ひでやん’s blog

2004.12.18
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カテゴリ: Cinema
【最後の恋、初めての恋】

最後の恋、初めての恋
<監督・共同脚本> 当摩寿史 
<共同脚本> 長津晴子・山村裕二
<プロデューサー> 牛山拓二

<出演>
早瀬高志=渡部篤郎

ファン・ミン=徐静蕾(シュー・ジンレイ)
ファン・リン=董潔(ドン・ジェ)

ピート=陳柏霖(チェン・ボーリン)
ファン・シャンフー=牛犇(ニィウ・ベン)

森口直之=津田寛治
滝本司=松岡俊介

西野修=清水邦彦

陳= 楊世奇(ヤン・シーチー)
理恵=目黒真希


李社長=呉汝俊(ウー・ルーチン)

澤井和彦=筧 利夫

恩田聡=石橋 凌



【感想】
死にたいのに生きてる男と、生きたいのに死んでしまう女の切ない恋愛映画。
映像的にも、ワンシーン ワンシーンのカメラ割りが登場人物の心境などを表していて とても印象に残った。
時にやさしく、時に切なく、時に温まる、とんな映画です。

早瀬とミンの二人のストーリーも良いんですが、
父の存在がとても大きく、娘二人の事をいつも見ていて いつも想っているのが胸に残る。
劇中の中国家庭の食卓をこの映画で感じる事が出来て、とても良いな~って思った。
日本の古き良き時代がココにあるみたいな。
俺も基本的に、食事は家族揃ってワイワイ食べたいタイプなので凄く羨ましかった。
なのでホント家族のシーンは心温まりました。

妹役:リンをやっていたドン・ジェが可愛い。
リンの好きな人(早瀬)に対する言動が愛くるしい。

最後の主人公:早瀬の「永遠」についての語りが重くのしかかり考えされられた。
(↓その語りは一番下にあります↓)

とにかく、この映画は恋愛だけでなく、色んな事を感じさせてくれる素晴らしい映画です。
時間はどんどん流れていって、今 瞬時が過去になってしまう。
永遠とは・・・。
家族とは・・・。
兄弟・姉妹とは・・・。
時間とは・・・。

とっても切なく涙した映画でした。




【ストーリー】

日本の自動車メーカー、イムラ自動車の東京本社から上海支社に転任してきた早瀬(渡部篤朗)。
本社勤務だった頃の早瀬は、企画開発部で優れた実績を挙げ、中国のマーケットで勝ち抜く為に転任する事に。

早瀬には、婚約者が早瀬の親友の滝本司(松岡俊介)の車に同乗中に事故死したという辛い過去があった。
それから半年、恋人と親友に裏切られた早瀬の心は深く閉ざされ、仕事や生活、投げやりな人生に嫌気がさし自殺を考える。

歓迎会の席でもほとんど口をきかない早瀬を心配そうに見守る支社長の恩田聡(石橋凌)。
帰り道、ずっと止まったままの腕時計を橋の上から川面に投げ捨てる。
まるで使い物にならない自分自身を放り出すかのように。

転任したばかりなのでホテルに戻る早瀬、高級ホテルに勤めるミン(シュー・ジンレイ)と、初めてここで出会う。
ロビーでコートを脱ぎソファーに座る早瀬。
酔っている上に沈んだ様相の早瀬に声を掛けるホテル従業員。
無愛想に振り払い、フロントで部屋の鍵を受け取り、
部屋に入る早瀬は、酒と睡眠薬を飲み自殺を図る。
そこへソファーに忘れたコートを届けにきたミンが部屋の扉の向こうに居て部屋の異変に気づく。
ミンは迅速に対応し救急車を呼び早瀬を病院へ。
運ばれる最中に早瀬がミンに「誰にも言うな」と呟く。


会社の支持で週に二回 早瀬が中国語を教わるのはリン(ミンの妹)。
リンは早瀬に一目惚れな様子、”授業”という名の元 早瀬を自宅に招待するリン。
この日、ミンとリンが姉妹なのを知る。
部屋には、ミンの手作りの上海料理がずらりと並び、中国家庭の温かさが感じられる。

病を持つミンはいつも、「今日こそ自分は目覚めないのではないか……」自らの重い病を知ってから、一人 その恐怖に耐えていた。
母亡き後、仕立て屋を営む父シャンフー(ニィウ・ベン)、妹のリン(ドン・ジェ)と過ごす時間だけが、ミンの心の支えで医師の勧める入院より家族との生活だった。
父とミンは、リンに病の事を隠していた。
病の事を知って、「いつものリンらしさが無くなるのが辛い」とか、周りがそういう扱いをする事によって自分は死ぬんだという観念から逃れるという事も。
なによりも、父とリンと三人で一日も長く一緒に居たいという思いの方が強かった。

早瀬がミンの事を気になり始め、日々の生活でも変わっていったのは、偶然街で病院から出てくるミンと会い話をしてからだった。
以前、橋の上から壊れた腕時計を投げ捨てた橋で会話する二人。
「誰にも言うな」って言われた言葉がミンはずっと気になっていた。

「死にたいと思って生きてる・・・」
「生きたくても死ぬ・・・」
ここでは、死にたい男と生きたくても生きられない女の会話が存在する。

人にどう思われても平気だけど、ミンには そんな自分を恥かしいと思う。


ある日、早瀬はミンをコンサートに誘う。
お互い恋の予感を感じつつも、ミンは早瀬を想うリンのことや、病で先のない自分に戸惑う。
そんなミンの気持ちを父は察し、優しく後押しする。

コンサートに遅れて行ったミン、早瀬と会話をするが自分の事に関して閉鎖的な事に早瀬は気づく。
早瀬の自分に対する想いを知ったミン、そこにリンが現れ二人の関係を知る。
走り去るリンを追う二人、ミンが倒れ病院へ。そこで早瀬はミンの病を知る。

もう会わないと決めた二人、父とリンの計らいで会うことに。
船で会話する二人。
この時の二人の会話がとても素敵。

ミンの家で家族3人と早瀬で最後の晩餐。
最後の家族写真撮影。
ミンの「私一人の写真も撮って」「母の横に置いてもらうの」という言葉に涙しながらも写真を撮る早瀬。

最後に二人の短かった恋愛生活で、早瀬の腕の中でミンは永眠した。


---最後のシーンの早瀬の語り---

「永遠」そんな言葉が何故あるんだろう?
でも、一秒が一日がその重なりが永遠なら僕は今その言葉を信じたいと想う。
永遠は、ただ一人のものではない。
その想いは誰かと繋がっている、何かと繋がっている。




「最後の恋、初めての恋」の公式HPも凄く充実したHPになっていますので興味のある方は是非。
制作発表や出演者のインタビュー、Photo、日記などテンコ盛りです。
「最後の恋、初めての恋」オフィシャル






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Last updated  2004.12.18 22:28:08
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