里の種

里の種

2007/12/29
XML
カテゴリ: 記憶
あれも万引きというのだろうか。中学校の図書室から借りた本を返さずに卒業してしまった。借りていたことを忘れていて、何年か経った頃、背表紙に中学校の刻印のある文庫本を、部屋の中で見つけた。宮沢賢治の詩集だった。中学生の頃、賢治に特に魅かれた記憶はなかった。ただ思い出すのは、国語の授業で、先生が配ってくれたプリントに「永訣の朝」が載っていて、それを暗記させられたことだ。プリントには、他に、島崎藤村や高村光太郎、堀口大学の詩が印刷されていた。その先生は、近代の詩人が好きだったようだ。数編の詩は今でも時々思い出しては、心の中で暗唱している。

我のみが我と向かいて闘へり「春と修羅」読む寒の満月





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007/12/29 09:20:31 PM
コメント(2) | コメントを書く
[記憶] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: