雨が降ったり止んだりという想定内のお天気の中始まったSALT&SUGARのライブ。竹善さんは水色のダンガリー、ソルトさんはエンジ色のサテンのシャツで登場。 ♪SING A SONG 竹善さんの軽快なスキャットで幕を開けたこのLIVE、セカンドということもあってか二人共さほど緊張した様子もなく、ファルセットを沢山使いながらゴスペルよりはジャズ寄り?なアレンジで聴かせてくれました。 ソルトさんがポロポロポロ~ンと鍵盤に指を置くと、竹善さんが「今日は何曜日?」 こここここれはももももしや!と思っていると、どこからともなくハーモニカを取り出し… ♪PIANO MAN 夢にまで見た生PIANO MANが聴けるなんて!この時点でちとお高めのチケット代のモトが取れてしまいました☆ 「It's nine O'clock on the FRIDAY~」なんてお約束で始まり、「ピアノの音はまるでカーニバル!」のとこではソルトさんを指差し、「マイクはビールの臭い~」のとこでは自分のマイクを指しながら歌う竹善さんがおちゃめでした。 お次はQUEEN。JAZZというアルバムから ♪Jealousy 僕は原曲を聴いたことがありませんが、クラシックの色濃い美しいメロディーをピアノと歌のみのシンプルさでより美しく。でも曲が短くてあっという間に終わってしまいました。 ♪少年時代 CS4のボーナストラックに収録されるこの曲を一足お先に。これもシンプルさが際立って、のどか~な、麦わら帽子や虫取り網を思わせるような曲に仕上がっていました。 ♪THE CONTINENNTAL 竹善さんが「次は塩谷哲のピアノによるBIG BANDをお楽しみください」と言えばソルトさん「後のカーテンが開いてBIG BANDが出てきますから」竹善さん「そんなことしたらギャラが払えなくて明日も明後日もここでやらなきゃいけないことになりますから」なんてやりとりも。ソルトさんの喋りがいつにも増して軽快でした。ソルトさんの10本のBIG BANDが大活躍し、アレンジの妙をというか、ただただスンゲーなあ。とお口あんぐりでソルトさんに見入ってしまいました。 ♪DAYBREAK 僕はこの曲がDIARYよりもお気に入りなのですが、生で聴けることはないだろうと思っていたのでめっちゃ嬉しかったです。これもアレンジがお見事! ♪Just Once お友達の間でも人気が高いこの曲、僕も今まで何度か聴いたことがありましたがやっぱり良い曲ですね~。まさに歌い上げるっ!といった感じで心にずーーーんと歌声が響いてきました。 ♪Loves in need of love today ここでもソルトさん、「後のカーテンが開いてTAKE 6が…」なんて飛ばしちゃってます。 ♪Got to get you into my life この曲は、8月辺りに神戸で秋田さんとやったLIVEで演奏し、お客さんでコーラスをしたと聞いていたので、曲中しっかり覚えていつ竹善さんにマイクを向けられても歌えるように準備をしていたのですが…マイクは回って来ませんでした(TT) マイクを向けられても恥ずかしがって歌えないおねいさんもいましたが、最後にマイクを向けられたお兄さんはダミ声で歌ってしっかりオチをつけてくれたので良かったです! この曲はビートルズ?原曲を聴いてみたいです。 本編はここで終了。続いてアンコールは ♪SPAIN これがまた圧巻!ゴリゴリのSPANISHな前奏から、一転静かに始まったこの曲。静かに聴き入っているお客さんも曲の盛り上がりと共に静かにヒートアップ! ソルトさんのピアノによるスキャット(僕にはそう聴こえました)の時には竹善さんはフラメンコ的な手拍子を入れてさらに盛り上げ、負けずにスキャット。 『声という楽器が奏でるメロディー』と『ピアノから発せられる歌声』が一つに!これこそがSALT&SUGARの醍醐味、真骨頂!!!! 『歌いきったっ!』という表情で演奏を終えた二人に間髪入れず襲い掛かる大歓声!大きな拍手!気が付いたら全員が立ち上がってのスタンディングオベーション!僕も興奮のあまり出た鼻血をすすりながら(本当)手が痛くなるほど拍手をしていました。 鳴り止まない拍手を満面の笑みで受け取った二人は、会場に手を振りながら去っていきました。 鳴り止まない拍手がいつしかアンコールの拍手に変わる中、無情にも「これをもちまして、本日の…」のアナウンス。 しかし誰一人帰り支度をする人などなく、『こんなに盛り上げちゃって!責任取ってよ!』と言わんばかりに席に座ろうともせず拍手を続けていると…出てきました! 「何歌おうか?君が代でも歌いますか?」と竹善さん。「じゃあリクエストは?」の問いに会場からは「Wonderful World!」や「STAY GOLD!」の声が。 「All by myself!」と声を上げられなかった自分のへタレ加減を呪いつつ、Wonderful Worldもいいなぁなんて思っていると、ソルトさんは「キーが…」竹善さんは「歌詞が…」なんて。結局竹善さん、「じゃあリクエストにお答えしてもみの木を」と言いつつ何やらソルトさんに耳打ち。イントロが始まると、あれ?もみの木じゃない? ♪Wait For The Magic~もみの木 ヒートアップしたお客さんを静かにクールダウンさせるように、静かに、優しく歌う二人。 1番が終わったときに竹善さんがニヤリと笑いながらソルトさんの方を向き、「ここからもみの木です」と。 耳打ちの予定通りなのかどうなのか?顔色一つ変えず、まるで最初からそういう曲であったかのようにもみの木のイントロにつなげるソルトさん。 曲の終わりにソルトさんが鍵盤から指を離し、ペダルから足を離すまでのわずかな時間。お客さんが息を潜めて耳を済ませている瞬間。僕の大好きなこの瞬間が味わえるのも今宵はこれで最後…。 また大きな拍手を笑顔で受け、会場に手を振りながら二人は去っていきました。