船橋 憲敏│P+KACHI(ピーカチ)との出逢い・・・│

2006/08/08
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カテゴリ: 日々の歩み



私は怒ることがあまりない。
これは会社ではもちろん日常においてもあまりない。
こんな自分になったのはいつからだろう?
こんな事をふと思う事がある。
昔の私はよく怒っていた気がする。
怒っていたというよりもキレていた。
この表現の方が私には似合っているかもしれない。
とにかく自分の感情のままに生きて来た気がする。

なぜ怒ることが少なくなったのだろう・・・・
「大人になったから?」
「それともまるくなった?」
いつしかそんな抽象的な言葉では片付けることの出来ない何かに
出逢うことが出来たのだろうと思う。

例えばスタッフが何かを失敗したとする。
「それは100%スタッフが悪いのだろうか?」
「自分の指示は完璧だったのだろうか?」
「相手に見合った的確な指示をしただろうか?」
私はまずこう考えるようになった。

もしそれがクリアできているのであれば叱らないと駄目。
以前と同じ失敗をした場合も同じ。
ただ抽象的に叱るのであれば叱らない方が良い。
必ず具体的に叱らないと駄目だと思う。
これがないと次にまた同じ失敗をする。

しかしそうでない場合は自分自身の勉強が足りなかった。
このような考え方をすることが出来る。
そうすることでスタッフと常に同じ目線で物事を見つめ直すことが出来る。
事実100%部下に非がある失敗はあまり存在しないと思う。
人は十人十色。みんな様々な色を持っている。
相手の色が分からないままでは自分が頭に描いた物が現実になるはずなんてない。
相手の色を理解して初めて指示を出すことができ、相手もそれに応えることが出来る。

細かく指示することは決して懸命なことではない。
細かく指示することで自分の能力を存分に発揮できない人間もいる。
しかし「これ位はわかるだろう。」
これは絶対思ってはいけない事。
それゆえ起きた失敗ならばどちらかというと自分に大きな責任がある。
リスクある指示をした自分に責任がある。

失敗は自分にとって大きなチャンスなのだ。
失敗の経験こそが不安を取り除き、自信を生み出す一番の方法となる。
人間は毎年大きくなる。
大きくなるにつれ当然失敗の代償も大きくなる。
だからいかに早く失敗を経験するか、
又は失敗した自分を思い描くことが出来るかが大切だと私は思う。
「なぜ失敗したのだろう?」
「この失敗によりどれだけの損害や時間を費やすことになるのだろう?」
これを常に頭で考え、今後に活かす努力をする。
折角経験できた失敗なのだから使わない手はない。
お金を払ったって簡単に経験できることではない。
だから次に同じ失敗をしない為に努力をするのだ。
努力さえすればここ一番で必ず人よりも能力を発揮することが出来る。

企業の利益は一人が一時間にどれだけの利益を生めるか。
こう考えれば全ての企業を平等にとらえることが出来る。
利益をあげるにはスタッフのスキルを上げることが最重要になるだろう。
人間一人がこなせる量には限界がある。
どんなに頑張ったところでどんぐりの背比べ。
だから有能なスタッフを揃え相乗効果を生み出すことで
一人一人の価値を高める必要がある。
あと何十年かするとほとんどの仕事はコンピューター化されるか賃金の安い国に流れる。
そんな時代を生きる為にも日々の経験を大切に生きていかなければならない。
時間と時代は待ってはくれない。この先、仕事は「質」を問われる時代になる。
例え失敗しようとも日々をポジティブタイムに過ごし
感性や発想力などの右脳的要素を磨き続けて欲しい。

あまり叱らない私が正しいなんて思わない。
むしろ叱れる人間を羨ましく思うことだってある。
どちらが正しいかは、自分の受け止め次第で変わる。
「失敗」を素直にいえる環境。
私はその環境こそ自分が育っていく上で本当に大切な場所だと思う。





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最終更新日  2012/04/04 03:44:14 PM
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