2015/07/15
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テーマ: 社交ダンス(8731)
『ちゃんとアーリーライズしたのにヒールターンしなかったよね。』

ダンス用語でライズ&フォールなんていうのがありますが、ここでいうライズはそれ系の意味で『早起き』とは関係ありません。

1ヶ月前のレッスン で教えて頂いた女性をヒールターンさせるためのリード、これをアーリーライズというそうなんです。





具体的にどうやるかって言うと、石原コーチはこんな風におっしゃってたと思います。


『左手で杖をトンと床について階段を1段上がるような感じで早いタイミングでライズして女性を越えて行く。』


コーチに組んでやってもらうと、ぼんやりしてても自然とヒールターンしてしまう感覚だったんです。

大将と組むとタイミングがちょっと遅いので『ここはヒールターンだ!』と意識していないと足が出てしまうんですね。






このまえの A級戦スタンダード2次予選 のスローフォックストロットで、彼は自分的にはタイミングバッチリのアーリーライズを決めたつもりだったようなんです。

それで私がヒールターンをしないなんて何事だというわけです。

しかも審判の目の前だったのでそこを見られてチェックしてもらえなかったと息巻いていました。





ワルツの大失敗 のこともあり、またいろいろ蒸し返されるのが面倒だったのでゴメンゴメンと受け流していましたが、実は私にもちょっと言い分があります。

ちゃんとリードすればぼんやりしてても自然とヒールターンしてしまうはずなんですから、出来なかった理由はリーダー側にもあるはずだと思うんですね。

ヒールターン出来ずに私はリーダーの後を追う形で歩いてしまったんです。

これは彼のアーリーライズが『早いタイミングでライズして女性を越えて行く』だけだったからではないかと思うんです。






『杖をトンと床につく』というのは、杖の位置を変えずにということ。

つまりヒールターンさせるというのは、女性に『そこにいてもらう』ということですよね。

回転中心を無視して早めに越えて行くだけでは中心位置がずれた分女性は歩かざるを得ません。

そうしないと離れてしまいますし。





というわけで、なんかヒールターン上手く出来ないと嘆く女性の皆さんは気にする事無いと思います。

ちゃんとした『アーリーライズ』を男性にしてもらえば、やりたくなくてもヒールターンしてしまいますから。







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Last updated  2015/07/18 04:04:38 PM
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