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2012.07.20

１１１番目は秘蔵っこのマッハ号です。

(2)

カテゴリ：プラモ箱絵・動画付き

ＩＭＡＩ　マッハＧｏＧｏＧｏ　リモコン　マッハ号

プラモ好きの方なら誰でも１度は作って遊んだ事が有るであろう「マッハ号」です。

私もマッハ号はこれと同じだったかは別として、何度か作ったことがあります。

アニメのようなカッコ良さは無く、どことなくチープな感じがしました。ですから、このキットを見た時に、即座に購入し「いつか、上手く作れるようになったら、思い切りカッコ良く作りたい」と、もう何時のことか覚えていませんがそう思った発端のキットだと思います。

その為には、「とにかく場数を増やして経験を積まねば・・・」と考え、色んなプラモに手をだすきっかけになったのも確かです。

そのくせ車のキットを驚くほど持っていないのは、どういう事か自分にもわかりませんが現在に至る結果となっております。

たぶん、自分の良く知らないキットならば、「適当に作っても自分なりに満足出来るのではないか。」と考えたからだと思いますが、最近になって「それは、マッハ号をカッコ良く作る」というのとは関係がなく、むしろ逆の方に向かっていないか？と思うようになって悩んでいるうちに、「作る時間も飾る場所も無くなってしまった」というのが現状のようです。

そのうち、「これ、なんだか面白そうだ」という感覚でプラモを購入していき何時の間にか当初の目的がどこかに飛んで行ってしまったようです。

ゼンマイ　マッハ号

ＡＲＣ　マッハＧｏＧｏＧｏ　マッハ号　（ゼンマイ）

さて、主人公「三船剛」が操るマッハ号ですが多彩なギミックが搭載されていました。ハンドル内にＡ～Ｈのボタンがありその機能は（Ｗｉｋｉより）

? Aボタン：オートジャッキ - 車体下部から出る4本の特殊ジャッキ。路面を蹴るこ　　　　とによってジャンプすることが可能。

? Bボタン：ベルトタイヤ - タイヤに特殊なベルトが装着され、沼地や雪上、山岳　　　　　（急斜面など）の走行ができるようになる。

? Cボタン：カッター丸鋸が車前面に出てくる。木などを切り倒しながら走行でき　　　　　　る。“チョッパー”とも呼ばれた。

? Dボタン：ディフェンサー - 座席上部の防弾仕様のキャノピーが閉じる。

? Eボタン：イブニングアイ - 赤外線灯。剛がかぶるヘルメットのシールドが暗視ゴ　　　　ーグルになる。

? Fボタン：フロッガー - ディフェンサーに加えて酸素ボンベより酸素がコクピット　　　　内に放出され、水中走行を行なえる。潜望鏡も出る。

? Gボタン：ギズモ号―燕型の偵察用の小型飛行メカ。

? Hボタン：ホーミング - ギズモ号を自動操縦で自宅に戻す。救助を求める非常用ボ　　　　タンという面があり、このボタンのみステアリング上には配置されていない

と、まあ００７のボンドカー顔負けの装備です。

「カーレースにこんなの必要か」と思える装備もいくつかあります。そういうこともあってかこのアニメはアメリカでは、空前の大ヒットをします。多くのアメリカ人はこのアニメ自体アメリカで作られたものと思っていて、実は日本のアニメだと聞いて驚いたという話を聞きました。

１９９７年にリメイクされてＴＶ放映されました。（この時の装備は少し違っていました）

２００８年にはハリウッドで「スピード・レーサー」として映画化されました。アニメそのままのスタイリングで実車化しているところが、「流石アメリカ」です。