風の家だより

風の家だより

2007.11.29
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それは私の父。


駄洒落・・「無駄なしゃれ、駄作のしゃれ」

そんな王だから大した王ではない。




ダジャレの連発は、時に周りの人を疲れさせる。

おもしろくないのに笑わなくちゃいけないし、笑わないと機嫌も雰囲気も

悪くなるから面倒くさい。


しかも何年も同じのを言っているからもう本当に勘弁願いたいものである。


驚いたときは
「へー??なんたるサンタルチア」

ものを頼めば
「OK、OK・・・オーケー牧場」(これが分かる人は恐れながら年配の方に相違ない)

ものを食べるときには
「いただきマンモス」   注:父はもうすぐ68歳

それがラーメンだった場合
「うまい!うまかっちゃん!」


てな具合。お分かりのように相当レベルは低い。

でも自分では高いと思っているので、それをレストラン等のウエイトレスさんにも

聞こえるように言ったりする。家族中アイコンタクトを交わす瞬間である。



中学の頃、私は父の仕事机(父は小学校教員だった)のとなりのソファでうたた寝をしてい

た。

仕事が片づいたらしく、父は机の上を片づけ始めた。

そして小さな声でひとりごとを言った。

「よっしゃ、もういいでしょう。・・・

 スケさん、カクさん、もういいでしょう」



私の背中は小刻みに揺れた。

そこで父に分かるように笑うと、また調子に乗るから笑い声をかみ殺したのだ。



でもその時思った。

父は誰かに聞かせたくて一生懸命ダジャレを言っているのではない。

言わずにはいられない・・ダジャレは彼のスピリットなのだ。



かくいう私にもダジャレ王族の血が流れているらしく

何か失敗したときには口が勝手に

「しまった、しまった島倉千代子」

と動いてしまうし

ドライブ中に

「このアパートがらんどうだね」と誰かが言えば

「ギャランドゥだね」

と言わずにはいられない。

ボンドを探すときにはもちろん

「ボンド・ボンド・・大木凡人」だ。



この血族は受け継がれていくのだろうか・・・・

兆候が見られたらお知らせします。






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最終更新日  2007.11.29 17:57:07
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