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イタリア人のバグ 

イタリア人のバグ
i bug degli italiani


イタリアならではの楽しいお仕事①

夜レストランに食事に行ったりすると必ずと言って良いほど見かけるのが、流しのお花屋さん。カップルをみつけるとすかさず寄っていて、男性に売りつけようとする。花を贈る習慣があるヨーロッパならではだ。
今や移民のみなさんの夜の定職になりつつあるのか

休日のローマの公園なんかでもよく見かける。しかしこのバラ1本が意外と高い。(彼らもバラ1本で採算とらなくちゃいけないからね)レストランで売っているタイプはセロファンできちっと包装してあったりして小奇麗だけども、一方公園のは裸でちょっとしおれ気味なのも少なくない。仕入先は?なんて心配が浮かんでくる。私はローマボルゲーゼの庭園で1度だけ買ってもらったことアリ。

絶対に赤いバラなんだよね。でもどうして?情熱の赤だからかしらん。
夕方はそぞろゾロゾロ散歩タイム

今は慣れたのでなんとも思わないけれども、イタリアの人は夕方になると町の中心のメインストリートあたりをぞろぞろと歩く習慣がある。若者よりもどちらかといえば中年の人に多い。決まって夫婦セットで結構正装してる場合も少なくない。不思議。

毎日同じ通りを歩いても楽しいのかなぁ。しかも小さな町などはそう延々と道が続くわけでもないので途中で折り返さなくてはいけない。それでも「Giriamo qui.」などといいながら何度も何度も折り返しながら散歩をする。
イタリア人の友達に尋ねると、こうして出かけることで、
①誰かに会う
②「やぁ 久しぶり!」となる
③カフェでも飲みに行く、「人生は楽しい!」という構図らしい。

そんな簡単じゃないよね、人に出くわすのって。電話一本かけて待ち合わせしたほうが効率良さそう。
つまようじって日本がオリジナル?

イタリアでもつまようじは使われてます。アメリカに行ったときもTooth Pickという名前で売られていたので私はなんの疑いもなく、つまようじな世界中にあると普通に思っていました。
でもイタリアに来てみて「?」と思うことが。つまようじの商品名はなぜだかどれも日本語の名前がついてる。それもちょっと古くさめの名前が。

*Samurai
*Kendo
*Sayonara
*Kyoto

パッケージには間違った漢字らしきものが書いてある場合もあったり、侍っぽいイラストがついていたり、客観的に見ると楽しい。

いまや「つまようじ1本ちょうだい」という代わりに「Kendo1本ある?」という具合に会話が成り立つほどだ。

新バージョンつまようじを発見。
その名はKimono可愛いので写真Up。
レストランの1本ずつ袋に入ってるタイプです。
経済的状況と文化と考え方の違い

東京の町で「お金恵んで下さい」と手を出してくる人にめぐり合う可能性はどのくらいだろう?私の考える限りではゼロだと思う。

ここではそれが結構普通に起こる。ジプシー系の小さい子供から、アル中的若者、老人のおばさん(だいたい頭にちょっと汚れたスカーフを巻いてる人がなぜか多い)まで各種。

去年までは「100リラ下さい」(=だいたい6円相当)とかいって手を出してくる人が多かったけど、欧州統合通貨Euroが始まった今年からはちゃんと彼らもユーロの波に乗り遅れずに「10セント恵んで下さい」(=12円相当!あら便乗値上げ?)となった。

日本では国民総中産階級とはよく言われるけれども、それ以上にちょと貧乏でもあまりそれを外に出さずにがんばっちゃう”見た目主義”の性格がこれをさせないのではないかな。と私は考えたりする。

人にどう見られるか、ってのが日本人の見栄の根源だと私は思う。この見栄がなくなったら日本経済は破綻するとも言えるのでは?

{追記}先日近くの通りでやっぱりこの手の「お金を恵んで欲しい人」に出会った。手を出してきたので無視した。
横を歩いていたおじさんは
「歩け、歩け!そして仕事をしろ!」と振り払っていた。
もっともな意見である。
降りる準備は誰よりも早く

電車で旅すると、意外な事に気がつく。
EuroStar(イタリアの新幹線ってとこ)やInterCity(新幹線よりは庶民的)などの高速長距離列車などに乗ると、目的地に電車が到着するかなり前から降りる準備を始める。そして下りる15分も前になるとぞろぞろと降り口付近に集合し始める。
のんびりしているイタリア人のイメージとはかけ離れた不思議な行動パターンである。
私は降りる駅さえ間違えなければ電車が目的地に到着してからでも5~10分は電車は停車しているので十分に余裕を持って降りられると思うけど。
我先に降りることが喜びなのかな。
今日も毎日がShowTime

どこに行っても面白い人に出くわすことはイタリア生活の最大の喜びでもあり、巻き込まれた場合はかなりの痛手をおうことは間違いない。
近所の小さ目のスーパーマーケットではそこにいる人みんなが俳優である。誰にメインの役が回ってくるかはその日の運。でも統計的にちょっと初老のおばあさんがメインキャストになることが多い気がする。

なんだか想像できるでしょ?
醜いトマト

メルカートでトマトを買おうと見ていた。
きれいなピカピカ真っ赤のトマトはちょっと高かった。すこし傷のあるトマト君たちはピカピカ君の半額だったけども、小さな傷を取れば十分美味しく食べられる感じなのでそちらを買うことに。
横で一緒に買っていたおばさまはお店の人に向かって
「ねぇ、このトマトどう?おいしいかしら?」
「おいしいですよ。ちょっと見た目が悪いだけですから。シニョーラ。」
「写真でも撮らなくちゃいけないわけでもないんだからこれでいいのよ。」

このやりとりを聞いていた私はなんだかすごく納得して「まさにそのとおり」と独り言を言ってしまった。
イタリア標準「待てる」時間

ここは待つことへの概念が全くおかしいのではないかと思うことしばしば。

どこにいっても混んでいて、列を作って待つことに比較的なれている私達日本人だけど、ここイタリアは「待つ」ことにえらくネガティブ。
郵便局で、駅の切符売りの窓口で、待ち始めて一言目の文句が出るまでがかなり早い。
忍耐力がないのか、または文句をいうことで「自分は待ってるぞ」と周りと自分自身に主張してるのか。(きっと自分へ主張してる)
郵便局の窓口で用を済ませているときなんて後ろでこの文句でも言われようものならそのプレッシャーはかなりの大きさになる。

大衆セクシー系モーダの意味

イタリアンモーダは素敵。うらやましい、なんてよく言われることも。
でもここで自分の気に入るシンプル系の洋服を探すことは至難の業に近い。

ここは海に近い事もあって開放的なデザインの服が多い(とくに夏場)。スーパーモデルなみの200%パーフェクトなボディを要してでないと着こなすのは難しいか、無理やり来たとしても変な目で見られて終る。(その心配はなし)
最新モーダを着こなしている女の子達。カッコいいサングラス(最近はハエっぽいのが流行ってるけど)をしてミニスカートまたはぴちぴちのジーンズ、、道行く男の子は当然目を奪われ、立ち止まってまで熱い視線を送る事になる。イタリアは人をジロッと見る習慣(というか習性)がある。(←私は苦手)

「イタリアの女性は見られるために生きている」とどこかで聞いた事がある。。これがカップルの彼女がした場合にはどうなる?
<つづく>
ここでのジェラシーの機能の仕方

カップルの彼女がきれいに髪をなびかせ流行の服装に身を包む。深いスリットのセクシーなスカートなどはいていれば当然のごとく、道行く人の視線を総ざらい。

一方彼氏は?表情には出ていなくても彼の心は嫉妬心でいっぱい。

ではナゼこんな服装をするのか。

「見られたいから」

わからん。変な国。
夏場になると下着が丸見えの透け透けな洋服で普通に歩いてる女性も少なくない。文化の違いか?

「イタリアの男性は嫉妬心が強い」ともよく聞くけど、それはイタリアの女性が嫉妬させるような行動を取るからだと強く思う。

*注意*もちろんイタリアの女の人全員がこうではありません。
「お客様は神様ではありません」

またまたスーパーの話になる。
先日ちょうどレジでお金を払おうとしていたら、隣のレジで支払っていたおじさんがすごい勢いで怒っていた。よく聞いてみると(というか、普通に聞こえてきた)「カッティーヴァ(嫌な人って意味)をするんじゃないよ!」と繰り返し怒鳴っている。

事の発端はこのスーパーのポイントメンバーカードをおじさんが出し遅れてレジのお姉さんは会計を済ませてしまったために、今回の買い物のポイントがつけられなかったというイタってシンプルな話。

でもおじさんは会員であるゆえにポイントをつけるように要求しつづける。レジのお姉さんも強いから「今回はもうだめです。次回はつけましょうね」と言い切った。
するとおじさんは「もうここのスーパーには来ない!いいね!」と。

レジのお姉さんの反応をスーパー中が見守っています。

「どーぞ、どーぞ、そうしてください。」というではありませんか。

日本では先ず考えられないこのやりとり。
自己主張するって素晴らしい。
遅れるつもりで頑張ります

イタリアの電車は遅れる。ストをいつもやっている。。というのはよく聞く話。

私個人的にはあまり痛い目に合ったことは数えるほど(もちろん日本に比べればたくさんあるね)。。

いつも思うのが、駅の時刻表示板(「ザ・ベストテン」又は昔の成田空港の南ウィング的)。
出発(Partenze)と到着(Arrivi)に分かれていて、行先、時刻、特急などの種類、ホーム番線、などなどが表示されている。
よく見ると一番右側のところに{Rit.}とさり気なくスペースが取ってある。このRit.とはなにか?
Ritardo=遅れ という意味である。要するに、はじめから

「きっと遅れるよ!よろしくね♪」

と宣言しているようなもので、やる気のなさがうかがえて思わず笑えて来る。
そんな国です。

イタリアで電車の旅をする時はこの{Rit.}欄にも要注目。{Rit. 15min.}15分遅れなんてのは良くある話。でもたまに{Rit.60min.}60分遅れというすごい時もあり。

イタリア国鉄HPは こちら

「ちょくちょく遅れるけどよろしくね。」
長・中距離バス乗り場でのオキテ

電車がイマイチ頼りないイタリアではバスがかなり頑張っています。
ちょっと町を出れば電車が通ってないところのほうが多いので当然の話かもしれないけど。比較的時間もきちんとしてるし。

ただ一つよくわからないことがひとつ。
バス停にはきちんと行先が表示されているROMA行きならROMAと大きく書いてある。
なのにもかかわらず、そこに集まる人たちはみんな85%の確率で

「ローマ行きですよね?」
「ここでいいんですよね?」

と確認作業に余念がない。

加えて、一目見て私が住民でないとわかるのに私にまで「ローマぁ?」と聞いてくる。

これはきっとイタリア人にも「連帯感」が あるということの証明なのだろう。

変な人はバスに乗って席に着いてからもまだ「ローマですよね?」と繰り返すのだ。


余談だけども、イタリアの高速バスの運転はびっくりするほど運転が荒い。なのでかなりの確率で気分が悪くなる。長い距離を旅するときは必ず体調を整えて水などを用意し、できれば考え直して電車で行くことをおすすめします。でもトスカーナやウンブリアあたりの小さな美しい町へ電車でってのは難しいんだよね。
量り売りの楽しさ・おかしさ

イタリア生活の醍醐味に食料品の買出しってのが一つ上げられることだと思う。
メルカートと呼ばれる各町にある市場の活気やお店の人とのやりとりはナカナカ楽しいものだ。
急いで買わなくてはいけないときはこれほどイライラさせられるものはないけど。
余談だけども、イタリアでは急いではいけない。これは暮らしの鉄則。
スーパーマーケットなどでもサラミ類やチーズ類の切り売りなんかは今も量り売り。(パック詰されてるのもあるけどなんだか味気ない気がしてしまって手が出ない)
お店の人になにはともあれ元気良く挨拶。
「このパルマのハムを200グラム下さい。」と注文。
なれた手つきでハムを切っていくお店の人。スパスパと切れていくハムの薄切り。気持いい。
さぁ、ここでハムを測りにのせる。ここが大切。

「ああ、30グラムオーバーだけどいいよね?たっぷり食べなさい」といわれる。
なんとなく”30グラムおまけしてくれたような気分”になるのだが、それは気分だけ、値段シールにはきっちり230グラム分の値段が。

この事態が起こるのは店員さんが40~50代のおばさんの時に多い。
でもたまにきっちり200グラムぴったりに切ってくれる名人もいるのだ。


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