■親子猫ちゃん達の保護経緯ご報告

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2009年04月11日

テーマ：猫の里親を求めています。(2761)

カテゴリ：寧ちゃんと茶虎～ず＆舞ちゃん

昨日保護して、ブログにも紹介した、親子猫ちゃん達…
その経緯をお知らせします。

保護したその日のうちに、お預かりしてくださる方のお宅に連れて行きました。
たぶんママ猫ちゃんにとっては、初めてのドライブ…
子供もいるから心配しましたが、１時間３０分の長距離にもほとんど鳴かず、大人しくいてくれて、ほっとしました。

今週は、親子猫ちゃんの事で、頭がいっぱいでした…
快く、お預かりを引き受けてくださって、本当に感謝です。ありがとうございます。

もともと、ママ猫ちゃんは、飼い猫だったらしいのですが、いつの日か、飼われている家から追い出され、エサさえももらえずにいたそうです。

隣の人がエサをあげたら来るようになって、でも、エサはあげても避妊手術はしてないので、もちろん妊娠もして、出産もします。当然の結果です。

エサをあげてた人は、隣の飼い主に
「お宅の猫がうちで子どもを産んだ」
と言いにいったら、隣りの人は、
「うちの猫じゃない、野良猫や」
って答えたそう…

（ウチの猫じゃないから自分には関係ない、と言うこと！！！）

エサをあげてた人は、そのやり取りの後すぐに、保健所に
「引き取りに来て欲しい」
と電話したんだそうです。

でも、保健所は猫を引き取りには来ないし、エサやりしてた人は、
「保健所は取りに来てくれないし、どうしよう…」
と言ってるという話を私の友達が聞き、それで私のところに友達から連絡が来ました。

保健所に電話するような人だから、もしかしたら、親子を捨ててくるかもしれない。
「里親探しを手伝う」
ということを、エサやりをしていた人に対して友達に伝えてもらい、その場はなんとか、捨てられずにすみましたが、後になって
「黒猫ちゃんは、家で飼いたい」
と言い始めて…

すぐに保健所に電話したくせに、みんな処分しようとしたくせに、そんな虫のいい話、聞くほど甘くないです！

「みんなでカンパしあって、ママ猫ちゃんの避妊手術をしましょう」
と話を持ち掛けても、
「そんな人のうちの猫に、なんで金ださんなん、うちには、関係ない」
と言って！
ずっとエサやりしてたのは、その人なのに！
エサをやるということは、その猫に対して飼い主と同等の責任があるんです。

しかもエサと言っても、エサやりの人は飲食業に勤めてて、そこの 出がらしのカスカスのかつお節 をあげてただけ。
最近になって、出がらしのかつお節を食べなくなったから、仕方なくキャットフードを買って食べさせてたんだそうです。

さらに話は続き、そのエサやりの人、１０年前に猫を飼ってて、もちろん去勢手術はしてなく出入り自由。
とても気が強い猫ちゃんだったらしく、他の猫に大ケガさせたり、追いかけ回しとやりたい放題…

他の飼い猫ちゃん達が、近所から居なくなってしまうという事が続いてて、見かねたある方の、
「他の猫ちゃんとのケンカがひどいから、去勢手術した方が、いいですよ」
という言葉に
「そんなん必要ない」
という答えが…

頭にきたその方は、
「そんなんやったら、お宅の猫を保健所にやるか、どっかに捨ててきてやる！」
って言ったそうです。

そしたら
「勝手に保健所でも、どこにでも捨ててくればいいよ。」
って答えたみたいです。

その方、本当に捨ててきたそうで、これに関しては、どっちにも腹がたつ話です！

話を今回の親子猫ちゃんに戻します。

エサやりしてた方は、お金も無く、息子も無職で、息子が遊ぶお金をせびるから、会社の人にお金を借りまくり、そのお金も返さなくて、会社の人にお金を借りられなくなってサラ金にも借りてて、サラ金からは会社にまで、取立ての電話がかかってくるという生活の人です。

色んな事が、分かってきて、その人の家に猫を置いたままでは、いつどうなるかわからず、安心できない為、悩んだ末、親子を引き上げる事に決めたのです。
うちにはこの子達を置くスペースはないから、お預かりしてくれる人を必死に探して…
遠く富山の方が、一時預かりを引き受けてくれました。

そして、親子を引き取りに行ったら、エサやりの方は喜んで猫たちを渡してくれました。

でも、引き取った後に連絡があり、
「黒猫ちゃんは飼いたいから」
って…

「避妊手術する約束じゃないと渡せない」
と言うと、

「分かってます」
って言ってました、その時は…

次の日、その人から友達のとこに電話がかかってきて、
「黒猫ちゃんはいつ渡してくれるの？」
って言う内容の電話でした。

友達は、
「黒猫ちゃんはまだ小さいし、渡す時は、ママ猫ちゃんも一緒ですよ」
って言ったら、
「ママ猫も黒猫ちゃんも、避妊手術してくれてから来るんですよね」
って言われたそうで…

タダで避妊手術してくれると思っているんです。
そんなお医者さん、どこにもありません！
大体、まだこんな小さな子猫を、避妊手術出来ません！！

高ぶる怒りを抑えながら、友達は
「なに言ってるんですか、貴方が、お金出すんですよ」
と、それに対し
「えっ…（絶句）」

絶対、渡さないよ！
たとえ、黒猫ちゃんを避妊手術すると言っても、信じられません！
だったら、遊ぶために人に借りたお金を先に返しなさいって、感じです。

最初、親子猫ちゃんを、 「助かります～」 って言って渡したくせに、今になって、 「取られた」 と言ってるみたいです。

自分は、彼女達を守ろうともせず、それどころか「引き取れ」って保健所に電話かけたくせに！

本当に、今週は頭にきてました。
…でも、そこにはまだもう一匹いるのです。
その人がエサやりしてるメス猫ちゃんが…
もしかしたら妊婦ちゃんらしい…

私は見てないから分かりませんが、なんとか、その子の避妊手術だけでも済ませないと、また同じことの繰り返しです。
私はもうどうしても引き取れないので、せめて避妊手術して、不本意だけど、その人に託すしかないですね…

そのメス猫ちゃんも、保護したママ猫ちゃんと同じで、もとは隣りの家の猫で、家に入れてもらえず、しかも自分ちには恐がって帰らないって言ってたけど…
飼い主である隣りの家の人は、恐ろしい人で、嫌がらせもヒドイらしい…

どっちもどっちだと私は、思うけど。
どっちも命あるものを飼う資格はないし、飼って欲しくないです。

人間の勝手で不幸な子を増やして、どうなろうが知らん顔で、 本当に馬鹿やろう！です。

避妊手術する、完全室内飼い、病院に連れて行く、最後まで飼う…
とっても簡単で、あたりまえな事なのに、なぜ出来ない？

人間は皆、母のお腹で育ち、母のお腹から生まれてくる。
猫も犬も同じ。
母のお腹で育ち、母のお腹から生まれてくる…

同じなのに…

お母さんが、一生懸命守ったものを、なぜ殺せるの？
捨てる人の中には、出産経験者もいるでしょう。
形は、違っても同じなのに…許せない！

今回は、ちょっぴり、積もった怒りを、書かせていただきました。

引き上げてきた親子猫ちゃん達は、とりあえずは安心なんだけど、後一匹を避妊手術しない事には、安心できないです。
避妊手術しても心配なんだけど…
今の私には、ここまでしか出来ないし…う～ん、悔しい…

それに、親子猫ちゃんたちの行き先も、全くあてがありません…

なんか悶々としてて、文章も上手くまとまってないような気がします。

頭の中が、悶々というか、プンプン！っていうか…

まだまだ、これから頑張ります…

どうか、皆様の応援、ご協力、よろしくお願いいたします。

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2009年4月12日 4時8分32秒

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