3年連続の入院をした
今回は内臓。手術はしなかったけれど、緊急入院時の血液検査の結果はひどい状態だと言われた。
診察時には今すぐ緊急手術と言われたが、家に犬を置いたまま入院すら出来ないと言った。
1人で暮らして動物を飼育している人は皆同じ事を言うだろう。
反対されつつ、家に戻り犬を動物病院に預けたのち、自分も入院となった。
その時の体重は39キロ無く、血圧も上で70しかなく、いつもなら浮き出ている血管すら見えない。
大量の点滴と、抗生剤による敵をやっける作戦。
次の日に数値が良くならなかったら即手術と言われ、ひたすら体の痛みに耐えた。
結果は、2日間でだいぶ数値が下がったので手術はせず、点滴治療となった。
そして、入院してから3日後の初めての食事は重湯だった。
それまで飲み物も禁止だったので、大げさだけれど口に初めて麦茶を入れた時には生き返った気がした。
重湯を少しずつ舐めていると、なんだか舌切り雀のスズメみたいと思った。
-欲深でいじわるよされているおばあさんは、本当はスズメばかりかわいがるおじいさんを見て
スズメにやきもちを焼いただけ。糊だっておじいさんの着物をパリッとさせる為に作った物だった。
おばあさんは几帳面でおじいさんが大好きだっただけなんだ。
そして、大きなつづらを選んだのも今でいう詰め放題のようなものだよね。。-
そんなこと考えながら、まるで赤ちゃんになった気分で糊のような重湯を味わった。
7泊8日。去年の入院日数と同じ。犬を迎えに行くと予想道理ぐったりとしていた。
ごめんね。またごめんね。。って謝った。
先生からは「再発の恐れがあるから用心しなさい」といろいろ注意を受けた。
仕事も再開し、お昼のお弁当も15五穀米に麦をさらに加えた水分たっぷりのおじやと
彩だけきれいな茹でた野菜となった。
もしかしたら、3度ある事は4度もあるのかな。
いやいや、4度目はぽっくり空に昇りたいんだ。その時までは一生懸命に過ごすんだ。
次の仕事がほぼ決まって、開始の日付も確定した。
今の仕事先は、その仕事が始まる寸前までいてほしいと言ってくれている。
悩むところ。何故なら今回の病気の原因は過度のストレスも関係しているから。
求めてもらえる時に役に立たないといつか誰からも必要と思われなくなってしまうだろうな。
悩みながら来週もがんばろう。もう8月なんだものね。