫の下原理騎手が佐賀競馬場に遠征します。2歳重賞、九州ジュニアチャンピオンはグッドタイミング(九日俊光厩舎)に騎乗。発走時刻は18時05分です。イヌワシ賞に続き2週連続の重賞制覇を目指します。◎9月5日(火)秋桜賞(名古屋)名古屋競馬場で行われる第17回秋桜賞(全国交流)。兵庫からはクリノメガミエース(吉村智洋騎手予定・石橋満厩舎)が遠征予定です。GDJシリーズの開幕戦から出走し、ここまで大崩れなく堅実に着順をまとめています。園田競馬は次週も水曜日からスタート。9月7日(木)に3歳馬の重賞、第6回園田オータムトロフィーが行われます。兵庫ダービー馬の”スマイルミーシャ”、菊水賞の勝ち馬”ベラジオソノダラブ”が再び激突します!なお、先月のクリスタル賞を制したフラフは出走回避となりました。園田競馬は今週から5週連続で重賞レースが予定されています。≪重賞予定≫8月31日(木)兵庫若駒賞9月7日(木) 園田オータムトロフィー9月15日(金)園田チャレンジカップ ※ナイター9月21日(木)園田プリンセスカップ9月28日(木)姫山菊花賞さらに9月7日(木)にヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド園田が行われます。≪出場予定騎手≫【JRA】 角田大和騎手、大久保友雅騎手、川端海翼騎手、古川奈穂騎手、鷲津虎太騎手【地方】 深澤杏花騎手(笠松)、岡遼太郎騎手(高知)、合林海斗騎手(佐賀) 阿部基嗣騎手(高知)、青海大樹騎手(佐賀)、兼子千央騎手(金沢) 長尾翼玖騎手(兵庫)、山本屋太三騎手(兵庫) 園田ラウンドでTRラウンドの騎乗を終える騎手も多く、ファイナル進出を目指す戦いはより一層激しさを増します。9月14日(木)にはゴールデンジョッキーカップも行われるなど、園田競馬は注目レースが続きます。1年間で1番忙しい時期ではありますが体調に気を付けて頑張ります。
2023年09月02日
土曜日の担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。園田競馬は今週から「通常、通常、ナイター」の3日間開催に戻りました。とにかく寝坊しないように警戒。水、木曜日6時に起床。朝の通勤ラッシュでの移動は3カ月ぶり。もちろん座ることは出来ません(汗)。今週の近畿地方は不安定なお天気。開催前日のレース展望を終えると、競馬場上空を不気味な雲が通過。直後に雨が降り出すと、35度前後あった気温が一気に下がりました。↑競馬場より南側はゲリラ豪雨。尼崎駅方面のビルや建物が見えないくらいの雨量となっていました。木曜日も8レース終わりから雷雨。馬場は「重」まで悪化。大阪市内、大阪湾のあたりで発生、発達した雨雲が北上し競馬場に直撃。バケツをひっくり返したような豪雨となりました。その金ナイターもメインレースで雨が降り出しました。こういう天気が続くと洗濯物を干して外出が出来ません。部屋干しするスペースが足りなくて困ります(笑)。★吉見真幸厩舎 初陣!8月23日、今月に新規開業を果たした吉見真幸(よしみ まさゆき)厩舎が、園田競馬第4レースで初陣を迎えました。初戦はビップリバプールを送り出すと後方から追い上げて3着でした。【吉見厩舎成績】□水曜日 ビップリバプール3着□木曜日 ニネンイーグミ 6着 ピスハンド 5着□金曜日 オボロヅキヨ 2着 ロハ 9着吉見調教師は吉行厩舎時代にトーコーヴィーナスなどの名馬を担当。調教師補佐を経て開業しました。次週以降で時間がある時にお話を伺おうと思います。★名手の競演!ゴールデンジョッキーカップ↑画像は去年。第29回大会の集合写真です。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjc3OA節目の30回目を迎える騎手招待競走「ゴールデンジョッキーカップ」。今年は9月14日(木)に行われます。今週の水曜日に園田姫路競馬の公式HPで出場騎手の発表がありました。ゴールデンジョッキーカップは中央、地方の通算2000勝以上の騎手が争います。今年も豪華な12名が選定されました。初出場はミックファイアで無敗の南関東3冠を達成した大井の御神本訓史騎手。今年の佐々木竹見カップ、地方競馬JCSの"王者"高知の宮川実騎手。JRAの武豊騎手、横山典弘騎手、戸崎圭太騎手はオリジナル勝負服を着用します。勝負服をみて「あれ?見た事あるぞ!」と思った方が多いかもしれません。武豊騎手はスペシャルウィーク、横山典弘騎手はメジロライアンでお馴染みの勝負服を着用。戸崎圭太騎手は南関東時代に使用していた騎手服を使用します。3競走の本馬場入場は元騎手で通算2000勝以上を挙げたゴールデンジョッキーが誘導馬に跨ります。是非現地で熱戦をご覧ください!ゴールデンジョッキーは9月14日(木)です!!★騎手遠征結果◎8月20日(日)高知競馬場 ♦第46回建依別賞(たけよりわけしょう) アメージングラン(吉村智洋騎手)6着 サノハニー(田中学騎手)9着 ♦吉村智洋騎手エキストラ騎乗 4Rホルス 2着 8Rモイル 1着8Rは騎乗変更でモイル号に騎乗する事が決まりました。中団追走から向正面から進出を開始すると、直線で逃げ馬を捕らえて同馬に初勝利をプレゼントしました。◎8月22日(火)金沢競馬場 ヤングジョッキーズシリーズ2023 トライアルラウンド金沢山本屋太三騎手が第1戦の1鞍のみに騎乗しました。序盤は好位内につけると1~2角で外へ持ち出し2番手へ浮上。勝負どころで脚色が鈍りましたが最後まで渋とく粘り5着。10ポイントを獲得しました。12月のファイナル進出には来月7日の地元園田ラウンドで大きくポイントを加算する必要があります。残り2鞍に全力投球です!★遠征情報◎8月27日(日)JRA新潟競馬場 吉村智洋騎手 兵庫のスカイコップスが朱鷺ステークスに出走予定でしたが、金曜日に遠征取りやめが決まりました。吉村騎手はエキストラ騎乗の8Rの1鞍に跨ります。前回の福島遠征ではJRA初勝利を挙げ、1日2勝をマークしました。◎8月27日(日)金沢競馬場 第19回イヌワシ賞(白山大賞典TR) ラッキードリーム(下原理騎手・新子雅司厩舎)ラッキードリームは金沢のイヌワシ賞で始動します。六甲盃にてアタマ差で敗れたグリードパルフェ(高知)、交流G1勝ち馬のダノンファラオ(大井)、重賞勝ち馬のメイショウワザシなどと激突!イヌワシ賞は金沢12R、18時05分発走予定です。↓出馬表https://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2023%2f08%2f27&k_raceNo=12&k_babaCode=22◎8月31日(木)佐賀競馬場 第23回サマーチャンピオン(Jpn3) ハナブサ(広瀬航騎手・森沢友貴厩舎)コウエイアンカが昨年2着と好走した舞台に今年は兵庫のハナブサ(広瀬航騎手・森沢友貴厩舎)が出走を予定しています。中央未勝利で兵庫に移籍すると一変。連勝を積み重ねてOPまで上り詰めると、昨年の金沢スプリントカップで初重賞制覇を飾りました。今回のハンデは53kg。ここ2戦のOP特別は58kgを背負いながらも連勝。弾みをつけて2度目のダートグレード競走に挑みます。★次週は兵庫若駒賞8月31日(木)に第16回兵庫若駒賞が行われます。毎年秋に実施されていた2歳重賞が今年から8月末に移動。晩夏の2歳決戦は兵庫ジュベナイルカップ組からマミエミモモタロー、スタビライザーが登録しています。≪主な出走予定馬≫マミエミモモタロースタビライザーフェリシスグレールール など兵庫ジュベナイルカップを好位から抜け出して勝利したマミエミモモタローが重賞連勝を目指します。同レースは4着でしたが、速い流れでも好位で渋とく粘ったスタビライザー。新馬戦を2番手から早めに抜け出して制したフェリシス。将来楽しみな2歳馬が激突します。園田競馬は10月末まで水、木曜が通常開催。金曜日がナイター開催です。ご注意ください。なお、通常開催の開門時刻は午前10時です。
2023年08月26日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。今週は開催前の火曜日に台風7号が近畿地区を通過。公共交通機関が止まる可能性が高くなったため、そのだけいばレース展望は月曜日に収録しました。↑台風通過前の園田競馬場 月曜昼の風は強めでしたが雨は降っていませんでした。↑月曜日の阪急十三駅ホーム お盆休み期間中でしたが人出は少なく・・・朝~晩まで賑わう駅ですが、この日は静寂に包まれていました。予報通り火曜日の深夜から雨風ともに強まりJRは運休、私鉄も普通、準急のみの運行。帰省ラッシュに影響が出ました。新幹線は台風が通過した後も大変なことになっていましたね(汗)↑実況エリアに設置しているテレビや照明も実況室内に撤去。台風の影響で今週の開催前に馬場内側全周に砂の補充が行われました。水曜日、木曜日は前開催より2秒以上時計がかかり、差し馬の活躍が目立ちました。馬場が稍重に回復した金曜日は前残りもあれば、後方からの差し切り勝ちもあったりと傾向が掴みにくい難易度MAXの開催でした。次週はどうなるでしょう?★名前のインパクトが強い協賛レース今週は兵庫県加東市の協賛レースが2日間続けて行われました。水曜日に「どこやねん!加東市!特別」、木曜日は「加東で乾杯!山田錦デー」がメインに組まれました。水曜日のメインは川原正一騎手騎乗のウインドケーヴがV。3歳重賞で2度2着があった実力馬が連勝を「7」に伸ばしました。↑そのだメールひめじメールより木曜日のメインは吉村智洋騎手騎乗のナムラコマチが人気に応えてV。昨年10月以来の勝利て惜敗続きにピリオドを打ちました。↑表彰式には加東市のマスコットキャラクター「加東 伝の助」くんも登場しました。加東市は西脇トレーニングセンターがある西脇市の隣。「おもちゃ大好き!おもちゃ王国!」の東条湖おもちゃ王国がある市です。関西地区の方はCMで知っている方が多いかもしれません。加東市産山田錦は全国屈指の品質を誇ります。木曜日は場内で9月24日に加東市社中央公園ステラパークで行われる「加東市『山田錦』乾杯まつり2023」のCMが放映。「乾杯!乾杯!乾杯まつり!」のフレーズが連呼されて強烈なインパクトを残しました。↑木曜メインは似た馬名が同枠に。さらに3角で2頭が並走していて普段のレース以上に神経を使いました(笑)。★プレゼント応募受付中「どこやねん!加東市!特別」競走実施を記念して加東アート館入場券&滝野温泉ぽかぽ入浴券を抽選で10名様にプレゼント致します。応募は園田・姫路競馬の公式HPからご応募をお願いします。締め切りは8月25日(金)迄。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjc2OA★スマイルサルファー2年ぶり重賞V8月16日(水)、笠松競馬場で行われた第52回くろゆり賞(全国交流)は、兵庫のスマイルサルファーが勝利!!五分のスタートを切ったスマイルサルファーは道中7番手追走。内でじっくり脚をタメて上がり勝負に徹します。勝負どころもギリギリまで仕掛けを我慢すると、4コーナーでスパートを開始。トップスピードに乗ったスマイルサルファーは、直線で空いたスペースを突いて豪快に差し切りました。大山真吾騎手コメント「ゲートで出負けしましたが、集団後ろの良い所につけられました。道中は手応えが良くて進路を探してましたが、良い所が空いてくれましたね。」スマイルサルファーは重賞3勝目。2021年の西日本ダービー以来、2年ぶりの重賞勝ちです。8ヶ月ぶりの実戦も問題無し。一昨年の兵庫ダービー馬が復活の狼煙を上げました。インタビューの最後に「遠征の僕が勝ってすいません。」と表彰式に駆け付けたファンを笑わせました。先週はスマイルサルファーと同じ5歳のツムタイザンが摂津盃を勝ち、3年ぶりの重賞制覇を飾りました。2020年の2歳戦で2度対戦。2戦ともツムタイザンが先着しています。①2020年9月10日 JRA認定競走 ツムタイザン 1着 スマイルサルファー 3着②2020年10月15日 第12回兵庫若駒賞 ツムタイザン 1着 スマイルサルファー 2着今後、同世代のライバルと重賞の舞台で激突する可能性もあります。2頭の直接対決に注目です!鞍上の大山真吾騎手は重賞17勝目。2021年の園田チャレンジカップ以来、2年ぶりの重賞制覇です。渡瀬寛彰厩舎は重賞6勝目。今年はスマイルジョナスで勝利した5月の「ぎふ清流カップ(笠松)」に続き2勝目です。★杉浦健太騎手 1万回騎乗杉浦健太騎手が8月18日(金)の7レースで地方通算1万回騎乗を達成!デビュー14年目での到達です。直前(9999戦目)の5Rはウェブタイザンで勝利を挙げました。先週の金曜日はツムタイザンで摂津盃を勝利し、3年ぶりの重賞制覇を飾りました。★GDJ2023 3歳シーズン 総合優勝表彰8月18日(金)、GDJ2023、3歳シーズンを制覇したマルグリッドの総合優勝表彰式が行われました。表彰式には山本芳樹オーナー、新子雅司調教師、下原理騎手が参加。シリーズ制覇の喜びの声と今後への意気込みを語りました。山本オーナーからは「今後の競馬界を引っ張っていく!」と力強いコメントがありました。マルグリッドはGDJ古馬シーズンの秋桜賞(名古屋)を視野に入れています。表彰式の模様は園田・姫路競馬の公式Youtubeで公開されています。https://youtu.be/qBr4OTtftuE★田野豊三騎手 地方通算500勝!8月18日(金)、園田競馬11レースはゴールドマイヤーが勝利し、田野豊三騎手が地方通算500勝のメモリアルを達成!デビュー14年目の田野騎手は昨年の園田プリンセスカップで重賞初制覇を飾ると、2022年は年間68勝を挙げキャリアハイを記録。今年はここまで51勝で兵庫リーディングは7位。キャリアハイのペースで勝ち鞍を伸ばしています。「(500勝は)同期は先にクリアしている数字なので、やっと到達できたという感じです。一時期勝てない期間がありましたが、また勢いが戻ってきたので今年もキャリアハイを記録したいですね」★兵庫騎手遠征情報♦建依別賞(高知)8月20日(日)、兵庫の吉村智洋騎手、田中学騎手が高知競馬場に遠征。第46回建依別(たけよりわけ)賞に騎乗します。サノハニー(田中学騎手・目迫大輔厩舎)アメージングラン(吉村智洋騎手・打越勇児厩舎)※吉村騎手はエキストラ騎乗1鞍(第4R)あります。https://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2023%2f08%2f20&k_raceNo=6&k_babaCode=31第46回建依別賞は高知6R、18時15分発走予定です。ご声援宜しくお願いします。♦YJS2023 ~TR金沢~兵庫の山本屋太三騎手が8月22日(火)に金沢競馬場で行われるYJS2023、トライアルラウンド金沢に出場します。初の他地区遠征となった佐賀ラウンドは得点を伸ばすことが出来ませんでしたが、金沢、園田ラウンドでの巻き返しを狙います。今回の金沢ラウンドは1鞍騎乗予定です。その金ナイターメイン「競馬ブック杯」の表彰式に"そのたん"が登場!先週披露した新衣装を着用していました。ウイナーズサークルで競馬ブックを熟読。「次に乗る馬の成績はどうかな?」確か設定?ではそのたんは騎手でしたね。乗り馬の研究をしていたのかも……?5月から続いた「園田サマー競馬」は今週で終了。園田競馬は次週から通常、通常、ナイターの3日間に変わります。開門時刻、レースの発走時刻にご注意ください。8月23日(水)通常(開門10時)8月24日(木)通常(開門10時)8月25日(金)ナイター(開門13時45分)
2023年08月19日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。↑園田競馬ビギナーズガイドに出てくるキャラクターが登場する8月のポスター田村正一さんの漫画に登場するタミータウン号が馬道から覗いています。この勝負服はルーキーの山本屋太三騎手ですかね。マイペースのタミーに手を焼いているようです(笑)。今週の園田競馬はお盆開催。場内イベントは4年ぶりの実施でした。お子様向けのコーナーは、第4投票所の建物内(クールスポット)で行われました。祝日は開門して2時間も経たないうちにクジが終了。大盛況でした。仮面ライダーリバイが登場した木曜日。クイズ大会や写真撮影会でファンと交流。キッチンカーはステージ横に出店していました。祝日の金曜日はミルクボーイの内海さん&女と男の市川さんによる予想会が行われるなど場内は賑わいました。ステージではSKNフラッシュ8のお披露目会も実施。メンバーは開門時刻にコスプレ衣装でファンの皆様をお出迎えしていました。開門直前にメンバーの皆さんと撮らせて頂きました。偶然近くを通っただけですからね。偶然……(笑)。摂津盃が近づくとファンのボルテージも急上昇!!凄い歓声でした。誘導馬のアイスバーグは金曜ナイターに登場!10レースの誘導をしてファンに元気な姿をみせてくれました。慌ただしい3日間でしたが充実感がありますね。いろいろな出来事がありましたが全部取り上げると膨大な量になるので重賞レースに絞って振り返っていきます。★田中学騎手 金沢で重賞V8月8日(火)、金沢競馬場で行われた第41回読売レディス杯は、兵庫の田中学騎手が跨った北海道のクーファアチャラが勝利。内枠からスタートを決めたクーファアチャラはマイページの逃げに持ち込みます。後続馬の追い上げを完封して二度目の重賞制覇を飾りました。昨年5月のヒダカソウカップ以来の重賞Vです。「ハナに拘ってくれという指示があり、ゲートだけ気を付けて乗りました。もう少しゆったりとしたペースで行きたかったが、しんどい競馬でよく粘ってくれました。期待に応えられて嬉しいです」。田中学騎手は重賞通算78勝目。4月の菊水賞に続いて今年重賞3勝目です。読売レディス杯はキーポケットで勝利した2010年以来、13年ぶり2度目の制覇となりました。☆最年長重賞記録更新!兵庫ジュベナイルカップ 8月10日、園田競馬場で新設重賞、第1回兵庫ジュベナイルカップが行われ、4番人気のマミエミモモタローが勝利!好スタートを決めたマミエミモモタローは道中4番手追走。砂を被る競馬でも全く動じず、内々をロスなく立ち回ります。好感触のまま直線を迎えるとハバナビーチ、スタビライザー、ミナックシアターの4頭による叩き合い。内ラチ沿いから鋭く伸びたマミエミモモタローが差し切りました。「残り400mで外に出そうとしたら何頭か来ていたので、内でジッとしていました。」と”名手”川原正一騎手の好判断が光りました。2着は大外から追い込んだミナックシアター。未勝利ではありますが、これで3戦連続の2着。3着は先行して粘ったハバナビーチ。スタビライザーは4着でした。 川原正一騎手は重賞通算117勝目。重賞勝ちは2020年の「のじぎく賞」以来3年ぶりです。「良いポジションが取れましたね。控える競馬はプラン通りです。操縦性も良くて道中はリラックスしていました。」デビュー前から同馬の調教に跨っていた川原騎手。攻め馬の段階で馬を前に置いて砂を被る競馬を練習。実戦形式での調教が身を結び、初重賞の舞台で能力を発揮しました。「伸び代もありますし、これから大きい所を狙える馬ですね」と、控える競馬で結果を残した若馬の将来に期待しています。【64歳4ヶ月27日】での重賞制覇は、※大井の的場文男騎手が持つ国内最年長重賞勝利記録を2年以上の大幅更新。歴史的偉業を達成となりました。※的場文男騎手 62歳0ヶ月12日(2018年東京記念)「記録は長くやっていたらいずれはチャンスが来るかな?と思っていました。重賞も1勝の積み重ねですので勝てば嬉しいですよ。嬉しいよりも期待に応えられてホッとした気持ちの方が強いです」。勝利騎手インタビューhttps://www.youtube.com/watch?v=fgpru7rVuYM諏訪貴正厩舎は重賞2勝目。ブレイヴコールで勝利した2017年の兵庫ダービー以来、6年ぶりの重賞勝ちとなりました。名付け親の"ハイヒールモモコ"さんが見守る前で初重賞制覇を飾ったマミエミモモタロー。新設重賞の初代王者に輝きました。レース~表彰式撮影 斎藤寿一氏☆怪我を乗り越えて復活!ツムタイザン!摂津盃8月11日、高配当が連発していた祝日の金曜ナイター。メインレースは真夏のハンデ重賞、第55回摂津盃が行われました。重賞ファンファーレと同時に観客席からは手拍子と大歓声が響き、会場のボルテージは最高潮。波乱の流れを断ち切ったのは1番人気のツムタイザンでした。大外枠に入ったツムタイザンは道中中団を追走。2周目向正面から徐々に進出を開始すると、先に抜け出したタイガーインディを直線で差し切りました。 2着は7番人気のタイガーインディ。道中2番手追走から早めに動いて波乱を演出。中団追走から追い上げた2番人気のサンライズラポールが3着。JRA実績がある2頭が重賞で意地を見せました。 兵庫生え抜き馬のツムタイザンは重賞3勝目。2020年の園田ジュニアカップ以来、2年8ヶ月ぶりの重賞タイトル獲得です。◎獲得タイトル 兵庫若駒賞(2020) 園田ジュニアカップ(2020) 摂津盃(2023)←New!2歳重賞は逃げ切りと好位から抜け出しての勝利でしたが、今春に差す競馬を覚えてさらにパワーアップしました。テンションが上がらないようにソフトに仕上げた今回の摂津盃で結果を残しました。屈腱炎による長期休養を乗り越えての重賞制覇です。レース後はツムタイザンと共にウイニングラン。ファンに向かって何度もガッツポーズをしていました。 杉浦健太騎手は重賞15勝目。2020年の園田ジュニアカップ以来の重賞制覇となりました。摂津盃は2017年のマイタイザンで勝利して以来、6年ぶり2度目の勝利です。「内枠に先行したい馬が揃っていたので、大外枠でもいい展開なるのではと思っていました。いつも通り良い反応で動いてくれました。古馬になってから差し競馬を覚えてくれましたし、走りに幅が出てきました。本当に感謝しかないですね」。杉浦騎手インタビューhttps://youtu.be/gOwi7jgV0mk 木村健厩舎は重賞2勝目。マコトパパヴェロで勝利した2020年の兵庫クイーンカップ以来の重賞勝利です。木村調教師は騎手時代に5勝を挙げている相性の良いレース。調教師という立場でも同レースを勝利しました。レース~表彰式撮影 斎藤寿一氏 次週の園田競馬は水木金の3日間開催。※「そのだサマー競馬」は次週迄です。 8月16日(水) そのだサマー競馬(開門11時45分) 17日(木) そのだサマー競馬(開門11時45分) 18日(金) そのだ金曜ナイター(その金ナイター) 8月23日(水) 通常開催(開門10時) 24日(木) 通常開催(開門10時) 25日(金) そのだ金曜ナイター(その金ナイター)厳しい猛暑だけでなく日本列島に接近している台風にも要警戒です。皆様も気を付けて週末をお過ごしください。
2023年08月12日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。近畿地方は相変わらず猛暑が続いてます。学生時代の頃よりも格段に今の方が暑い・・・。↑吉村智洋騎手がJRA交流に騎乗する今村聖奈騎手、田口貫太騎手、河原田菜々騎手に馬場のレクチャーをしていました。馬場付近に行ってみると実況エリア以上の暑さ。時折吹く風は熱風。厳しい暑さの中でレースに携わっている方々の体調が心配になります……。開催終わりにコンビニで冷凍されたペットボトルの飲料水を購入。外に出たら暑さですぐに溶け出しました。冷たい飲み物をガブ飲みしたくなりますが我慢我慢。お盆過ぎたら気温は落ち着くのか……落ち着いてほしいです。☆中田貴士騎手 復帰V怪我で離脱していた中田貴士騎手が8月2日(水)に復帰。およそ2カ月ぶりに戻ってきました。(水曜日3鞍、木曜日に1鞍、金曜日1鞍騎乗)5月の落馬による後遺症で休養。6月7日に復帰しますが、最終レースのゲート内にて小指を負傷。再び離脱することになりました。「怪我した箇所(小指)の治りが良く、8割ぐらいまで回復しました。固まりきっていませんがレースには影響ないです。(5月の)落馬した時の記憶がないので、レースに対する恐怖心はないですね。その時の落馬で痛めた肩や首を、2度目の休養中に治療が出来て良くなりました。」。復帰初戦となった水曜日の2Rはドーターオブナイルで逃げ切りで制し、5月3日以来の勝ち鞍を挙げました。検量前での一言目は「暑い!!」。大粒の汗を流しながら取材を受けてくれました。「(レースに戻ってきて)やっぱりいいですね。楽しいです!」と満面の笑み。「まだ本格的なトレーニングが出来ていないので、体力面がしんどいですね(笑)再び怪我しないように油断せず頑張ります!」。怪我前は好リズムだっただけに悔やまれる離脱でした。8月からの巻き返しに期待しましょう。☆ご家族向けクールスポットお子様連れのお客様向けに涼しいお部屋を8月限定で開放しています。※お手洗いあり※飲食可能※アルコール類禁止場所は4号投票所(東側のフードコート方面)座って休憩ができるようにマットも敷いています。混雑時は譲り合ってご利用をお願いします。☆次週の遠征予定来週の8月8日(火)に金沢競馬場で行われるグランダムジャパン2023の古馬シーズン、第41回読売レディス杯に兵庫のクリノメガミエース(石橋満厩舎)が出走予定です。同シリーズ対象レースの佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞で3着に入り、ポイントを積み重ねているクリノメガミエース。吉村智洋騎手とのコンビで昨年5月の「ぎふ清流カップ(笠松)」以来、2度目の重賞制覇を目指します。↑前走の兵庫サマークイーン賞 斎藤寿一氏撮影☆お盆シリーズのお知らせ次回の園田競馬はお盆シリーズ!!8月9日(水)〜11日(祝金)までの3日間。注目の重賞レースが2日連続で行われます。◎第1回 兵庫ジュベナイルカップ 1400m(2歳新設重賞)8月10日(木)去年は準重賞として行われましたが、今年重賞にランクアップした2歳戦です。【主な登録メンバー】スタビライザーマミエミモモタローハバナビーチクラウドノイズミナックシアター などキャリアの浅い馬が多く未知数な2歳戦。デビュー戦、2戦目で力を発揮した馬達に注目が集まりそうです。8月7日(月)のお昼過ぎにメンバーが確定します。◎第55回 摂津盃 1700m(3歳以上 古馬ハンデ重賞)8月11日(祝金)真夏のハンデ重賞がお盆シリーズ最終日のメインに行われます。過去にはケイエスヨシゼン、アルドラゴン、ホクセツサンデー、マイタイザン、ジンギなど兵庫を代表する名馬が勝利しています。【主な登録メンバー】エイシンアンヴァルタガノウィリアムツムタイザンモズファヴォリートベストオブラック など秋の重賞戦線に向けて弾みをつけたいメンバーが揃いました。出走メンバーは8月9日(水)のお昼過ぎに確定します。その他にも園田オータムトロフィートライアルの「クリスタル賞」が8月10日(木)に行われるなど、注目レースが目白押しです!★8月9日(水)来場者プレゼント園田競馬場に来場された先着800名様に「淡路島牛乳」が配布されます。詳細については園田・姫路競馬の公式ホームページをご覧ください。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjc2NAお盆シリーズの10日(木)、11(祝金)は場内イベントが盛り沢山!!子供限定のプレゼントに子供縁日コーナー、テレビでお馴染みのヒーローもやってきます!金曜ナイターはSKNフラッシュ8のお披露目ステージ&そのたん新衣装をお披露目会があります!SKNフラッシュ8が自身で選んだコスチュームでご来場のお客様をお迎えしてくれるそうですよ~。チアダンスチームのパフォーマンスにシルバニアファミリーのステージショー。ミルクボーイの内海さん&女と男の市川さんがガチで馬券を予想するトークショーも行われるなど内容盛り沢山です!!お盆シリーズは是非本場でお楽しみください!
2023年08月05日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。7月27日(木)は大阪府の枚方市、園田競馬場に近い豊中市で最高気温が39℃を記録。肌に突き刺さるような厳しい日差し。サウナにいるような不快な湿気。身に危険を感じるような猛暑が続いています。最近、私は「HIGH PRESSURE (T.M.Revolution)」を聴いて暑さを紛らわしています。「カラダぐぅ(を) 夏にして カゲキぐぅ(に) さあ行こう!」5年前の園田競馬場イベントに出演された"モノマネタレント"「ほいけんた」さん風?に歌いたくなります(笑)。28日のその金ナイターは4R終わりに激しい雷雨。5Rは5分遅延で発走。猛暑と天気の急変に悩まされる月末の近畿地方でした。暑熱対策として出走馬のパドック入場を遅らせたり、周回時間の短縮を実施。パドック内ではミストがフル稼働しています。競馬ファンの皆様も熱中症に気をつけてレースをお楽しみください。暑さに弱い私は夏負け気味。美味しいものを食べて猛暑を乗り切りたいと思います。↑出張先で食べたハンバーグカレー★習志野きらっとスプリント7月25日、兵庫から2頭が遠征した第13回習志野きらっとスプリントは、地元船橋のキモンルビーが勝利。逃げ切りで重賞3勝目を挙げました。兵庫から遠征したメイプルシスターは、大外枠から抜群のスタートを決め道中2番手追走。勝ち馬のキモンルビーをマークします。持ち前のスピードで好位置をキープしたまま直線に入ります。残り100m付近で力尽きて7着に敗れたものの、強敵相手に見せ場を作りました。永井騎手コメント「スタートは早かったですね。終始外々をまわる形となりましたが、よく頑張ってくれました。あの発馬なら園田の1230mでも先手を奪えそうです。今後に繋がる良い走りでしたね」永井孝典騎手は初の南関東遠征。エキストラ騎乗を含めて合計2鞍騎乗。「まだまだ経験不足ですね……これからもっと頑張らないと」と気を引き締めていました。同じく兵庫から遠征したパーは中団につけますが、3コーナー付近で余力が無くなり後退。14着でゴールを通過しました。現地にいた原山実子さんから写真を提供して頂きました。ありがとうございました!★節目Vが続出!今週は節目となる勝利が多い3日間でした。~7月26日(水)~園田4Rをユアフィスカスで勝利したルーキーの山本屋太三騎手は、4月13日のデビューから約3ヶ月半で通算20勝に到達。兵庫県競馬の規定により重賞競走に騎乗することが可能となりました。次は31勝到達での減量変更「▲(-3kg)→△(-2kg)」を目指します。園田5Rはジュンキャノンが勝利。管理する溝橋利喜夫厩舎が地方通算500勝のメモリアル勝利を達成しました。1996年9月の開業から28年目での到達です。重賞は通算3勝。1998年の広峰賞、2008年の菊水賞とコウノトリ賞を制覇しています。園田9Rで田中学騎手が地方通算4700勝目のメモリアル勝利を達成!1番人気のディージェーサンに跨るとライバルを圧倒。大差勝ちで節目勝利に華を添えました。現在、地方競馬全体の通算勝利数は9位。今年は黒潮スプリンターズカップ、菊水賞と重賞を2勝しています。金曜日は腰痛で10〜12Rは乗り替わりとなりました。来週水曜日から騎乗出来るのか心配です。~7月27日(木)、28日(金)27日の園田11Rで勝利した吉村智洋が地方通算3164勝目を挙げ、”園田の帝王”田中道夫騎手の通算勝利数(3164勝)に並びます。28日の園田5Rで勝利を挙げて、田中道夫騎手越えの通算3165勝目。兵庫生え抜き騎手の歴代5位に浮上しました。さらに10、11Rでも勝利し、今年の勝ち星を「192」まで伸ばしました。7年連続の年間200勝も達成間近です。★引退調教師のお知らせ今週の開催で2名の調教師が引退されました。(左)大石省三調教師、 (右) 山口益巳調教師※そのだメールひめじメールTwitterより大石省三調教師 66歳 1988年4月開業(36年目)地方通算11,469戦 967勝(重賞1勝)アラブ時代から活躍された大石調教師は2005年の新春賞(タイキアヴェニュー)で初重賞制覇を挙げました。最終週は7/27(木)に2頭が出走しました。「まずは最後無事にレースを終えてくれてホッとしました。思い出に残っている馬は、初めて重賞を勝ったタイキアヴェニューです(2005年新春賞)。厩務員時代も含めて47年間ありがとうございました」山口益巳調教師 65歳地方通算8,617戦 779勝(重賞1勝) 1974年に兵庫県競馬で騎手デビュー。1996年10月開業(28年目)2006年たんぽぽ賞(荒尾・トウショウヒカリ)で初重賞制覇を挙げています。最終出走となった金曜日の4Rは管理馬のマラドーナがアタマ差で勝利。「いや~うまくいったね~。有終の美というやつだね(笑)」と満面の笑みでした。口取りの直後に激しい雷雨となり、コメントを聞く時間がほとんどありませんでした。山口益巳先生は笑顔で引き揚げていきました。三宅アナウンサー撮影7月27日の4レース終了後に記念撮影が行われました。長期にわたり兵庫県競馬に貢献してくださりありがとうございました。お疲れ様でした。★兵庫のJRA交流連勝!JRA交流の藻川特別はエナジーポコアポコ(JRA・高柳大輔厩舎)が勝利。序盤は空馬の影響で不利を受けましたが、徐々にポジションを押し上げ3角まで2番手に浮上。直線で逃げていたエティエンヌを捕らえました。着差以上に強い内容でした。今村聖奈騎手(JRA)が今月の甲山特別に続き兵庫のJRA交流連勝となりました。★スマイルミーシャ貫禄勝ち"兵庫ダービー馬"スマイルミーシャが古馬相手に圧勝!古馬に編入されたスマイルミーシャの格付けはB1クラス。単勝元返しの圧倒的な人気を集めました。道中2番手から楽々抜け出して圧勝!秋の3歳重賞戦線へ弾みをつけました。100ポイントを加算してもまだB1戦が使える状況。古馬重賞に挑むにはクラスを上げていかなければなりません。次走は9月の園田オータムトロフィーの予定。女王の走りに期待しましょう!※木村アナウンサー撮影★濱尚美騎手 期間限定終了 最終日にV金曜日で3ヶ月間の期間限定騎乗最終日を迎える濱尚美騎手が7Rのグレイトフルデイズで勝利。短期騎乗20勝目。今年高知での2勝と併せて年間22勝とし、2020年の21勝を超えてキャリアハイを更新しました。撮影 三宅アナウンサー「すごく勉強になった3ヶ月間でした。新子先生と奥さんには本当に感謝しかないです。最初、先生に『この3ヶ月で20勝しよう』と言われていて、最初の勝利が新子先生で、20勝目も新子先生で・・・感慨深いです。筋力も精神力も鍛えられました。どこに筋肉をつけたらいいかを学び、重心の位置、鐙の長さも全て高知の時からは変わりました。高知に戻っても学んだことを活かし、結果を残して恩返しをしたいです。」たくさんのファンがウイナーズサークルに詰めかけ、口取りのあとはファンからのサインや写真の要望に応えていました。★楽天競馬YouTubeライブ 8月の配信予定熱戦が続く「その金ナイター」は楽天競馬YouTubeライブで配信中。園田競馬場2階のSKNプレイスは観覧無料です。来週の園田競馬は水木金の3日間開催です。
2023年07月29日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。暑さのレベルがまた一段と上がった7月中旬の3連休。出張で訪れていた香川も最高気温は34度。肌を突き刺すような日差しで気温以上の暑さを感じました(汗)。香川のうどんを食べて何とか乗り切りました。その3連休の中日に嬉しいニュースが入ってきました。★吉村智洋騎手 JRA初勝利!7月16日(日)、兵庫の吉村智洋騎手がJRA初勝利を挙げました。JRAの福島競馬場に遠征した吉村騎手は、第1レースでオーキッドロマンスに騎乗。先手を奪うとマイペースの逃げに持ち込み押し切りました。JRA58戦目での嬉しい初勝利となった吉村騎手は、ウイナーズサークルで多くのファンから祝福されていました。2005年に20歳でJRA初騎乗を果たすと、2019年ワールドオールスタージョッキーズの地方代表として参戦しています。最終レースもフィンガークリックで勝利を収め、初参戦となった福島競馬場で1日2勝をマークしました。7月17日(祝月)は高知競馬場に行ってきました。前日ま滞在していた香川からバスで高知へ移動。高知競馬場までは路面電車と路線バスを利用を利用。待ち時間を含めて40分前後で競馬場に到着しました。今年の4月にリニューアルされた高知競馬場の遊具広場「バババパーク」。30℃を超える厳しい暑さでしたが子供達は元気に遊んでいました。スタンド1階にはコインロッカーがあります。荷物が多かったので利用させて頂きました。YJSの騎手紹介式、表彰式を担当されていた西田茂弘アナウンサーに実況室まで案内して頂き、高知競馬の橋口浩二アナウンサーにご挨拶させて頂きました。★ヤングジョッキーズシリーズ TR高知厳しい暑さの中で行われたYJS高知ラウンドは兵庫からは長尾翼玖騎手、期間限定騎乗で兵庫に遠征中の濱尚美騎手(高知)が出場しました。第1レース終了後には騎手紹介式がウイナーズサークルで行われました。第1戦は長尾騎手がクラールス号、濱騎手はスズカノアイドル号に騎乗。スタートを最内枠の濱騎手が先手を奪いマイペースの逃げに持ち込みます。発馬で出負けした長尾騎手は後方待機となりました。濱騎手のスズカノアイドルは勝負どころでも手応え良く直線でも渋とく粘りますが、JRA・松本大輝騎手騎乗のグランチェイサーにゴール直前で抜かされアタマ差の2着。長尾騎手のクラールスは4角8番手と苦しい位置にいましたが、直線鋭く追い込んで3着。スズカノアイドルとは首差でした。2レース後に検量前へ向かいました。長尾騎手コメント「(畑中騎手から)終いしか動かないと聞いていたので、後方でジッとしていました。思っていたより後ろになっちゃいましたね。手応えも良くなかったので外を回さず内々で立ち回りました。直線はよく伸びていたので勿体なかったです・・・」長尾騎手にカメラ撮影をお願いすると・・・「気分はTTです(笑)」と悔しい表情をしていました。高知ラウンドは1鞍騎乗でしたが15ポイントを獲得。7番人気馬で上位に食い込み幸先の良いスタートを切りました。長尾騎手は園田ラウンド、笠松ラウンドの合計4鞍が残っています。第2戦の濱騎手はノーブルフロスト号に騎乗。道中は中団を追走しますが徐々にポジションを押し上げます。直線では一杯になりながらも5着と粘りました。地元の高知ラウンドで得点を30ポイントまで伸ばした濱騎手は金沢ラウンド(1鞍)、笠松ラウンド(2鞍)を残しています。高知ラウンドは2戦ともJRAの松本大輝騎手が勝利。60ポイントを獲得しファイナルラウンド進出へ大きく前進しました。一発逆転ファイナルレースまでいようかな?・・・と思いましたが、翌日は園田で仕事があるのでYJS終了後すぐにバスで高知駅へ。乗車した岡山行きの南風がアンパンマン列車でした。今月から第105期騎手候補生の競馬場実習が始まりました。兵庫に4名の騎手候補生が来ています。研修の後は検量前で先輩から鞍磨きなどの業務を教わっていました。競馬場実習は12月までの予定。来春のデビューに向けて頑張ってください。左から新庄海誠(しんじょう かいせい)候補生、塩津璃菜(しおつ りな)候補生、高橋愛叶(たかはし まなと)候補生、土方颯太(ひじかた そうた)候補生★新米パパ 長谷部騎手メインV7月20日、メインはイズジョードリームが勝利。820m戦を得意としている長谷部駿弥騎手が勝ち、確定後に特別インタビューが行われました。「ウイナーズサークルでのインタビューは3年ぶり?くらいで緊張しますね」久々のお立ち台で緊張している様子でした。長谷部騎手の奥様が20日に第一子となる男の子を出産。小牧毅調教師(長谷部騎手所属)がメイン終わりに競馬場広報に掛け合い急遽、特別インタビューを実施する事になりました。「母子ともに健康そうで安心しました。メインを勝った日に生まれてきた子は、強運を持っているかもしれませんね。(奥様へ)これから二人でしんどい事も乗り切っていきたい。まだ重賞を取れていないので、チャンスをものにしたい」※木村アナウンサー撮影スカッとさわやかな青空が広がった7月20日。長谷部騎手にとって忘れられない記念日となりました。おめでとうございます!★習志野きらっとスプリント遠征予定7/25(火)、船橋競馬場で行われる第13回習志野きらっとスプリントが行われます。地方競馬スーパースプリントシリーズの最終戦に兵庫のメイプルシスター、パーの2頭が出走予定です。メイプルシスター(永井孝典騎手・大山寿文厩舎)パー(田中学騎手・松浦聡志厩舎)先月22日の園田FCスプリントを5連勝で初重賞制覇を飾ったメイプルシスター。鞍上の永井騎手は金曜ナイターで2勝をマーク。初の南関遠征前に弾みをつけました。園田FCスプリント2着馬のパーは田中学騎手の手綱で初重賞Vを目指します。★来場者プレゼントのお知らせ次週の園田競馬は7/26(水)、27(木)、28(金)の3日間開催。水曜、木曜日は来場者プレゼントがあります。◎26日(水)淡路島 のむヨーグルト 先着800名様https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjc1NA◎27日(木)お米 新之助 先着400名様https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/Mjc1NQ8月の園田競馬お盆シリーズは場内イベントが約4年ぶりに復活とのリリースもありました。また詳しい情報が入りましたらお知らせ致します。
2023年07月22日
土曜日の担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。先週末から私は全国高校球選手権記念鳥取大会で実況するため鳥取県の米子市にいました。2日間雨天順延でわずか1日のみの稼働でしたが、米子市民球場で球児達の熱戦をお伝えしました。曇り空でしたが気温は30℃超え。非常に蒸し暑かったです。久しぶりの野球実況だったので、慎重に喋ることを心掛けました。また機会があれば今回以上に良い喋りが出来るように頑張ります!7月12日の園田開催後は急いで帰宅。大井競馬場で行われたジャパンダートダービーをテレビ観戦。大井のミックファイアがJRA勢を蹴散らし見事無敗の3冠達成!ゴールの瞬間は鳥肌が立ちました。この先はどこに向かうのか楽しみですね。実況を担当した百瀬和巳アナウンサー。大役お疲れ様でした!今週の園田競馬は大気の状態が不安定でスッキリしない空模様でした。高温多湿で外にいるだけで体力を激しく消耗(汗)。現地でレースをお楽しみの皆様もこまめに休憩を取りながら競馬をお楽しみください。★「マミエミモモタロー」デビュー戦V今年6度目の新馬戦はマミエミモモタロー(川原正一騎手・諏訪貴正厩舎)が勝利!主導権を握ると道中は楽な手応え。直線でライバルを突き離す快勝でした。レース後の口取りには“名付け親”のハイヒールモモコさんも参加されました。来月から始まる兵庫2歳重賞戦線。今後楽しみな1頭が出てきました。≪今後の2歳重賞≫8/10(木)第1回兵庫ジュベナイルカップ8/31(木)第16回兵庫若駒賞9/21(木)第25回園田プリンセスカップ10/12(木)第1回ネクストスター園田★期間限定騎乗延長 濱尚美騎手★高知競馬所属の濱尚美騎手の期間限定騎乗延長が発表されました。≪延長期間≫令和5年8月1日(火)~10月31日(火)「第10回~第17回園田競馬 8開催 計40日間」濱騎手は今週木曜日の3Rを制し今年の21勝目を挙げました。(高知2勝、園田19勝目)デビュー2年目に記録した自身のキャリアハイ21勝に並びました。★メイショウゴルシ&今村聖奈騎手 甲山特別V★女性騎手4名が揃ったJRA交流の甲山(かぶとやま)特別は、JRAの今村聖奈騎手騎乗のメイショウゴルシ(高橋義忠厩舎)が初勝利!スタートで出負けしたメイショウゴルシは徐々にポジションを押し上げ、向正面では4番手に浮上。勝負どころでも手応え良くスピードに乗ります。直線で逃げていたシャトーボビーを捕らえました。「西村騎手の馬がハナに行くのは分かっていました。なるべく前でロスなく立ち回りたいと思っていましたが、スタート出てからの二の脚がまわりの方が速く、思った以上に後ろからになりました。逃げ馬が止まるのも想定していて、徐々に間隔を詰めていけば伸び脚はメイショウゴルシの方があると信じていました。馬が暑い中でもよく頑張ってくれました」※そのだメール・ひめじメールTwitterよりメイショウゴルシはゴールドシップ産駒。お父さんに顔が似ていて人気のある馬が園田競馬場で初勝利をマーク。今回は今村聖奈騎手と初コンビで注目が集まっていました。レース後のウイナーズサークル前は多くのファンが集まりました。「メイショウゴルシは1週前追い切りに騎乗させて頂き、乗り味が良く真面目な性格な馬だと思いました。一緒のレースに乗っていた事があるので、ある程度イメージは出来ていました。強い馬もいましたが自信を持って乗りました。昨夏に勝って以降も園田は何度も遠征していましたが結果を残す事が出来ていなかったので、1年ぶりに勝てて嬉しかったです」※そのだメール・ひめじメールTwitterより今村聖奈騎手は園田競馬場での勝利は1年ぶり。昨年7月の六甲山特別以来。園田・姫路での勝利騎手インタビューは初めてでした。今村聖奈騎手のインタビュー(4時間46秒50秒~)(311) そのだけいばライブ 2023/7/13 - YouTube★佐々木騎手 復帰後初勝利★先月復帰した佐々木世麗騎手が7月14日の園田6レースで勝利。前日は疾病で乗り替わりとなりましたが、体調が回復した金曜日は騎乗していました。「やっとですよ~。デビュー初勝利を挙げた時のような気分です。」※写真提供 日刊スポーツ松本記者今年の1月2日、第1レース以来の勝ち鞍です。怪我で約5カ月離脱。体力面の不安やレース勘を取り戻すのに時間が掛かりましたが、待望の復帰後最初の白星となりました。★真夏の牝馬重賞 第16回兵庫サマークイーン賞★7/14(金)にGRANDAMEーJAPAN 2023の4戦目、第16回兵庫サマークイーン賞(全国交流)が行われ、金沢のハクサンアマゾネスが勝利!単勝1番人気の支持を受けたハクサンアマゾネスは道中4番手追走。馬なりで楽に追走すると、勝負どころも抜群の手応え。2周目3コーナー手前で2番手に浮上すると、逃げたニネンビーグミをあっさり捕らえました。初の他地区遠征、初のナイター競馬という不安を一掃。重賞18勝目を挙げました。2着はジュランビル(大井)、3着はクリノメガミエースでした。※撮影 三宅きみひとアナウンサー金沢の吉原寛人騎手は兵庫の重賞5勝目。昨年の兵庫クイーンカップ(ベニスビーチ)以来の勝利。金沢の加藤和義厩舎は兵庫の重賞は初勝利です。撮影 三宅きみひとアナウンサー吉原寛人騎手インタビュー動画(311) 第16回兵庫サマークイーン賞 勝利騎手インタビュー - YouTube「いや~痺れましたね。(長距離輸送で)当日の馬体重を気にしていましたが増減なく来てくれました。バッチリの調整で挑めたので自信を持って乗りました。プレッシャーはかけられたくなかったので、3番手の外で自分の動きたい時に動けました。道中は反応良く、4コーナーの動きも良かったので凄い馬だなと思いました」金沢勢は昨年兵庫の重賞2勝。※西日本ダービー(スーパーバンタム)、兵庫クイーンカップ(ベニスビーチ)さらに金沢には無敗の石川ダービー馬「ショウガタップリ」もおり、実力のある牝馬が揃っています。「金沢代表としての恥じない走りが出来ました。(この馬の凄さは?)見ての通りの強さです。この一戦でさらに自信がつきましたし、他地区でも挑戦できるレースがあれば頑張っていきたいです」”金沢の総大将”ハクサンアマゾネスが園田で強さを見せつけました。全国での戦いに期待が集まります。次週の園田競馬は7/23(水)、24(木)、25(金)の3日間開催です。
2023年07月15日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。姫路開催が終わったのが最近に感じる状態で今年の折り返し地点を通過してしまいました。年々1年の経過が早く感じます・・・。私の園田出勤は火~木曜の3日間のみ。高校野球の鳥取大会で実況をするため金曜日は移動日。その金ナイターはお休みさせていただきました。 その金ナイターは楽天競馬Youtubeライブを見ながら土曜日以降の資料作り。久々の野球実況で気合いが入りますが、土曜日は残念ながら雨天中止。日曜日から頑張ります。★山本屋騎手 初の遠征騎乗7月4日、佐賀競馬場でヤングジョッキーズシリーズが開幕!トライアルラウンド佐賀は兵庫の山本屋太三(やまもとや たいぞう)騎手が出場。大会初出場の山本屋騎手は初の遠征競馬。エキストラも含めて4鞍騎乗しました。第1戦は出遅れて後方追走の11着。第2戦は3番手を追走しましたが勝負どころで後退し8着でした。エキストラ騎乗は3着、6着という成績。シリーズはまだ始まったばかり。金沢ラウンド、園田ラウンドでの巻き返しに期待しましょう。次回は今月17日の高知ラウンド。兵庫の長尾翼玖(ながお たすく)騎手が出場する予定です。ジョッキーズチャンピオンシップ騎手紹介式https://www.youtube.com/watch?v=TqxQbEV1OS4★地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ 今年の王者は?7月6日(木)、園田競馬場で地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップのファイナルラウンドが行われました。残念ながら佐賀の山口勲騎手は負傷のため、11名のジョッキーで頂点を競いました。※第1戦は川原正一騎手、第2戦は広瀬航騎手が代打騎乗、ポイント対象外となります。◎「自分の庭」で吉村騎手初戦V※そのだメール☆ひめじメールTwitterより※園田競馬・姫路競馬chargedアドバンスより第1戦は地元兵庫の吉村智洋騎手騎乗のスターザサンライズが人気に応えて勝利。以下、山本聡哉騎手、渡邊竜也騎手、福原杏騎手、青柳正義騎手と入線。この時点で吉村騎手が福原騎手と46ポイントで並びトップとなりました。吉村智洋騎手インタビューhttps://www.youtube.com/watch?v=cJL9tqnwbQg◎絶妙なペース配分で逃げ切り!宮川騎手2200V※そのだメール☆ひめじメールTwitterより※園田競馬・姫路競馬chargedアドバンスより第2戦はアヴニールレーヴに騎乗した高知の宮川実騎手が逃げ切りで勝利。30ポイントを獲得し総合ポイントを「54」に伸ばし、逆転で総合優勝となりました。2位は浦和の福原杏騎手。地元兵庫の吉村智洋騎手は3位でした。 宮川騎手は同時に地方通算2200勝のメモリアルVを達成!!「スタート早いと聞いていたので、楽に逃げられたらと思っていました。リラックスして走ってくれて理想的な展開でした。トップ騎手と一緒にレースが出来るだけでも嬉しいのですが、そのレースで勝利が出来て感無量です。楽しむような気持ちでレースに乗っていたので結果がついてきて良かったです。」https://www.youtube.com/watch?v=H3OHV8q0sr8&t=4s昨年は年間136勝を挙げて高知リーディングを獲得。今年1月の佐々木竹見カップを初出場初制覇。シリーズレースで勝負強さを発揮しています。高知所属騎手のシリーズ制覇は4度目です。(赤岡修次騎手2回、永森大智騎手1回)※そのだメール☆ひめじメールTwitterよりhttps://www.youtube.com/watch?v=UQPNGvy0Ejg「7位だったので優勝は意識していなかったのでビックリしています。表彰の時に優勝おめでとうと言われて知りました。既に緊張していますが、地方競馬の代表になったので恥じないような騎乗をしたいです。今度は札幌で優勝してくるので応援を宜しくお願いします!」来月26日、27日にJRA札幌競馬場で行われる『2023 ワールドオールスタージョッキーズ』に向けて優勝宣言が飛び出しました。宮川騎手の活躍に期待しましょう!!★サマーカップで逃げ切りV 秋へ弾み7月6日(木)、笠松競馬場で第45回サマーカップが行われ、兵庫からはパールプレミア、イナズマテーラー、ビナサクセス、バーニングペスカの4頭が出走しました。スタートを決めたパールプレミアは得意の逃げに持ち込みます。序盤から早いラップを刻むと後続馬は追走で精一杯。スピード自慢のライバル達を完封する強い内容で重賞3勝目を挙げました。2着は兵庫のビナサクセスが入り、兵庫勢のワンツーフィニッシュとなりました。その他の兵庫勢はバーニングペスカが4着。イナズマテーラーは7着でした。笹田知宏騎手は重賞13勝目。今年は新春賞、兵庫ウインターカップ、ぎふ清流カップ(笠松)に続き重賞4勝目です。「前走後から暑さが気になっていましたけど、ギリギリ持ち堪えてくれました。いつもより発馬は速くありませんでしたが、行き脚がついたので終始自分のリズムで走る事が出来ました。笠松の軽い馬場も合っていますね。休養を挟んでから一気に馬が成長してくれているので、今後も強い相手に勝っていけるように頑張ります。」新子雅司厩舎は重賞59勝目。今年は5月の「さきたま杯 Jpn2」に続き重賞7勝目。新子厩舎はこの勝利で兵庫の歴代重賞勝利数単独2位に浮上しました。歴代トップは曾和直榮(そわ なおえ)氏の66勝です。★真夏の古馬牝馬頂上決戦! 次回の園田競馬は水木金の3日間開催です。7月14日(金)にはグランダムジャパン古馬シーズンの4戦目、第16回兵庫サマークイーン賞が行われます。全国交流の牝馬重賞です。【他地区遠征登録馬】※7月5日時点ハクサンアマゾネス(金沢)ジュランビル(大井)ティーズハクア(船橋)トップザビル(川崎)【兵庫 主な登録馬】※7月5日時点アキュートガールエイシンヌプリクリノアリエルクリノメガミエースニネンビーグミマルグリッドフローラルドレスセントクリーガーナムラコマチデンコウハピネス など※登録をしていても出走しない場合もあります。7月12日(水)の枠順発表でご確認をお願いします。注目は "金沢の女帝" 重賞17勝のハクサンアマゾネスが登録!!前走の百万石賞を大差で制し、同レース3連覇を飾りました。園田初見参です!さらに佐賀ヴィーナスカップで初重賞制覇を飾ったジュランビルなどが遠征予定。地元兵庫からは新春賞の勝ち馬アキュートガール、GDJ3歳シーズンの覇者マルグリッド。重賞ホースのクリノメガミエース、ニネンビーグミなどが登録しています。真夏の牝馬頂上決戦にご期待ください。ラジオ大阪ドラマティック競馬金曜版、【そのだ金曜ナイター中継】のゲストは元競馬エイトTMの鈴木由希子さんです!中継の模様は楽天競馬YouTubeライブでご覧頂けます。ウインズ神戸B館での地方競馬発売は次週も水曜日、木曜日の2日間。営業時間は午前10時〜午後8時30分です。他地区のナイターレースの発売も行う予定となっております。詳細につきましては、園田・姫路競馬の公式ホームページをご覧ください。
2023年07月08日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。前回のブログ冒頭で新装鞍所を紹介しましたが、今週水曜日から使用を開始。レース前に見学してきました。二階はまだ使用不可ですが、関係者の待機場所として活用されるようです。誘導馬(アイスバーグ、メイショウシャーク、ストラディヴァリオ)も建物内の新居にお引越し。馬体重を計測する体重計もリニューアル。頭上の電光掲示板で馬体重が表示されます。長年使われていた体重計も解体される予定です。中に入れないようにバリケードがされていました。★4年ぶり!競馬場プロレス園田競馬場で4年ぶりに競馬場プロレスが行われました。金曜日当日は雨予報。開門前に強い雨が降り、開催が心配されました。幸い試合時間には雨が止み、予定されていた三試合を消化する事が出来ました。第一試合はタッグマッチ。吉田和正&アブドーラ・小林 vs 谷口裕一&伊東竜二パドック進行の合間に第一試合を観戦。冒頭の5分しか観られませんでしたが凄い迫力ですね。第二試合は女子プロレスラーのシングルマッチ。安納サオリvs夏実もち※木村アナウンサー撮影第三試合は大迫力の6人タッグマッチ!!青木優也&菊田一美&石川勇希 vs 中之上靖文&神谷英慶&星野勘九郎※木村アナウンサー撮影第三試合は出場選手が全員場外へ。お決まり?の場外乱闘が発生しました(笑)。※木村アナウンサー撮影アブドーラ・小林選手と仲良くお座りしている「そのたん」。第三試合を現場で観戦していた木村アナウンサーが、ほのぼのとした光景を撮影しました。メインの大日本プロレスカップはエイシンアンヴァル(川原J・森沢厩舎)が勝利!表彰式にはリング上で熱い戦いを披露したレスラーが集結しました。↓表彰式後の定番?アナウンサーが餌食になります。私も覚悟しておかないと……。※表彰式画像は園田・姫路のメールマガジンより大盛況だった競馬場プロレス。次回開催もご期待ください!◎次週の注目レース!!◎★ヤングジョッキーズシリーズ開幕!7月4日、佐賀競馬場で行われるヤングジョッキーズシリーズのトライアルラウンドに兵庫の山本屋太三騎手出場。大会初出場の山本屋騎手は初の遠征競馬となります。金曜日に勝利を挙げて弾みをつけました。3度目の出場となる兵庫の長尾翼玖騎手は、7月17日の高知ラウンドから騎乗します。今年のファイナルステージは川崎競馬場、中山競馬場。7月から中央、地方の若手騎手によるサバイバルバトルが始まります。★2023地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ7月6日(木)に地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップのファイルラウンドが園田競馬場で行われます。地方競馬のトップジョッキー達が園田に集結します!【出場騎手】落合玄太(北海道)山本聡哉(岩手)福原杏(浦和)森泰斗(船橋)矢野貴之(大井)山崎誠士(川崎)青柳正義(金沢)岡部誠(名古屋)渡邊竜也(笠松)吉村智洋(兵庫)宮川実(高知)山口勲(佐賀)地元兵庫からは吉村智洋騎手が出場します。ファーストラウンド終了時点で総合6位につけた吉村騎手。ホームグラウンドで4年ぶりのシリーズ制覇を目指します。盛岡ラウンドを終えた時点で、トップは浦和の福原杏(ふくはら まい)騎手で34ポイント。2位は31ポイントで北海道の落合玄太(おちあい げんた)騎手が続いています。『2023 ワールドオールスタージョッキーズ』の出場権は誰が獲得するのか?名手の戦いにご期待ください。https://www.keiba.go.jp/raceseries/2023jcs/★兵庫勢遠征!サマーカップ(笠松)7月6日、笠松競馬場で第45回サマーカップが行われます。兵庫からは4頭が選定されています。【遠征予定馬】パールプレミア(新子雅司厩舎)ビナサクセス(柏原誠路厩舎)イナズマテーラー(藤川純厩舎)バーニングペスカ(橋本忠明厩舎)2月の兵庫ウインターカップを逃げ切りVの「パールプレミア」。兵庫で才能を開花。好調柏原厩舎が送り込む上がり馬「ビナサクセス」。中央から転入後、兵庫で6戦5勝。連勝の勢いで初重賞を狙う「イナズマテーラー」。JRA3勝の実力馬「バーニングペスカ」の4頭が出走予定です。なお、出走予定馬は変更になる場合があります。ご了承ください。2023年はあっという間に上半期が終了。来週からは下半期の開催がスタート。園田競馬の夏開催も本場でお楽しみください!
2023年07月01日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。開催前日の火曜日。園田競馬レース展望の収録終わりに新築された装鞍所へ向かいました。非開催日は工事車両が出入りしていて近付けませんでしたが、今週訪れてみると建物が完成していました。↓馬体重を測る体重計も新しくなります。↓こちらがこれまで使用していた体重計。今後はしばらく予備体重計として維持されるようです。関係者から伺った話によりますと、来週の開催から使用を開始する予定との事です。誘導馬達も建物内の新馬房に移ります。競馬場内を移動していると・・・・「そのたん」が厩舎?自宅?に帰るところに遭遇。重賞日は雨天でなければ場内をお散歩していますので、そのたんの手のひらにある★にタッチしてくださいね。何か良いことがあるかも?。今週は寒暖差の激しい3日間でした。水曜日は真夏日。この時期特有の蒸しっとした暑さになりました。↑水曜日の2歳オープン。ダイジョバナイが逃げ切り勝ちで2戦2勝としました。木曜日は早朝から11時前まで纏まった雨が降りました。良馬場から一気に不良馬場まで悪化。馬場全面水が浮いた状態となりました。↑木曜開催前に4コーナー内側に砂補充。時間が経過するにつれて水も引いていきました。園田FCスプリントを喋り終えた帰りはラーメンを食べてプチ打ち上げをしてきました。★笹田騎手700勝!!6月22日、園田競馬の3Rはパラジウムリボンが勝利。鞍上の笹田知宏騎手が地方通算700勝を達成しました。王手を掛けてから足踏みが続きましたが、会心の勝利で鬱憤を晴らしました。去年は念願の兵庫ダービー初制覇を飾るなど年間重賞3勝。今年は上半期だけで重賞3勝を挙げています。撮影 木村寿伸アナウンサー★勢いそのままに!メイプルシスター初重賞V撮影 斎藤寿一氏6月22日、地方競馬スーパースプリントシリーズ、第13回 園田FCスプリントが行われ、3番人気のメイプルシスターが勝利!!スタートを決めたメイプルシスターが先手を主張。道中で息を入れる余裕をみせると直線でさらに加速。最後までスピードは衰えず、後続に5馬身差をつける完勝でした。撮影 斎藤寿一氏道中4番手追走のパーが2着に入り、地元馬2頭のワンツーフィニッシュとなりました。高知のダノンジャスティスは3着。中団から追い上げましたが3着が精一杯でした。3番人気→6番人気→4番人気の決着。波乱の結果となり3連単の払戻金は55,790円(166番人気)でした。好位につけていた高知のジョーロノはレース中の鼻出血を発症した影響で8着。今年も後方からとなった2番人気のメイプルグレイトは9着。三連覇を目指した1番人気のダノングッドは10着。脚部不安で5カ月ぶりの休み明けで見せ場なく終わりました。兵庫のメイプルシスターは5連勝で重賞初制覇。昨年末に再び兵庫へ復帰。今年2月の姫路戦からワンターン戦に矛先を向けると初戦は2着。以降条件戦で連勝を伸ばすと先月の前哨戦も快勝。得意の速攻劇で初タイトルを手に入れました。兵庫勢の園田FCスプリント勝利は2020年のエイシンエンジョイ以来3年ぶり。牝馬の勝利は2016年ランドクイーン、2019年のタガノカピートに続き3頭目です。撮影 三宅きみひとアナウンサー鞍上の永井孝典騎手はデビュー7年目で嬉しい重賞初制覇。重賞の舞台では何度も悔しい思いをしてきましたが、巡ってきた有力馬の騎乗でチャンスを掴みました。検量前では何度もガッツポーズ。大山調教師と握手を交わしました。人気馬の逃げ馬で挑んだ電撃戦を振り返って。「最終追い切りの感触が良かったのでゲートを決めたらチャンスがあるかな?と思っていました。スタート前は発馬を決めなきゃいけないプレッシャーがあって緊張していました。道中は3~4角で脚をためることができれば何とかなると思っていました。」良いスタートを切ると二の脚を利かせてハナを主張。思い描いた展開に持ち込むと直線で再加速。後続を寄せ付けない完勝だったが。「最後まで必死でしたね。『後ろから何も来ないでくれ』と思って追ってました。滅多にないチャンスを頂いて『やっと取れた』という気持ちです。今後も色んな重賞を勝てるように頑張ります。」永井騎手 勝利騎手インタビュー(293) 第13回 園田FCスプリント 勝利騎手インタビュー - YouTube大山寿文厩舎は重賞3勝目。2020年の園田ジュニアカップ以来、3年ぶりの重賞制覇となりました。「いつも調教に乗ってくれていることもあり、オーナーにお願いして依頼しました。プレッシャーを跳ねのけて結果を残したジョッキーが偉いですよ。」と永井騎手を賞賛していました。撮影 三宅きみひとアナウンサー撮影 斎藤寿一氏★特産品プレゼントのお知らせ半夏生「明石だこ」特別の開催を記念し、ご応募頂いた方の中から抽選で5名様に「あかしのたこせん 6枚入り」をプレゼント致します。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/MjczMA園田・姫路競馬の公式ホームページ内の専用サイトからご応募をお願いします。締め切りは7月7日(金)です。次週の園田競馬も水木金の3日間。6月30日(金)、その金ナイターで競馬場プロレスを開催!2019年以来、4年ぶりの実施です。詳細については園田・姫路競馬公式HPをご確認ください。https://www.sonoda-himeji.jp/news/detail/MjcyNA※小雨決行、雨天の場合は7月28日(金)に順延予定場所 イベントステージ前広場 特設リング試合終了後には、出場選手がトークショーを交えた予想会を行います。大日本プロレスの神谷英慶選手が、19時から放送のラジオ大阪ドラマティック競馬金曜版、そのだ金曜ナイター中継に出演予定です。中継の模様は楽天競馬YouTubeライブでもご覧頂けます。
2023年06月24日
土曜日担当は、園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。6月14日(水)は兵庫3歳馬の頂上決戦、第24回兵庫ダービーが行われました。朝から梅雨空ですっきりしないお天気。前半戦で強い雨が降る時間帯もありました。去年に続きパドックdeフォトも行われ、パドックで一眼レフを使って撮影をしてる方もいました。水曜日は日差しが無かったので光の調整もしやすく撮影しやすい環境だったかと思います。今年は兵庫ダービーのポエムコンテストが開催されました。実況アナウンサーが本馬場入場で読み上げるポエムを募集。兵庫実況陣の厳正な審査の結果、174作品から2作品を選出しました。【最優秀作品発表】(ラブラブラブ様)●ベラジオソノダラブ「名前に込められた園田愛、自身も愛され愛する園田で頂点に ベラジオソノダラブ」 (トメキティ様) ●ビキニボーイ「ダートのビーチをパトロール ビキニラインはVサイン 夏より熱いぞ ビキニボーイ」素晴らしい作品が多く選出に迷いました。また開催される際はTwitter等でお知らせさせていただきます。沢山のご応募ありがとうございました。細かい雨が降り始めた兵庫ダービーのパドック。精鋭12頭が晴れ舞台に挑みました。1番 グロリアドーロ2番 ヒメツルイチモンジ3番 カタラ4番グディカンワル5番 カレーパン6番 スマイルミーシャ7番 サインポール8番 ビキニボーイ9番 ムーンローバー10番 オオエアクティブ11番 オキザリスレディー12番 べラジオソノダラブ人気は2強に集まりました。単勝1番人気はスマイルミーシャで1.8倍。べラジオソノダラブは2番人気(2.4倍)。3番人気のビキニボーイまでが10倍以下となりました。★兵庫ダービーでリベンジ!スマイルミーシャ小雨の中で行われた3歳3冠クラシックの最終戦、第24回兵庫ダービーは1番人気のスマイルミーシャが勝利!!スタートを決めたスマイルミーシャは道中2番手追走。2番人気のベラジオソノダラブも3番手で続き、人気馬2頭が前につけます。レースが動いたのは2周目向正面。スマイルミーシャ騎乗の吉村騎手が強気に仕掛けると先頭に躍り出ます。ベラジオソノダラブもライバルの動きに乗って2番手に浮上。菊水賞に続き2頭のマッチレースが始まります。先に動いたスマイルミーシャが徐々にリードを広げるとベラジオソノダラブに3馬身差をつける快勝。ダービー馬の称号を手に入れました。2着はベラジオソノダラブ。3着は4番人気のグロリアドーロが入りました。三宅アナウンサー撮影スマイルミーシャは園田ジュニアカップ、のじぎく賞に続き重賞3勝目。菊水賞で敗れたベラジオソノダラブにリベンジを果たしました。吉村智洋騎手は重賞通算44勝目。兵庫ダービーは2019年にバンローズキングスで勝利して以来、4年ぶり2度目の制覇です。吉村騎手インタビュー動画https://www.youtube.com/watch?v=HOEleFo-DKk飯田良弘厩舎は重賞通算5勝目。開業12年目で兵庫ダービー初制覇です。牝馬の兵庫ダービー制覇は10年ぶり。2013年のユメノアトサキ以来、史上4頭目の兵庫ダービー制覇となりました。三宅アナウンサー撮影★関東オークスで善戦!マルグリッドGDJ制覇6月14日、川崎競馬場で行われた第59回関東オークスは、JRAのパライバトルマリンが勝利。兵庫から参戦したマルグリッドは5着でした。道中9番手追走のマルグリッドは、勝負どころから進出を開始。最後まで長く良い脚を使って掲示板を確保しました。関東オークスでグランダムジャパン3歳シーズンの全日程が終了。その結果、兵庫のマルグリッドが14代目の女王に輝きました。ル・プランタン賞(佐賀)で優勝、のじぎく賞2着。最終戦は5着で着順ポイントとボーナスポイントを加算し36ポイント。2位のメイドイットマム(船橋)をわずか1ポイントだけ上回り総合優勝を果たしました!https://www.keiba.go.jp/raceseries/gdj2023-3/pointranking.html兵庫所属馬の同シリーズ制覇は史上5頭目。2015年のトーコーヴィーナス以来、8年ぶりの優勝となりました。<兵庫勢の優勝記録>~3歳シーズン~2011 マンボビーン2012 メイレディ2014 トーコーニーケ2015 トーコーヴィーナス2023 マルグリッド ←New! ~古馬シーズン~2010 キーポケット2016 トーコーヴィーナス ~2歳シーズン~優勝なし★次週の重賞情報6月22日(木)、園田競馬場で820mの重賞、第13回園田FCスプリントが行われます。高知からは大会三連覇を目指すダノングッド。去年2着のダノンジャスティス。重賞実績があるジョーロノが登録。兵庫からはメイプルグレイト、メイプルシスターなどが出走を予定しています。なお、出走馬は変更になる場合があります。ご了承ください。来週の園田競馬も水木金の3日間開催です。
2023年06月17日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。水曜日は好天でしたが、木曜日は徐々に天気が崩れ、6レースあたりから雨。その雨は金曜日の早朝まで降り続きました。ただ、先週のような豪雨にはならず、2週間ぶりに金曜ナイターが行われました。↑火曜日、園田競馬場での能力検査今週の園田開催から怪我で離脱していた佐々木世麗騎手が復帰。約5カ月ぶりに戻ってきました。開催前日、火曜の園田能力検査に騎乗していました。中田貴士騎手も水曜日に復帰しましたが、復帰日のレースにてゲート内で負傷(左足小指骨折)。木、金曜日は乗り替わりとなりました。先週は川原騎手、松本騎手が調教中の負傷で離脱。今週は田村直也騎手が体調不良で騎乗を見合わせました。離脱されている皆様の早期復帰を願っております。★コパノカサノバ デビュー勝ち!6月7日(水)に行われた今年2度目の新馬戦。シャンハイボビー産駒のコパノカサノバが人気に応えてデビュー勝ち。すんなり先手を奪うとそのまま押し切りました。シャンハイボビー産駒は2年連続で兵庫の新馬戦を勝利。※昨年10月に同産駒のピーチクパーチクが新馬勝ち。★兵庫11戦11勝 ホテルカリホルニア6月8日のメインレース、兵庫馬事畜産特別はホテルカリホルニアが人気に応えて快勝!道中は後方から3頭目を追走。前回同様に向正面から動き始めると、先に抜け出したニネンビーグミを直線で捕まえました。A2クラス昇級初戦の今回は去年のダービー馬バウチェイサー、重賞2勝馬のニネンビーグミなど実績馬が揃いました。試金石の一戦を難なく突破し、兵庫での連勝記録を「11」に伸ばしました。ポイント的にもう一度A2クラスを走れますが、次回は57キロを背負います。ここもすんなりクリアすると・・・秋以降楽しみな存在になります。なお下原理騎手、柏原誠路厩舎ともに2日連続で準メイン、メインを勝利。好調コンビが今週も勝ち鞍を伸ばしました。 ◎水曜日 10R ソニンクヴァース 11R ビナサクセス ◎木曜日 10R ウインドケーヴ 11R ホテルカリホルニア↑そのだメール・ひめじメールのTwitter画像より★次週は兵庫ダービー6月14日(水)に園田競馬場で3歳馬の頂上決戦、第24回兵庫ダービーが行われます。今年は水曜日の開催です。ご注意ください。主な登録馬べラジオソノダラブスマイルミーシャビキニボーイオオエアクティブグロリアドーロヒメツルイチモンジジョイブラックカレーパンカタラムーンローバーサインポールグディカンワル など他多数今年の注目はベラジオソノダラブ、スマイルミーシャの2強対決。ベラジオソノダラブは4月の菊水賞で鮮やかな逃げ切り勝ち。無敗のスマイルミーシャに土をつけました。兵庫チャンピオンシップでもJRA所属馬相手に善戦。兵庫クラシック2冠を狙います。撮影 斎藤寿一氏復帰戦の菊水賞で初黒星となったスマイルミーシャは前走の「のじぎく賞」を圧勝。弾みをつけて大一番へ向かいます。2013年のユメノアトサキ以来、10年ぶりの牝馬制覇を目指します。撮影 斎藤寿一氏ベラジオソノダラブ、スマイルミーシャの直接対決は3度目。これまでの対戦成績は1勝1敗の五分。一生に1度の晴れ舞台で再び激突します。兵庫ダービーと同じ舞台で行われた先月のオープン特別を圧勝したビキニボーイ。JRA交流戦で快勝したオオエアクティブ。長く良い脚が使えるグロリアドーロなどが登録しています。なお、兵庫ダービーは6月12日の午後に出走馬が確定します。兵庫ダービーの有力馬陣営インタビュー動画は園田・姫路競馬の公式Youtubeで配信される予定です。https://www.youtube.com/c/sonodahimejiweb◇第24回兵庫ダービー ポエムコンテスト実況アナウンサーに読んでもらおう!!第24回兵庫ダービーポエムコンテストが開催されます。本馬場入場で実況アナウンサーが読み上げる出走馬の紹介文(ポエム)をファンの皆様から募集致します。↓詳細について、ご応募は下記のフォームからお願いします。http://charge-ad.jp/closeup/1086/締め切り【6月13日(火)23時59分】兵庫ダービーの前日まで受け付けしています。沢山のご応募お待ちしております!!◇兵庫ダービーパドックdeフォト開催!去年に続き今年の兵庫ダービーもパドックdeフォトを開催する事になりました。詳細については下記の画像をご覧ください。★GDJ3歳シーズン最終戦6月14日(水)、川崎競馬場で行われる第59回関東オークスに兵庫からマルグリッド(新子雅司厩舎)が出走を予定しています。今回の鞍上は川崎の2000勝ジョッキー、今野忠成騎手です。佐賀のル・プランタン賞で重賞初制覇を飾ったマルグリッドは、先月の「のじぎく賞」は後方から追い込み2着でした。2戦合計で21ポイント。トップと3ポイント差の2位につけています。グランダムジャパンの3歳シーズンの最終戦で逆転優勝を目指します。兵庫所属馬の同シリーズ制覇は過去に4頭。前回の優勝は2015年のトーコーヴィーナス。兵庫所属馬8年ぶりのシリーズ制覇なるか?ご声援を宜しくお願いします。。撮影 斎藤寿一氏次回の園田競馬は水木金の3日間開催です。水、木曜日の開門予定時刻は11時45分。ナイター開催の金曜日は開門予定時刻13時45分です。ウインズ神戸B館での地方競馬発売は、6月14日、15日の2日間。営業時間は10時〜20時30分です。
2023年06月10日
土曜日担当は園田・姫路競馬実況アナウンサーの鈴木セイヤです。6月2日(金)の園田競馬は悪天候による馬場状態悪化のため中止となりました。災害級の大雨になり近畿地方全域で警報が発令。安全を考慮しての判断となりました。↓金曜日12時頃の園田競馬場。激しい雨で馬場全面が水の浮いた状態でした。中止の知らせが入ったのは移動中の電車内。仕事道具の一部を実況室に置いてきてしまったので現地まで取りに行きました。道路は雨水が川のように流れている状態。競馬場までは長靴で行きました。雨も激しかったので正解でした(汗)。↓スカッとさわやかな空だった水曜日が嘘のようです。★Jpn2制覇!イグナイター5月31日、浦和競馬場で第27回さきたま杯(Jpn2)が行われ、兵庫のイグナイターが勝利!!3枠からスタートを切ったイグナイターは、最初のコーナーまでに内ラチ沿いを確保。道中4番手で脚をためます。理想通りの展開に持ち込むと、抜群の手応えで勝負どころを迎えます。3コーナー過ぎで逃げ馬のギシギシが後退。スマイルウィとバスラットレオンの2頭が抜け出すとイグナイターも追撃。ここから3頭の激しい叩き合いが始まります。直線でまずバスラットレオンを競り落とすと、粘るスマイルウィをゴール手前で捕らえました。イグナイターは重賞6勝目。昨年のかきつばた記念以来、通算3度目のダートグレード制覇です。今年は黒船賞、かしわ記念でJRA勢に敗れましたが、浦和の地でリベンジを果たしました。大井の笹川翼騎手はダートグレード競走2勝目。イグナイターとは2度目のタッグで勝利に導きました。新子雅司厩舎はダートグレード競走通算6勝目。昨年のかきつばた記念以来の勝利です。重賞58勝は田中範雄調教師に並び兵庫歴代2位タイ。※兵庫歴代1位は曾和直榮氏の66勝。兵庫所属馬のJpn2(グレードツー)制覇は史上初。兵庫歴代の名馬が成し得なかった快挙を達成しました。夏場は休養に充てるイグナイター。秋は兵庫勢初の交流G1制覇を目指します。★人気馬2頭の激闘 ~六甲盃~6月1日、園田競馬場で2400mの長距離重賞、第61回六甲盃が行われました。↑年に1度行われる2400m。ゲートが1400mより51m前に前進します。レースは兵庫のアキュートガールが先手。長丁場の一戦らしいゆったりとした流れになります。1番人気のラッキードリームは好スタートを切り道中4番手追走。グリードパルフェはライバルの背後につけます。レースが動いたのは残り1000m付近。高知のグリードパルフェが中団から上昇開始。ラッキードリームより先に仕掛けると先行勢に襲い掛かります。遅れてスパートを開始したラッキードリームが猛追。2周目3コーナー手前で2頭抜け出します。人気馬同士の激しい鍔迫り合い。お互い一歩も引きません。2頭のマッチレースはゴールまで続きます。手に汗握る攻防はグリードパルフェがアタマ差制しました。高知のグリードパルフェは重賞3勝目。六甲盃初制覇。今年は遠征競馬(姫路、佐賀、笠松、園田)が続きましたが4戦全て馬券に貢献。得意の長距離戦で兵庫の王者、ラッキードリームを撃破しました。赤岡修次騎手(高知)は兵庫の重賞7勝目。2020年の楠賞(サロルン)以来の勝利。田中守厩舎(高知)は兵庫の重賞2勝目。2015年の園田FCスプリント(サクラシャイニー)以来の勝利となりました。※六甲盃レース、表彰式撮影 斎藤寿一氏赤岡修次騎手インタビュー動画https://youtu.be/3DHiXtIJfiA「かなりペースが遅かったので、ラッキードリームが動かないようであれば先に動こうと思っていました。グリードパルフェは並んでから抜かせないのが良いところです。最後はよくしのいでくれました。」2022年は兵庫で重賞2勝を挙げた高知勢。・園田FCスプリント(ダノングッド)・園田チャレンジカップ(ダノンジャスティス)その勢いは今年も続くのでしょうか?次回の園田競馬は水木金の3日間開催。水曜日と木曜日はサマー競馬のため、開門時刻は11時45分です。金曜日のナイター開催は13時45分の開門予定です。次週のウインズ神戸B館での地方競馬発売は6月7日、8日の2日間です。皆様のご来場をお待ちしております。1月の落馬負傷で長期離脱していた佐々木世麗騎手と検量前でお話しましたが、先週から調教に跨っていて復帰も間近との事です。先月の落馬で休養していた中田騎手も復帰に向けて準備を進めています。今週は川原騎手、松本騎手が調教中の落馬負傷で乗り替わりとなりました。1日でも早い復帰願います。↑今後の楽天競馬You Tubeライブの配信予定です。スタンド二階のSKNプライスでご覧いただけます。
2023年06月03日
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