AKIHABARA秋葉他お買い物日記

　　　ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターを描いた映画。ピータ
ーラビットのことは知っていてもその作者の事は全く知らなかった。しかも100年
以上前の封建社会そのものの時代にこれほど自立した女性がいたことに驚かされる。
物語はピーターラビットが世に出る話とポターそのものの波乱の人生が感動的に描
かれる。静かに流れるような映画だが、あちこちにピーターラビットの動画がちり
ばめられるなど楽しい映画にもなっている。主人公に扮した女優さんがどこかで見
たことあるような・・と思ったらブリジット・ジョーンズの日記のレニー・ゼルウ
ィガーだった。お勧めの映画です。
　640.恋は突然に
　　　婚約者を失い失意のどん底にいた主人公を婚約者の友人達？が何かと面倒を
みるうちに・・。死んだ婚約者には実は隠し子が・・という秘密が発覚。ラブコメ
風ではありますが、感動的な場面もあり思ったより面白かったです。
　641.爆発感染「レベル5」
　　　オーストラリアで新型ウィルスに感染したサーファーがロサンゼルスに飛行
機で輸送されてきた（文字通り機中で死亡したので）。異常事態を感じとった衛生
当局は飛行機の完全隔離をしたが、一人の乗客が抜け出してLA市内にウィルスをば
らまくことに・・。さらにその飛行機で護送中だった凶悪犯を仲間が強奪したり・
・。そんな場合じゃないだろうと・・いう間に感染は爆発的に広がっていくという
大体お決まりの展開だがなかなか面白かった。しかしどこにでもわがままな人間は
いるんですねぇ。
　642.涙そうそう
　　　見損なってずっと見られなかった邦画です。涙(なだ)そうそうとは沖縄の方
言で「涙がとめどなく流れる、涙ポロポロ」の意味だそうで、森山良子が若くして
他界した兄を思って書いた詩に、同郷の旧友で歌手トリオのＢＥＧＩＮが曲を付け
たものだそうです。そのイメージを映画化した作品です。沖縄を舞台に肩を寄せ合
って暮らす兄妹が感動的に描かれています。主役の妻夫木聡と長澤まさみも今や日
本を代表する若手俳優で、安心して見られます。ちょっと悲しい結末ですが、良か
ったです。