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今、エッセンシャルドラッカーの『プロフェッショナルの条件(自己実現編)』を読んでいる。その中の一文に、一般的に言って、小さくて新しいものも、大きくて新しいものも、危険で困難、かつ、不確実なことに変わりない。とある。コストについて、「大きなコストも小さなコストも、その削減努力には同じエネルギーを要す」というのは認識していたが、上記の文章は読み見過ごしていた。しかし、意図するところは変わらない。「大きく考えることの魅力」というタイトルの誰かの本もあるが、要は同じだろう。努力が同じなら「大きな目標を掲げよ」ということか。私たちは、大きな目標を掲げること、それを公表することをためらいがちだ。失敗したときのリスクを考えるからだ。しかし、多くの場合(とくに私の場合)、失敗する以前に、三日坊主、尻切れトンボで終わることがわかっているから公表しない、正確には、できないのだ。「有言実行」と「ほら吹き」の間で決意が揺れ動く。そもそもそれが「決意」と言えないのかもしれない。オブザーバーで出席している先週土曜日のある勉強会でそれを感じた。その場で、私のビジネスモデルと目標を話した。口走ったという方が正確なのかもしれない。で、有言実行と、その手段である自己管理をするために、昨日、ビジネスダイアリーを買いに行った。現在のダイアリーは時間管理まで至っていない。また、パソコン管理ではなく、アナログ管理が自分には向いていると思っているからだ。途中でやめないように、ちょっと高価(コンテンツだけで5,775円)なものにした。1日でやめたら5,775円/日、3日でやめたら1,925円/日、1年続けば16円/日のコストになる。これがコストになるか投資になるかは、これから次第だ。来年の今頃、このことについて触れていたら投資、触れなければ浪費だったということになる。もっとも、幸いなことに、このような他人事は私分以外で覚えている人はいないだろう。
2010.01.18
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昨夜、自分自身のマーケティング戦略を考えていたとき、フッと「ドラッカー戦略って、一言でいうとなんだろう?」と思った。たとえば、ランチェスター戦略は「弱者の戦略」であり、ブルーオーシャン戦略は「無競争戦略」であり、ポーターは「競争戦略」である。ドラッカーは「マネジメント」というラベルやレッテルが張られているが、もっとも重要な要素、とくにドラッカーの三大古典である「創造する経営者」という戦略本まで出しているのに、戦略に関するネーミングがされていない。そこで、とっても「おこがましい」が、私がネーミングしておこう。もし、私が知らないだけで、すでにネーミングされているのであれば教えて頂きたい。ドラッカーがいう「差別化された知識」が競争優位となるのであれば、ドラッカー戦略は「差別化戦略」と呼ぶべきだろう。ただし、ドラッカー戦略は3つのパターンに分けられる。その3つとは、(1)競争を前提とした戦略」、(2)大企業が入ってこないすき間(ニッチ:生態学的)をねらった「弱競争戦略」、(3)最後に市場や商品の意味を変え、新たな市場や商品を創り出す「無競争・非競争戦略」である。企業経営(マネジメント)は単純ではない。同じ企業でも、ある事業は(1)のパターンで展開し、別の事業は(3)のパターンといった具合である。あるいは、同じ事業部でも、A地域(国)では(1)を強いられ、B地域では(2)が有効に働くこともある。このように考えると、戦略を「これしかない!」と断言する方が、読者や一般の受けは良いかもしれないが、ドラッカーのほうが現実的だと思われる。しかし、どの戦略パターンを採用するにしろ、少なくとも、自社は「どの戦略、あるいは、どの戦略とどの戦略を組み合わせて採用する、あるいは、採用しているか」だけは、明確にしておかなければならない。たとえば、ドラッカーを信奉するユニクロの柳井さんは高品質・低価格という新しい市場(価値創造戦略と思われる)を開拓し、そのための商品として「フリース」や「ヒートテック」「ユニクロ版ジル・サンダーブランド」などを世に送り出している。また、韓国のサムソン電子は、日本の家電メーカー(特にソニーなど)を模倣して、日本企業が技術志向でつくりあげたものを、創造的模倣戦略で市場志向の商品や販売方法に転換し、世界のトップを独走している。ちなみに、ドラッカーがいう(1)競争戦略には、総力戦略、創造的模倣戦略、企業家的柔道戦略があり、(2)ニッチという弱競争戦略には、関所戦略、専門技術戦略、専門市場戦略があり、(3)無競争戦略・非競争戦略には、価格戦略、価値創造戦略、事業戦略がある。
2010.01.17
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久しぶりの定番、ドラッカーのキーワードである。定量化とは、企業の内部に関するデータや都合のよい外部のデータだけを使って数値化すること。【ワンポイント】定量化は、誰かがその情報を定義し、その定義に基づいて集めたデータを一定の基準(その基準もその組織や担当者の目的・目標に沿ったもの)で数値化したものである。と言うことは、誰かのバイアス(偏見・思わく・勘違い・未熟さ)が入っており、「使いものにならない」か「すでにビジネス・チャンスの機を逸している」と考えたほうがよさそうだ。ビジネスに本当に必要なものは「定性的な情報」である。
2010.01.16
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「雨降って地固まる」と言うけれど、備えなければ(備えあれば憂いなし)「雨降って土砂崩れ」になってしまう。「来る人も来る人も、皆、福の神」だけれど、「豚に真珠」では、福の神を活かしきれない。そのためにも「泥棒をとらえて縄をなう」のではなく、「用意周到」といきたいものだ。しかし、あまりにチャンスが多ければ、「二兎を追うもの、一兎も得ず」になってしまうので、いくら多才であっても「器用貧乏」の状態に落ち込まないために、「選択と集中」が欠かせない。経営環境に変化はつきもので、「臨機応変」「君子は豹変す」は当然だが、「桃栗3年、柿8年」と、実を結ぶまで時間がかかるものもある。とくに、美味しいものほどそうなのだ。ということで、「継続は力」なので「この道より我を生かす道はなし、この道を行く」(武者小路実篤)を再考してみよう。良いものをもちながら、それを継続させる精神力がないために、零細企業・業績低迷に甘んじている経営者に接して、このように思った。
2010.01.15
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昨日の日経新聞に、次のような建設業界の建設工期短縮の記事が出ていた。「騒音を抑える技術の開発で、オフィス街では夜間の工事が可能になる」「現場に仮の工場をつくり、その工場で各工程を部品化してビル本体では組み立てを行う」などで、20%のコスト削減が図れる。造船業界も同じような手法で工期を短縮し生産性の向上を実現していると聞いた。大きな市場や物件で大企業に真っ向勝負を挑めば、これを超えるコスト削減を実現しなければならない。一方、下請けに甘んじれば、生産性の向上からほど遠い仕事もしなければならない。たとえば、ビル清掃などの下請けでは、元請けからの要請で、仕事時間よりも移動時間が多いような現場を掛け持ちしなければならない。しかも、受注金額がだんだん低下している。このビジネスモデルでは、元請けからの値下げ要請で下請け同士の消耗戦を強いられ、生き残ることがきびしいだろう。こうした業界では、「元請けになる」「移動時間をなくすために地域を絞り込む」ことが有効な手段になる。あるいは、「元請けに対し、対等な交渉力を持つために、無くてはならない技能を持つ」ことが不可欠だ。ドラッカーは、「直販でなければ生き残れない」「差別化を図れ」と述べている。また、「もっとも制約される要件で、その企業の能力が決まる」とも言っている。ヒト・モノ・カネが不足しており、しかも調達しにくい中小・零細企業のできることは、時間の有効利用である。これが重要な「差別化の着眼点」ではないだろうか?
2010.01.11
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過日、アップしたユーチューブ(you tube)の『ピヨピヨ ドラッカー戦略講座』だが、第1回目と第2回目の講義が堅い。そこで、納得がいかないので、本日、改訂版をアップした。これまでのものは見るたびに恥ずかしくなるので削除しようとも考えたが、すでに170以上の方が再生してくださっているため、そのまま残すことにした。比べてみると、その差は歴然。やはり、ビデオカメラの前で一人で話すというのは、考えている以上に緊張するものだ。これも経験。よろしかったら、見比べてみてください。http://www.youtube.com/watch?v=iKidZOxAiCc
2010.01.10
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東京商工会議所の品川支所でセミナーの講師をします。実施要領は下記の通りです。受講料は無料だそうです。テーマ:『小さな会社の業績回復の仕組みがわかる』 日時: 2010年02月10日(水) 10時00分 ~ 11時30分場所: 品川区立中小企業センター 4階 第一議室 東京都品川区西品川1-28-3講義の内容:・業績回復への3つのステップ。・利益を上げる3つの要因。・会社や店の状況や経営環境を整理する。・これが御社や貴店の強みである。・セールスポイント(お客様にとっての魅力)を打ち出す。 詳しくは、下記のアドレスをご覧ください。 https://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-23934.html
2010.01.09
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今朝、お客様から次のような報告を頂いた。 絶句した。昼間ネットニュースで、解体現場で2名の死者が出たことを知る。 夕方、ウチの協力会社の社長から連絡。なんと彼が使っている下請けであり、 一人は昨日ウチの現場に来ていたN社長。 彼とは昨日の夜、戸締りのことを電話で話したのが最後となった。 もう一人のS氏は、昨年の暮れ、ウチの現場の内装解体でがんばっていた姿を 見たのが最後となった。 二人ともとても実直で真面目で、仕事に取り組む姿勢が違っていた。 N社長は「今年は早々から大きな現場もあり、頑張ってやっていく」と 張り切っていたそうだ。 組織も株式会社に改め、名刺を作って昨年の暮れに現場でウチの社員に渡して 喜んでいたとのこと。この事故のことを連絡してくれたお客様には、6日のメールで、年明け早々です。社員にも、怪我・事故のないように注意させてください。とメッセージを送っていた。ご報告頂いたお2人の事故原因が何かはわからない。でも、このご報告をメールで見た瞬間に、次のことが頭に浮かんだ。自宅マンションの隣で倒産した病院の解体事業が行われている。その現場には、大きな重機が4台入っている。その重機に比べると、人の小ささ、弱さは歴然である。ちょっとミスすれば致命的な事故になることは、素人の私にもわかる。でも、現場の人たちは慣れているのか、普通に働いている。その「普通」が「油断」と隣り合わせになっているのが怖い、と今朝、感じたばかりだった。徒然草(吉田兼好著)でも「高名の木登り」という段に木に登って仕事をしている弟子が、もう少しで地面に降りところまで降りてきたときに、「過ちすな。心して降りよ」と声をかける場面がある。兼好がその理由を尋ねると、「高いところでは誰もが注意する。それが低いところまでくると油断するから」と答えたという。むずかしい現場では、未熟な人が事故を起こす。熟練者が事故を起こすのは、「慣れた現場」「年末」「年始」「仕事期間の終わり頃」「仕事の区切り」「仕事量が少なく緊張感がないとき」など気が緩んだ(油断した)ときではないだろうか?これは、工事現場だけではなく、他の仕事でも当てはまりそうだ。
2010.01.09
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一昨日アップしたユーチューブ(you tube)、昨日ブログなどでお知らせした結果、3つアップしている画像に128件、46件、33件の再生があった。この数値が多いか少ないかはわからない。ただ、「本が苦手だからよかった」「本と併用したから理解しやすかったかもしれない」などのメッセージを頂いた。役に立てて下さっている方もいらっしゃるということだ。いずれにしても、「もっとわかりやすく」「もっと多くの人に」、できれば「もっとおもしろく」を課題として取り組んでいきたい。
2010.01.08
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ドラッカー戦略をもっと広く知って頂こうと思い、ユーチューブ(you tube)で『ピヨピヨ ドラッカー戦略』をはじめました。http://www.youtube.com/watch?v=q8ZLHFpwlZ0これは、『図解で学ぶドラッカー戦略』(藤屋伸二著、日本能率協会マネジメントセンター)をテキストにして、一映像に対して、一つの項目を取り上げて、ドラッカー戦略をよりわかりやすく解説するものです。そのため、初心者マークである「ピヨピヨ」を頭につけました。なお、映像に対する皆さまからのご意見・ご要望・ご指導を頂けると助かります。「講師を代えろ」以外の要望にかぎりますが・・・(苦笑皆さまと一緒に、より分かりやすい「ドラッカー講座」にしていきたいと思います。もし、ドラッカーの著書を読んで分からず、私の著書を読んでも分からず、映像を見ても分からないことがございましたら、下記メールアドレスにご連絡ください。『ピヨピヨ ドラッカー戦略』で「回答編」を製作し、いくつかまとめてお答えするようにします。。drucker@fujiya-management.comちなみに、ビデオカメラに向かって話すことに不慣れで、まだ話し方が堅いのですが、少しずつほぐれてくると思います。(笑
2010.01.07
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一人で考えていると、いつのまにか、自分中心になってしまう。そうならないためには、思考の背景となる経営理論を持った方が良い。私の場合は、それが「ドラッカー」だ。マーケティング志向があり、戦略志向がある。何よりも人間志向がある。ドラッカー理論を繰り返し読むことで、思考に軸ができてくる。「読書百遍、意、自ずから通ず」である。私の場合、ドラッカーの読書は150回を超えており、ドラッカーをベースにした著書も4冊あるので、だいぶん、「ドラッカーの意」には通じてきていると思っている。ただし、どんなに理論を構築しても、「実行の軸」は経験なしでは得られない。これには、反復練習と継続的な仕事ぶりが要求される。今年は、そうした「新たな実行の軸づくり」の年になりそうだ。
2010.01.06
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本日の日本経済新聞の1面の特集「ニッポン復活の10年」に、8時間の原料を溶かす高炉の工程から、ドーナツ型の炉にする工程にすることで、わずか10分(48分の1)の工程に縮めた神戸製鋼所の例が出ている。製鉄業界は、100年以上の歴史を持ち、しかも世界の巨大企業が知恵を絞り合い、しのぎを削る業界である。そこでもこのようなイノベーション(画期的な技術革新)が可能なのだ。製鉄は韓国・中国が強く、インドも追い上げている状況で、低価格競争を強いられる日本企業にとっての厳しさは、他の業界とまったく変わらないか、それ以上なのかもしれない。それでも、事例の神戸製鋼所のように突破口を見つける企業もある。この事例からわかることは、可能性はどこの業界・企業にもあるということである。ある中小企業の経営者が、新年のあいさつ周りで、先方の担当者から「今年の年度末は仕事が少ない」と言われたそうだ。「年度末が暇とは考えられませんが、厳しい予感です」とのメールを頂いた。私は、「年度末が暇とは考えられない」理由は何ですか?昨年までを基準に考えてのことなのでしょうか?現在は変革期で、変革期とは、昨年までの基準が通用し(状況で)なくなることなのですが・・・と返信した。メールを頂いた経営者が、「年度末が暇とは考えられない」と思いたいのは、「たんに、そうあってほしい」という希望にすぎないのではないかと思う。そういう観点で仕事に望まないと、この厳しい経営環境を切り抜けることは難しいと思う。御社の創意工夫次第で、御社の業界の「神戸製鋼所」になることは、十分可能だ。と言うのも製鉄業界ほど優秀な人材同士の競争ではないと思えるからだ。お客様のニーズを基点に考え、実行することが経営者の仕事だ。人間は知っていることよりも、知らないことの方が断然多い。行なってきたことよりも、行っていないことの方が圧倒的に多い。考えることは無限にある。打つ手も無限にある。業績低迷から抜け出すには、考え・実行してみることだ。
2010.01.05
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個人事業主である私は、今月が年度初め。今年のテーマは、「飛躍」である。そのためには、・自分自身に対する正しい評価(強みは何か、弱みは何か)・自分の強みを発揮できる市場ニーズは何か?・強みを活かすための事業展開、 弱みをカバーするためのパートナーシップやフリー(無料コンテンツ)の活用今年1年も退屈せずに済みそうだ。
2010.01.04
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今日から本格稼働。と言っても、元旦も事務所には来ていたし、昨日は、恒例の初売り百貨店視察。三越、大丸、地場百貨店の岩田屋(伊勢丹系列)の食品売り場を回ったが、「客数が少ない」のと「百貨店の買い物袋」を持っている人が少ない」ように感じた。今年は、消費は、厳しいスタートとなりそうだ。そのなかで、どのような提案・支援ができるか?このような経営環境の時こそ、経営コンサルタントの能力が試される、勝負の年である。とは言っても、これからは毎年が勝負の年になると思われる。
2010.01.03
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「来年のことを言うと鬼が笑う」と言われているが、さすがに今日になると、鬼も笑わないだろう(笑来年は、わかるまで考え、できるまでやり抜き、さらに創意工夫する年にしたい。この厳しい経営環境は、ビジネスチャンスだ。そのための目標設定も、目標に到達するための手段も考えた。あとは、できるまでやり抜き、さらに創意工夫する、だけだ。
2009.12.31
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あるメールでコンサルティングをしているネット通販の社長の業務日報のコメントで、次のようなものがあった。 本当に今年は他社の仕事納めが早い気がする。 でも、伸びているネット通販は31日まで、受付中・・・ それどころか、アマゾンなど休みなし。 これが当たり前になると中小企業は大変。 5~6年前までは逆で大手は発送が遅く、 小さいところほど小回りが利いて早かった。 では、通販の顧客ニーズは何か? 一番は価格で、次に早さ。これは課題だ。これは、ネットの世界ではすでに当たり前になっている。他の業界では、現段階の零細企業では「小回りが利くことが強み」と信じている経営者も多いことだろう。人の手を介するものであれば通用するだろうが、それだけを強みにするには、いささか問題がある。それは生産性が低い点だ。流通構造が変われば、この強みはまばたく間に霧消する。だから来年は、その「強み」に「何をプラスして付加価値を高めるか」を考えてほしい。
2009.12.30
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小売業などを除いて、今日が仕事納めの企業も多いことだろう。来年こそは、「景気も持ち直すかもしれない」「持ち直してほしい」などと、甘い期待はしない方が良いと思う。それより、経営の前提が変わったのだと認識したほうが良い。そして、「でも、勝ち残る方法はあるはずだ」と考えた方が現実的だ。そのためには、シフトアップのためのギアチャンジが必要だ。もしかすると、エンジンを取り換える必要があるかもしれないし、目的を変え、目標を変え、コースを変え、必要とする技能を変え、搭乗員を変える必要が出てくるかもしれない。この年末年始に、それをじっくり考えよう。この期間、モチベーションさえ保っていればお客さまからの電話や社員からの報・連・相はない。(はずだ・・・)
2009.12.29
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昨日の飲み会では、いつも酔わせてくれる相手が先に限界に達しそうになったそうで、23:00前には無事に事務所に戻ることができた。(笑(飲んだ量は、生ビール1杯ずつと、3人で焼酎を8合程度)まだ、焼酎の味がわかる範囲にとどめることができた。近頃は、あるバーのマスターに教えて頂いた「良いウイスキーは常温で、常温の水で割って飲むのが、最もウイスキー本来の味がわかる」を焼酎でも実践している。一昨日の森伊蔵もそうしたが、焼酎はストレートでは強過ぎるので、7:3くらいの水割りで飲むのが自分には合っているように思う。今年の食事会は、まだ2回残っているが、飲み会の最後は、大人の飲み方で締めくくれてよかった。厳しい中での勝ち残り戦略や中国進出の裏話などで、4時間弱があっという間に過ぎた。
2009.12.27
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昨夜は、宮崎牛の美味しい店に行った。焼く人を指名(使命料はなし)し、焼き加減や調理そのものは良かったが、飲み物(持ち込み)との相性は今一だった。森伊蔵の最高クラスになると非常に洗練されたものになっており、バター・にんにく・牛肉の脂などには向かないような気がした。やはり、薄く水で割って、そのまま飲むのが一番良いようだ。これだと掛け値なしに幸せな気分になれる。今日は、年末第二ランド、福岡近郊の地元漁港で水揚げされた魚を食べさせてくれる店で「長寿庵」(芋焼酎)を持ち込みさせてもらって飲む。今日のメンバーは、気を付けなければいけない人たちだ。過去数度、記憶が飛んでいる。6月に飲んだ時は、翌朝気づくと事務所で寝ていた。しかも、最悪の二日酔いの状態で・・・9月に飲んだ時は、翌日にコンサルティングが入っていたのでセーブして飲み、事なきを得た。明日は事務所での仕事なので、心して掛らなければ悲惨なことになる。
2009.12.26
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今日(金)は肉、明日(土)は地魚の店、来週は29日(火)はイタリアン、30日(水)はフレンチと、外食が続く。土曜日は飲む方が中心、それ以外は食事が中心になる。とは言っても、今日の飲み物は森伊蔵(芋焼酎)の特別酒、明日は洞爺湖サミットの食中酒にもなった長寿庵(芋焼酎)、29日と30日は銘酒:磯自慢(日本酒)だ。年を明けた7日は、めったに手に入らないとされる3種類の日本酒の飲み比べ会。いずれも飲み物も楽しめることに違いない。年末年始は、家でも飲む機会が増える。昨日も軽くワインを飲んだ。少し量が過ぎると翌日に残る体質で、これだけ続くと肝臓への負担がちょっと心配。体調管理に気をつけなければ・・・皆さんもお気を付け下さい。
2009.12.25
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昨夜のテレビで、今年プロ野球で戦力外通告を受けた人たちの「通告」から「トライアウト」の結果までを、家庭での映像を交えて放送していた。当人や家族の心の動きをドキュメンタリータッチで、興味深く番組が構成されていた。しかし、トライアウトは、ビジネス社会では日常的に行われていること。相見積もりがそうだし、プレゼンテーションも同じようなものだ。戦力外通告に至っては、「契約の更新なし」という形で頻繁にある。私たちコンサルタントなどの仕事は、各種の制度作成が終わると戦略外通告されるのが、ビジネスモデルの中に折り込まれているくらいだ。番組の内容で「これはおかしい」と感じたのは、ある35歳の選手が、球団の若返り方針で戦力外通告を受けた」と言っていた点。必要な人材であればどこのチームにもベテランはいる。現在では40歳を超えた現役選手はたくさんいるし、30代半ばの選手はゴロゴロいる。また、必要とされる選手は、たとえば横浜ベイスターズから戦力外通告を受けた工藤公康選手(47歳)には、西武ライオンズから声がかかった。年齢は関係ない。プレーヤーとして、あるいは管理職として、その会社の方針なり戦略なりに必要とされるかどうかである。ビジネスに既得権はない。貢献できない人は、お金を支払ってくれるお客さまにとっては単なるコストにすぎない。お客様はその理不尽なコスト負担に対して、購入拒否という形で許してくれない。結局、「貢献できるか、どうか」がすべてである。
2009.12.24
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2007年に保険不正請求が直接的な原因となって倒産した安永病院は、私が住むマンションの隣。事件当時は、報道機関が連日大勢で押し掛けていた。その病院の取り壊しが9月頃からスタートしていた。今月になって、高層階を取り壊したことから、我が家、わが部屋にも朝日が差し込むようになった。これまで意識もしたこともなかっただけに感激した。「朝日の差し込む部屋」も冬にはいいものだ。(ただし夏は勘弁してもらいたい)安永病院は、不正請求しなければ経営が成り立たないようでは、やがて倒産したであろうが、不正請求がそれを速めた。そのような知恵を使う暇があれば、患者が増えるように知恵を使ったら、もっと別の結果も生み出せただろうに。。。朝日に対する感激とともに、そのようなことが頭の隅をよぎった。
2009.12.23
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この方からご紹介頂いた、この本を読む。「ネットビジネス」や「コンテンツビジネス」の今後の展開に大いに参考になる本だ。~「無料」からお金を生み出す新戦略~ のサブタイトルが付いているが、奥が深い。と言うか、ビジネスモデルそのものを紹介している。自分自身の新しい戦略を策定しているところだが、かなりの部分でこの著書で紹介されていることを取り入れることになると思う。皆さんにもお勧めできる1冊である。
2009.12.22
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土曜日の広島出張で、JR西日本のレールスターに乗った。博多駅始発なので指定をとらなくても問題ないが、読書をしていくつもりだったので、車内アナウンスが入らない「サイレンスカー」の指定をとった。ところが、徳山駅から乗り込んだ3人組のおばさんたち。大声で話し、大声で笑う。私の周りの人たちも一斉にそちらの方を注視する。明らかに非難の目で見ているのに、全然収まる気配がない。近くに座っていた人が歩いて行き、その場に立ち止まって睨みつけるとやっと止まった。彼女たちは、大声で話しをするのがいけないことは分かっていたのだ。サイレンスカーで大声で話しをするのは、禁煙席で喫煙するのと変わらない。旅行で気分がハイになっていたのかもしれないが、最低のルールは守らなければならない。ビジネス社会でも、同じようなことが日常茶飯として行われている。「旅の恥はかき捨て」が「利益優先」に変わっているだけだ。
2009.12.21
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昨日は、広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻の井上教授のゼミにゲスト講師として「図解で学ぶドラッカー戦略」について講和。社会人と留学生、学部から上がってきた人20数名(一部OB・OG)。同業者の中小企業診断士や経営コンサルタントもいた。10年前、経営コンサルタントとして独立して2年目から大学院(博士課程前期)に通った当時のことが思い出された。講和は、「大学の先生とは違った視点で、面白かった」との評価をもらった。「先生の話を聞きたかったから高松から来ました」という方もいらっしゃった。講和が終わってから井上先生の厚意でゼミのクリスマス会&忘年会に参加させてもらった。「アンデルセン」というパン屋さんが営むレストランでバイキングスタイルで飲み放題・食べ放題。学生さんに気を使って頂きながら、楽しく頂く。なかでも中国からの留学生:王さんが私の食べたい物をとってきてくれ、飲み物を切らさないように配慮してくれた。明るい女性で、大変好感の持てる人であった。会を終えホテルのある広島駅まで路面電車で行く。ホテルは広島駅の反対側にあるのだが、反対側に行く通路がわからない。私の前を通り過ぎた感じの酔い女性に「反対側に行きたいのですが・・・」と尋ねると、「私も反対側に行きますので、ご一緒しましょう」と案内してくれた。途中、当たり障りのない話をしながら駅の反対側に出て、お礼を言って別れた。寒い夜であったが、ほっとするような広島であった。
2009.12.20
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第一ステップ:良い方法を知って、実行に移す人は30%前後(なお、良い方法を知ろうとさえしない人も30%)第二ステップ:途中で投げ出さず継続する人は6%前後第三ステップ:そこそこの成果を得る人は3%前後第四ステップ:自他共に認める成功にまでたどり着ける人は1%未満このような割合だろうか?今年を乗り越えられたとして、来年の今頃のあなたは、どの段階に到達しているだろう?そのために何を、どのように、どのペースですればよいのだろうか?
2009.12.19
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年の瀬も押し詰まり、ある現場作業中心の会社に管理者研修に行くと、初めのあいさつは、「ご安全に」である。担当者の話によると大きな現場作業を抱えているので、死傷者を出さないことが第一の目的である。労働災害が発生すると本人は言うに及ばず、家族、お客様、関係者全員に大変な不幸やマイナスが生じる。そのようなことがあってはいけないとの願いから、「ご安全に」をあいさつにするようになったそうだ。12月も半ばが過ぎ、現場が忙しくなっている。でも、このご時世、仕事がある有難さを実感できる。こんな時こそ、仕事の品質とサービス、安全第一を徹底しよう。と、分かっていることを確認しておく。もっとも、分かっているかどうか、分かっていることをやっているかどうかを念のためにチェックするのが確認だから「これでいいのだ!」 とバカボンの父の口調で締める。
2009.12.18
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「収入を得たい」「世の中の役に立ちたい」「何かを極めたい」など、個人的な働く目的はさまざまである。それはコンプライアンスや道徳的に問題なければかまわない。しかし、事業の目的となるとそうはいかない。一人で仕事をやっていると、事業目的を考えることなどほとんどない。しかし、パートナーや社員がいたら、絶対に必要になる。とくに、「どこまで拡大するのか?」という規模の問題(理想企業・あるべき姿)は、重要な経営方針の一つだ。年末も近くなり、そのようなことを考えていた。また、経営コンサルタントという仕事、そのなかでも藤屋マネジメント研究所は、「誰に対して、どのような働きかけ、あるいは、支援をすることで成り立っているのか、または、成り立たせようとしているのか」そのような思考の中から、その結論を見出し、新規事業として構想し、構築の準備をはじめた。するとどうだ。学生時代を含め、これまでやってきたことがすべて統合されている。経営環境にも合っている。ニーズもある。私の強みでもある。もしかして、新規事業は、アイデアや流行だけでなく、その根底には、会社なり個人なりの歴史や人生で蓄積されてきたものが総合され、時代のニーズへの対応に転換できるときに、成り立つものではないかと思った。早ければ2月、遅くとも3月にはスタートする。これまでで最も集中して仕事に取り組むことになる。もっとも、これまで自分の基準では「そこそこ」の仕事しかしてきていないので、仕上げの10数年は、悔いが残らないようにしなければ、仕事人生を振り返ったとき、きっと後悔するに違いない。だったら、今からできることで、やる価値のあることをやるしかない。同年代の方々が定年を意識し出す年齢になって、このようなことを構想している自分は幸せ者だと思う。と思う、これも一つの生き方だ。
2009.12.17
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今日の日本経済新聞の一面の下に、『図解で学ぶドラッカー戦略』の広告が、「シリーズで3万部突破」のキャッチコピーとともに出ていた。シリーズとは、『図解で学ぶドラッカー入門』と『図解で学ぶドラッカー戦略』の2冊である。このヒットの理由は、これまでわからなかったドラッカーを誰にでもわかる表現にしたからだと思う。先週、東京出張の際に、この2冊の著書の編集者とヒットの「お祝い」と「お礼」を兼ねて食事を共にした。そこでわかったこと。「わかりやすく伝える」という大元の思いが合致していたこと。いい本、売れる本を作るためには、「そういった目的が共有されているべきなんだ」とあらためて感じた。御社の営業も同じではないだろうか?「御社への信頼の根拠」が、お客様にわかりやすく伝わり、それがお客様と共有されて初めて、受注(売上げ)に結び付く。そうした努力が、低価格が主流の世の中で、最も必要なのだと思う。
2009.12.16
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金曜日と土曜日はある企業の管理者研修だった。この企業は管理者研修を5年間続けていたが受講対象者が一巡したため、3年ほどブランクがあった。今回、また未受講者が増えたための実施であった。23人の課長クラスを対象に、「責任と連携」~自分の役割を果たす~というテーマで講義と演習で13時間。経営環境の厳しさ、管理者と監督者の違い、マネジメントとは何か、マーケティング志向の必要性などを2時間くらい講義した。その後は問題解決手法の「ビジネスデザイン法」と論理的思考法の「三分割階層構造法」をミックスして作成したオリジナルシートで「3Sを徹底する」「チャレンジする」「部下を育成する」「自分自身を成長させる」などのテーマで、グループワークをしてもらう。ある課題や問題を解決するためには、精神論ではなく方法論まで落とし組む必要があり、手法を習得しなければならない。「良い方法を学んだ」では不十分で、「良い方法を使えるようになった」が私の研修成果の基準である。そのためには、目新しいものを次から次に披露するよりも、一つの方法で、身近で必要なテーマに反復して取り組んでもらう方が良い。今回の研修では、7つのテーマに取り組んで頂いた。この研修方法の長所は、分かるまで考えることであり、出来るまでやらなければならないことであり、さらに創意工夫することである。一方の短所だが、受講者は徹底的に考えなければならないため、「きつい」の一言である。最初の「管理者の仕事を見える化する」では、日常業務にまで落とし込むのに2時間以上かけても体系化できなかったものが、最後のテーマ「自分自身を成長させる」では、80%くらいの人が1時間で仕上げるようになった。なかには、研修レポートまで書き上げる人も数人いた。早く仕上げ、ぼ~っとしている人に「レポートは書かないのですか?」とお尋ねしたところ、「頭がパンク状態で、今書くといい加減なものしか書けないので後で書きます」との返事だった。一生懸命にワークに取り組んでいた姿も印象的だったが、最後の会話も印象的だった。
2009.12.14
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本日の日経新聞の経済教室は、非常に参考になると思われる。執筆のご担当は早稲田大学の内田和成教授。『不況長期化の中での企業経営』というタイトルで、サブタイトルが「業界の地殻変動を見逃すな」となっている。以下は、その要約である。要約するために一部改定。音楽業界を例にすると、(1)流通の「省略」でレコード店が不要になる。(2)製作会社が販促と流通を「束ねる」。(3)再生をCDからデータ(ipod PC itunesなど)に「置き換える」。(4)再生方法の「選択肢」が増える。(5)消費者のオリジナルのライブラリー機能が「追加」される。自動車を例にすると、(1)省略では、電気自動車・燃料電池ではエンジン、エンジンを冷やすラジエター、 ガソリンスタンドが不要になる。(2)束ねるでは、クラッチ、トランスミッションが制御装置にまとめられる。(3)置き換えるでは、ガソリンエンジンがモーターに、ガソリンが電池になる。(4)選択肢では、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッド、 電気自動車、燃料電池車と種類が増える。(5)追加では、エコロジー・低コスト化の面から、所有から使用への意識が高まり、 カーシェリングなどが普及する。というような地殻変動が起こるというのである。このような地殻変動を経営に活かすポイントは、(1)市場が縮小していると考えず、シフトしていると考えること。 どこからどこにニーズが変わり、 そこでどんなニーズが誕生するかを理解する必要がある。 自社を取り巻く事業環境の絵を描くときに必要なこととして、 企業からではなく、消費者側から見ること。 それによって、今現在は存在しているが、 消費者の目線では不要なもの・不満足なものが浮かび上がってくる。(2)他の業界も見る 一見無関係でも実は自業界と合流しそうな業界を見落とさないこと。 テレビではパソコン・携帯電話業界などがそうだ。 そうした見方が新たな成長領域の発見につながるのは アップルのipodの例でも明らか。と結んでいる。「一昨日のV字回復セミナー」で、構造不況で苦しんでいるある業界の人に、「これまでの一括受注の方法」から「分割受注」への変更で、「自社の強みを活かし、弱みを帳消しにできますよ」とアドバイスした。「そんなやり方はこの業界にはない」と最初は反論したが、「だから、チャンスがあるのではないですか?」と詳しく説明すると、「それならやれる。見積もり競争に勝てる」とご理解を頂いた。地殻変動は内田教授の指摘するように「省略」「束ねる」「置き換え」「選択肢増」「追加」の戦略的な対応が必要となるが、当面の個別の対応(戦術レベル)では「分ける」「くっつける」「ずらす」「絞る」で対応できそうだ。
2009.12.10
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東京出張から戻ってみると、出版社の担当から『図解で学ぶドラッカー入門』の重版が決定したとのメールが入っていた。『図解で学ぶドラッカー戦略』が発行され、相乗効果が出ているようだ。
2009.12.09
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今日の日経新聞の朝刊に、出ていた記事の要約。 ・世界で最も優良企業であるGEのイメルト会長は、 月2回ヘリコプターで研修所に通う。 ・仕事の30%を幹部育成に費やすとのこと。 ・教育予算は10億ドル。その教育予算の正当化や投資対効果を考えるより、 教育の中身を考える。 ・世界で約30万人いる社員のうち、上記の研修所に毎年約1万人が訪れる。 ・GE万の多くは15年~20年ほど、第一線で働き、 その間、絶えず教育を受け続ける。 ・次世代の幹部は、2~3ごとに集中教育を受けることになる。同社は、ナンバーワンか、ナンバーツーの事業の集中するほか、人材育成にも集中している。「事業は人なり」を実践している数少ない企業であり、「集中とは何か」を見直す良い事例である。世界のトップクラスの人材を集めた同社でさえ、このように教育に力を入れている。まして普通の人しか集まらない中小企業において、教育訓練もしないレベルの仕事をさせて、勝ち残っていけるのだろうか?もし、そう思うのであれば、その根拠は何なのか?多忙や費用不足を理由に挙げても問題解決には至らない。社長が本気でそう思い、仕事時間の一定割合を社員教育に費やすことだ。事業は人なりを実践してみよう。それが業績回復の近道である。その前提として、社長が本当の意味での勉強をすることである。
2009.12.07
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今月の19日(土)に広島大学大学院マネジメント専攻の井上善開教授から、「私のゼミでドラッカーに関するご著書のダイジェスト版」で講義してくれと依頼があった。 2時間フルに使って頂いても構いませんが、質疑の時間を30分ほど取りましょう。 過激な質問が矢のように襲いかかるとは思いますが・・・・・。 私のゼミのOBまで含め、24名が聴講予定です。 社会人、留学生、学部からの進学生などで、博士の学位を取得した者3名や 東京大学大学院修了者なども含まれますので、覚悟してきてください(笑)。 特に、世界的な企業○○の優秀な社員が多いです。このメールを頂いて早速返信した。 言い訳を先に考えました。私の紹介を、 藤屋は、難しい日本語の“ドラッカー理論”を、 やさしい日本語の“ドラッカー話”にする「翻訳者」だ。 したがって、いわば進学校の教員ではなく、偏差値の低い学校の教員なのだ。 として下さい。これで、聴講の方々も、話のレベルが低くても納得して下さるでしょう。と苦しい言い訳。そこで一句、 『言い訳やお詫びから入る日本人』 (すいません、というのも日本人の口癖ですからね)
2009.12.05
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セミナー参加者の一人で、メールでコンサルをしている小規模企業の経営者から、うれしい便りを頂いた。メールのやり取りを初めて2か月弱。本当に熱心に取り組んで頂いている。教わる方が優秀で懸命に取り組んで頂いているので変化も速い。『6か月でV字回復セミナー』のネーミングが「詐欺(さぎ)」にならずに済みそうだ。 先生に以前頂いたメールを思い出します。 「勉強の仕方がわからず、 中学の成績が悪かったのは、 そのときの先生の指導が悪かったのです」 今、先生のおかげで、経営の勉強が楽しくてなりません。 課題が届くと、すぐに取り組みたくなります。 日々の思考・3種類のお客様(顧客、取引先、社員)、 特に社員との関係まで、明らかに変化が生じてきていると感じます。 「セールスポイント作成シート」「第三回目のための準備シート」、 それぞれのコピーを「V字セミナー」に用意していきます。 中学の時、授業のサンプルに使われる友達を羨んでいました。 嬉しいものですね。(笑) キャッチコピーいただきます。
2009.12.04
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10月に2回、昨日1回と、ある学校法人の評価者研修の講師を務める。幼稚園から大学までの事務・教員の管理者が参加した。担当部署も真剣であり、皆さんの受講態度もよい。少子化・全入学時代に突入し、どの学校法人も生き残りをかけて危機感を募らせている。そうした環境においても、学校法人で評価制度を取り入れようとしているるところは、まだ少数派であり、評価者研修(その運営)にまともに取り組んでいるところも少ないと思われる。「組織は人なり」を考えれば、生き残るためには人を鍛えるのが最も確実である。それを実践している組織は強い。課題に真剣に取り組む受講者の姿勢を見て、そのようなことを考えていた。最後に理事で事務方の総責任者と総務責任者から、「キメ細かく、ご丁寧な指導をして下さり、ありがとうございました」とお礼を言って頂いたときに、ほっとするとともに、「ああやればよかった、あれも言っておけばよかった」と反省がいくつも浮かんできた。いつもながらのことではあるが・・・
2009.12.02
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他社並みでは勝てない。勝つためには強みをさらに強くすること。努力は「コスト」にすぎない。同じコストなら、成果の大きい方に努力を集中すべき。だから、得意な能力を活かせる市場を選ぶこと。そして、そこにヒト・モノ・カネ・時間を集中投入する。【ワンポイントレッスン】顧客がお金を支払ってくれるのは、「強みに対して」である。強みが強ければ強いほど、弱みには目をつぶってくれる。反対に、強み見がなければ、弱みに対して厳しい指摘を受ける。したがって、「集中すべきは強み」である。そこで問うべきは、「この環境変化の中でも、その強みは顧客に支持されているか?」である。
2009.12.01
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12月決算の企業では、そろそろ来年度の経営計画が決まりつつある。小規模になるほど自転車操業の傾向があるので、年末近く、あるいは、年を越して計画作成するようだ。なかには、計画さえ立てない小規模企業も多い。もっとも、計画を立てても現場がその通りに動かない企業も、山ほどある。むしろ、その方が多いのではないかとさえ思う。そのような成り行き経営で、この厳しい経営環境を乗り切っていけるとは思えない。私は、・著書を売る・著書で売る。・セミナー・管理者研修を売る・セミナー・管理者研修で売る。・コンサルを売る・コンサルで売る。で相乗効果を得ることをビジネスモデルにしている。これをどう展開するかで、来年度の計画を立てた。もっとも、1冊の著書のヒット、1社からの受注、ある人との出会いで、計画は大幅に変わる。反対の場合もありうる。予定通り著書が売れない、あるいは出版されなくなった。思わぬトラブルが発生した、等々。計画は立てたときから、環境変化により陳腐化の可能性が発生する。それはそれで、その都度、計画を変更すればよい。ただし、方向性・目標は見失わずに。私にとって、来年は変化の年になりそうだ。いや、変化の年にしなければならない。計画を立てたときは、いつもそう思う。結果がどうなるかは、これからの行動次第。しかし、思わなければ何も始まらないのも事実だ。来年は、明日から13ヶ月ある。時間としては十分だ。わかるまで考え、できるまでやり抜き、さらに創意工夫しよう。
2009.11.30
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何が適正か、何が適性かを伝えるのが私の仕事。そして、それを参考に正しい妥協をするのが経営者の仕事。何が正しいか、何が今の状況に合っているかがわからなければ、正しい妥協すらできない。人がらみで悩んでいる経営者とのお話で、このことを再認識した。だから私は、受け入れられるための妥協から入らない。経営者の判断基準を示すことがコンサルタントの仕事だから。
2009.11.28
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『図解で学ぶドラッカー戦略』の脱稿から、もうすぐ2か月。前作の時もそうだったが、次のテーマだけ決まり、手付かずの状態が続いていた。「目標を達成したときは、次の準備に入る時」とドラッカーは言う。すぐに準備に入りたいのだが、気持が受け入れてくれない。試合終了後のボクサーも同じ思いなのだろうか?「しばらく著書のことは考えたくない」のが心の叫びか?「書け」「書きたくない」「書かなければ」「書けない」そういうモヤモヤも昨日まで。。昨夜まで、ぼんやりと描いてきたものが、今朝の目覚めの布団の中で形になった。(しっかりメモ・メモ)構成ができあがった。今度の著書は、同じくドラッカーがテーマだが、『図解で学ぶドラッカー入門』『図解で学ぶドラッカー戦略』はドラッカー理論の理解がテーマだったが、今度は実践がテーマ。コンサルタントの本業そのものの視点から、書いてみることにした。私自身も楽しみだし、読者の方にも楽しんで頂けると思う。こうご期待!!執筆の留意点・何も知らない人にも「パッ」とわかるか?・「なるほど!」「意外だ!」「使える!」と 読んだ人の心を動かすことができるか?
2009.11.27
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昨日は、イタリア料理の店インクローチにいく。はじめは餃子のおいしい店があるので、そちらにいくつもりだったが、ゆっくり食事をするには禁煙の店でないため、急きょ予定を変更する。銘酒「磯自慢」を2本持ち込み、3人で一流のシェフの味を堪能する。パスタは言うに及ばず、肉料理が絶品である。磯自慢ほどの日本酒になると、料理のカテゴリーは問わない。若い2人も来ていたので、それほど高い店ではない。はい、ご推察の通り、支払いは同行者だった。店を出て、妙にうどんが食べたくなり、女性は帰り、男2人でうどん屋を探すがない。しばらく歩いて「ここに入ろう」と言われたのがショットバー。「以前、お客様に連れてきてもらって、美味しいウイスキーを飲ませてもらったから」とのこと。ワンショット4千円する「ロイヤル・・・」というスコッチウイスキーを○万円でキープして、ロックで2杯。英国ご用達のもので、福岡ではめったに手に入らないものだという。本当は常温のミネラルウォーターと1:1で割って飲むのがお勧めとマスターが言うのでさらにもう1杯。「いつでも好きな時に来て飲んでいいよ」と同行者に言ってもらったが、ウイスキーの味は今一わからなかった。次は素面の時に行ってみよう。ここのマスターもバーテンダーとしてはプロである。その前に人間として素晴らしい。上記のウイスキーも一般的な価格からみればとんでもなく「安い」そうだ。キープ料から見ても間違いなく割安だ。本当のお酒好きな人が集まる店だと思う。で、店を出て同行者と別れ、事務所まで5キロ弱の道のりを、途中、自動販売機で酔い覚ましのスポーツドリンクを買って飲みながら歩いて帰る。23:00前には到着。しばらく酔い覚ましをして帰宅。
2009.11.26
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福岡市で法人税務・会計、事業継承やM&A・企業再生など高度な専門知識で急成長している税理士法人YCAのブログで、『図解で学ぶドラッカー戦略』を紹介して頂きました。プロの書籍紹介よりもコンパクトかつ的を得た紹介文に感心しました。代表者である山口先生に「御社のコア・コンピタンスは何ですか?」とお聞きしたことがありますが、「わかりやすく伝えるコミュニケーション能力です」と答えました。士業の方でコア・コンピタンスを「コミュニケーション能力」と答える方は皆無に近いのではないかと思います。ただし、山口先生の場合、「高度な専門知識は大前提」になっています。同社の顧客は中小企業が中心です。事業継承やM&A・企業再生では売上高が数百億円規模の企業もありますが、専門用語を羅列されてもチンプンカンプンだと思います。それをメリット・デメリット、リスクなどわかりやすく説明するので、顧客も安心してお任せできるのでしょう。「利益が欲しいならば、脱税などせず、事業を伸ばせ」というお考えの方であり、理念と行動と知識が一致している数少ないプロフェッショナルです。本音と建前を使い分けるようでは、先は知れています。本音を貫けてこそ、継続的に成長できるのだと思います。私が現在、東京で開催している「V字回復セミナー」も、戦略をテーマにしていますが、大まかにいうと「何をするか」「何でするか」「どのようにするか」の決定と、「それをどう伝えるか」の仕組みを作り上げることです。そこには、「本音と建前の使い分け」など否定しますし、本気で取り組めばその必要もありません。また、「顧客に伝わらなければ買ってもらえない現実」も直視して頂いております。成長するには成長する理由が必ずあるものです。税理士法人YCAの山口先生のブログを拝読して、そう感じました。
2009.11.25
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今日の午前中、創業者向けの情報誌「アントレ」の取材を受ける。編集者だけかと思っていたら、プロのカメラマンも同行。ストロボを設置され、カシャ、カシャ、シャッターを押されると、つい意識してしまう。表情も硬かったのだろう。「もっと気楽に」「もう少し笑顔で」とおっしゃる。(汗12月27日には、写真入りで取材された内容が紙面に出るそうだ。事前に質問項目をメールで頂いていたので準備をしていたが、13年前の創業当時のことを思い出すきっかけになった。
2009.11.24
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ある小さな建設業者さんの話。 ○○米店さんは当社から歩いて20秒。鉄筋コンクリート建てで、築40年くらいになる。 建てた工務店はすでにおらず、一昨年あたりから様々な改修工事をご注文頂いている。 本日の雑談の中、気にかかっていた外壁のクラック・爆裂(落下の恐れあり)について、 話をしてみた。 すると、「君のとこ、そんなこともやってくれるのかい。じゃ、早速見てよ。」とのこと。 わかってくれていると思っていた。これが現実である。この建設業者さんは業歴50年以上になる地元の人だ。地域でのお付き合いは深い。でも、通常、隣近所であっても、仕事の内容にまで立ち入ったりしない。伝えなければ、見たり、聞いたりしたことしか知らない。そして、ほとんどの人が、見たり聞いたりしてない。よその仕事のことはBGM(店舗で流している音楽)なのだ。売上を上げるための営業エリアを広げなければならないと思っている人がいるが、零細企業の多くで、それは間違い。自社の全商品メニュー、サービスメニューを伝えるだけで、効率のよい事業構造に転換できる。御社も試してみてはどうだろう。
2009.11.24
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10月13日からスタートした『V字回復マネジメント・セミナー』が40日経過した。経営者を対象にしたセミナーで、参加者は定員6名。参加者のうち、1回目の翌日から日報をメールしている方が2名。この方々は、方向性がほぼ決まりつつあり、差別化戦略も出来上がりつつある。そろそろ実行計画に移れそうだ。もう1名、2回目(11/17)から日報を送ってくるようになり、状況も見え出してくると、アドバイスも的確にできるようになる。まじめな経営者だらか、たぶん、1ヵ月遅れで、2名に追い付いてくるだろう。「戦略作成シート」と「セールスポイント体系化シート」で、差別化のための業務体系が出来上がる。それを日常業務に落とし込めれば、あとは実行だけである。そうすると、無駄な努力がなくなり、同じ一生懸命でも成果に違いが出てくる。「わかるまで考える」「できるまでやり抜く」「さらに創意工夫する」の「わかるまで考える」をしている2名の受講者。先が見えれば努力が継続できる。がんばれ、中小企業経営者!!なお、上記のシートは、先日発売された『図解で学ぶドラッカー戦略』の読者プレゼントに付いている。巻末のホームページアドレスに登録頂ければ、全員にプレゼント。。。
2009.11.23
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本日の日本経済新聞の5ページ(経済2の欄)の右下に『図解で学ぶドラッカー戦略』『図解で学ぶドラッカー入門』の広告が出いています。三段で、三分の一ほどのスペースですが、しっかりと「それ」と分かる広告です。6月に『図解で学ぶドラッカー入門』の広告が出たときは、(今回の三分の一のサイズ)著者名はほとんで分からない程度でしたが、今回は、藤屋伸二とわかるようになっています。(笑
2009.11.19
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発売したばかりの『図解で学ぶドラッカー戦略』ですが、早速、重版が決定しました。お陰さまで、前作(図解で学ぶドラッカー入門)同様に、好調にスタートすることができました。ありがとうございます。
2009.11.18
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万能な人はいないので、人の弱みには目をつぶり、強みを発揮させること。強みを知るチェック項目は、(1)彼が良くやった仕事は何か?(2)彼が良くやれそうな仕事は何か?(3)彼がより良い仕事をするために何を身につけなければならないか?(4)その方法はどんなものか?【ワンポイントレッスン】どんなものでもよい。仕事に貢献できるものがあるなら、それを徹底的に磨かせること。本人が気づいていないこともある。「これは」と思うものがあれば、やらせてみること。
2009.11.17
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弱みでは魅力が出せない。強み活かすためのステップは、(1)強みを知る(2)仕事の仕方を知る(3)学び方を知る(4)価値観を優先する(5)強みに集中しさらに磨きあげる【ワンポイントレッスン】超一流の仕事をしている人たちは、単純だが易しくはないこの方法を徹底的に実践しているだけだ。
2009.11.16
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ヒト・モノ・カネ・時間を集中的につぎ込むところ。コスト以上の成果が得られるのはここだけ。しかし、自社の強みを自覚している企業は圧倒的に少ない。それを活用している企業はさらに少ない。【ワンポイントレッスン】自分の姿を直接見ることはできない。そのためには、外から見ること。比較対照すること。ただし、誰と比べるかが非常に大事。ニッチ戦略、細分化(市場のセグメンテーション)、ポジショニングを明確にしてこそ差別化も可能になる。自力でむずかしいときには誰かの助けを借りること。
2009.11.14
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