母は勤めを休んだ。
最後の塾のお弁当。
気持ちを込めて作った。
そしてコブを待つ間、
「どうぞ、福が来ますように。」
と願いながら、玄関の掃除に精を出した。
授業は、いつもより早い時間に終わる。
母は教室までコブを迎えに行った。
「いろいろお世話になりました。」
教室長に挨拶し、コブを待った。
「今日の算数、1日目の予想問題で
○○点(←約8割)とった。」
教室を出て2人で歩いている途中、コブが教えてくれた。
今までの最高点だ。
駅の近くでレノン風先生と遭った。
「コブくん今日の算数は、デキスギか~?」
「・・・。」
心の中で母は、
「それはないでしょっ!」
と突っ込んでいた。
鶏肉と白ネギの煮込みうどんを食べ、
翌日の持ち物を確認して
コブがベッドに入った。
コブが算数の予想問題で、
8割とったと聞いた夫が、
「前日にピークがくるなんて、すごいな。」
「ううん、ちがう。」
「ピークは当日。明日と明後日。」
母の言葉に、少し驚いた様子を見せた夫の顔が、
ほどなく満足そうな表情に変わった。
よく分からないんだけど…。 2010年09月30日 コメント(12)
夏休み☆中学受験の頃 2009年08月03日 コメント(4)