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2007.01.19
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 そういえば、3人も子どもがいるというのに理科の授業参観に当たるのは初めてです。やたら、国語と音楽に当たることが多かったのでした。懐かしの第二理科室(自分の母校でもありますから、40年近く前の思い出がよみがえります。)は、生徒用の椅子が重い木製から軽いパイプ製になっていました。

 で、授業のテーマは「溶解」でした。

 グループごとに実験台のまわりに座った子どもたちは、6人に1本配られた水の入った角形のペットボトルに、ひとつまみの食塩をそっと入れて、溶けていく様子を観察していました。ここで、違和感あり。角形ペットボトルには凹凸があります。中の飲料水が紫外線で変質するのを防ぐためでしょう。つまり、食塩の粒子が水に溶ける様子を四方から観察するには凹凸の存在は不都合です。なんで、フラスコとかビーカーとかを使わないのでしょう?

 さて、食塩の粒子が見えなくなることを確認した次段階として、先生は小さな二つのビーカーを配りました。それぞれに赤と黄色のシールが貼ってありました。出された課題は、「同量の水を入れた二つのビーカーの一方には匙1杯、もう一方には10杯の食塩を溶かしてあります。舐める以外の方法で、どちらがどちらか当てる方法を考えて下さい。」というものでした。

 5人くらいの子どもたちが、活発に発言しはじめました。いかにも元気そうな女の子が「重さを量るか、天秤にかければ10杯の方が重いはず。」と、質量保存の法則を思いついていました。長女は「塩田で製塩するように加熱して水を蒸発させれば、食塩が多く残るものと少ないものになると思う。」と、アッタリマエのことを言っていました(沸騰したところで両者の温度を観察させたいなあ)。別の男の子は、「新しくビーカーを用意して、1杯を溶かしたモノと10杯を溶かしたモノを作り、ようく見比べてみれば判りそうだと思う。」と、基準線を作って吸光度測定を行う定量法を彷彿させる天才肌の発言をしていました(残念ながら、肉眼視で見分けられるヒトは少ないでしょうが、1,2,4,6,8,10杯と溶かしたビーカーを用意して見比べれば、視覚的に違いが判る可能性はあるかも。ワクワクしますね。)。更に別の男の子は、「10杯溶かした方が、ちょっとだけ嵩が増えているのではないかと思う。」と発言しました。溶媒の量にもよるでしょうが、精巧な目盛りのついたメスシリンダーならば見分けられそうな気がしなくもありませんよね。優れた理数系の直観力を持っている子っているモンなんですね。

 が、ふと棚を見たとたん仰天しました。ワタシが小学生だった頃にはひしめくように置かれていた化学実験器具がほとんど無いのです。錆びた三脚沢山、石綿金網皆無(ま、これは仕方ない)、アルコールランプ20くらい、金属製の試験管立て14,5(試験管は1本も無い!)、小さなビーカー5,6個、樹脂製のメスシリンダー7,8本(白濁していたり、変形していたり、目盛りが消えていたりで、使いものになりそうにないシロモノばかり)だけです。シンジラレナーイ!!!!

 記憶を辿れば、私は小学校でも中学校でも高校でも大学でも、もちろん博士論文を書くために学内留学していた病理学の実験室でも、ほぼ同じような品質のガラスの化学実験器具を使わせてもらっていたことを断言できます。今どきの小学生はこんなひどい器具で理科を勉強しなくてはならないなんて!先にこの学校を卒業した長男も次男もそうだったなんて!

 2学年の下の妹たちが、ユニークな実験を強行して、この理科室で爆発騒ぎを起こしたというハナシを思い出しました(当時の先生たちは、子どもたちが納得するまで時間をやりくりして実験させてくれたモノでした。)。かなりの器具を破損したことでしょう。でも、子どもが扱うのでなくても、ガラスの実験器具は破損するのは宿命のようなモノ。そしてベラボーに高価なモノです。40年近い期間に、ワタシが使わせてもらったメスシリンダーやフラスコが全て割れてしまっていても不思議ではありません。でも、ナニ一つ補充してもらえないなんてあんまりです。給食袋の白衣は3年ごとに新調してもらえてパリッとしているし、校庭には、昨年エラク立派な相撲の土俵が新設されたというのに(ほんの数人の相撲部の子どもたちのためにね。)

 授業が終わってから、先生に詰め寄ってしまいました。「そうなんです。ナンにもないんです。顕微鏡も全部壊れているんです。富山県内でも、この学校は特にヒドイんです。」と情けないハナシでした。この学校は、富山大学教育学部の実習指定校なんです。全国規模の教育研究会を年に何度も開催している学校でもあります。それがこの体たらくとは!子どもたちの理数離れも学力低下も必然的帰結でしょう。土曜日に授業をする前に、夏休みを短縮する前に、化学実験器具のような半消耗品を買ってもらいたいものです。

 「あの学校に行くと音楽と国語の情操教育偏重で右脳ばっかり鍛えられて、左脳が萎縮していくよ。」と、6年生のときに長男がぼやいていましたっけ。





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Last updated  2007.01.25 01:01:52
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