ひでやん’s blog

2005.01.15
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カテゴリ: 舞台、演劇
昨年WOWOWで放送されたミュージカル「キャンディード」を今日見る事ができた。
(昨年5/3国際フォーラムで行われたもの)


[演出]宮本亜門 [指揮・音楽]デヴィッド・チャールズ・アベル
[作曲]レナード・バーンスタイン
[出演]中川晃教/鵜木絵里/幸田浩子/岡幸二郎/宮本裕子/新納慎也/坂元健児/佐山陽規/郡愛子/他


この手の舞台って、見た事がないので何だか新鮮でしたね。
どうやら再演で出演者陣も一新したとか。

タイトルロールを飾るキャンディード役「中川晃教」はミュージシャンという事ですが、舞台はこれで3度目。

ヒロイン(?)のクネゴンデ役「幸田浩子」はソプラノ歌手で豊富な実績を持ってる方。

ロック歌手とオペラ歌手の融合となるミュージカル、興味津々でしたが、(他にも大勢の方が歌いますけど)歌唱力に差があるのは否めませんでしたけど、そんなに悪い気はしませんでした。

ヴォルテール(1694~1778)の小説「キャンディード」に共感した作曲家レナード・バーンスタイン(1918~1990)が舞台化した作品で知られる。
その「キャンディード」を宮本亜門が演出し日本で上演された。
(ヴォルテールが最も愛した作品で、最も舞台化するのが難しいと言われた作品)

宮本亜門の解説では、
「哲学者が書いた小説なので重く、人間はどう生きるべきか?みたいな事が描かれていて、それが面白可笑しく描かれている」

「キャンディードが旅をしていく中で、人生ってなんだろう?って考えていくテーマは深いんですよね。普遍的な大きなテーマを持っている作品。例えば、お金の事、生きるという事、家族の事、結婚という事はなんなのか?あらゆるテーマがそこに見え隠れしているんで、そういうところがキャンディードを今上演する、これからも上演されるべき大きな作品だと思います」

宮本亜門の言葉で共感する言葉があった。

「キャンディードには、色んな人達が出てきて色んな考え方がある、最後に貴方はどう思いますか?っていう。演劇って一つの劇場に皆が入って、そのたった2時間か3時間一つのものに集中してるんですよね。それはただメッセージが欲しいだけじゃなくて、色んな事が考える事ができる。これが演劇の力であって、もしかしたら今時代がどんどん流れていく中で、モノを考える事が出来るって凄い贅沢な時間だと僕は思っています。それに僕が関われてる事が幸せ。」


あらすじは、当時「楽天主義」という思想が流行していて、この世の全ては神の善意により作られている。
どんなに辛い出来事も良い結果の為にあるんだという考え方。

「楽天主義」に疑問をもっていた原作者ボルテール(辰巳琢郎)が、この舞台の進行役を勤める。

上記:宮本亜門の言葉にもあるように、主人公キャンディードが旅をして色んな人と出会い、色んな考え方を聞き、最後には自分の考えを(答え)を見つけるといった様なstoryじゃないでしょうか。


今までこういった舞台は見た事がなく、「どうかな~?」って思ってましたが、番組冒頭の宮本亜門の解説などを聞いててテーマも把握してたし楽しく見る事ができた。

ミュージカルっていうと、「台詞にメロディがのって」というイメージですが、見ていて抵抗なかったなぁ~。
ス~っと頭の中に入ってくる。

この作品にはオケピがいて、劇中 指揮者とCASTの方との冗談めいたやり取りも有り、面白かったです。

グネゴンデ役の幸田浩子さんのソプラノコンサートが来月22日にオペラシティ・リサイタルホールで行われます。
詳細は→ こちら

まぁ、日々の生活で色んな事を考えたりしますが、最近お気に入りの本があります。
っていうか、まだ届いてないんですが先日買った本です。↓↓↓





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Last updated  2005.01.15 20:33:46
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