自由時間

自由時間

PR

×
December 13, 2008
XML
カテゴリ: 本・CD

斎藤道三の相弟子の壮絶な人生を描く!織田信長 vs 明智光秀 (前編/後編)

国盗り物語(織田信長編).jpg

国盗り物語の後半2巻は、妙覚寺僧侶から京随一の油商へ、そしてついには美濃一国の城主へと上り詰め、"美濃の蝮"の異名を持つ斎藤道三の相弟子達の生きざまを鮮やかに描きます。

相弟子とは、つまり道三の娘婿にあたる織田信長と、若き頃より道三の薫陶を受けてきた明智光秀のことです。いずれも道三の影響を強く受けた男児の数奇な運命を綴ります。

足利義昭の将軍直参の身で、禄は織田家から受けるという複雑な境遇の光秀は、信長とも主従関係にありながら、才能では決して信長に遅れはとらないという自信を持ち、ただ生まれてきた境遇の違いが立場の違いとなっただけと、秘かにライバル心を抱いています。

一方、信長は桶狭間での一戦で名を上げ、電光石火の勢いで京に上り、三好党、松永久秀を追い払い、足利義昭将軍の擁立に成功します。その後の姉川の戦いでも朝倉・浅井勢に勝利し、着実にその勢力を拡大していきます。

が、しかし・・・そこは群雄割拠の戦国時代、そう簡単に天下布武の夢を手にすることはできません。信長が摂津で三好党と本願寺に釘付けになっている間隙をついて再び、浅井・朝倉が南下を開始、信長が迎え撃つべく近江に入ると、叡山に篭り持久戦に持ち込みます。

信長は、何とか光秀を駆使し将軍・義昭を動かし和睦を成立させますが・・・いよいよ一番恐れていた事態が動き出します。甲斐の虎・武田信玄の西上!です。甲府を進発した武田軍団、その数二万七千は、信長の同盟者である徳川家康の遠州の城々を揉み潰す破竹の快進撃。

決死の覚悟で望んだ三方ヶ原の戦も、戦国最強軍団である武田軍に鎧袖一触、散々に徳川軍は蹴散らされ、家康は単騎で命からがら浜松城に駆け込む始末。家康脱糞の逸話で知られる不名誉な戦となりました。

まさに風雲急を告げる戦況、摂津石山の本願寺、朝倉、浅井、三好党などによる反織田同盟による信長包囲網・・・。まさに信長の野望も此処に潰えるかのギリギリの局面が迫りつつあります。絶体絶命の危急の結末はわかっていても、この大きな歴史の転換期に起こった奇跡的な事象の数々は、興奮を覚えずにはいられませんね。

いよいよ第4巻もクライマックスに突入、ラストの本能寺の変に向けて一気に読み進んでいこうと思います。この司馬遼太郎の『国盗り物語』は、歴史好きならずとも読み応えのあるお薦めの1冊と思います。前半の2巻と後半の2巻は趣は異なりますが、どちらも甲乙つけ難い味のある歴史小説です。



一巻 二巻 三巻 四巻

*
斎藤道三・前編 斎藤道三・後編 織田信長・前編 織田信長・後編



楽天ブックスは本・CD・DVDが1,500円以上 【送料無料】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 4, 2009 10:03:09 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: