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特別支援教育講演会「発達障害の理解と支援」NO.3。「失敗体験」成功体験だけさせてると、次の学校などで失敗して、うつや不登校になる。幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校と連携が必要。失敗した時、自分になんと言いますか?「失敗は成功の元!」失敗したらどうすればいいのか?を考える。失敗しないようにではなく、失敗してもいいから、次のこと。 「支援の分類」早めの支援。1.できないことのトレーニング。2.特性を理解して日常生活で困らないようにする。3.親支援。4.薬物療法。5.2次障害の予防・治療。安心感、基本的な自信、居場所作り。「クラスでのいじめ撃退」イガイガ言葉の徹底的排除。算数の時間に出来ない子を「バカ」と言う子が居たら、徹底的に指導する。学級崩壊になったクラスの担任の体験から。「言葉が人をかえる」神経症状を引き出す言葉がけ。ダブルバインド:一貫性の無い対応。「テーブルを拭きなさい」と言うと、テーブルクロスをはずしてテーブルを拭いてしまう。「QOLを高めるために」通訳者の養成。発達障害のある人とない人の考え方の理解とそのギャップ由来のストレスの緩和。「通訳者になろう!」2つ以上の文化を理解し中立的な立場で双方のコミュニケーションをスムーズにする。自分でできないときは、SOSを出しましょう。「ユニバーサルデザイン1」すべての人に使えるデザイン。階段が登れない・・・車椅子の人に車椅子昇降機。階段が登れない・・・すべての人にエレベーター。「ユニバーサルデザイン2」あることが苦手・・・障害のある子どもに手帳取得後に専門家による特別な療育。あることが苦手・・・全ての子どもに家庭・園・学校の遊びの中でトレーニング。「ユニバーサルデザイン3」授業についていけない・・・発達障害のある生徒に診断後に専門家による特別支援教育。授業についていけない・・・全ての生徒にユニバーサルデザインの教育(UDL)低学年なら、割合みんな出来ないから、一緒に教えられる。「ユニバーサルデザイン4」子育てが困難・・・発達障害のある子の親にペアレントトレーニング。(診断されて、それを受容しないとトレーニングが受けられない。間に合わない)子育てが困難・・・全ての親にペアレントサポートプログラム(ストレスマネジメント)ストレスを減らそう。行政が補助して無料で受けられるようにする。
2012年03月11日
特別支援教育講演会「発達障害の理解と支援」の続きです。「子どもの行動の分類」1、聞こえてない2、うっかり3、わからないここまでは生まれつき。4、わざと(二次障害)5、くりかえす二次障害は、見捨てられ感で、やる気を失くしてるから、悪いことをしてでも注目されたい。大切なのは特性の理解と支援です。「うっかりであることを支援者が忘れない」「今、何するんだったっけ?」と聞く。マイナスの情動でWM(作業記憶)容量は低下する。あせってる時に怒鳴られたらますますあせる・・・「わからないことを支援者が忘れない」1.非言語のメッセージが分からない。口調・表情。2.統合できない・体験しないとわからない。昨日言ったことは昨日までのことと思う。今日もまた言わないといけない。3.相手の気持ちが分からない。物を取られたら相手が悲しむと分からない。ストレスがパニックを誘発。「わかる指示:学習スタイルの理解」先生の教え方と子どもの学習スタイルが一致した時に伸びる。九九を言葉で覚えられない子には、九九表を見せて視覚で覚えさせる。わからない指示はくりかえしても、雑音化する。言語能力と能力は別。言葉で分からなければ、身振りや図・絵で。「ちゃんと見えてるかな?」漢字を繰り返し書いても記憶できない生徒もいます。がんばっても出来ないのではないか?「感覚過敏」男性の怒鳴り声、女性のキンキン声、イライラした声はストレスのもと。詰襟の制服が着られない。「入学式・卒業式の2時間だけ着ようね」「ストレスとうまく付き合うポイント」まずリラックス!深呼吸で副交感神経を優位にする。(吸うより吐く方を長くする)1.健全なセルエスティーム(欠点を自覚・受容した上での自尊感情)何でも出来るという万能感ではなく、出来るところ・出来ないところを分かってる。2.エンパワーメント(いいところを見つけ伸ばす)3.レジリエンシー(弾力のある復元力)4.アンガーマネジメント(怒りのパターンの理解と切り替え)「脳科学研究ぁら効果的な生活を考える」日常生活でセロトニンを増やそう。・リズム運動(1秒に1・2と2回)有酸素運動:水泳・自転車・散歩、太鼓、なわとびなど。・2500ルクス以上の光を浴びる。遮光カーテンで光を遮らない。昼夜逆転すると家庭内暴力に繋がる・・・パニックのクールダウンには、怒鳴らない。別の部屋に連れて行く。「セルフエスティーム:自尊感情」自分をどう思うか、どう評価するか。その基準はどこからくるか。親・教師の評価 VS 自分の評価自分の評価が高すぎるのも危ない。急に低くなるとうつになる。ダメだと言わずに事実確認。「日本式自尊感情の高め方」日本人は誉めるのが苦手・・・誉めるより感謝「ありがとう」「助かったよ」「君が居てくれて良かった」自分の役割がある。「自分なんか居なくてもいいんじゃないか?」と思わないように。話を聞いてくれる。アンバランスな子を好きになる。人に好かれれば、自分も自分が好きになれる。「おっちょこちょいなところがかわいいよ」
2012年03月11日
特別支援教育講演会があると市報で見て申し込み、行きました。 「発達障害の理解と支援」~個を育て合う特別支援教育~「子育てストレスを減らす3つのヒント」などを提供してるNPO法人えじそんくらぶ代表の高山恵子さんが講師です。最初にクイズがありました。作業記憶が少ないと不一致語(色と文字が不一致)を読む時に時間がかかります。私も作業記憶が少ないらしく、隣の若い男性より1テンポ遅く読んでました・・・「作業記憶障害により支障1」いろいろある情報の中で今、大切なものを選び、集中することが難しい。・指示・やること・ルールを忘れる。(うっかり)・時間・もの・情報の管理が苦手。・長文読解・読書が苦手。(蛍光ペンなどで重要なところを抜き出す)・集中力・衝動性をコントロールしにくい。(手・口が出る)・暗算・板書が苦手(やることリストを黒板に書いておく)やりたいと思っても出来ない・・・「作業記憶障害による支障2」2つ以上の内容を同時に正確に保持できない。1、自分と他者の視点を同時に考察できない。自分が欲しいと思うと取ってしまう。2、過去・現在・未来を同時に考えられない。因果関係を考えることが出来ない。 今片付けておかないと、後で困ることが分からない。3、色々な選択肢を保持し最善の方法を選べない。4、効果的な優先順位を決められない。「実行機能」ワーキングメモリー(作業記憶)の障害。作業をするために短い間、情報をオンラインに記憶する能力。「誤解から生まれるトラブル」自尊感情の低下!(自分はダメな人間だと思い込む。)「おっちょこちょいとADHDの違いは?」日常生活で重篤な支障が無ければ個性の範疇。1.事故理解&問題解決能力失敗は成功の元。失敗したら責めるのではなく、それからどうする?と一緒に考える。2.周囲の理解&ストレスマネジメント非行になりやすいリスクがある。怒りのコントロールが出来るか?が問題。「学習障害(LD)」鏡文字を小2以降も書いてる子や、九九を覚えるのが苦手な子がLDかも。幼稚園・保育園、低学年のうちに全員に丁寧に指導する。診断名を出す前に。出来ないことを笑わない。いじめの芽を摘む。自尊感情が低下させない→不登校が少なくなる。「アスペルガー障害」省略された指示がわからない。「早くしなさい。」やることが分からないので、具体的に指示する。こそあど言葉もわからない。マニュアルがあれば出来る。「発達障害とは」 発達にアンバランスがあり、自分の努力では改善でしない生物学的な特性を持つ。日常生活での著しい支障(適応障害やストレス、対人関係のトラブル)がある。問題行動が、わがままからなのか、発達障害からなのか見分ける。「やる気のスイッチを探そう!」 ・実力+1の課題・達成感 出来たと思えた子は伸びていく。いいところを伸ばす。 アンバランスでもいい。専門職を目指す。・成功が予感できる課題 1/4、1/2の時点で誉める。やめる前に誉める。 失敗経験が多いと、まずやらなくなる。・特性に合った運動
2012年03月11日
主人に誘われて、講演会を聴きに行きました。「これが男の生きる道?」題名はイマイチですが・・・伊藤公雄さん×上野千鶴子さんの対談もあります。主人も私も上野千鶴子さんの話が聞きたかったのですよね。場所は池袋の立教大学のマキムホール。初めて行きましたが、レンガ造りで素敵ですね。電燈までクラシック。食堂の塔もいいなあ。レンガの校舎に大木。チャペル?賛美歌が聞こえました。レンガに蔦が絡まってるのがいいですよね。帰りがけは別の道を通って、公園の前を通りました。講演会や対談も面白く、興味深かったです。伊藤公雄さんの講演会のレジメをスキャンして載せましたが、クリックすると、もう少し大きくなって読めます。上野千鶴子さんとの対談がユニークでしたね。朝日新聞の身の上相談でもスパッと切るけど、この対談でも気持ちいいほど切り込んでました。聴きに行った甲斐がありましたね。「男だって可愛げがある方が助けてもらえる。可愛げって、人からあなどられること。孤独死するくらいなら、あなどられても助けを求めて」と。昔、千葉大で女性学を取った時、上野千鶴子さんのような気がしてたのだけど、経歴にはどこにも書いてないから、勘違いなのかな・・・終わってからロビーで上野千鶴子さんの本を二冊買っていきました。サイン会もあると言われたけど、交流会の後で遅くなりそうなので帰りました。主人に早くと急かされてしまった・・・交流会も出たかったなあ・・・「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります僕らの介護不安に答えてください」(上野千鶴子・古市憲寿共著)ベストセラー「おひとりさまの老後」(上野千鶴子著)の文庫です。読み終わったら、また感想載せようかな?
2012年03月03日
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