南カリフォルニアの青い空

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2012.04.30

時には厄介な霊感

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正夢はもとより、瞑想中に先の何かが見えてしまったり、話してる
相手が、うそ方便を並べ立ててるなあと感じてしまったり・・・・

昨日はこんなことがあった・・・・

寝椅子で本を読んでるうちに、半分寝てるような、それでいてグレッグが
階下で何かしてるのもわかっている状態のときに見たヴィジョン（夢という
ほど寝てるわけではないので）
正面玄関が開いて誰かが「こんにちは～」と、どなっているのが聞こえる。
寝椅子から立ち上がって玄関に行くと、弟の長男と次男がおそろいのカーキ色の
シャツに真っ白のズボンをきちんと穿いてたっている。二人ともサーファーなので、
そんなかしこまった格好をする事はめったにない。
「あら、どうしたの？いつ日本から来たの？」と聞くと
「父が亡くなったので知らせにきました」という。
父と言われて先ず頭に浮かんだのは、私の父の姿であったが、父はとうの昔に
死んでいるからへんだなあと、もう一度考えて「甥たちが父というのは・・・
ああ、私の弟じゃないか。こりゃ大変」と思って、
「いつ？」と聞いた。
「７月１０日です」
「だって、まだ４月じゃないの。３ヶ月も先だわ。それで、何が原因だったの？」と
私がきくと
「事故でした」と、答えるではないか。
私は夢とか、ヴィジョンの場合、自分の「感情」に注意をはらうのだが、
いてもたってもいられないほど、胸がドキドキしたり心配で心配で
仕方がなかったり、うれしくてウキウキする場合は、９９％あたって
いるのだが、今回は別に悲しいとかいう感じもなかったので、きっと何かの
警告であろうと思ってどうしたもんかと暫く考えていた。

もう、何年も前になるが、友達のＡが、見渡す限り人家などない砂漠を
ハイスピードで走り、大事故を起こして死んだ夢を見た時、彼女に言おうか
言うまいか迷った事がある。嫌われてもいいから、意を決して彼女にその
話をしたところ、
「あ～～。それ、わかります！来週ラスベガスに行く予定なんです。私ね
かなりスピード狂なんで。それに、他の人にも自動車事故に気をつけなさいって
言われて、このパワーストーンを買ったりしました。ありがとうございます。
気をつけます」と言ったのだ。
無論、私は彼女が砂漠に行くことなど知らなかったから、警告して
よかったと思った。

それを思い出したので、さっそく日本の弟に電話をし、
「こんなヴィジョンをみたから、気をつけてね。しかも月日がはっきり見えた
のは不思議。何の事故かは、わからないけど、あなたは車を使う仕事だから
特に気をつけてね」といっておいた。
元気な声の弟と長話をして、ほっと受話器をおいた。
家族や友達は皆私の霊感に注意を払うのでやはり電話してよかったと思ってるが、
時として、脅かして何もなかったら気の毒だとおもったり、言わないで
当たってしまったらもっと悩むので、笑われる覚悟で知らせているが、
霊感の強いわれわれには、こういう悩みもあるのである。

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