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かとう あきら

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2024/04/09
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カテゴリ: 日記
​2023/11/05​
ベルナルド・ベルトルッチ監督「​ 暗殺の森 ​」(1970)観る。
もう何度目かわからんけど、
何度観てもやっぱりすごい!
モラヴィアの原作小説「同調者」(新訳)を読みはじめていて、真ん中くらいまで読んでいたのだが、それもあって更におもしろく観られたと思う。
おれは角川文庫の旧訳(千種堅 訳)の「孤独な青年」も既読だが、新訳はとても読みやすい。「暗殺の森」に併せて、これはぜひ読んだ方がいいと思う。「ファシズム」とゆーものを考えるときに本当に有用。原作の方がずっと詳細に書き込まれていてかなり親切なので、「暗殺の森」について理解しやすくなる。その逆も、もちろんある。映画を観ていることで小説を味わい深くする面もあるだろうし。
小説で詳細に描かれているリーノ以前の子供時代のシークエンスが映画ではバッサリ切られているのがちょっと残念。

リーノをピエール・クレマンティが演じているのがとにかく絶妙だと思う。おれはドミニク・サンダのファンなのでどうしても彼女中心に観てしまっていたが、今回はステファニア・サンドレッリにやられまくった。これは本当に出色の演技....。もちろんドミニク・サンダ特別な存在感は特別なものなのだけれど....
ガストーネ・モスキンのマンガニエーロは映画ならではの存在になってて👌
ダンスシーンはもちろん映画ならではだ。ただただ圧巻。





ヴィットリオ・ストラーロの撮影にまたしてもやられまくる。
列車のコンパートメントのシーンの異常な美しさ。
そしてマルチェロの実家の庭の枯れ葉!
小説はもっと荒れ果た感じで描写されてるのに対して、
映画は美しい描写になってる。


同調者 (光文社古典新訳文庫) [ モラヴィア ]

暗殺の森【4K修復版】 UHD+Blu-ray【4K ULTRA HD】 [ ジャン=ルイ・トランティニャン ]

はなまるで昼食
ざる中
ちくわ天とコロッケ





小橋麻美さんのリサイタル拝聴
最高!
超素敵でした。
小橋さんの「からたちII」がまた聴けてうれしかった。









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Last updated  2024/04/09 06:38:18 PM


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