里の種

里の種

2009/06/20
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カテゴリ: ひとりごと
犬が人間の家畜になったのは、およそ十万年前だという。その犬に嗅覚を負担させることで、人間は音声言語を発達させてきたらしい。犬に嗅覚を分担させたおかげで、人間は喉頭と声帯の形態的進化が促進されて、複雑な音声を言い分けることができるようになった。と仮説を立てている人がいる。それはともかく、このように言葉を発達させてきたとしても、世界にはどうしてこんなに多くの言語があるのだろう。その種類の多さが不思議でならない。民族のあるいは、その土地の人々が永い歴史の上で発達させてきた言葉。それぞれの言語にはそれを発明し、発達させてきた人々がいる。それぞれの言葉の向こうには、それを創造し発展させてきた、言語感覚の優れた名も無い多くの天才達がいる。朝の雀が喧しく囀るように、人間も言葉を話すという強い欲求があったのだろうけれど、それにしても、どうして人類はひとつの言葉ではやっていけなかったのだろうか。バベルの塔の伝説を信じている訳ではないけれど、そういう伝説があること自体、昔の人々も言葉が違うことを不思議に感じていた証だろう。このように多くの言葉が存在するのも、気候風土やその他の環境、文化が、様々な言語を生む土壌になったためだろうか。それにしても、そのことが面白く、そしてとても不思議だ。

言葉無くて伝わる心信じてる梅雨の空にも流れ星降る





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最終更新日  2009/06/20 08:37:27 PM
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