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かとう あきら

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2020/08/17
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カテゴリ: 日記
2020/07/28午後
アンナ・カリーナの日
相生座ロキシーに戻る。
本日アンナ・カリーナ二本めは
「​ 女と男のいる舗道 ​」(1962)
完璧な流れだ。
本当に久々の観賞だ。

物語はわかりにくいことはほとんどなし。
物語はわかっても難解でつらい人もいるだろう。
政治の季節以前のゴダール作品はだいたいそうだが....
話自体はシンプルで難解ではない。
でも難解に感じさせてしまう、
ゴダールマジック(^_^;)
若い子でもこれを例えば格調高いモード誌のような感覚で捉えることができる子は、
たぶん楽しんで観られるのではないかな。
ゴダールは特にこの作品を、意識的に
「格調高く、芸術的に」撮ろうとしたのかなと思う。
漫画雑誌的感覚やB級的感覚が少ない...。ハリウッド感も薄く常にストイック。

4Kリマスターで蘇った美しい映像に酔いしれ、
撮影のラウール・クタールのもの凄い技術と感覚に
改めて圧倒される。
ラウール・クタール、冴えまくり。

アンナ・カリーナは言うまでもなく、異常に美しい。


カール・Th・ドライヤー監督「 裁かるるジャンヌ 」(1928)を観て
ナナが涙を流す超有名なシーンは、
ただひたすら圧巻。
言葉もない...
あんなに美しい涙があるだろうか...
何度観ても素晴らしい。
そしてこれもまた言うまでもないが、ドライヤー監督もアンナ・カリーナと同じデンマーク人だ。

ミシェル・ルグランの音楽、超最高。
透徹した美しさ。必要十分な音楽。


カメオ出演のブリス・パラン、本物の哲学者だけれども違和感なし。
フリッツ・ラングやサミュエル・フラーのような「ど迫力」はないが、実にいい感じで素敵だ。
この対話の場面は好き。

それにしてもこれを長野で再び観る機会が訪れるとは!


【送料無料】 女と男のいる舗道 【BLU-RAY DISC】


『​ ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち ​』
もちろん全7作品、これですべて観賞
いやあ、これが長野で観られてよかったー。


夕メシ、「​ にしやま ​」のテイクアウトで済ませる
めちゃ旨。
あんかけかた焼きそば、煮カツ





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Last updated  2021/08/19 08:58:31 AM


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