里の種

里の種

2023/06/03
XML
テーマ: 思い出(60)
カテゴリ: 記憶

親父さんは
おっかない女将さんから

尻を叩かれて
渋々仕事をしていたような
気がする

僕ら子供達も
そんな親父さんを
軽く見ていた

僕が子供の頃は
店に持っていくと空き瓶を
買い取ってくれた

店の裏側に
ジュースの空き瓶が
積まれていた

そこから空き瓶を
取っては
親父さんに売っていた

今思うと
それは立派な犯罪だった
けれど僕らは平気でやっていた

親父さんに隠れてやっていた
けれど親父さんは
すべて分かっていた
気がする
分かっていて
僕ら子供達に甘えさせて
くれたような気がする

僕らもそれを
薄々感ずいていて
甘えていたところもあった







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023/06/03 11:30:08 AM
コメント(0) | コメントを書く
[記憶] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: