こんばんは。1冊フォトリーディングが終わったので,紹介させていただきます。なぜかフォトリーディングの紹介の時に,文体が変わってしまいます。それからもう1点。この文章は,他のブログに書いたものを再掲載したものです。(書いたのは僕です)以上2点,ご容赦を。
題名:マインドマップーデザイン思考の仕事術
出版:PHP研究所
著者:木全 賢/松岡 克政(共著)
結果的には,私の目論見は外れた。全くとは言わないが,私の欲しい情報はなかった。しかし,新しい情報を与えてくれたこの本と出会えてよかったと思っている。
この本はデザインの現場にいる著者が,デザインを生み出す過程ときれいなマインドマップを作る過程とが似ていることに気づき,仕事をスムーズに進めるためにデザイン思考とマインドマップを導入することを説いた本である。
まず著者はデザインとは何かを説明する。そして良いデザインはだれにでも良いものと分かると力説する。しかし実際,最近は「デザインはわからない」とよく言われる。それはデザインを生み出す側と受け取る側に距離が生まれたことに起因している。つまりデザインを生み出したものが,どのような物語を作り,その必然としての生成物であるデザインを提起しているのかがわからないということにあるのだという。
著者は成功するデザイン思考は,次の手順をふむのだという。それは
1.現状を理解し 2.現況の中で人々がどのように動くか,どのように欲するか,どのように混乱するかを観察し 3.新しいコンセプトを形に表し 4.形に表したものを評価しながらブラッシュアップし 5.実現していくというものだ。そしてそれはそのまま,きれいなマインドマップを描く手順にあてはまる。著者はデザイン教育の現場で,学生にマインドマップを描かせているが,ある時学生のマインドマップがとてもきれいなことに気づく。デザイン専攻の学生だから絵を描くのが上手なのはいうまでもないが,ここでいうきれいさとはそういうことではなく,思考の流れがきれいだというのだ。マインドマップはその名の通り,思考の過程がくっきりと現れる。逡巡したことや考えを変えたこと,その場の空気感まで記録する。その,考える過程がきれいに記録されたものは,上の1.~5.にあてはまっていると著者は指摘する。 本書はデザイン思考でプロジェクトを進めていく様子をシミュレートしながら,そこにマインドマップの技法を重ねて解説していく。そしてついに,「DMBマインドマップ」と「DMBテンプレート」(DMBとは,“Designer's Mind Maps forBusiness”の略称)という,強力なビジネスツールを提案する。このツールを使うことで,職場にデザイン思考を持ち込み,雰囲気を変えていくことが出来る。 本書を手に取ったのは,きれいなセントラルイメージを描きたいという一点だったが,読了してみると,自分の思考をポジティブに変え,自分の仲間・部署をポジティブに変え,会社全体をポジティブに変える,そこまでの道筋をも提示されたということがわかる。最も大事な精神は,必ず最後には最も適した答えが見つかること,だからそのためにたくさんの失敗をかさねても大丈夫なことを理解する楽天主義にあると筆者は説く。 また,マインドマップをきれいに仕上げるための小技や,「マインドマップを思考ツールとして使っているのだが,周囲からはお絵描きして遊んでいると思われないか不安だ」などの悩みへの答えも用意されている。 本書は誰にでも勧められるものではないが,自分を変えたい,仕事との関わりを変えたいという欲求を持っている人にはお勧めできる。DMBツールを知っただけでも,この本は価値のあるものだ。
楽天の限定ポイントを使い切る(^_^) その… January 15, 2011 コメント(4)
楽天の限定ポイントを使い切る(^_^)その3 November 27, 2010 コメント(8)
限定ポイントを使い切る,もちろん本で(^_… October 18, 2010
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