弥生(3月)


1・向付
■小柱昆布〆:あさつきおろしあえ・梅吉野酢
レシピ★貝柱に薄塩をして、布巾できれいに拭いた昆布にはさみ、一夜置く。梅干の皮と種をとり、味醂と梅酢でのばし、葛粉でとろみを付けて吉野酢を作る。器の底に梅吉野酢を敷き食べ易い大きさに削ぎ切りした貝柱を盛り上に大根おろしを乗せる。

2・汁(味噌)
■蓮団子:白玉粉・水辛子 
レシピ★白玉粉を耳たぶ位のかたさに練り、蓮を加えて一つ20gに丸める。
熱湯に塩を入れた中に落し浮き上がって1分程してから引き上げ水にとる。味噌汁の作り方→おだし1.8Lに白味噌400gを溶かし入れ、八丁味噌、親指大を入れ、2度裏ごしする。食べる直前にもう一度火にかけて沸騰させ、アクをすくい取り上記の具を入れる

3・煮物椀
■菱形かるかん真蒸:白身魚のすり身200g・つくね芋100g卵1個・人参・椎茸・菜の花・柚
レシピ★ すり身を良くすり、すりおろした、つくね芋を混ぜる。卵白はしっかりあわ立て、塩少々で下茹で置く。人参は短冊に切り、塩茹でし、菜の花も塩茹でし、盛り付け、最後に柚の皮の黄色い部分のみ削ぎ(白い部分は苦いので綺麗に取り除き)細長く刻んで一番上に香付けとして置く。

4・焼物
■鰆黄金焼:さわら・卵黄・マヨネーズ
レシピ★さわらの切り身を幽庵汁に30分浸す。両面焼いて、表の方に卵黄にマヨネーズを混ぜたものを塗り、軽く焼き、上に砕いた松の実を散らす。

5・白酒
■甘酒:酒粕100g・砂糖100g・白ワイン200cc・牛乳200cc
レシピ★酒粕を水に一夜つけ、水気をきって擂鉢ですり、砂糖、ワイン、牛乳で伸ばす。分量は好みで加減する。

6・預け鉢
■信太卵:人参・干椎茸・卵3個・薄揚げ3枚・わかめ・ふき
レシピ★油揚は二つ切りにして袋に広げ、湯に通して油抜きをする。人参、戻した椎茸はみじん切りにして、おだし 、味醂、淡口醤油で下煮する。溶き卵で半熟状態にさっと炒る。揚げの袋に詰め、楊枝で口を閉じる。ダシ1カップに味醂大1、淡口醤油小2、を煮立てた中に入れる。楊枝を取り二つに切って盛り付ける。わかめは戻して、煮汁でさっと煮る。ふきもおだし、味醂、淡口醤油で煮て添える。

7・強肴
■菜の花と、ささみの辛し和え:おだし大1,・酒大1・醤油大2と1/2
レシピ★ささみに酒大1と塩少々をふりかけ、蒸した後、細切りにする。菜の花は塩茹でして水にさらして、食べ良い長さに切る。おだし、酒、醤油、辛子を合わせて、和える。

8・小吸
■玉露・蕗生姜


9・八寸
■鶉卵の赤葡萄酒煮
レシピ★茹でたうずら卵のからを取り赤ワイン、砂糖と少々の塩で色づく程度に煮る。長芋を瓢に抜き、甘酢に漬ける。

10・香と湯
■湯と香のもの
レシピ★たくあんを5cmに切り細長く切り食べ安くする為に、皮を下にして皮を残し、細の目に切り込みを入れる。

11・主菓子
■内裏雛(ういろう皮):上用粉100g・餅粉28g・水180g・砂糖130g・ピンク・緑色素少々・白火取飴1ケ20g・赤取飴1ケ20g・蓮少々
レシピ★上用粉と餅粉を合わせてふるってボウルに入れ、水を徐々に入れ良く混ぜてから、砂糖を入れ、もう一度混ぜる。別のボウルに半分取り、一つはピンクに一方は薄い緑色にして強火で20分蒸す。竹串をさして粉が付いてこない位、こなし布巾に取り出してこなす。皮27gをとり、直径9cmの丸に包む。

12・干菓子
■菱餅(赤・白・緑):砂糖50g・水小1・寒梅粉25g片栗粉5g
レシピ★砂糖50gを一度こして水小1を加えよく混ぜ、流し缶の一番下にいれ、平にならす。次に白・緑と三段重ねし、しっかり押さえてしばらくおき、取り出して菱形に切る。

(おだしや幽庵汁等の取り方は、ページ一覧の★和食おだし、をクリックし別ページを参照)

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                    ~やよいっち~2004/03記入
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