GO GO どらちゃん

GO GO どらちゃん

PR

×

Profile

どらちゃん3883

どらちゃん3883

Favorite Blog

heavenly heavenly705さん
ネオリアヤの言葉 ネオリ アヤさん
ごろりぃ横丁 ごろりぃさん
いしじいの音楽通信 いしじいさん
miyuな部屋 miyu♭さん

Comments

audiocafe@ Re:ギター用ピックアップの出力インピーダンス(03/02) ピエゾピックアップの出力インピーダンス…
ぴよぴよ保育士さん@ Re[4]:エレピの修理(12/29) どらちゃん3883さん、おはようございます…
どらちゃん3883 @ Re[3]:エレピの修理(12/29) ぴよぴよ保育士さん 最近のキーボードの…
ぴよぴよ保育士@ Re[2]:エレピの修理(12/29) どらちゃん3883さん、ご返信ありがとうご…
どらちゃん3883 @ Re[1]:エレピの修理(12/29) ぴよぴよ 保育士さん ハンダ付けが上手…

Archives

2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12

Free Space




2004.11.11
XML
カテゴリ: 日々の轍
仕事帰りの電車の中。
いきなり話しかけられた。

「この電車、御堂筋線の最終に間に合うか?」

え?そんなこと言われても御堂筋線に普段は乗らない自分には分からない。

この電車は神戸方面から梅田に行く阪神電車の最終。
地下鉄の最終に間に合うかどうか、かなり疑問だ。

「すみません、分かりません。でも間に合ってもぎりぎりだと思いますよ。」

「そっかー、どうやって行っていいか分からない。あなた行く?」

おや?なんだか日本語がぎこちない。
まん丸顔の人の良さそうな女性。年は30くらいか。

「誰に付いて行ったらいいだろ。切符買う時間あるかな。」
「中百舌鳥行きの最終に乗らないと、歩いて帰らなきゃいけない。」
「堺東まで帰る。」
「切符買えるかな。」

乗換えが分かっている人なら切符の買い方もすぐに分かるだろう。でもこの女性はどうも知らないようだ。乗り換えもままならない様子。

「この車両は梅田につくと一番前だから、そのまま改札を出て階段を上ったら、左手に御堂筋線の改札が見えるからね。切符売り場は改札の隣にあるから。」

ごめんね、僕もコレが最終なんだ。梅田までは付き合えない。

盛んに切符を買う時間を気にしている。
あ、そうだ。

「これ使って。プリペイドカード。関西の電車ならほとんど乗れるから。改札もすぐに通れるからね。出るときに足りない分は精算して。」

僕は使いさし(←関西弁かな?)の「らくやんカード(阪神電車)」を渡した。
260円、残っていた。

「コレ、地下鉄使えるの?」
「大丈夫、使えるから。これで切符を買う時間気にしなくていいでしょ。」
「ありがと、お金払うよ。。。。はい300円。」
「いいよ。。。」
「ダメ、お金払うよ。」

僕もあまりに固辞しては、相手が施しをもらったような気分になっても失礼だと思い、受け取ることにした。

「あ~、お釣が無いや。」
「イイ、色々教えてくれたから。」
「そんな訳には行かない。ましてや余分にお金をもらうわけには行かないです。」

今度は僕が無理やり100円を返した。
元の値段より高く譲ってしまうのもいやだもんね。

「またいつか、電車で会ったときに返してくれたらいいよ。」

まぁそんな偶然はあるまい、という気持ちで言った言葉だった。

「でも無理だよ。私、明日中国に帰るの。」

「え、中国から来てたの?明日帰るの?」
「そう、これから会社の寮に帰って、明日北京に帰るの。」

確かに日本人とは違うかもしれないな、と思っていた。けれど明日中国に帰る中国人と偶然会って話をしてるなんて。


彼女は他にも話をしてくれた。

日本に来て5ヶ月で急に解雇されたこと。(前の職場)
おかあさんと喧嘩してたけど、故郷に帰ることにしたこと。
冬になると北京には39,800円で2泊3日で来れること。
(いつかおいで、と言ってた。)
中国人は仕事で賄賂をもらわないとちゃんと仕事しない、汚いよ、と繰り返し言ってたり。


その間、僕は時間が気になったので、携帯電話で乗り継ぎの時間を調べてみた。
なんだ、5分ある。十分だ。

「走らなくても大丈夫。5分あるから。歩いても間に合うよ。」
「良かった。歩いて帰ると何時間もかかる。」
「(歩いて帰ったことあったんかい。。。)」


帰宅途中の電車、ほんの20分と少しくらいの時間だ。

「名刺持ってる?ください。メール書く。日本語ダメだけど。(笑)」

人を簡単に信じていいか?名刺を渡したら何か悪用されるかもしれないぞ。

ううん、この人はそんなことしない。60円余分にもらってしまったことを、あんなに恐縮していた。


会社の名刺を渡した。
いつか、友達に翻訳してもらったメールが届くのだろうか。

いつか、北京で再会することがあるのだろうか。


期待はできないが、なんだか「ふふ」っと笑みがもれてしまった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.11.17 12:52:28
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: