そんなことよりもこの『ヴィーナス・アンド・マース』という作品が本当に素晴らしくてボクの音楽人生の基盤を作ってくれたわけ プログレのことを知らない頃だったんだけどオープニングの「Venus and Mars」というこのアルバムのイントロダクション的な小品(1分19秒)から始まりメドレー形式で次の「Rock Show」へと繋がるのが当時のボクにとっては斬新的でシビレたわけ しかも雑誌でチラチラと見かけたロックのカリスマ的存在のジミー・ペイジが歌詞に登場したり、基本ロックンロール調の音楽なのに場面展開があったりとボクの知らない世界がそこにはあった (あ、あとマジソン・スクエア・ガーデンが聖地であることもこの曲で知った 先日そのMSGで新日本プロレスが興行を行なったことは本当に感動した)
さて、そのオープニングを飾った「Venus and Mars」はこのアルバムのB面の1曲目にも「Venus and Mars reprise」という形でもう一度出てくる 曲の長さも2分09秒と少し長くなってるし全体的にリバーブが掛かっててより一層宇宙感が増している その雰囲気がもう正にプログレの世界でボクの中で何かが弾けたかのような衝撃だった (本格的にプログレを知ったのはその後暫くしてからでピンク・フロイドの『狂気』が最初だったのだが、その世界観と「Venus and Mars reprise」に共通のものを見つけた瞬間でもあった)