写真は佐賀県『 武雄市図書館
』
建築が気になっていた図書館で、他の観光のついでに立ち寄ったらすっかり夜。
でも夜9時まで開館で館内も見学できました。
【コンセプト】
うっとりするような木の香りに対照的な香りを添えた
レプリカ オードトワレ『ウィスパー イン ザ ライブラリー』。
ワックスで磨かれた美しい書棚と数え切れないほどの本に囲まれた
ゆっくりと時間が流れる図書館を想起させるスパイシーなオリエンタル系の香りが特徴です。
この香りはページをめくる音や微かに聞こえるささやき声だけの世界へと誘います。
目を閉じれば、窓から差し込む穏やかな光に包まれた無数の書籍を想像することができるでしょう。
ペッパー、ベンゾイン、バニラで再現された、
なつかしい本の香りや木製の机で何時間も読書に耽った記憶を呼び起こす
シダーウッドの香りをお楽しみください。
【香調】
トップ:ピンクペッパー、オレンジフラワー、パチュリ
ミドル:シプリオール、トンカビーン、ベンゾイン
ラスト:バニラ、セダーウッド、ベチバー
■感想:私の好み度<80>
ウッディバニラ。
トップは濃厚なウッディにラムネのようなサワー。
コーラのような複雑なスパイスではなく、ジンジャエールほどの辛味はなく、
シンプルな爽やかさはセダー&ペッパーからかと思います。
フローラルの香調に慣れているとトップのウッディはメンズフレグランスだったり重厚に感じるかもしれませんが
数分すればそのメンズっぽさは淡くなり、バニラが女性的な雰囲気へ誘います。
ここ10-15年のフルーティやフローラル×グルマンのバニラではなく、
クリスマス菓子のスパイスさでも、
メンズフレグランス直球のウッディでもないうえで、
バニラ(60)×ウッディ(30)×スパイス(10)といった割合。
私はラストのバニラとウッディの香り方がとても好きで
空腹を刺激することなく安眠向きな甘さのバニラ、
幸福感に繋がる心地よいスパイシー、安堵感に包まれるウッディ。
就寝1時間前につけ角をとり入眠すれば秋冬の布団の温もりも相まって熟睡。
ちなみに家人から「何かおやつ食べた?プリン??」と聞かれたので
バニラとカラメルっぽいお菓子の甘い香りにも感じるようです。
さて『ウィスパーズインザライブラリー』のラベルの
『provenance and period(由来・時代)』には『オックスフォード 1997』。
ということは、オックスフォードの図書館のこと?
と調べると図書館の数以上に驚いたのは
「図書館括りで旅をしても楽しそう!』と思わせる歴史的建築物。
ボドリアン図書館は映画『ハリーポッター』の舞台でお馴染みのようです。
『 Bodleian Library/ボドリアン図書館 』1602年設立英国第二の規模
『 The Old Library Oxford Union/オックスフォードユニオンライブラリー 』
『 St Edmund Hall Library/セントエドマンドホールライブラリー 』
『 All Souls College Library/オールソールズカレッジ図書館 』
『 Weston Library/ウェストン図書館 』
で、結局どの図書館が香水のコンセプトだったのか謎ですが
歴史がありながら暮らしに溶け込んだ図書館ということはわかりました。
『なつかしい本の香り』という表現で
購入し何十年も経った本、古書店、そして図書館の匂いを想像してみましたが
私が思う本の匂いは香水から感じられないけど、
オックスフォードの図書館をみると、あの場所で本を読み、建物、多くの蔵書、
そして日向の匂いを思わせ、公の場でありながら寛げる静かで暖かさのある香り…
とストーリーを肉付けできました。
■拡散性・持続性
拡散性は普通、持続性はやや長め。
■液の色・ボトル
アンバーブラウン
約φ11×h60mm[2ml] フランス製
■季節
秋冬、10月から4月あたりまで。
■年齢
年齢は20代後半以降。ユニセックスだけどやや女性向き。
シーンはややカジュアル。オフィスなら30代半ばあたりの女性向き。
■リピート
好きだけど2mlでとっても楽しめた。
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