里の種

里の種

2008/12/27
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カテゴリ: 記憶
子供の頃、師走の大掃除の後、出たゴミを裏の庭で焼いたりした。焚き火の中には銀紙のホイルで巻いたサツマイモを放り込んで焼けるのを待った。火の番を言いつけられて焚き火の傍にいると、煙は僕を目掛けて流れてくる。ぐるりと回って場所を移動しても、煙は僕の方に寄ってくる。煙いので涙が流れる。逃げても回って追いかけてくる。意思があるかのように流れてくる煙は、僕を困らせようとしているようだ。風がいたずらをしているみたいだった。

焚き火焚くバケツの傍に居る子等を好いて吹き寄るいたずらな風

大掃除して静かなる濡れ縁に布団乾かす小春日日向

生きていること生きているもの皆すべて眠りに向かう





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最終更新日  2008/12/28 01:12:09 AM
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