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January 26, 2006
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本屋さんでの出来事。

本屋に、子どもを遊ばせておけるスペースがある。玩具がいくつか置いてあって
小さな机とイスがあり、近くには絵本が並んでいるのだ。息子アスカはそこが好
きで、一直線に走っていく。というより本屋なんて小さな子どもにはあまり楽し
くなくて、ちょっとしたオアシスのように思っているのかも知れない。

平日の昼間だから、ほとんど人がいなかった。こりゃ自由に遊べるなあ、と考え
つつ行ってみると女の子がひとりで遊んでいた。
見渡すが親御さんらしき人の姿が見えない。
書棚の陰で本でも選んでいるのだろうか。

女の子(3歳くらい?)は玩具で遊んでいた。電子音が出る学習おもちゃだ。
アスカも面白がってボタンを押そうとした。女の子は玩具の蓋を閉めて持って
行ってしまった。
そりゃそうだよねえ、遊んでいるのに、いきなり触られたら気分悪いよね。
「ごめんね」
女の子はまた遊び始めた。私たち親子が気になるようだ。

アスカを絵本の棚へ連れて行き、もともと買うつもりだった本を手に取った。
『たんじょうび おめでとう』

たんじょうびおめでとう

息子が大好きなくまちゃんの絵本。シリーズで出ているので少しずつ集めている
のだった。
「ほらほら、この絵本を買っていこうね」
他の本も眺めていると、先程の女の子が来て1冊しかない『たんじょうび』の
絵本をアスカの手から取ると、

「あたしこれがいい」

といった。息子は泣き出し、絵本を指さして必死で私に訴えた。
あれは僕の本なのに。返して、返して。
言葉が話せれば、そんなふうに言ったのかも知れなかった。困った。

小さな子どもって、それほど欲しくないのに人が持っていると自分のものに
したくなるものらしい。きっとこの子もこの絵本が欲しいわけじゃないのだ。
私は息子に(心の中で)言った。

(ちょっと待ってみよう。この子が飽きて手放したらレジに持っていこう)

「ちょっとこの子にも見せてやってね」
と言えば返してくれる。でもまた持っていってしまう。

アスカを先程の電子玩具で遊ばせているとまた女の子が来て横からボタンを
押し始めた。息子に本を読んでやれば自分も、と別の本を「私のところに」
持ってくる。おい、キミのお母さんはどこなの(-"-;;;??

2人に振り回されつつ、なんとなく面倒を見ている私。何だかなあ。
アスカは妬いたのか私を引っ張って連れて行こうとしている。女の子は玩具や
絵本で私の気を引こうとする。

やがて、その子のおかあさんらしき女性がやってきた。

「や、やっと来たよ……」

ほっとしたのもつかの間、女性は子ども用のイスにどかっ、と腰掛けて
何かやりだした。ちらっとしか見なかったからよく判らない。携帯でもいじって
いるようだった。何か本を持ってきて読んでいたのかも。

女の子が「お母さん」に駆け寄り、絵本を読んでもらおうとしている。
「あとでね」
私たちの会話が聞こえていたはずなのだ。やってくる寸前まで、3人でやりとり
していたのだから。それなのに挨拶のひとつもないのだ。この人は。

私だって毎日のことだから、自分を優先したい時だってある。
子どもの要求を全部満たすことなんて到底できっこない。でもこのお母さんとは
お近づきになりたくないものだと思ってしまった。
(この人がいつもこんな調子ならね)

『たんじょうび おめでとう』を手に取り、息子を抱っこしてレジへ向かった。
さっさと買って帰ろう。なんだかとても疲れた。





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最終更新日  January 26, 2006 04:13:25 PM
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