先月23日。
ホームセンターに金魚藻を買いに行った。
お祭りで沢山すくった金魚のためにね。
この時はアナカリス(オオカナダモ)を選んだ。
葉が緑に透けていて綺麗だし、
金魚はカナダモが好きですよと
ペット売場の担当が教えてくれたから。
なるほど言われるとおり、
すくって1週間は水質と環境になれさせようと
餌を一切与えなかったらば、
アッという間にアナカリスは葉を食べ尽くされ茎だけに(苦笑)
水は濁りやすいし水中酸素も足りなくなると、
リナの英語教室が終わってから、
またホームセンターに金魚藻を買い足しに出掛けた。
今度は葉が細かくて多いカボンバにした。
今日のペット売場の担当は女性だった。
カボンバを1つ頼んだら、
水槽から蕾付きの金魚藻を選んでくれた。
なんかこう言う無言の心遣いというかサービスは
気持ちをホッコリさせてくれる。
リナは『うわぁ♪お花がついてるぅ♪』と
小さな小さな蕾を愛おしそうに言う。
担当にお礼を言うとはにかんでいた。
1つにしては今回金魚藻の量が多いので、
半分だけ金魚の方に入れて、
蕾付きのもう半分はボールに入れて育てておく事にした。
金魚藻の蕾は初めて見るし
あわよくば開花も観て見たい。
金魚に小さな白い蕾の幸せまで食べられてしまっては
ちょっぴり残念だからね( ´艸`)プププッ
しかし、15匹もいると糞が酷い(苦笑)
毎日スポイトで糞掃除する。
面倒だけど金魚の世話は楽しいし癒やしになる。
小さな生き物は子供に大切な命の事を教えてくれる。
長く生きるものもいるけど、
小さな生き物はだいたい寿命は短いもの。
世話を通して、命には限りがある事を教えてくれる。
金魚もはじめの極端な警戒心が消えてくれば、
餌の時間になればパクパクと寄ってきて可愛い。
指をチョコンと入れればパクパク指にすり寄る。
可愛がる気持ちも子供に育ってくる。
動物に対する愛情は優しさを育ててくれる。
自然遊びの中で小さな生き物を捕まえたりも大切。
虫を怖がる子供が今は多い。
遊びを通して殺生もある。
子供の頃は残酷な遊びもした。
年上の学年と遊べば尚更の体験をする。
アマガエルに爆竹玉を入れたり。
道路に投げつけると爆竹玉がバンと爆発する。
トンボを捕まえシッポに糸を結びつけて散歩する。
尻尾から卵が零れていた。
用水路の淵に付いているタニシやカワニナを獲り
踏み潰してみたり。
本当に今思えば当時の私達は酷い遊びをしていたなぁ…
ザリガニ釣り。
煮干しや竹輪で釣ったり、
餌が無いときは釣ったザリガニを餌にした。
皮を剥かれるのが痛くて指を渾身の力で挟まれ
身が縮み上がる程の痛さを味わったり。
釣ったザリガニを育てると、
脱皮する事や腹に卵をいっぱい抱える事や、
すんげぇ臭いザリガニの匂いの事や色々知る。
ザリガニはある程度飼ったのちに、
また釣った弁天沼に放ったけどね。
雑木林や山にもカブトムシやクワガタムシを獲りに行き、
捕まえた一番デカいやつを学校に連れて行き、
カブトムシやクワガタムシを闘わせたり。
夏休みの夜にはお父さんとカブトムシを獲りに出掛けたなぁ。
切り餅工場の皓々と光る蛍光灯や電灯のもとや、
橋の欄干の蛍光灯には様々な昆虫が集まる。
当時は「みなしごハッチ」や「みつばちマーヤ」が放送されていたので、
昆虫に対しての恐怖心など全くなく
子供達は身近なものと感じていた。
カブトムシやクワガタムシ、ウスバカゲロウ、
気持ち悪いデカい蛾や綺麗だけど気持ち悪い蛾。
実際に目で観て見て感じる。
カブトムシを腕に登らせたりして遊び、
登っているのに腕から引き離そうとして
嫌がるカブトムシの爪に皮膚を引っ掛けられ
痛がって血が出てみたり(苦笑)
五感を使って生き物と接した。
スイカや砂糖水を含ませた脱脂綿を与えて、
大切に育てて交尾をし産卵後の死骸は、
ティッシュで包んで穴を掘り土に返す。
翌年も孵る小さなミルク色の卵を大切に育てる。
摘まんだ時にプチュンっと潰れて罪悪感で萎えたり。
大きな大きな幼虫にビビりながらも手のひらに乗せ、
おがくずを与えたり、霧を吹いたりして世話をする。
成虫の形のサナギにワクワクしながら命を見守る。
昔は自然遊びが当たり前だった。
伸び伸びと育った。
楽しかった。
今でも振り返ればキラキラしている。
そして、感謝の気持ちがあらわれる。
リナは大人になって、
どんな思い出がキラキラと光り懐かしむのか。
子供と過ごす時間。
これから過ごしやすい秋晴れもくる。
またオニギリ握ってお弁当をこしらえて、
ピクニックに出掛けたいなぁ。
PR
カレンダー
カテゴリ
キーワードサーチ
サイド自由欄
フリーページ
コメント新着