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2006.06.30
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カテゴリ: 映画&TV談
たまたま、テレビをつけたら、やっていた。
今日のテーマは、天下り禁止法で役人の腐敗した実態を追求・VS 官僚・東大生軍団。
官僚志望の東大生の言葉、あきれたねえ~。
「天下り官僚の時給は500円!」という案に「僕たちは、塾、塾、塾で、勉強して、大学に入っても、官僚になるための塾のようなところへ通って勉強しているんだから、それ相応のものをもらうのは妥当(うんぬん)」。言葉はちょっとちがったけど、こんな内容のことを言った。
それにロックシンガーの話を出して切り返した太田光! ウマイねえ~!
「例えば、ロックやってるひとは、それだけで(生活のことも考えない) バカといわれる。何の見返りもないけれどやらずにおれないからやり、やり続けていたってなんの保証もないけど、やってるんだよ!お笑いだって、同じ!」職業観のズレを(言葉はちょっとちがうかもしれないけど)こう指摘した。

すべてはそんな感覚のズレから生じている気がする。
金持ちになりたければ、医者や弁護士、安定は、公務員、教員、銀行員、勤めるなら、大手云々・・・。
でも、進路を決めるとき、けっこうこういう発想が多いのも事実。
感じ方や喜びは、みんな違うのに、同じ物差しで測られている。お金という物差しで測られていたりする。
お金があったら、みんなハッピーになれるのか。

東大生らが、みんな自分をお金がない、貧乏だと感じているのにも印象的だった。みんな、どこかの何かや誰かと比べて、自分を判断している。

お金がないと、スポーツも、趣味も、勉強も子育てもできない。
それは、たしかに否定できない現実もある気がする。
でも、いろいろな可能性が潰されているような社会、ヒューマニティの欠如にジワジワ浸食されていく社会。
その大元は、なんなのよ??
想像力の欠如が、ヒューマニティの欠如を生み、ヒューマニティの欠如が想像力の育たない社会をつくる。

「NYはアメリカではないけれど、NY抜きにはアメリカは語れない」って言うけれど、それは東京と日本にも言えること。
私達も東京から発信される情報を、日本にあてがっていないだろうか。日々、テレビや新聞、雑誌、ネットを見ていると、大きなトレンドが日本中を制覇しているような錯覚に陥る。そして、実際に実感する前に「そうなのか」と先入観ができる。みんなが、似たようなモノを持ち、似たような格好をして、似たような味を楽しみ、似たような遊び方、しゃべり方をするようになる。
なんだかとっても不気味だよ~。

『東京タワー』(リリー・フランキー)に、貧しさについての下りがあったっけ。
本を取り出し、ページをめくってみた。

”貧しさは比較があって目立つものだ。(中略)東京にいると「必要」なものだけしか持っていない者は、貧しい者になる。東京では「必要以上」のものをもって初めて一般的庶民であり、「必要過剰」な財を手にして初めて、豊かになる者になる。
(中略)
 ポケットの中に納められた百円は貧しくないが、ローンで買ったルイ・ヴィトンの札入れにある千円の全財産は悲しいほどに貧しい。
 都市開発のファッションビルに入った中途半端なレストランに、行列までして行き、中途半端な食事と中途半端なワインを飲む。
 搾取する側とされる側、気味の悪い勝ち負けが、明確に色分けされた場所で、自分の個性や判断力を埋没させている姿に貧しさは漂うのである。必要以上になろうとして、必要以下に映ってしまう、そこにある東京の多くの姿が貧しく悲しいのである。(後略)”
--------『東京タワー』より


本の前半で、いきなりこんな一節がでてきて、度肝を抜かれた。
自分の中にもどこか釈然としない思いがあるけれど、こんなふうにワタシは言えない。
読書は、自分が言い表しきれない言葉を探す旅のようでもある気がしました。


「勝ち負け」。『負け犬の遠吠え』の著者、酒井順子がこの言葉で、社会の風潮をクールに言及した。シンプルな言葉はどんどん独り歩きして、いまや週刊誌や雑誌の見出しに溢れている。(*余談ですが、酒井順子ってどんな人かと思い、著書をいくつか読んでみたが、ただ言葉とリズム感のよい人という印象で、ピンときませんでした。)

なんだか話が膨らんできたけど、テレビのはなしでした。

最後に、東大生に黒沢監督映画『生きる』を見よ!と、コメンテーターが一喝して、番組はしめられました。
ワタシもまだ見ていないなあ)))





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Last updated  2006.07.02 23:48:57
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