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みぞれが雨に変わり、寒い京都岡崎から展覧会のお知らせです。美崎慶一展 MISAKI Keiichi Exhibition2024年2月27日(火)ー3月10日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/02/misaki-keiichi-2024227-310.html絵は対象物を観ながら描く。“絵”を描くのだから観て描くのは当たり前ではないかと思われるかもしれないが、例えば人が幼少期に初めて描く絵のことを思うと、それは記憶の再現であって、対象物を観ながらにして描いた絵というわけではないことが分かる。絵は記憶であり、記号である。人は案外、観て描いてはいないのだ。観て描くといっても、ごく短い時間で描く線描と、時間をかけた写実的描写とでは、その見え方が違ってくる。何でもない風景を描いているのだが、この見え方の違いが表現として面白くあればと思う。/美崎 慶一略歴 1965 兵庫県 神戸市生まれ1990 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻 卒業個展1993 ICギャラリー(大阪)1994 信濃橋画廊(大阪) ‘95, ’96, ‘99, ‘06, ‘09, ‘10, 1998 Pin&Line 信濃橋画廊(大阪)2002 イムラアートギャラリー(京都)2005 ギャラリー菊(大阪)2008 信濃橋画廊5(大阪), 信濃橋画廊5、(大阪)2009 「drawing展」 うつわクウギャラリースペース(芦屋)2010 信濃橋画廊(大阪)・信濃橋画廊apron(大阪) イマジン語学スタジオ(芦屋)2011 LEXUS北大路店(京都)2014 美崎慶一 ドローイング展 godai DCM(西宮)2021 ギャラリーモーニング(京都) ‘09, ‘10, ‘11, ‘12, ‘15, ‘17, ‘18, ‘19, ‘202023 GALLERY AMI-KANOKO(大阪) 一番記憶に残るものを線描で、背景も描きたいところだけを描くことで、なんでもない日常の風景がみずみずしい光景となって生まれ変わる。ここ数年は画面の一部に溶け込むかのように描かれていた線描が大きく目に飛び込んでくる今回の作品。背後の絵とコラボレーションする文字(手紙)のようです。 gallery morningグループ展1994 個×5 信濃橋画廊(大阪)1996 ‘97, 今日のドローイング展 信濃橋画廊(大阪)1998 個のしごと 信濃橋画廊(大阪),PIN’98 エル・おおさか第3ギャラリー(大阪)2000 thing-matter-time 信濃橋画廊(大阪) ,記憶の周辺 信濃橋画廊(大阪)2001 個の仕事 信濃橋画廊(大阪)2003 thing-matter-time 信濃橋画廊(大阪)2004 絵画の証 海岸通ギャラリーCASO(大阪) gallerism 2004 大阪府立現代美術センター(大阪) シェル美術賞展 代官山ヒルサイドフォーラム(東京)2005 吉原治良賞美術コンクール展, 大阪府立現代美術センター(大阪) Conrete 2005 ギャラリー菊(大阪), recommend#1 アートスペース茶欄娯(奈良) Conrete 2005小品展 ギャラリー菊(大阪) 東郷靖彦・美崎慶一2人展「2つの視点」 信濃橋画廊(大阪) 藝術家の線 石田大成社ホール・ICB(京都) P&E展 アートコートギャラリー(大阪)2006 Concrete 2006 同時代ギャラリー(京都)2007 Painting 2007(observation×image), 海岸通ギャラリーCASO(大阪)2007 東郷靖彦・美崎慶一展 信濃橋画廊(大阪)2008 Concrete2008 gallery Den(大阪)2009 兵庫県展 原田の森ギャラリー(神戸)2010 家・I E 展 山部泰司・美崎慶一2人展 「ダヴィンチの森 レノンの瞑想」 ギャラリーモーニング(京都) , ハガキ 信濃橋画廊(大阪)2011 Present Spirit 2011 ギャラリーモーニング(京都)2013 2013 コレクション展2 新収蔵品紹介「信濃橋画廊コレクション を中心に兵庫県立美術館(神戸) SCENT of art 香港ビジュアルアーツセンター(香港)2015 The Music of Art 誠品敦南店B2藝文空間(台北) 演画・中の島ブルース ギャラリーモーニング(京都)2017 植木鉢のある風景 ギャラリーモーニング(京都)2020 Favorite Art view ギャラリーモーニング(京都) ‘212022 演画・中の島ブルース II ギャラリーモーニング(京都) Ge展 京都市美術館別館、京都市京セラ美術館(京都) ‘23 Ge新春小品展 上氏現代美術センター(大阪) ‘23・・・
February 27, 2024
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桜咲く頃の気温が梅をせき立てているようなあたたかな、京都岡崎です。成山亜衣 個展2024年2月13日(火)-25日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/01/nariyama-ai-2024213-25-out-of-focus-2024.html目の前にリンゴがあるとする。私達は、カメラで被写体を捉えるようにリンゴを見ているだろうか。実際はリンゴだけを見ておらず、網膜の更に奥にある何らかの記憶の破片とを混ぜ込んだナニカを見ている…外と内を行き来する、そんな見方が日常で起こっている。つまり、平面表現において、空間・時間が整理された捉え方は、リアルではないと考えており、目の前の物と、視点がなく曖昧な記憶の残像とが混ざりあっている..そんな見え方こそ、リアルな表現だと考えるのである。 成山亜衣NARIYAMA Ai 略歴1983 大阪生まれ2007 京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野 卒業2009 京都市立芸術大学大学院版画専攻 修了 大阪在住個展2010 Oギャラリーeyes (大阪) 2011~21(毎年)2013 Oギャラリー (東京) ,18, 20,2018 ギャラリーモーニング (京都), 19, 20, 21, 22グループ展(近年抜粋)2012 トーキョーワンダーウォール 2012 ( 東京都現代美術館・東京) The13th Annivarsary Pre Exhibition(O ギャラリー eyes・大阪)2015 FACE(ギャラリーモーニング・京都) 演画・中の島ブルース(ギャラリーモーニング・京都)2016 nigmatic behavior ーなんで年寄り って真夏に熱いお茶を好んで飲むの(O ギャラリー eyes・大阪) 植木鉢のある風景(ギャラリーモーニング・京都)2017 トゥールビヨン 0(O ギャラリー eyes・大阪)2018 シェル美術賞2017(新国立美術館・東京)2019 FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞(損保ジャパン日本興亜美術館・東京)2020 シェル美術賞アーティストセレクション(SAS)2020(新国立美術館・東京)2022 演画・中之島ブルースⅡ(ギャラリーモーニング・京都)2022.11 未景-御寺・ART・かたらい(御寺泉涌寺・京都)2023 大阪アートフェスティバル (大阪府立江之子島文化芸術創造センター) U know they mean2023 (StepsGallery) etasequoia kyomachibori Art Fair 2023 家入一真 賞・高橋キンタロー 賞 受賞2024 FACE展損保ジャパン日本興亜美術賞展 2024参考文献出原 均 :「成山亜衣」Oギャラリーeyes 2010 個展リーフレット(テキスト)中井康之 :「シェル美術賞アーティスト・セレクション2020」シェル美術賞展2020 カタログ(推薦コメント)中井康之 :「成山亜衣の作品から。」ギャラリーモーニング2021個展リーフレット(テキスト)近年の作品タイトル「out of focus」(直訳するとピンボケ)に象徴されるように、ひとの記憶の曖昧さを絵画として表現。心地よい色のはざまで見え隠れする手、顔、犬、鳥、鉢など具体的なものを手がかりに視点は画面上で長く滞在し漂流する鑑賞となります。それは記憶を手繰り寄せる行為に似ているかもしれません。/gallery morning・・・
February 13, 2024
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立春、京都の芸術系大学の卒業&制作展示が始まっている京都です。當麻里実 個展 TOUMA Satomi Exhibition2024年2月6日(火)~11(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/12/touma-satomi-exhibition202426-11.html同時開催 京都市京セラ美術館 第52回 嵯峨美術大学 制作展 2月8日(木)〜 11日(日)10:00~18:00(入場は17:30まで)・・・生きものたちは皆、かわいそうになるくらい、また滑稽にも思えるくらい、大真面目に、健気に、懸命に生きている。本来は共感なんてできるはずのない 人間(自分)以外の生きものたちの感情を勝手に想像してみたときに見えてくる、かわいそうになるくらいに健気な命。また、俯瞰的・客観的に物事を見たときにあらわれてくる、滑稽に思えるくらいに大真面目な、人間という動物の世界。そのような、主観と客観が入り混じった視点で生きものたちの命や世界を見つめることで浮かんできたアイデアを、作品にして発表する。それは私にとって、自分以外の生きものたちに想いを馳せる手段であり、それと同時に 人間及び自分自身に対する負の感情を愛情へと昇華させる手段でもある。人間も人間以外の生きものも、自分も自分以外の存在も、すべての生きものを大切にしていけるような世界になってほしい。 /當麻里実略歴當麻里実 Touma Satomi2001 大阪府に生まれる嵯峨美術大学 芸術学部造形学科 4年在籍2022 グループ展「SAGADASH 2022」(同時代ギャラリー・京都) 第7回星乃珈琲店絵画コンテスト 優秀賞 グループ展「不器用さの表現」(嵯峨美術大学アートスペース嵐・京都)2023 グループ展「カチュウ」(嵯峨美術大学付属ギャラリー アートスペース嵯峨・京都) おおしま国際手づくり絵本コンクール 銀賞 グループ展「くすぐる部屋」(嵯峨美術大学クラブ棟・京都) グループ展「SAGADASH 2023」(同時代ギャラリー・京都)2月8日(木)から京都市京セラ美術館 第52回 嵯峨美術大学 制作展に大作、ストップモーションアニメを展示。あわせてご高覧いただければ幸いです。人間ぽさのある生き物の姿態がかもしだす自虐的哀愁、ユーモア、皮肉、社会問題。アイデアソース的ドローイングもくすりとさせます。初個展。/ギャラリーモーニング・・・
February 6, 2024
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