Comments
学校では絶対に教えてくれなかった!というこの本に、ジェーン・スーさんが、
元祖リバータリアンである
アイン・ランド研究の第一人者が放つ
本音の「女のサバイバル術」
これは警告文です。本作はハイコンテクストで、
読み手には相当のリテラシーが求められます。
自信のない方は、ここで回れ右を。「馬鹿」は
197回、「ブス」は154回、「貧乏」は129回
出てきます。打たれ弱い人も回れ右。書かれて
いるのは絶対の真実ではなく、著者の信条です。
区別がつかない人も回れ右。世界がどう見えたら
頑張れるかを、藤森さんがとことん考えた末の、
愛にあふれたサバイバル術。自己憐憫に唾棄
したい人向け。

貧乏で庶民でブスで馬鹿な女性は、
「女性の最後の仕事」である
セックスワーカーにもなれない。
中村淳彦と鈴木大介の対談集に、
『貧困とセックス』
(イースト新書、2016年)
![]()
貧困とセックス【電子書籍】[ 中村淳彦 ]
がある。
この対談集によると、
かつては、ア○ルトビデオ界参入は、
若い女性が食べていくための
最後の手段のひとつだった。
風俗しかり、売春しかり。
そこでしっかり稼いで貧困から
抜け出す女性も少くなかった。
ところが、最近は事情が激変したらしい。
長引く不況のせいで、
偏差値の高い有名大学の学生や
大学院生が、一般的なアルバイトより
費用対効果が高いア○ルトビデオ界に
参入する例が多くなった。
奨学金(という名の借金)を借りていたら
卒業後の返済が厄介だ。
完済するのに20年間ぐらいかかる。
だから、在学中は「女子大学生ブランド」を
駆使して、ア○ルトビデオ界でも風俗産業でも稼ぐ。
かつ、学業にも手を抜かず、
企業研修や就活にも手を抜かず、
卒業したらセックス産業界からサッサと去る。
おかげでア○ルトビデオ界でも風俗産業でも
売春産業でも、雇用される女性のスペックが
高くなってしまったというわけだ。
中には、慶応大学や東京大学大学院在籍時代に
ア○ルトビデオに出演した体験を元に
修士論文を書き、その論文を元に、
『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』
(青土社、2013年)
![]()
「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか [ 鈴木涼美 ]
を出版した女性もいる。
鈴木涼美さんだ。
良家の子女が、学費を稼ぐ必要もないのに
AV女優になるのか。
そんな時代なのか。
ともかく、このような女性たちの活躍によって、
かつてのような低学歴で貧困で頼れる家族も
誰もいない女性たちの最後の職場が収縮してしまった。
同じことを、前述の鈴木大介氏は
『最貧困女子』
![]()
最貧困女子【電子書籍】[ 鈴木大介 ]
においても言及している。
いまどきの風俗では雇用してくれない低スペック女子は
5千円と引き換えに売春をするしか食べる手段が
なくなっているそうだ。


PR
Keyword Search
さそい水さん