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ふじ朗
日記を書くことでストレス解消になるって話 本当だろうか？ とりあえず、思いつくままに。
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2009年03月22日
カテゴリ： カテゴリ未分類
行って来ました、志賀高原。
２０日、２１日 一泊二日のスキー家族旅行。
娘達も、これでスキーは４回目。
リフトにも乗れようになったし、滑るのが楽しくてしようがない といったところ。
初日は少し雨が降ったけど、それでも１日いっぱい滑った。
２日目の志賀高原は、朝から雲ひとつない晴天。
今日のスキーは気持ち良いぞ。 さぁ早く頂上へ行こう。
朝一番、リフトを乗り継ぎ頂上へ。
リフトから降りると
そこは、真っ白な雪山と透き通るような青空。
そして、眼下には小さく長野の街が見え、遠くの山々まで見渡すことができる。
うわぁ～。
思わず歓声があがる。めったに見る事のできない、絶景である。
「ほら、景色がこんなに綺麗だよ。」
娘達に声をかけようとすると、
「お父さん、先行くね。」
と、娘達は我慢できないように、滑り降りていった。
お父さんを一人頂上に残して。
せっかくの絶景なのに。
一人頂上に残された僕。仕方がないからゆっくりと滑ろうとすると
突然声をかけられた。
「捜し物はなんですか？」
えっ？
振り返ると、そこにはひとりの女性が立っている。
スキーウエアに長い髪をなびかせて
ゴーグルの奥に綺麗な瞳をもって、優しく微笑みながら僕に話しかけてくる。
「ふじ朗さん ですよね？」
まさか、僕のブログを？ いや、でも、こんな事などありえない・・。
全く予期できなかった事柄に、少しとまどう僕。
そんな事など彼女は気にせず
「私、前からずっと貴方の事が好きでした。だから今日も追いかけて・・」
と言って突然僕に抱きついてきた。
いけないよ。 他の人が見ている。
僕には妻も子供も、 あっ、あっ・・・
ガコ～～ン
突然頭に衝撃がはしる。
「お父さん、起きろ～っ！。」
気が付けば、娘が僕の頭を蹴っていた。
「もう。 昨日は、お父さんのいびきがうるさくて寝られなかったんだから。
さぁ、外はとっても良い天気。 さぁ早くご飯食べてスキーに行こうよ。」
志賀高原は、朝から快晴。
頂上の景色は素晴らしいほどに綺麗だった。
そして、へっぴり腰で滑る僕のヨコを、さっそうと追い抜く女性スキーヤー達。
長い髪をなびかせるながら滑り去っていくその後ろ姿は、みんな景色以上に綺麗だった。
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