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2005年07月04日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 気がついたら身体が大きくなりすぎて岩屋から出られなくなっていた山椒魚。幽玄された身を嘆き悲しむが、ある時邪悪な心が頭をもたげ、一匹のカエルを同じ境遇に落としこむことに成功する。
 ふたりは散々ののしりあい、いがみ合うが、いつしかそれもしなくなり、ため息ばかりつくようになる。そして最終的には和解をするというのが井伏鱒二の名作「山椒魚」である。

 離婚の相談を受けたりすると、決まって「山椒魚」を思い浮かべてしまう。逃げ出せるつもりで必死になって相手のことをなじったりするが、結婚する時は二人で決めたこと。だれも強制などはしていないはず。子どもも生まれ、二人だけの問題ではなくなったにも関わらず、どうにかできないか、してもらいたいなどと言われても困ったものである。
 離婚をすれば夫婦は他人に戻るが、子どもはそういうわけにはいかない。権利義務関係は墓場までキッチリついてくる。それが法律だという以前に、まずは親としての責務であり、人としての道理である。
 いがみ合うのは夫婦間だけで終わるべきで、子どもにはまるで関係ない話だ。

 ところで井伏鱒二は88歳の時、「山椒魚」に手を加えている。なんと最後の若い部分を削除してしまったのだ。昭和4年に生まれた作品を昭和60年になって改変した。この意図が誰にもわからず、今もって研究者泣かせとなっている。





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最終更新日  2005年07月04日 07時46分36秒
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