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おはようございます、ひなこです。いよいよ、最終回です!タイトルは、女王が自分の葬儀に使う曲として選んだものです。スコットランドの歌で、バグパイプで演奏されたようですね。エリザベス女王役の女優勢揃いが、三役揃い踏みみたいな感じで見られます。チャールズとカミラが、遂に正式に結婚しました。ウィリアムは良い人に、ハリーは悪い子に描かれています。女王も、「ハリーのことが心配だわ」と言ってます。苦笑。そして、終わり方があっけなかったなぁ。「え、これで終わり?」みたいな。シーズン3、4の俳優さん達が一番良かったかなぁー。というわけで、ザ•クラウン、全シリーズ終了です。そういえば、「水曜どうでしょう」の新作もHTBのサイトで有料で見れるんだよな、確か。どうしよう、見た方が良いかなぁ。ご機嫌よう!
2023年12月30日
おはようございます、ひなこです。エピソード9です。マーガレット王女に続き、クイーン•マザーも亡くなりました。ハリーがウィリアムに、「ここの家は、葬式ばっかだな」なんて言ってます。ダイアナの事故について再調査がありましたが、運転手の飲酒運転による事故であり、陰謀はなかった、という結果でした。ハリーは、麻薬に走ったり、父親チャールズも大変そうです。ウィリアムの方は、大学を辞めず、ケイトとステディーな仲になります。ケイトの実家でご両親にも紹介されます。一緒に、女王即位50周年のテレビ放送見たりするんですが。エリザベス女王がウィリアム王子をお茶に招き、2人で話す場面が良かったです。王位を継承する者同士として、そして2番手の妹、弟を持つ身として、分かりあえるところがあるんだろうな。女王からウィリアムは、王族としての責任とか、重大さとか、学んだようです。大学で寮に住んでいたウィリアムですが、学年が上がって、お家を借りたようです。その住所が、ホープ•ストリート。シェアメイトが1人足りないと、ケイトが4人目の住人に。えっ、同じ屋根の下に住んでいたのか、この人達。オーストラリアでシェアメイトと言っても、付き合ってるとかじゃないですけど(同性愛の人なんかも多いし)、この二人は完全に、未来の王様が未婚で同棲ってのはマズイから、シェアメイトということでという体裁を繕うためだったんじゃないですか?女王は、自分の女王になる前の若い頃の自分と重ね合わせて思い出に浸ったりしてますが、女王は新婚時代の話だし、ウィリアムのやってることとは全く違うと思います。「結局、結婚したんだから、いいじゃないですか」と言われちゃいそうですが。ご機嫌よう!
2023年12月30日
おはようございます、ひなこです。エピソード8です。まだ幼いロウ•ティーンエイジャーのエリザベス王女とマーガレット王女が、バッキンガム宮殿を抜け出して、リッツの戦勝祝賀パーティーへ、潜入します。ポーチーと、ピーター•タウンゼントも同伴しています。この1945年の思い出に絡めて、マーガレット王女の闘病などが描かれています。ポーチーも心臓発作を起こし、女王の周りの大切な人達が1人、1人と、いなくなって行く時期です。マーガレット王女は、常に喫煙し続け、煙突状態だったし、あんまり健康には気を付けてなかったんだろうなぁ。エリザベス女王の、本当はこんな人だったんですよー、でも女王になったから封印したんですよー的な一面を示唆しています。ご機嫌よう!
2023年12月29日
おはようございます、ひなこです。エピソード7です。アルマ•マータとは、ラテン語で、「恵みの母」という意味で、そこから、母校や母校の校歌を意味するそうです。この回では、ウィリアム王子とケイト・ミドルトンの出会いが描かれています。ケイトが15才の時、ロンドンで偶然、一瞬ウィリアムとダイアナに会ったことがあり、ケイトの母親が、2人が同じ大学に同じ学年に同じ学部に進むよう画策したとなってますが、これは真実に基づいているのだろうか?(ネット情報によると、本当みたいですねぇ)まぁ、とにかく、お互い気になる存在ではありながら、それぞれ他の相手と付き合ったりしています。ウィリアムが大学を辞めたがっていると、母から聞いたケイトが、ウィリアムに「大学を辞めないで」とメッセージを送るところで終了。遂に登場、携帯電話。私は昔の人なので、今まで、固定電話だったことや、カセットテープも何も気にならなかったけれど、今の若い人には、凄い違和感あるんだろうなぁ。今回登場した携帯電話だって、スマホじゃないですからね。ご機嫌よう!
2023年12月29日
おはようございます、ひなこです。エピソード6です。エリザベス女王の悪夢からスタート。女王は地位を失い、トニー•ブレアが、王様になってます。ルリタニアというのは、19世紀末の小説の中に出てくる架空の国みたいです。ブリタニアからの、ルリタニアみたいな感じですかね。こんな悪夢に苛まれるのも、トニーの支持率メチャメチャアップに反比例して、王族の支持率は下がりまくっているからです。それに加えて、英国婦人会のことや、バルカンのことなども描かれます。トニーの奥さんって、夫に的確なアドヴァイスの出来る賢い女性という感じですねぇ。カミラもそんな感じです。ダイアナは、ちょっと別路線ですね。ご機嫌よう!
2023年12月28日
おはようございます、ひなこです。エピソード5です。ダイアナ亡き後に、彼女の位置に置かれたのが、息子のウィリアム。十代の多感な時期ですし、母の事故死の直後ですし、ウィリアム大変そうです。怒りは、父チャールズに向かいます。ここの一族は、そもそも、フィリップ殿下が父親から愛情を受けずに育ち、そのフィリップ殿下もチャールズに愛情をかけず、と負の連鎖が父から息子へ受け継がれているような家ですからねぇ。でも、最後には、フィリップ殿下が一肌脱いで、ウィリアムとチャールズの仲を取り持ちます。この二人は、将来は王様になる身分という共通点で結ばれていますから、まぁ、仲良くなれたら良いですよね。ハリーのことは、触れられていなかったけれど、今、あんなになっちゃったハリーですから、無視されてんのかな。ラストは、スペンサー家邸宅の土地内にあるダイアナの墓に、花をたむけるウィリアムの後ろ姿。ご機嫌よう!
2023年12月28日
おはようございます、ひなこです。エピソード4です。未だ夜が明ける前の真っ暗な、皆が熟睡している時間帯にフランスからの電話のベルが鳴り響き、そこから更にイギリス国内で、電話のやり取りが続きます。ダイアナがパリで交通事故に遭った。容態は不明だが、深刻な事故だった。同乗者のドっーディーは、即死。テレビでも、速報が流れ出します。ダイアナの息子2人は、未だ寝ています。ベッドルームで、父親のチャーリーから、母の死を伝えられたウィリアムが、弟ヘンリーの部屋に父と行き、弟に悲しい知らせを告げています。今現在、兄弟仲が最悪になっているのを思い出すと、なんか複雑な気分てす。「兄弟は他人の始まり」なんて言葉もありますけれどもね。女王とフィリップ殿下は、ダイアナはもう王族メンバーじゃないんだから、スペンサー家が葬儀を行えばいいのだ、という意見でしたが、チャーリーが反対して、ダイアナは将来の王様の母なんだからと、王族対応でパリに遺体を引き取りに行きます。女王とフィリップ殿下は、もう古いというのを、前面に出し。チャールズが賢い良い人間に描かれています。国民も失意の底で、集団ヒステリー状態です。ご機嫌よう!
2023年12月27日
おはようございます、ひなこです。エピソード3です。タイトルは、フランス語で、「イエスと言って」の意味だそうですが、指輪の名前として登場。2人でパリに行ったダイアナとドゥーディーですが、もう、パパラッチがとんでもない騒ぎです。これは、神経やられますね。そして、ラストに、第1話冒頭部分がもってこられます。つまり、この回は2人が事故に遭った音で終了です。今でも、1997年の夏、テレビのニュース速報で、ダイアナ死亡と見た日のことを、鮮明に覚えています。衝撃でした。ご機嫌よう!
2023年12月27日
おはようございます、ひなこです。エピソード2です。2つの写真。1つは、イタリア人のカメラマンが盗撮したダイアナとドゥーディーの船上キス写真。(ドゥーディーの父が裏で依頼したもの)もう1つは、スコットランドの熱烈女王支持者カメラマン、奥さんより女王を愛しているダンカンさんがスコットランドで夏の休暇中のチャールズ、ウィリアム、ハリーを撮影した写真です。ダイアナって、なんか情緒不安定というか、問題抱えてたんだろうなぁ。ただ、理論的にものが考えられなかっただけ?オツム弱かった?すみません。言いたい放題してます。ご機嫌よう!
2023年12月26日
おはようございます、ひなこです。シーズン6です。タイトルの意味は、好ましくない人物というラテン語のようです。ドラマの中では、ダイアナが、自分は王族にとって、ペルソナ•ノン•グラータだ、と言っています。実際のダイアナは、そんな言葉を使うような感じの人ではなかった印象がありますが。冒頭、いきなりパリで犬の散歩をしている人が、ダイアナの事故現場近くにいて事故の音を聞いて(誰が事故に遭ったかは知らない)、事故を報告する電話をかけているシーンから始まります。そこから、時間が遡って、ダイアナとウィリアムとハリーが、サントロペに休暇に出かけるシーンに移ります。チャーリーが、カミラの50才の誕生祝いのパーティーを主催するので、ダイアナはその日に英国にいたくないのです。私達は、ダイアナとドゥーディーが事故死するのを知っていながら見ているので、なんというか、止められない運命みたいなものを、感じてしまいます。カミラのパーティーに、女王は行かないのですが、最後に、遂に女王もカミラのことを認めた、と取れる行動が。シーズン5でも、感じましたが、現在の王と女王である2人を良い印象に描こうという意図が感じられます。ご機嫌よう!
2023年12月26日
おはようございます、ひなこです。第10話です。 シーズン5最終話です。退役というのは、王族専用の船の話なんですけれども、香港が中国に返還になったり、船で旅していた女王世代の時代が古くさくなっちゃって、息子チャールズが新しい王族へと変化を求めていたり、首相もリベラルのジョン•メージャーが退任して、44才のレイバーのトニー•ブレアに変わったり、と様々な要素が暗示的に絡めてあります。一方、ダイアナは、バレエを見に行った劇場で、ムハンマド•アルファーイドに再会し、海外での休暇に招待されます。彼の息子のドゥーディーは、父親が気に入ってくれなかった、アメリカ人のモデルに求婚。ダイアナとは、これから急接近なんでしょうね。というところで、まだ公開されて間もないシーズン6に続く。ご機嫌よう!
2023年12月25日
おはようございます、ひなこです。第9話です。タイトルは、裁判所の離婚調停の番号で、チャールズとダイアナの番号です。昔、コント55号なんて、いましたけどねぇ。欽ちゃんと二郎さん。というわけで、遂に2人は正式に離婚しました。カミラは、チャールズとの関係を解消するのを選ばず、未来の女王をめざす、と描かれています。離婚した後に、チャーリーが一人でダイアナの館を訪問するんですが、これ、とーっても英国的だと感じました。イギリス人ってこうだよなぁーって。移民の人でシドニーでテイクアウェイの食べ物屋さんを経営してる人から聞いたんですけど、アングロサクソンの白人オーストラリア人が泥酔して店に来て、移民店主に人種差別的、宗教差別的暴言を許容範囲を越えるレッドゾーン突入の凄いレベルまで言いまくり、たまたま店にいたちょっと強面のお兄さんに、ボコボコにされたんですって。で、数日後、その白人男が素面で店に現れ、「この前はすまなかった。アイムソーリー」と言いに来たそうです。移民店主は、「メンタリティーが理解できない」と言ってましたが、日本人の私も理解できません。日本人だったら、それは恥になる行いじゃないですか?そんな謝るくらいなら、はなからそんな行動しなきゃいいだけの話かと。でも、イギリス人は、こうなっちゃうんですよねぇ。次のエピソードで、シーズン5最後です。ご機嫌よう!
2023年12月25日
おはようございます、ひなこです。第8話です。弟に「あいつ(パキスタン人のBBC勤務の人)は信用しない方がいいよ」と忠告されながらも、ダイアナ、BBCのインタビューに応じてしまいました。王族には、そして、特にチャールズには、大きな打撃です。たしかトルコの諺だったかと思いますが、「賢い敵は馬鹿な味方より良い」。チャールズとダイアナの知的レベルって、結構大きな差があったのでは。カミラには、スピーチ原稿を見てもらったりしてたし、話が通じる相手だったんでしょうね。難しい年頃の息子ウィリアムも、心の傷を負ったようです。まぁ、自分の両親ですから。そして、バッキンガム宮殿で、遂に新しい今風テレビ導入!屋根にお皿を着けて、衛星放送も見れるようになりましたが、女王は、「BBCにチャンネル変えて頂戴」と、孫のウィリアムに頼みます。大のテレビ好きのクィーン•マザーも、未だご存命です。女王と2人、ウィリアムにテレビ昔話を話して聞かせます。ご機嫌よう!
2023年12月24日
おはようございます、ひなこです。第7話です。この回は、ダイアナにフォーカスです。ウィリアム王子は13才になり、イートンに入学。ダイアナは、子供が大きくなり寄宿学校に行っているので、1人暮らしで時間をもて余している様子。そんな時、2人のパキスタン人と出会います。1人はBBC勤務のジャーナリスト、1人は心臓の専門医。もうすぐ、爆弾が爆発しそうな予感。ご機嫌よう!
2023年12月23日
おはようございます、ひなこです。第6話です。ロシアの皇帝一族暗殺の話と、女王とフィリップ殿下の夫婦関係、フィリップ殿下と若い女性の友情、等々、上手い具合に、まとめられています。エリツィンも登場。フィリップ殿下が、ロシアで発掘された骨が皇族のものかを鑑定するため血液採取され、 DNAサンプルを提出。珍しく、女王が1人涙するシーンもあります。ご機嫌よう!
2023年12月23日
おはようございます、ひなこです。第5話です。現国王、チャーリーとカミラの電話を録音したテープが、新聞社に持ち込まれます。結局、公に記事になったのは、3年後だったようですが。でも、逆行に負けない彼の姿に、妹のアン王女が、「もしかすると、チャーリーは全然弱い人間なんかじゃないのかも。私達皆、判断を間違っていたのかも。そして、既に自分のチームと自分の宮廷を作っているのかも」と、両親やおばさんのマーガレット王女らを前に、自分がチャールズと食事をして感じたことを話します。最後には、チャーリーが設立した基金がどれだけの若者を助け、総額こんだけの支援がなされた、みたいな事実が挿入され、チャールズ国王はこんな良い人なんだよー的なアピールが。一時、エリザベス女王が亡くなったら、ウィリアム王子が国王になればいい、みたいなことが言われてましたけど、なんだかんだ言われたけど、ちゃんと王様やってますよね。国王になるのは、大変遅くなってしまったけれど、長寿の一家のようだし、今度はウィリアム王子が、「お父さん長生きだから、僕の番が来ない」みたいに思うようになったりする番かしら。ご機嫌よう!
2023年12月23日
おはようございます、ひなこです。第4話です。時差ボケで、夜に眠くならず、サクサクとドラマを見てしまいます。あー、マーガレット王女が、切ない回でした。あ゛ー。トルコは車が右側通行で、アメリカ式です。なのでそれに慣れてしまって、このイギリス式の左側通行にちょっと困惑して、運転者のハンドルの位置も反対なので誰が運転手なのかちょっと考える必要があったりして。日本も英国式ですから、道の横断には気をつけないと。ご機嫌よう!
2023年12月22日
おはようございます、ひなこです。第3話です。いきなり、40年代のエジプト、アレキサンドリアから始まります。この回は、ダイアナと共に事故死したドゥーディーのお父さんがメインのお話です。実話に基づいているのか分かりませんが、ドラマの中ではダイアナと父ちゃんは気が合っていて、ドゥーディーとダイアナの出会いも描かれています。コカ・コーラ売りから、あそこまでのしあがったのかぁ。富と名声に対する執着の強い人だったのかな、モーモーお父さん。モーモーと呼ばれた男=ドゥーディーの父ちゃんです。「王家の谷」ジョークを飛ばし理解されず、「エジプトジョークだよ」って言うところがウケました。それから、映画「炎のランナー」にこの人達が関わっていたとは知りませんでした。私も見ましたよ、あの映画。たしか、札幌のスガイで。懐かしいなぁ。ご機嫌よう!
2023年12月22日
おはようございます、ひなこです。第2話です。ダイアナが、暴露本のインタビューに応じます。直接対面ではなくて、カセットテープに吹き込むという形で。しかし、極秘のハズなのに、噂はじわーっと広まります。盗聴されている、とダイアナは疑っているようです。電話や部屋の中など、調べさせたりしています。そこへダイアナ宅を訪問し、ダイアナに忠告というか、脅しというか、一言言いに来たのが、フィリップ殿下。この人、元々ギリシャの王族だし、王政を守るって意識は高かったんだなぁ。その話の中で、「波風立てるな」と日本語字幕が出ていましたが、英語では「ボートを揺らすな」と言っていて、確かに、波風立てるより、ボートを揺らすって表現、的を得ているなぁと思いました。ダイアナ役の女優さん、たしかオーズィー(オーストラリア人)だったと思いますが、なんかダイアナに見えてきました。慣れたんでしょうね、第2話にして。うちの旦那さんは、ダイアナの、あのジトッとした上目遣いが大の苦手なんですが、確かに、この女優さんも、常に、ジトッと上目遣いで演じています。うちの旦那さんは、このドラマは見れないだろうなぁ。まぁ、だから日本で一人で見てるんですが!ご機嫌よう!
2023年12月21日
おはようございます、ひなこです。すっかり見るのを中断してしまったこのドラマ。シーズン6のお知らせを見て、シーズン5すら見ていないことに初めて気付いた私です。シーズン5が始まった頃は、父の介護でアップアップしてたので、ザ•クラウンのニューシーズンのことなんて、全く知りませんでした。実は現在、日本に帰国しているため、ローソンからネットフリックスカード2000円を購入して、見ました。うーむ。シーズン4から、大きく出演者が変更になっていて、なんだか馴染めません。アン王女は本人より、可愛い、かもしれないけど。久々に聞いた、ザ•クラウンの高貴な人々の英語。スピーチの先生が俳優についているというのが、頷けます。声の出し方とか諸々、ブラヴォ!長いことトルコ語ばっかり聞いていたので、羽田空港でトルコ語を喋っていた人の横を通り過ぎ、その後、はっ!と振り返ってしまいました。そこからの、「ザ•クラウン」のクイーンズイングリッシュですからね。落差が大きいです。ご機嫌よう!
2023年12月20日
おはようございます、ひなこです。昨日、大腸がん検査の結果が郵送されてきました。お陰様で、陰性でした。この次は、2年後です。あー、遂にシーズン4ラストです。これも最初に過食症の警告あり。1990年、11年半に及んだサッチャー政権が終わります。シーズン4で一番、印象的だったのは、私にはサッチャー役の女優さんですかねえ。ジリアン・アンダーソンという方のようですが。あ、「ねじれた家」にも出てたんだ。全然別人だから気が付きませんでした。飛行機の中で、確か見ましたよ、「ねじれた家」。終わり方が、あっけなかったのが印象に残っています。記事、発見!↓https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/reservation/?d_date=20201128&d_seq=1164728チャールズとダイアナの関係は、さらに悪化。あー。2人にとって、悲劇でしたね、この結婚は。のちに、カミラと結婚したチャールズ皇太子、本当に彼女のことが好きだったんだろうなー。この回も、女王と首相の場面が、良かったですねえ。女王役も、やっぱり大変演技がお上手です。高貴なお方は感情を表に出さないのがマナーじゃないですか。(息子のチャールズには激怒して怒鳴ったりしましたけども!あれ、びっくりこいた!)だから、本当だったらここでニッコリ笑うべきなんだろうなって場面でも、居心地悪そうに困った顔なんかしてるんですよね。でも、それで本心はこうなのよってところまで表現できてると思うんです。アッパレ、オリヴィア・コールマン!サッチャーが年を取りました感に溢れていて、シーズン4の初めからの年月の流れを感じたりもしました。シーズン5は、2022年の予定とのことで、ちょっと待たないと続きは見れません。ザ・クラウン終了後、「クイーンズ・ギャンビット」がお勧めで出てきました。見た方がいいかなー。友達は、「エミリー、パリに行く」見てるみたいですけども。ご機嫌よう!
2020年11月28日
おはようございます、ひなこです。日本のコロナ対策を見ていると、何が国の仕事で何が都道府県の仕事なのかっていうのが、よくわかりません。こちらオーストラリアは、完全に各州が対応してますねえ。国がやるのは、失業者に対する社会保障とかそういう経済面の補償の発表とか、「クリスマス前までには、全ての州境を開けて欲しい!」と政府としての希望を述べたりとか、そんな感じで、連日、会見してるのも州知事ですしね。こちらは州政府でも、州の厚生大臣とか担当の部署があります。日本でそういうの聞いたことないかも。普段、あんまり勤労意欲がないように思えるオーストラリア人ですが、コロナ対策は頑張ったと思います。チャールズ皇太子の37歳のお誕生日に、オペラを見に行くチャールズ皇太子とダイアナ妃。そこで、ダイアナ妃がビリー・ジョエルのアップタウン・ガールをバックに、サプライズでダンスを披露するのですが、これにチャールズ皇太子がご立腹。2人の関係は冷え切っているようです。女王様が朝食のテーブルで新聞を読んでいて、「ダイアナがチャールズのために踊ったそうよ」と言うと、フィリップ殿下が「君はどうして僕のために踊ってくれなかったんだい」と答えます。しかし、女王様に、「あら、でもあなたには他にあなた専属のダンサーがいたでしょう」と辛らつに言われてしまいますが!あー、なんかいたなー、浮気相手のダンサー。女王はビリー・ジョエルのことを知らないようでしたけどもね。1988年3月10日。スイスで雪崩が起き、チャールズ皇太子がこれに巻き込まれたのではないか、最悪死亡したのではないかと、バッキンガム宮殿に緊張が走ります。幸い、次の王、チャールズ皇太子は無事だったのですが、友が一人亡くなります。これを機に、ダイアナは、この結婚をなんとしても続けたい、と心を改め、浮気ももうしませんと決心して、女王夫妻の前で宣言。女王夫妻は、これで問題解決と、チャールズの言い分は全く聞きません。別居中だし、仮面夫婦という感じですね。チャールズの方は、本気で離婚して、カミラと再婚したいと願っているようです。ふたりの7回目の結婚記念日に、お互いに送り合うプレゼントが、全然かみ合ってなくて、この二人、相性悪いよねーって感じがよく出てました。アン王女が、女王に放った言葉が端的にすべてを物語っていましたね。美しく家柄も申し分のないプリンセスだったけれども、彼女は若過ぎ、王子は年寄り過ぎた。二人の性格は全くかけ離れたもので、興味の対象も全然違った。王子は実際の年より年をくっていて、プリンセスは実際の年齢より幼かった。それに輪をかけ、王子には他に愛する人がいた。そして、彼らはその後ずっと不幸せに暮らしましたとさ。チャールズが態度を硬直させているので、ダイアナもヒューイットと再び浮気を再開。その知らせは、すぐチャールズに届きました。結婚記念日の時に、ウィリアム王子とヘンリー王子が子供として登場。ダイアナが運転する後部座席に座っていて、BGMはクイーンのクレイズィー・リトル・スィング・コールド・ラヴ。3人で熱唱します。あとは、ユーリズミックスが、ダイアナのダンスシーンのBGMでかかりました。(冒頭の舞台でのダンスとは違ってレッスン場で一人でストレス発散に踊っている感じのシーン)Love is a Stranger.男の子を二人産んで、ダイアナはお役御免という感じのようですが、うーむ、私だったら、息子二人と仲良く暮らして、離婚なんかしなかったかも。日本だと、「亭主元気で留守がいい」なんて言うじゃないですか。でも、まあ、19歳で結婚したダイアナは、おとぎ話の世界を夢見ていたのか。自らも両親が離婚していますから、幸せな家庭へのあこがれが人一倍強かったのかな。私がこんなこと↑言えるもの、幸せに育ったからなのかしら。いよいよ次でシーズン4が終わる。ご機嫌よう!
2020年11月27日
おはようございます、ひなこです。ひなこが10代の頃大好きだったザ・クラッシュですが、「ロンドン・コーリング」が世に出てから、もう41年になると知り、愕然としました。41年前か!どうりで年を取るはずだ。驚き。ところで、中国の外相が来日されてましたね。日本の外相が、今月中に中国とビジネストラック、レジデンストラックを開始すると発表してました。いやー、1週間前にオーストラリアの首相、スコーモが来日して、反中国のために軍事協定みたいの結んだばっかりのはずなんですが・・・。一体、何のために豪首相、来日したんだよ。「日本人は信用できない」って思ってそうだな。彼は、まだ自己隔離中で、リモートワークされてます。シーズン1&2のエリザベス女王が、回想シーンとして登場!若い!この演説がなされた時、サッチャー女史はオックスフォード大学の学生でした。まだまだ、女が大学で(それも理系で)学ぶということに偏見があった時代のようです。Michael Shea氏という、1978年から1987年まで女王のプレスセクレタリーを務めた人にも焦点が当てられています。多くの著作があるようです。そして、南アフリカのアパルトヘイトに対する女王とサッチャー首相の意見の食い違いがメインに描かれています。サッチャー役の女優さん、本当、凄いよなー。あ、次男のアンドリュー王子の結婚もあったんですが、この女二人の対決記事が新聞の一面を飾り、王子ご機嫌斜め。私、この時シドニーにいたな。アンドリュー王子が結婚した時。シーズン5のダイアナ役は、オーストラリアの女優さんらしいです。エリザベス・デビッキさん。では、ご機嫌よう!
2020年11月26日
おはようございます、ひなこです。昨日、来週の火曜日から、クイーンズランド州がニューサウスウェールズ州との州境を開けることに同意というニュースがありました。QLD州もNSW州もプレミア(州知事)は女性で、でもQLDはレイバー労働党、NSWはリベラル自由党と政党が違うので、女の闘いみたいな感じになっていたんですが、遂にQLDが折れました。(QLD州がVIC州とも、同日12月1日より州境を開けると本日発表ありました)NSW州は、QLD以外の国内の州やテリトリーとは既に往来を再開していて、ニュージーランドからも隔離なしで入国を認めているので、遂に!という感じでしたけども。さて、ザ・クラウン。韓国ドラマは1話が長~かったので、ザ・クラウンは、サクッと観れていいです。今回は、マーガレット王女がメインのお話でした。健康状態が、良くないようで、咳込んでばかりいたのですが、ついに吐血。手術されます。今回は、ボウイの「レッツ・ダンス」がかかりました。健康状態が良くないので、暇だと鬱状態になるので、女王に「もっと私に仕事を頂戴!」とお願いしてみたりします。お金はたっぷりあって、お金の心配はしなくていいけど、暇っていうか、王族も大変だなー。「小人閑居」ならぬ、「大人閑居」?エドワード王子が21歳に。ということは、1985年?そして、マーガレットは知らなかった一族の秘密が発覚し、大きなショックを受けます。ネタバレになるから、言いませんけど。では、ご機嫌よう!
2020年11月25日
おはようございます、ひなこです。このエピソードのタイトルはラテン語で、誰のものでもない土地という意味だそうです。ジョージ4世の言葉として、ボブ・ホークが劇中で口にしています。この回も、まずは拒食症のシーンがありますという警告から始まります。今回は、チャールズ皇太子とダイアナ妃の6週間のオーストラリア&NZツアーのお話です。1983年の3月から4月にかけてだったそうです。ウィリアム王子も同行しました。ダイアナ妃の強い要望によってそうなったようです。私が初めてオーストラリアに来た時のオーストラリアの首相がボブ・ホークでした。昨年亡くなりましたが。彼は労働党党首で、オーストラリアの国家元首がエリザベス女王なのは、おかしいと思っていた人。チャールズがやって来るのを機に、一気に国の世論を自分寄りに持って行けるんじゃないかと思っていたようですが、ダイアナ人気で水の泡となった模様。ダイアナ妃は、エアーズ・ロックのことを、エアーズ・ドックと言ったりして、ちょっとおバカな感じにも描かれてましたけれども。王族としての公務になんて、ちっとも興味がなかったんでしょうね。エアーズ・ロック(現在はウルルと呼ばれているようですが)にもちょっと上るのですが、暑いので、すぐリタイア。ニュージーランドの方は、ほとんど触れられていませんでしたが、ハカが見れます。ご機嫌よう!
2020年11月24日
おはようございます、ひなこです。Faganというのは、Michael Faganという、バッキンガム宮殿に侵入した男の人の名前だそうです。1982年6月、ウィリアム王子が生まれた1か月後で、ダイアナ妃もバッキンガム宮殿にいたようですね。しかし、こんなに簡単に、侵入できちゃって良いんですか?って感じですが。あの頃、イギリスの貧困層は大変だったんですね。BGMとして、ザ・キュアの♪ボーイズ・ドント・クライとか、スペシャルズの♪アイヤイヤイ モンキーマンとかかかって、私の世代なので、懐かしかったです。サッチャーは、フォークランド紛争勝利パレードに、女王をさしおいて自分だけが出席して、ご満悦のようでした。数日前のニュースで、今日は女王とフィリップの結婚73周年記念日とかやってましたけど、最後にフィリップが女王にかけた言葉が、一応ジェントルマンの礼儀ということなんでしょうかね。あの人も、若い頃、遊び惚けて、女王に苦労かけたみたいですけどもね。それにしても、女王様、おっかなかっただろうなー。では、また。ご機嫌よう!
2020年11月23日
おはようございます、ひなこです。サウスオーストラリア州の6日間の強力ロックダウンは、3日間に切り上げになったみたいです。なんでも、感染者の一人の男性が、感染経路について嘘の証言をしたため、ロックダウンに踏み切ったらしいのですが、それが嘘だったと発覚したとか。でも、素早く解除の対応ができるところが、日本と違うなー。日本は、三連休で皆さん、Go toトラベル三昧みたいですけども・・・。パリダカに参加していたサッチャー首相のバカ息子が行方不明に。サッチャー首相には男女の双子の子供がいたんだそうです。そして、サッチャー首相は、息子の方が可愛かったんだそうです。鉄の女もすっかり親ばか。サッチャーの「私のお気に入りの息子」という発言を聞いて女王様は、夫フィリップに「子供は全員皆可愛いものじゃないのかしら」と言うと、フィリップは「僕のお気に入りはアンだね」と即答。「君だってお気に入りがいるでしょう」と言われても、女王は自分ではわからず、4人の子供をそれぞれ呼び出してランチを共にします。私は、次期王様になるチャールズが一番可愛いのかなと想像したのですが。そうだったのかー。身重のダイアナは、自分のお部屋にこもって、すっかり鬱状態。夫婦関係はすでに冷え切っているように描かれています。二人が住んでいる場所も、カミラのお家の近くみたいで、普段は子供のことに介入しない主義の女王も、息子を批判します。孫のことを心配する気持ちが、きっと王族だから、普通のおばあちゃんとはちょっと違うのかもしれないですね。チャールズの息子は、将来王となる身分ですからねえ。「私の孫」じゃなくて、「私の子供」って表現してましたから。そして、1982年のフォークランド紛争。名前だけは知ってますが、詳しい事は知りませんでした。おバカな10代娘だったので。女王とサッチャーの考え方の対比みたいのが、上手く表現されてました。女王様が珍しく、感情を露わにして、人の助けも借りようとしてましたねえ。そして、最後に、ポーチド・サーモンより、グリルド・サーモンの方が美味しいと思う。と、結局食べ物のことに行きつく私でありました。ご機嫌よう!
2020年11月22日
おはようございます、ひなこです。まず、最初に、「このエピソードには、過食症の描写があります。ほにゃらら」と視聴者に向けて警告が入ります。 あー、過食症に苦しむのは、ダイアナだよねえ。バッキンガム宮殿に引っ越してからは、ほぼホラー映画のようになってきました。おとぎ話では、王子様と結婚して、それから2人ははずっとずっと幸せに暮らしましたとさ、They lived happily ever after、めでたしめでたしと終るのが常ですが、現実はそうはいかないという回です。ダイアナが苦しみますが、チャールズ皇太子も犠牲者だよねえ。最初の犠牲者であるマーガレット王女は、2人の結婚には反対してました。マーガレット王女といえば・・・。結婚前に、ロンドンのアールズ・コートにあるフラットで(ダイアナの実のお母さんが所有する不動産らしい)、女の子4人でシェアして住んでいたダイアナなんですが、「ダイアナは、アールズ・コートに住んでいる」と聞いて、マーガレット王女が、「アールズ・コート?売春婦とオーストラリア人しか住んでない所じゃないの!(なんでそんな所に住んでるの?!)」!って言うんですよねえ。ちょっと、ムッとしちゃいました。OFFENDEDというか。まあ、向こうから見たら、植民地の人間としか思ってないんでしょうが・・・。ダイアナが、バッキンガム宮殿の廊下(と言ったってめっちゃ広い廊下です。私の家の土地より広いかもしれない)で、ウオ―クマンで懐かしのデュランデュランを聞きながら、ローラースケートをするシーンがありました。私の中では、彼らが流行ったのはもっと後の気持ちがするのですが、日本に入って来るのが遅かったのかしら?ダイアナの息子達は、このドラマ絶対見ないだろうなー。事実はこうじゃなかったのかもしれないけど、それでもねえ。これは作り話ですと言われても、見たくないでしょう。最後に、カレン・スミスさん(1967-2020)という方に捧ぐとクレジットが出てきます。彼女は、ザ・クラウンで、ロケーション・マネージャーを務めていた方だそうです。私よりお若い方ですが、2020年ということもあって、まずパッと頭に浮かぶのは、コロナに感染したのか?ということですが、そんなに詳しく調べたわけではないですが、特に死因については言及がなかったようでした。ご機嫌よう!
2020年11月20日
おはようございます、ひなこです。今日から6日間、サウスオーストラリア州は集中強化ロックダウンになったみたいです。ヴィクトリア州も3か月くらいロックダウンしてましたが、一日30分だか1時間だか運動のために外出してもいい、自分の家から5キロ以内なら外出してもいいとか、そういうロックダウンだったと思うのですが(自分の住んでいる州じゃないのでちょっとうろ覚え)、SA州は、運動も禁止、テイクアウェイの店も閉める、と本当に完全ロックダウンみたいです。昨日発表があった後、皆さん、スーパーに押し寄せたみたいですけども。ロックダウン中は、一世帯から一人だけ、食料の買い出しに出てもいいだけのようです。SA州の最近のクラスターの発端は、帰国者を自己隔離するのに使用していたペッパーズ・ホテル(日本のように自己責任ではなくて、州政府がバスで一か所に帰国者を連れてくる)のハウスキーパー・お掃除おばさんから始まったそうです。彼女がかなり大家族の人らしくて、自分の親族に移り、そこから広がったと。そんな訳で、もうすぐ隔離終了だ!っていう人も、場所を移動して再び二週間隔離する、つまり一番長い人はほぼ4週間の自己隔離ということで、それは気がおかしくなりそうだろうなと同情しています。昨日のニュースで、このクラスターで21人既に陽性判明していて、4000人が接触者として自己隔離中。こういう「ゼロ・コロナ」のオーストラリアの対策を見ていると、日本は人口も、まあ多いですが、あんなに感染者が出ているのに何もしないで、川の流れのように~、Go toトラベル行っちゃって!と構えているところが、不気味です。せっかく開いた州境も、NSWとVIC以外は、SAとの州境をまた即座にびしっと閉めました。(追記:VIC州はSAとの州境を本日閉めることにしたもよう。そしてSAの本日の陽性者はゼロ!)ちょっと前に、陽が沈むと共に突如停電になったと書きましたが、https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/reservation/?d_date=20201119&d_seq=1156325先週末も停電になりました。でも、これは事前に印刷されたお手紙でお知らせがありました。お手紙によると、朝6時半から午後2時半までおよそ8時間の停電を予定しておりますので、携帯電話はしっかり充電しておくように、とのことでした。うちは全部電気なので、夜寝る前にお湯を沸かしてポットに入れておきました。(翌朝のお茶用)しかし、実際に停電になったのは、朝7時45分から、午後1時まででした。昨日、この前書いた古くなった木の電柱の横を通ったら、新しい木の電柱に電線が移されていましたが、古いのも上の方はちょっと切断されて短くなってましたが、まだしっかり立ってました。さて、第2話です。スコットランドにあるバルモラル城で過ごす王族たち。避暑地ですね。まあ、イングランドだって涼しいと思うんですが。灼熱オーストラリアにいる身としては。日本の皇族が軽井沢に行く感じでしょうか。彼らの所有地の隣に日本人がいましたけれども。バルモラル城に招待された、サッチャー首相とその夫。夫情報によると、招待客はバルモラルでテストを受けるんだ、とのこと。このお二人は、テストには合格できなかった感じでしたけども。やっぱり王族って、一般人とは違う世界に住んでいるので、一般市民であるひなこ的には、サッチャー夫妻の方に同意するというか、同情しちゃいますね。お二人は、予定を早めて、帰ってしまいます。そして、入れ替わりに、バルモラルにやって来たのが、レイディー・ダイアナ・スペンサー。(これは事実ではないそう。サッチャーがバルモラルに行った年とダイアナが行った年は違うらしい)彼女は、称号をもっている女性ですから、立派な家柄の出身なので、王族と上手くやっていけて、最高得点で合格です。本人(チャールズ)以外は、「とっとと結婚せい!」モード。家柄、年齢(18歳)、容姿、エトセトラ、何を見ても申し分ない!、と。しかし、今だに人妻にして母であるカミラとの仲が切れないチャールズは、「だって、彼女は子供なんだよ」と躊躇しています。ダイアナ18歳、チャールズ33歳、かな?しかし、既にダイアナは、パパラッチに追われる身に。首の傾け方とか、目をキョロキョロさせる視線とか、ダイアナそっくりだったなー。相当、研究したんだろうなー。サッチャー首相は、キャビネットの3人を首にしました。その報告にバッキンガム宮殿に行き、女王と話すシーンが良かったです。むかーし昔、オーストラリアのテレビでサッチャー首相のインタビューを見て、私の英語力ではチンプンカンプンでしたが、一緒に見ていた人が、「頭の良い人だよねぇ」「サッチャーってこんなに頭のまわる人だったんだ、すっごい賢い人」と称賛していたのを覚えています。では、ご機嫌よう!
2020年11月19日
おはようございます、ひなこです。昨日、50歳以上は2年に一度無料で受けられる、大腸がん検査キット(日本製)が国から送られてきました。私が検査を受けるのは、3度目です。まず、50歳の時、そして2年前、そして今回。私が50歳になった年は、システムが違って、5年に一度だったので、52歳の時は受けていません。2年前に家にキットが送られてきた時は、「オーストラリア人、私が55歳になるのは来年なのに計算を間違ったのか?」とすら思ったのですが、制度が変わっていて、2年に一度になっていたのでした。そして、今年。今年は大腸がん検査の年だなって思っていたのですが、誕生日になってもお手紙もキットも送られてこないので、「制度がまた変わったのか?」とググると、制度は変わっていないけど、ちょっと遅れるみたいなことが書いてありました。コロナのせいなのかな?そして、誕生日から数か月過ぎた昨日、やっと送られてきました。まだ見てらっしゃらない方が多いと思うので、ネタバレしないように、さらっと書きます。時は、1979年。サッチャー政権誕生から始まります。IRAの活動が、まだとっても盛んな頃です。そして、チャールズ皇太子が、ダイアナ・スペンサーに出会います。本当は、こんな風に出会ったわけではなかったようですが、きっと皆の脳裏にはこっちのドラマ・ヴァージョンが焼き付けられてしまうんだろうなー。その他諸々、ザ・クラウンで描かれていることは脚色されている、あるいは全くの事実無根と色々あるようですが、視聴者は全部実際にあったこと、として受け止めてしまいますよねぇ。ご本人達は、嘘過ぎて見る気もしないかもしれないですね。サッチャー役の女優さんの、声の出し方、喋り方、すっかりサッチャーでしたねえ。ボイス・トレーナーがつくって、女王役のオリヴィア・コールマンが言ってましたけど、さすがですよ。そして、サッチャーの夫役が、まんまサッチャーの旦那だった!なんか笑ってしまった。女王とサッチャー首相二人のことを、「更年期の女が二人で、まあまあ」なんて言うのも、イギリス人っぽいなあって感じで。ダイアナも、ダイアナになりきってたなー。まだ18歳。初々しいです。タイトルの、「金の棒」って何なんだ?と思いましたが、イギリスでは、王族の護衛のことでした。ライフガーズ及びブルーズ・アンド・ロイヤルズの両連隊長は、同時に”ゴールドスティック”(Gold Stick)の役職に就く。2名のゴールドスティックは月交代で君主の随員を務める。そして、ゴールドスティックの補佐として、王室騎兵の指揮官に”シルバースティック”の肩書きが与えられる。(WIKIPEDIAより)マウントバッテン伯爵が、500ページにも及ぶ葬式の手配について書き残してあった(今で言うところの終活ですかね)っていうのが驚きでしたが、その中に、自分の葬儀に絶対日本人を来させるな!ってのが書いてあったわけですね。ご機嫌よう!
2020年11月18日
おはようございます、ひなこです。連日の市中感染ゼロを享受していたオーストラリアですが、昨日、突如としてSA(サウスオーストラリア州)で、感染者がどどんとでてきました。どうやら、国外からの帰国者を隔離するホテルの従業員が感染してそこから家族に広まったという感じのようです。VIC(ヴィクトリア州)のパンデミックもそれが発端でしたね。コロナ、手強し。ザ・クラウンのシーズン4は、シドニーでは、11月15日夜の7時公開でした。ほんとうに公開になったのか、シーズン4第1話のさわりをちらっと見てみました。しばらくの間、「アイゴー!」と半地下のワンベッドルームに家族5人で住む人達を見ていた後なので、いきなりバッキンガム宮殿でクイーンズイングリッシュを話す皆さんを目にするのは、すごいカルチャーショックだったです。ちなみに、オーストラリアでは、ワンベッドルームに家族5人で住むのは違法だそうです。多分、子供の虐待にあたるのかな?5人家族で寝室2つでも、誰かが当局に通報したら、引っ越ししないとだめらしいです。「応答せよ1988」では、ひとつだけある寝室に大学生と高校生の娘二人が蒲団で寝て、居間に両親と弟(高校生)が川の字になって蒲団で寝てました。1話 Gold Stick 女王の護衛2話 The Balmoral Test バルモラルの関門3話 Fairytale おとぎ話4話 Favourites お気に入り5話 Fagan 侵入者6話 Terra Nellius 無主地7話 Hereditary Principle 世襲の原則8話 48:1 48対19話 Avalanch 雪崩 10話 War 戦いまだ観てませんけど、タイトルだけ!ご機嫌よう!
2020年11月16日
おはようございます、ひなこです。感染者ゼロを12日連続で更新して、NSW州はもうコロナ終息?なんて思っていたら、なんの、なんの。最近、再び感染者がちょろちょろ出てきています。閑古鳥が鳴いていた近所のドライヴスルーのPCR検査場も、2日前に通りかかったら、検査の車が並んでいた・・・。今日から、ニュージーランド人が、NSW州とNTに来れます。このブログでも、ずっとあらすじなんかを書いていた、ザ・クラウン。シーズン4が、11月15日公開だそうですよ。ダイアナ妃や、サッチャー首相が出ると思います。楽しみです!ご機嫌よう!
2020年10月16日
おはようございます、ひなこです。シーズン3、最終話です。この回は、マーガレット王女の結婚生活の破綻や、第二次ウィルソン政権発足及び、ウィルソン首相が病気のため失脚した話もからめて、最後は女王即位25周年(1977年)で終了しています。私のお気に入りのウィルソン首相が、最後に再登場して、ひなこハッピー!女王もお気に入りのようです。労働党の首相ですけど、人柄とか相性とか、やっぱり女王でも、あるでしょうからね。表には出さないでしょうが。感情を出さない王族にしては、精一杯の女王の言葉だったのでは?チャーチル、イーデン、マクミラン、ヒューム、ウィルソン、ヒース、そしてウィルソンと7人の首相が女王即位以来、首相を務めました。しかし、その間、女王は一貫してただ一人。孤独な立ち位置です。妹は、堕落した生活をしているし、でも、姉として妹を愛しているし、と女王も大変だ。さて、シーズン4、サッチャー役も気になりますが、ダイアナ妃は誰なんだろうな。女王様の苦悩は更に続く、みたいな展開になるのかなー。ご機嫌よう!
2019年12月02日
おはようございます、ひなこです。第9話。飛行機の操縦室からカメラが引いて、その後ろ側。棺桶を運んでいます。前回の話の流れからして、これはウィンザー公の遺体でしょう。国を追われたけど、埋葬されるのはイギリスになったんですね。1925年、ブロードステアーズ、エドワード、ケント州。この男の子は、後のヒース首相の子供時代です。この人は生涯独身だったそうで、そのことも信用できない、みたいに責められています。ウィンザー公の未亡人から、形見の品をもらい、「家族には気を付けるように」と忠告を受けるチャールズ皇太子。一方、イギリスでは炭鉱夫のストライキが続いています。ヒース首相は、妥協の余地なしと強硬な態度を取り、そのためストライキが長引き、電気の供給に支障がでて、宮殿も蝋燭に火を灯しています。クスっと笑えたのが、女王が首相と面談した後、終了の合図にいつものようにブザーを押すのですが、停電しているから鳴らなくて、チリンチリンと手で振るベルを振ったところです。おじさんのマウントバッテン卿とクイーンマザーが、チャールズ皇太子とカミラを引き裂くために策謀し、チャールズ皇太子は軍隊入りさせられ、その間にカミラはアンドリュ―・パーカー・ボウルズと結婚させられます。(1973年)あー、マーガレット王女の悲恋を思い出しますねえ。古い時代の人達は、格式が違うとか、相応しくないとか、まあ良かれと思ってやってるんでしょうが、チャールズ皇太子は絶望しちゃってますよ。こういう経緯の後、ダイアナと結婚したんだー、と今になって知ります。その後、カミラと結婚したくらいですから、本当に好きだったんでしょうね。今回も、「やっぱりチャールズ皇太子は王にはならないのではないか」と思える作りでした。アン王女ってまだご健在ですよね。ドラマでこんな描かれ方をして、大丈夫なのかな。他人事ながらちょっと心配になる私であった。ご機嫌よう!
2019年12月01日
おはようございます、ひなこです。シーズン4に、シーズン1,2で女王役だった女優さんが、回想シーンとして(南アフリカでの21歳の誕生日)再登場するらしいです。第8話です。このタイトルは、1944年に出版されたソール・ベローの小説のタイトルでした。ドラマの中で、チャールズ皇太子がカミラ(現夫人)に、自分はあの小説の主人公みたいだ、みたいな感じで話しています。そうなんです。この回には、カミラが登場したんです。それにともない(というか)、カミラの元夫、アンドリュー・パーカー・ボウルズも登場。しかし、この男、よりによって、チャールズ皇太子の妹、アン王女と親密にしており、こういうの見てると、なんで私達の税金でこんな生活をしている人達を養ってやらなあかんねん!と思ってしまいますねえ。日本の皇族は、こんな乱れた生活はしてないと思いますが。で、ウィキペディアに書いてあったんですが、ダイアナ妃の実の母は、スペンサー伯爵(ダイアナの父)と離婚後、カミラの一族の人と再婚してるんですね。まあ。高貴なお方というのは、一般庶民とは交わらないので、出会いの場なんかも限られるんでしょうが、狭い世界というか、すごい世界だねえと、平民ひなこはびっくりぽん。パリ、1970年。元英国王・エドワード8世、今、ウィンザー公宅。ウィンザー公、ご病気の様子。翌年の1971年10月には、昭和天皇がこの邸宅を訪れます。チャールズ皇太子は、ウィンザー公と仲が良かったようで、文通していたようです。そして、フランスにも会いに行きます。他の王族メンバーは、犬猿の仲なんですけどね。「チャールズが元王に会いに行ったわ。元王に会う機会ってほぼないわよ貴重よね。だって、皆死んでるもの、元王は」って女王が言ったところで笑ってしまった。これぞイギリス人みたいな話しぶり。チャールズ皇太子とウィンザー公に相通ずるものがある、二人は互いに互いの中に共通点を見出していたという風に描かれています。地位や名誉より愛を選ぶ、的な感じでしょうか。カミラの登場した回にこの伏線。なんだ、エリザベス女王が死んだら、チャールズ皇太子じゃなくて、孫のウィリアム王子が王様になるのか?!と思ってしまいましたよ。ウィンザー公の「王冠は被る人を選ぶ」って言葉もありましたしねえ・・・。1972年5月18日に、女王がフランス滞在中、ウィンザー公のお見舞いに行き、その10日後にウィンザー公は亡くなられたそうです。そうえいば、彼の使用人の一番偉い人は黒人だったんですけど、あれも何かを暗示しているのかなー。今はどうだか知りませんが、あの時代のバッキンガム宮殿には黒人の使用人って出てきてないですよね。よくわかりませんが。シーズン1,2は女王に共感みたいな作り方だったけど、こーんなシーズン3なんか見せられた日には、王族廃止論、共和制移行!とか噴出してきそうな気がしなくもないです。ご機嫌よう!
2019年11月30日
おはようございます、ひなこです。このエピソードは、1969年7月5日の月旅行へ出かける前の宇宙飛行士たちの記者会見から始まります。テキサス、ヒューストンのナサ・スペース・センターで行われたのを、バッキンガム宮殿でもテレビで見ています。特に、フィリップ殿下が魅せられたようになっています。ロケットが月に向かって飛んだのが、7月16日、月に到着したのが20日です。人類初ということで、バッキンガム宮殿でも大集合でテレビを見ます。フィリップ殿下は、まあ、女王の夫という身分であることもあって、また年齢的なこともあるんでしょうが、中年クライシス、男の更年期みたいな感じで、鬱々しています。そこに、この人類月に到達というイベントがあったので、宇宙飛行士たちを英雄のように崇めるようになります。それと時を同じくして、新しく任命された主席司祭のロビン・ウッズが、バッキンガム宮殿の使っていない一部屋を使わせてくれないかとフィリップ殿下にお願いして、使用許可をもらいました。全国から、迷える中年牧師が集まり、話し合ったり、まあカウンセリングハウスのような役目の場所になります。大家さんということで、フィリップ殿下も顔を出すのですが、「こんなことしたって何の解決にもなるもんか、行動あるのみ。あの宇宙飛行士たちを見よ!」なんて嫌なことを言って立ち去ります。それから、3人のアメリカ人の宇宙飛行士たちがイギリスにやって来てバッキンガム宮殿にもやって来ます。フィリップ殿下は、自分だけで3人と会える時間をつくって欲しいと希望を出し、15分の時間をつくってもらいます。ところが、実際に会った宇宙飛行士たちは、全員風邪を引いていてくしゃみに鼻水状態で、質問しても、期待するような答えは返ってこず、逆に「こーんなでっかいお屋敷に住むのって、どういう気分なんですかあ?」なんて質問攻めにされます。宇宙飛行士たちが奥さんたちとバッキンガムでの思い出に写真を撮って喜んでいる姿を陰から見つめるフィリップ殿下。空き部屋になったばかり、といった様子の母が使っていた部屋に向かうフィリップ殿下。ベッドサイドテーブルの上の写真立てには、自分の子供の頃の白黒写真が飾ってあります。静かにドアを閉めるフィリップ。あれだけ暴言を吐いておきながら、再度、ウッズ主席司祭の会に出席。「つい最近、母を亡くしました。母は私に信仰がないことを気にかけていました。どうか私を助けて下さい。私は、信仰を失ってしまったのです。信仰失くして、全ての物は味気のないものをなってしまうと気づきました」と、正直な気持ちを打ち明けます。最後の字幕によると、フィリップとウッズ主席司教の友情は生涯のものとなり、セイント・ジョージズ・ハウスの使用も50年以上続き、フィリップが「私の人生の中でも最も良き行いだった」と振り返るほどであったそうです。ザ・クラウンにキャスティングされるくらいですから、出演者は皆演技が上手いのは当たり前なんでしょうが、あんまり好感を持っていないフィリップ殿下も、この回、ばっちり主役を上手に演じておられます。うまいよなーって、感じいりました。そういえば、アンドリュー王子とエドワード王子が、ゴムでできた大きなボール状のもの(うさぎのように耳がついていてそこを握る)でぴょんぴょんしてましたが、私の幼稚園にあれがあったと思う。ご機嫌よう!
2019年11月29日
おはようございます、ひなこです。この回は、チャールズ皇太子のお話です。彼の称号は、ウェールズ王子なので、戴冠式にウェールズ語でスピーチさせるのはどうか、ということになって、ケンブリッジ大学で演劇に打ち込んでいたチャーリーは、いきなりウェールズ大学に飛ばされ、ウェールズ語の勉強をすることに。ブーイングを浴びながら、ウェールズ入りした若かりしチャーリー。先生は、エドワード・ミルワード先生。ウェールズ語に関しては権威のある方のようですが、王族には反する方のようです。「他の生徒と区別するようなことはしない」と「チャールズ」と呼び、頭も下げません。(日本のお辞儀とは違うけど、男性は頭をかっくんとして王族に敬意を表するのが礼儀のようです)厳しい先生のように見えたのですが、友達もいないチャーリーを可哀そうに思って自宅に食事に呼んだりします。(どこに行くにも護衛がついてまわりますから、友達、できないですよね)奥さんも、最初「なんなの、あなた?」みたいに言ってたですが、夜寝る前に「ねえ、私達が息子を寝かしつけようとベッドに連れて行った時の、彼の顔見た?きっと一度も両親にあんなことされたことないのよ。可哀そう」と同情的発言をついうっかりしてしまいます。ウェールズの人って、情け厚い人々なんでしょうか?そして、1969年7月1日、女王もウェールズにやって来て、ウェールズ公の戴冠式が行われます。そこで、チャールズはウェールズ語でスピーチするのですが、誰かが書いた公式のスピーチから、自分の書いたスピーチに変えて実行。聞いているウェールズの人々は「おお!」となりますが、女王様はチンプンカンプン意味不明ですから、その時は無反応。しかし、バッキンガム宮殿に戻ってから、英語訳に目を通した女王からビシッと叱られます。あー、小さい頃は、スコットランドのスパルタ学校で大変な目にあったし、チャールズも大変だったんだなー。アン王女とは仲が良いようで、ウェールズ大学寮の公衆電話から電話して、話したりしてました。ラグビーワールドカップの時、皇室行事に出席するため来日していたチャールズ皇太子は、ウェールズ代表を表敬訪問してましたよね。イングランドもベスト8に残っていたのに、「イングランド代表じゃなくてウェールズ代表に行くのか。外交上手」なんて思っていたのですが、留学経験があったとは知りませんでした。が決勝戦には、ヘンリー王子がイングランドの応援に来てましたよね。そういえば。ご機嫌よう!
2019年11月28日
おはようございます、ひなこです。デイリーミラー紙のキング氏登場。テレビでは、イギリスの貿易赤字が1億とんで7百万ポンドという最悪な記録を更新と報道。デイリーミラー紙は、労働党よりの新聞らしいのですが、キング氏は労働党政権にも厳しく、翌日の一面の見出しを赤ペンで訂正。「イナフ・イズ・イナフ」と。経費節減のため、軍事費を削減したい政権。しかし、軍トップのマウントバッテン卿がそれを拒んでいる。フィリップ殿下のおじさんですね。そこで、政府は彼を首にしました。このマウントバッテン卿役の俳優さんが、しっかりフィリップ殿下のおじさんに見えます。似てます。犬が出てくるんですけど、しっかり演技しているんですよ、この犬。たいしたもんだな。労働党は、イギリスポンドの価値を下げ、ポンド安になります。それを発表する首相が、「ブリテン・ファースト」と言ってました。トランプが考えた言葉じゃなかったのね。マウントバッテン卿がスピーチをする場面で、日本軍は憎き敵国として登場してました。まあ、そうですね。鬼畜米英の時代だったんだものな、昔は。ウィキペディアによると、自分の葬儀には日本人は参列禁止という遺言を残していたらしいですね。最後は、暗殺されちゃったみたいですが。アイルランドのテロで。一方、女王は、お馬さんが趣味のお方ですから、自分の馬が弱くなったことを嘆き、ポーチ―とフランス、そしてアメリカへ最新事情を視察に行きます。女王が楽しい時を過ごしている間、本国では水面下である計画が・・・。今までのシーズンでも、ポーチ―と女王の友情以上恋愛未満みたいな関係が描かれてましたが、この回でも、思わず女王が、「今日が私の人生の中で一番幸せな日だった」と、つい本音を語る場面があります。ポーチ―も、「え?」となるんですが、そこに女王へ電話がかかってきて、電話の後ポーチ―のところへ戻った時には、すっかり女王の顔に戻っていて、「ポーチー、帰るわよ」と言われてしまうポーチ―なのであった。宮殿に戻って、マウントバッテン卿を呼びつける女王様。びしっとすっかり女王になってますねえ。この回で、まだフィリップのお母さんは生きてました。マウントバッテン卿とは兄弟ですね。そして、最後にフィリップがひょこっと出てきて、ポーチ―にやきもちを焼いてます。「2週間の予定だったのに、1か月に延ばしたんだね。楽しかったかい、ポーチ―と」みたいな。ポーチ―は、馬関係の仕事でマネージャーに昇格したようです。あ、それから女王がフランスでフランス語を話すシーンがあるのですが、フランス語の発音は、マーガレット王女役の女優さんに鍛えてもらったらしいです。彼女、フランス語の映画に出たこともあるくらいフランス語が上手いらしいです。ご機嫌よう!
2019年11月27日
おはようございます、ひなこです。11月20日に書いた全タイトルで、フィリップ殿下が子供の時にペットにつけた名前なんて書きましたが、どうやら私がPETという単語を間違って解釈したようで、このBubbikinsというのは、彼の幼少時代の愛称だったようです。すみません。20日の文章も訂正しました~。1967年、アテネにある修道院。修道女たちが、貧者に食事を提供していますが、どうやら資金繰りが上手くいかなくなったようです。一人、煙草をくゆらせている修道女がいて、「ええ!?」とびっくりしましたが、このお方がフィリップ殿下の母親でした。アリス王女。ウィンザー城生まれ。(ドラマの中ではバッキンガム宮殿と言っていたような気もするけど、私の勘違い?ネット情報ではウィンザー城になっていました)誕生時には、ヴィクトリア女王も立ち会ったそうです。確か彼女のひ孫なんですよね。そうか、エリザベス女王とフィリップ殿下って実は遠い親戚なのね。舞台は変わって、ワシントン。カナダとアメリカを18日間周遊中のフィリップ殿下がテレビのインタビューに応じていますが、ムハンマド・アリーの取材のためニューヨークに来ていたイギリスのジャーナリストジョン君がテレビを見ていて、フィリップの発言を記事にするようにイギリスに国際電話をかけます。イギリスでは、王族が国民の血税を使い過ぎると非難がでているようで、フィリップが「俺にまかせておけ!」とBBCをバッキンガム宮殿に入れて、普段の王族の姿をドキュメンタリータッチで撮らせることに。でも、ジョン君は、散々な感想を記事にします。一方、その頃アテネではクーデターが起こって、女王はフィリップの母を保護し、英国に連れてくるよう指示します。しかし、実の息子は嫌がっています。おいおい。でも、結局バッキンガム宮殿のアン王女の隣の部屋に滞在することに。(その2年後にそのまま宮殿で亡くなられたようです)ジョン君にアン王女をインタビューさせようと、これもフィリップの考えでジョン君は宮殿に呼ばれるのですが、結局、フィリップの母のインタビューをすることになり、この記事はとても好意的に書かれました。これもラストシーンがいいのよねえ。というわけで、この回は、フィリップと彼の母についてのお話でした。では、ご機嫌よう!
2019年11月26日
おはようございます、ひなこです。1966年10月20日、木曜日。ウェールズのアバーファン。土砂降りの雨が降っています。小学校の授業風景。翌日21日、金曜日に炭鉱の崩落事故が起こります。首相はこの日のうちに現地入り。翌土曜日。首相はバッキンガムで、女王に現地入りをして、被害者を慰めるよう依頼します。この日の首相は、椅子に座らず立ったままお願いしますが、女王は受諾せず。日曜日には、マーガレット王女の夫トニーが現地から、マーガレットに公衆電話から電話をかけてきて、「寝ている子供達にキスをして」とお願いされます。「あんなトニーは今まで見たことない」とマーガレットは、クイーンマザーと女王に言います。と、このように一日、一日と細かく進んでいきます。木曜日には、フィリップ殿下が現地を訪問。その日、81人の子供が埋葬されました。帰って来たフィリップに、女王が「あなた、涙ぐんだ?」と質問。「なんて質問だ!まさか、王族が人前で涙するのは、マナーに反するとでも言うつもりか?!」と怒るフィリップ。金曜日、労働党が自分達に責任を擦り付けられるのはおかしい。これは、ずっと12年間政権を握っていた保守党の責任じゃないか!私達は労働者の味方なのに!ということで、女王に非難の矛先を向けた新聞記事を載せさせます。土曜日、女王がアバーファン入り。往路の機内のブリーフィングで、「アバーファンはイングランドではありません。ウェールズです。あなた様が人前で涙を流すことは無礼ではない、というか、人々はあなた様が涙して当然と思っているでしょう」と言われる女王。帰路の機内で、「首相に私に会いに来るように伝えて!大至急!」と言う女王。ラストシーンは、良かったですねえ。私の首相役の俳優さんびいきがあるからかなー。最後に、史実として、女王様が、アバーファン入りが遅くなったことをとても後悔していること、事故以来、女王ほどアバーファンを再訪し続けた王族はいないという字幕がでてきました。なかなか重いお話でした。ご機嫌よう!
2019年11月25日
おはようございます、ひなこです。窓を開けていない家の中にいても、煙の臭いがして煙いシドニーです。けほけほ。 1943年、子供時代のエリザベスとマーガレットのシーンからスタートです。今までのドラマの中でも描かれてきましたが、この姉妹の、姉妹ならではの葛藤などが描かれます。私は一人っ子なので、この兄弟姉妹間の感情というのが、想像でしか理解できませんけども、つい最近も、ヘンリー王子が兄・ウィリアム王子との関係などについて語っていたようなので(見出しだけみたけど、中身はよく読んでいません。オーストラリアの国家元首はエリザベス女王なので、やはり英国王族関連ニュースは多いです)、まあ、いつの時代もあることなんでしょうね。そして、時は変わり、1965年。マーガレット王女が夫とアメリカに行きます。なんでも、トニーが写真集を出版するので、ニューヨークに行くらしいんだけど、それに合わせて、あちこち外遊するようです。当時アメリカの大統領はジョンソン大統領で、ベトナム戦争中。アメリカで演奏される英国国歌が、とってもアメリカ的だった。別物でした。例えるなら、「君が代」をずんちゃか演奏されたような気分ですねえ。このドラマでは、王女がアメリカで熱烈な歓迎を受けたように描かれていますが、本当は、ハリウッドの俳優や女優に無礼な態度をとったりして、反感もかっていたようです。ザ・クラウンでのマーガレット王女の描かれ方が、一面的だと、息子などからクレームが出たようなので、それに配慮した回なのかな?でも、思うんですが、やはり女王様は、地に足の着いた人じゃないと、国のためにならないでしょうね。フィリップ殿下も、自分の意見を述べておりましたが。これも、ちょっと意外なシーンでした。なんかこう、チャラ男のイメージしかなかったので。(バッキンガムからクレームでも出たか)最後にまた、1943年の子供時代に戻ります。こういうのが、上手い演出よね~。拍手。英国首相は、相変わらず、いい味出してます。女王の前で椅子に腰かけ、足を組む!チャーチルなんか椅子に座らず立ってたのにね。アメリカでのマーガレット王女の様子を伝えるところも、とっても良かった。躊躇すると、女王に「そこまで言ったんだから続けなさいよ」なんて言われたりして。ご機嫌よう!
2019年11月21日
おはようございます、ひなこです。第1話 Olding 疑惑第2話 Margaretoligy 切り札第3話 Aberfan 悲劇の波紋第4話 Bubbikins 母と息子第5話 Coup クーデター第6話 Tywysog Cymru ウェールズ公第7話 Moondust 月の正体第8話 Dangling Man 宙ぶらりんの男第9話 Imbroglio もつれた糸第10話 Cri de Coeur 心の叫びだそうです。第2話は、マーガレット王女に関する話かな?第3話は、1966年10月21日に起きたアバーファン崩落事故の話でしょう。第4話は、フィリップ殿下が子供の頃愛称として呼ばれていた名前だとか。第5話は、なんだ、クーデターなんてイギリスであったっけ?第6話は、ウェールズ語で、ウェールズ王子の意味だそうです。第7話は、?第8話は、? 男って、チャールズ皇太子のことか、フィリップ殿下のことか?他に誰いるかな?あるいは二人共だったりして。第9話は、イタリア語語源で、(劇の)複雑な筋、もつれというような意味らしいです。第10話は、フランス語で、心からの叫びという意味で、英語圏では、嘆願というような意味で使われているようです。以上。ご機嫌よう!
2019年11月20日
おはようございます、ひなこです。現実世界でも、アンドリュー王子がスキャンダルでニュースに頻繁に登場している今日この頃ですが(BBCのインタビューだかなんだかに応じて、その内容に大バッシング受けている模様)、ザ・クラウン、シーズン3を観ました。シーズン1のエピソード1から、次々に進めていったら、シーズン3に到達でき、エピソード1が観れました。タイトルは、Olding。私はオーストラリアのネットフリックスで観ているので、日本語のタイトルは不明です。(追記:調べたら「疑惑」でした)また、日本語の字幕というのも選べないようでしたので、英語字幕をつけて観ました。(中国語とかベトナム語とかイタリア語とかはあった)まだ観ていない方も多いと思うので、あんまりネタバレしないように書きたいと思います。シーズン2は、1964年3月、エリザベス女王第四子であるエドワード王子誕生で終了していました。シーズン3はその続きということで、1964年10月15日から始まります。が、シーズン3から俳優陣が一新されて、年を取りました。一番不安だったのは、今までの役者さん達に馴染み過ぎて、違和感があるのではないかということでしたが、最初の切手の女王の肖像が変わったというところで、オリヴィア・コールマンがどどんと登場して、違和感がありませんでした。英語で感想を書いている人が、彼女は英国の宝であると書いていましたが、なるほどねえ。(その代わりと言っては失礼ですが、フィリップ殿下が出て来た時は、この人誰?と思った私であった)新しい首相、ハロルド・ウィルソンが翌日16日に誕生にします。労働党政権で、王族にあまり好意を持たない政権なんじゃないかとフィリップ殿下は思っているようです。このウィルソンに対するロシアのコードネームがオールディングだったそうですが、これはまた、女王を始め皆が年を取ったことにもかけてあるのでしょう、きっと。このウィルソン役の俳優さんの演技が私、好きでしたねえ。ジョイス・ワトキンズさんという俳優さんだそうですが、労働党の首相感が漂っていて、いい味出してました。女王に拝謁する前には、プロトコールのマナーも叩き込まれていました。翌年、1965年1月24日には、チャーチルが亡くなります。チャーチルはシーズン3も同じ俳優さんでした!あともう一人、大事な登場人物が、王室美術顧問で、クイーンマザーのいとこである、アンソニー・ブラントという人です。最後は、これこれこうだったという史実が字幕で出てくるのですが、ひなこは「じゃあ、この事実はどうやって人の知るところとなったんだろう。まさか、このドラマで公表したわけではあるまいに」と調べたら、1979年、サッチャー首相(保守党)が公表して、皆の知るところとなったそうです。へーえ、そうなんだ。シーズン4で、サッチャー役は誰がやるんだろうなどと早くも思う私であった。続きを早く次々と観たいような気もするし、もったいないからチビチビ観た方が良いような気もするし、悩みます。ご機嫌よう!
2019年11月19日
おはようございます、ひなこです。シーズン2最終話です。シーズン3は、本来なら去年の12月に放送される予定だったらしいですが、未だ放送されていません。俳優陣は変更になるらしいですね。なんでも1シーズン10年で6シーズンまでの予定だとか。おお、全部終わる頃には、ひなこ還暦迎えるかもよ~。そこまで生きていたらの話ですが。1962年、4月。フィリップの首の調子が悪くなり、お付きの者に「グキってやってくれよ」なんて頼みますが「出来ません!」と断られ、自分でグキっとやったらひどいことになって、ギブスのようなものをはめて、整骨医スティーヴン・ウォードの元へ。あっさり治りました。この方医者ですが、人と人とを結びつけるお仕事もされているそうです。かわいい女性の写真が飾ってあって、フィリップが「この人は誰?」と聞くと「クリスティーン・キーラーです」とのこと。その1年後。鴨狩りをする男達。マクミランもいます。取り調べ中のクリスティーン・キーラー。「ジョン・プロヒュ―モを知っているか?ソ連のイワノフ武官を知っているか?この男は誰かね?」全て「ノー・コメントです」で通します。マクミランの元にプロヒューモが来ました。二人でビリヤードをやりながらお話。マクミランの奥さんが新聞の写真を見て「この謎の男(後ろ姿)プロヒューモに似てるわね」一人の女性が女王に苦情を述べている。訛りのある英語。「マーガレットのうちの改装工事の騒音がもうーうるさくてー、うるさくて!次から次と終らない!」誰だ、この人?女王の頬にキスなんかできるってことは使用人なんかじゃないだろうし。(後でわかりました。フィリップの親族のようです)お医者のジョン「ご懐妊でございます。鉄分がちょっと低めです。すこしごゆっくりされた方がよろしいでしょう」女王がフィリップに報告しようと部屋に行きますが、いません。お付きの者がスーツケースを運び出しているので事情を聞くと「週末パーティーがある」とのこと。女王「私何も聞いてないわよ。それに今日木曜日よ」相変わらず好き勝手に遊びまわってますねー、フィリップ。ワードが連行された。クリスティーンは釈放。車の中のワードと建物から出て来たクリスティーンが見つめ合う。マーガレットの旦那のアンソニーが誰かと会っています。(雑誌の編集長?)そこへ「ワードが吐きました!白状しました!」と部下が断りなく入って来て告げます。「こりゃ首相は辞職するな。ところで君はニューヨーク、東京と飛び回っているが、少しは家にいた方がいいんじゃないかね」アンソニー「家は改装中なんで」「次の子供が生まれるらしいじゃないか」「ええ、うちは僕が家にいないことが円満の秘訣ですよ」女王、マーガレットの家へ。騒音の苦情が届いている、もっと人のことを考えなさいと助言するためです。「そんなのやっかみよ。ひがんでるのよ!どうせマリーナでしょ、文句言ってるの」女王「ダイニングテーブルがキッチンと同じところにあるの?!」マーガレット「そうよ。これがモダンなのよ」マーガレットも妊娠中ということで、姉妹揃って妊婦さん。なのに、マーガレットぐびぐび酒飲んでますよ。いいのかね。いや、ダメだろう。マーガレット「ちょっと噂を耳にしたんだけど。あの写真の後ろ向きの謎の男。フィリップに似てない?肩のこの辺りとか」マイケル「首相が緊急に女王にお会いしたいそうです」マクミラン「新聞ではすべて私の責任と書かれております。辞任したいと考えています」女王「辞任はしないでください。私、妊娠しているの。医者の勧めで数か月スコットランドへ静養に行きます。代理は母が務めます。ですから今は、安定した政府が必要なのです」観劇中のマクミランの奥さん。それを家に帰って来て夫に話す。「とっても面白可笑しい劇だったわ。女王のこともジョークにしてね。あなたのもあったわよ。新聞が来る朝が怖いって(笑)」マクミラン「あいつも笑ったか?」妻「あいつって?」マクミラン「一緒に見に行ったんだろう」フィリップがまた旅支度で出て行くところ。女王「あら、あなたも一緒に来てくれるの?」フィリップ「いや、僕はスイスのサン・モリッツへ行く所だよ」女王「私はバルモラルへ行くわ。山を楽しんでね」マクミラン首相は一人で「ビヨンド・ザ・フリンジ」という劇を見に来ました。女王は汽車でスコットランドへ。ワォードの裁判。舞台の上の俳優がマクミランに気付き、辛辣に批判します。そこに、観劇に来て夫を笑い者にする妻の映像が挿入される。ウォードが自殺。警察が家宅捜査していると、フィリップを描いた肖像画などが出てくる。女王はバルモラル到着。マイケルに電話がかかってきて、うなだれてます。女王はソファーに座ったままお昼寝。マイケルが、ビビりつつ女王の所へ。「デリケートな案件がございまして。実はドクター・ウォードが自害されまして、警察が捜査したところ、エディンバラ公を描いた肖像画などがでてきたそうでございます。勿論内密に処理致します」この場面の女王の演技が上手。雪がひらひら舞う中、湖を見つめる女王。ほっかぶりにレインコートみたいな感じです。機内にて。女王「辞職?」病院。ベッドに寝たまま点滴を下げてやって来たマクミランと会う女王。マイケルと病院関係者は、礼をして退去。いつもお辞儀している日本人からすると、この英国人の女王に対する礼は、頭をがくんと下げるだけで、日本のお辞儀とは別物に感じます。なんか首の体操みたい。マクミラン「腫瘍がオレンジほどもの大きさありましてな」女王「がっかりですわ。特にあの話し合いの後でのご決定ですからね」マクミラン「後任にはヒュ―ムが良いでしょう」女王「それは命令ですか?」マクミラン「忠告です」女王「わたくし、女王に就任してから10年ほどになりますが、その間に3人の首相がいました。年を取り過ぎた方、具合が悪すぎた方、弱すぎた方。皆賢い素晴らしい人物でしたが、どなたもその道を全うすることはできませんでした」凄く皮肉が込められている感じ。ツカツカと靴音高く女王が去る。フィリップがバッキンガムに車で戻りましたが、デモの人々で中に入れません。「このアホども!」なんて毒づいてますよ。マーガレット夫妻が来ています。旦那さんは、カーペットの上に横になって煙草吸ってます。フィリップ「マーガレット。どうしてここにいるんだい?」マーガレット「あなたこそ、どうしてここにいないのよ。姉が心配だわ」と立ち去る。アンソニー「謎の男の登場だ。この次は僕を出しに使ってもいいよ。男って皆そんなもんさ」マーガレット「カモーン!」(すっごいドス聞いてる!)アンソニー「今行くよ!」(負けずに怒ってる。尻に敷かれるタイプではない)スコットランドへ行くフィリップ。女王は庭で薔薇を切っている。へらへら明るく話すフィリップですが、女王はムッとしてます。フィリップ「僕はメインハウスの方にいるよ」夜は別練で、別々に寝る二人。女王のお腹はかなりデカくなっています。翌日、フィリップが女王の滞在する方へ訪ねて来ます。女王は写真の整理中。女王「スティーヴン・ワードは知ってるわね」フィリップ「整骨医だ」女王「女の人も紹介してもらったわね」フィリップ「僕はただの患者だよ」女王「あの写真の謎の男はあなたよね」フィリップ「馬鹿げてる!」女王「馬鹿げてないわ!私はあなたがどこにいるのか半分以上知らないのよ。私は強いのよ。知っているでしょう。真実を話して」あ、バレエダンサーの写真も出したぞ、女王。でもこの後和解する二人。あー、私フィリップみたいな男、嫌いだなー。愛してるなんてどの口が言うんだ、全く。お産中の女王。今回はフィリップ、立ち会ってますね。エドワード王子の誕生日は、1964年3月10日だそうです。ひなこ、まだ生まれてません。赤ちゃんの洗礼。王室の公の写真撮影。女王だけが真ん中に座って赤ちゃんを抱いて、びしっと動かずにいるのですが、後のメンバーは全員あーだこーだとぐちゃぐちゃ動いて、写真が撮れません。マーガレットも赤ちゃんを抱いています。収拾がつかないので、フィリップが「じっとして!」と叫び、なんとか写真撮影終了。この写真撮影のドタバタが、王室のドタバタを一人背負って片づけなければならない女王の姿のメタファーになっている感じで、女王に同情してしまいました。もしこのドラマを作った目的が、人々がエリザベス女王に好意的になるようにすることだったなら、私はすっかりその目的にはまってしまっていますねえ。シーズン3楽しみです。ご機嫌よう!
2019年05月08日
おはようございます、ひなこです。今日のタイトルも多分ラテン語でしょう。男の家長って感じかな。ドロドロのぬかるみの中ラグビーをプレーする少年たち。チャールズは、寒がって後ろの方で一人ブルブル震えてます。競技には参加してないです。ボールが飛んできてタックルされて、顔に泥がつく。将来の王に何をする!って感じです。このチャーリーの子供時代を演じる子役が、本当にチャーリーの子供時代に似ている。ニュースで「皇太子になって50年!」とやっていた時、昔の映像が出てそう思いました。エリザベス女王に進言する男性。(多分校長先生?)「彼は恥ずかしがり屋で繊細な性格です。イートン校に転校させられてはいかがでしょうか」フィリップのおじさんに手紙を書くチャールズ。このおじさんもイートン校卒。なので、チャールズのイートンの制服の仮縫いに付き合っています。ウィンザー城。フィリップは、何かの優勝カップを手に帰って来た。イートンの制服の話になり、フィリップは「何言ってるんだ。チャールズはゴードンストウンに行くんだよ」チャールズとフィリップがサパーかなんか軽めの食事を食べてます。お魚なんですが、召使が毛抜きで小骨を取ってくれます。フィリップ「チャールズ、秘密を教えてあげよう。この君のいる世界は、本当の世界じゃないんだよ」いや、確かにそうでしょう。でも、チャールズは将来王様になる人ですから、この夢の世界でずっと生きていく人なわけで、現実の世界を知る必要性もないかと。ここからフィリップの回想。フィリップは子供時代、姉とドイツに住んでいたようです。姉の夫はナチスの親衛隊員。姉と国外へ向かうフィリップ。イミグレで「はい、僕はギリシャ人です」と言います。飛行機で英国へ向かいます。姉「私、飛行機嫌いよ。汽車にすればよかったわ」飛行機が揺れて怖がる姉。こういうのをフラグって言うのでしょうかね。フィリップが「大丈夫」と姉の手を握る。フィリップ「ドイツの学校で良かったのに。スコットランドなんて寒いよ」姉「お父様の希望よ。天才に教育してもらいたいんですって」車でゴードンストウンに到着。男の子達が入口の門の工事をしながら「誰だ、あいつ?」「外人だな」などと言います。ここで現在に戻り、チャールズは、父フィリップの操縦する小型飛行機でスコットランドの学校へ飛びます。「おお、僕の作った門だ!」と懐かしそうなフィリップ。寄宿学校なので、同室の面倒を見る係の少年が「ユア・ロイヤル・ハイネス」と呼ぶと、校長が「チャールズと呼びなさい」と。宮殿が絶対必要と主張して、ロイヤル・ディテクティヴがお付きの者として来ています。チャールズの学校の様子をテレビのニュースで見る女王。フィリップのおじさんも見てます。ここからまた、フィリップの子供時代に。窓が壊れていて、フィリップのベッドに雨がかかって濡れてしまいます。とんでもない環境ですね。寒い所なのに。世が世なら王子であったフィリップですから、「なんで僕が?」という心境でしょう。同級生のことも見下しています。息が白くなるほど寒いのに、半袖と短パンでランニング。終了後は、気合を入れて(日本人みたいだ)冷水シャワーを一瞬浴びる。これは修行?(何の?}身体を清潔にする、という目的は果たされてませんよね。フィリップは、その冷水シャワーの下にずっと立って、同級生に冷笑を浴びせてますが。同級生に「お前の姉ちゃんはナチスだ!」と言われ喧嘩になり、校長室へ呼ばれます。怒りを、そしてエゴを表さない新しい世代を育てるのが目的。ドイツの姉に電話。「ここの皆は狂っているよ。違う学校に行きたい」姉「ごめんなんさい。私、もうすぐ予定日なのよ」フィリップ「何の?」姉「子供よ」フィリップ「また?」夫がやって来て、受話器を置いちゃいます。チャールズも苦労しています。まあ当然でしょうね。同級生が、ぼこぼこ頭叩いたりしてますよ、恐れ多くも!フィリップのおじさんが様子を見に来ました。チャールズ役の子役の耳がチャールズに似てる!それが配役の決め手?車の中でチャールズに食事をさせます。「僕は君のお父さんのおじさんという立場だ。君のお父さんじゃない。君のことを決めるのはお父さんだからね。でも僕は君のお父さんと話して気持ちを変えることができるかもしれない」みたいな感じで優しく話してくれます。良い人だね。車から下りたチャールズは、F&Mと書かれたバスケットを持っています。お、これは、フォートナム&メイソン!王室ご用達なのかな。スコットランドで不味い飯食わされてるから、ロンドンからおじさんが持ってきてくれたんだ。それで、チャールズは車の中でポリポリ食べてたんだ。私的には、年上の人の話を聞きながら食べるのはマナー違反な感じがしたんだけど。将来の王様の方が格は上だけど。女王「フィリップ、お話があるの。ドアを閉めて。私は決めました。チャールズは退学させます。あの子は、将来の王になるための教育をしなければならないのよ。他の子ども達はあなたの好きにしていいわ。チャールズは、イートンへ行かせます!私がそう決めたのです!」宣言!しかしフィリップは、納得しません。「君は立場上、夫を失うわけにはいかないよな」なんて脅しにかかってます。ゴードンストウンの廊下の棚に飾ってあるフィリップの子供時代の写真を見るチャールズ。フィリップは首からメダルを下げてます。そのチャールズの姿を見る校長。「君のお父さんもとっても苦労したんですよ。痛みと共にね」フィリップの子供時代。以前にいじめられた(川にぶん投げられた)奴をぶん殴った!校長室に呼ばれ「正当防衛です!」と主張するフィリップ。しかし、罰として校門を作ることを命じられた。姉に電話。姉「昨日、校長先生から電話をもらったわ。搭乗時間なの。じゃあね」姉一家の乗った飛行機は墜落し、乗員乗客は全員死亡。姉は飛行機内で子供を産み、その新生児も死亡。校長に電話がかかってきて、その知らせをフィリップに告げると、夜フィリップが寮を抜け出しているのが発覚し、皆で探します。ボートを漕いでいました。校長「君は明日ここを出てロンドンに行く。そこからベルリンに行って葬儀に参加するんだ。戻って来た時、私達が君の家族だよ」ドイツ。粉雪が降っている。こんな季節に花を入手するのは大変だったのではないだろうか。いくつもの棺に白い花。両親に会うフィリップ。詳しい事情はわかりませんが、どうして親がいるのに親が子供の面倒みないで、姉に丸投げしてるんだろう。ずっと会っていなかった感じで、お姉さんが「お母さん、フィリップよ、わかる?」みたいな物言い。お母さんは、それでも「ああ!」と懐かしそうにしてましたが、お父さんは「お前のせいで私達はこんなところにいるんだぞ!」なんて怒鳴っています。なんだ、このお父さんは。すると、チャールズにも良くしてくれている例のおじさんが「君は今お父さんを憎んでいるだろうけど、君も将来息子に憎まれる父になるかもしれないよ。そして息子に許しを乞うことになるかもしれない」みたいな話をします。ゴードンストウン。皆は寝てるのに、雨降りの夜、フィリップは一人で校門を作っています。窓からそれを見て気付いている校長も止めません。生徒はランニングしているのに、フィリップは一人校門を作っています。石を積む作業は終了して、後は鉄の柵を付けるだけなんですが、重くて一人ではどんなに頑張っても無理。悪戦苦闘しましたが、食事中の皆の前に現れ泣きながら、「助けが必要です」と訴えます。そこで皆が力をかして鉄の柵がついて門が完成。校長は自分の上着を脱いでフィリップにかけてあげました。フィリップは高慢だった自分がこんな風にチームワークを学んだこの学校でチャールズにも成長してもらいたかったんでしょう。でもそれは親の考えの押し付けですよね。現在のフィリップ。ゴードンストウンに車でやって来ました。デューク・エディンバラ・カップが行われます。でもチャールズは全然ダメです。全員戻って来て、制服に着替えて式典も始まりましたが、チャールズだけは戻って来ません。宮殿から派遣されているロイヤル・ディテクティヴが車で探しに行きました。あー、泣いてるものチャーリー。毛布をかけてもらって一番後ろの席に座るチャールズ。可哀そう。フィリップ「勝者はチームワークの優れていたグループC!」チャールズはフィリップを睨んでますよ。フィリップの操縦する飛行機でウィンザーへ向かうチャールズ。フィリップの説教。「お父さんが君の年齢だった頃はね、もっと大変だったんだよ。姉が事故死するしさ」飛行機が揺れて怖がるチャールズ。フィリップ「ただの乱気流だ!そんなに怖がるな!強くなるんだ!」しまいには「ゲット・アウト!」と助手席から追い出す。ウィンザーでは、男勝りのアン王女が「お父さん!」と抱きついて二人で走り回ってます。そして、ナニーがチャールズをお出迎え。そうだよね、女王じゃなくてこの人に育てられたんだもの、親同然よね。一方、女王は窓からそれを見下ろしてます。自分の子供なのに、外で皆とお出迎えして抱きしめてってできない立場なのでしょうか。顔なじみの従者に会って懐かしがって喜んでいるチャールズ。字幕。この後チャールズは、5年もこの学校に通い続けた。(つまり中1から高3までですね)後にチャールズは、この学校のことを「あれは牢獄の刑だった、全くの地獄だった」と述べている。そして自分が父となった時、自分の息子達はイートン校へ行かせた。続く。
2019年05月07日
おはようございます、ひなこです。ガーナ、ACCRA。女王の写真が取り払われ、スターリン?の写真が飾られる。演説をするガーナの指導者。「私達は奴隷じゃない!我らの運命を自ら決めよう!」大雨のイギリス。バックミラーで自分の顔を見る女王。テレビの前で、母と食事(チーズマカロニ)を取る女王。クイーンマザーは、テレビが本当にお好きなようで。女王「中年っていつからなのかしら。今日鏡で自分の顔を見たらすごく年取ってたわ」母「まだ若いわよ!」テレビの映りが悪くなり、テレビをぼこぼこ叩くクイーンマザー!テレビには、フランス滞在中のケネディー夫妻が。女王「ディナーにいらっしゃるのよ、このお二人。若くて綺麗よねえ」ロシアの使節団を迎えるガーナ。そのことをマクミランが女王に報告。女王はちょっとジャクリーン・ケネディ―に焼きもちを焼いているのかな。フランス語が堪能で才色兼備!ともてはやされているから。ディナーパーティーで着るドレスを決めるファッションショー。正装の準備中の女王とフィリップ。フィリップ、歯磨きをして洗面器にぺってしてますが。今もこうなのか、バッキンガム宮殿?洗面所作ったよね、きっと。ケネディー夫妻がやって来ると、招待客は大騒ぎ。部屋から出て階段の上から二人の姿を一目見ようと押し合いへし合い。あ、ポーチ―もいる。大統領より先に奥さんが女王夫妻に挨拶しようとしているので、マイケルが「大統領が先です!」と忠告しますが、完全無視される。そして、ケネディーが女王に「ユア・ロイヤル・マジェスティ―」ととんちんかんな呼び名をする。ディナーでは、ジャクリーンの隣の席のフィリップが鼻の下を伸ばしてはしゃいでいます。ポーチ―が女王を元気づけるように、微笑みます。女王に「ケネディー夫人はデイヴァインだ!賢い女性だよ!」と感嘆したように告げるフィリップ。ケネディーに対して、「あなたは、あんな女性と結婚できて世界一の幸せ者ですよ!まあ、僕も皆にそう言われてますけどね」これは自虐ジョーク?ケネディー夫人を連れて、バッキンガム宮殿の中を案内する女王。ちょっと自慢してる感じ?「私はとてもシャイな人間で、動物と一緒にいる方が性に合っている」と言うジャクリーン。「私もよ」と女王は自分の犬を見せる。ジャクリーン「私のシスターの方がこういうのに向いていると思う」女王「私のシスターも同じよ!」マーガレットと馬屋で話す女王。マーガレット「この前パーティーがあって、ケネディー夫人も来てたんだけど、なんかお姉ちゃんのこと言ってたらしいわよ。詳しくはパトリックに聞いて」パトリックは女王に呼ばれ、「大変美味しいお食事でした」などと言うので「聞きたいのは食事のことじゃないのよ」と女王。「えーっとバッキンガムは古臭いホテルみたいだとか言っていたような」「私のことは何て言っていたかを聞いてるのよ」「(もじもじ)中世の女だ、とか、知性のかけらもない、とか」マクミランが「アメリカがガーナ問題を放り投げた」と報告。女王が、「だったら私がガーナに行きましょう!」マクミラン「汚い政治の世界に足をつっこむようなことはなさらないでください」女王「コモンウェルスの長としての責任が私にはあります!」あ、女王、飛行機に乗ってます。フィリップも。フィリップ「君はね、憲法が定める国家元首としてふるまっていればいいんだよ」女王「つまり操り人形(パペット)ね。そうなりたくないのよ!」ガーナに到着。セキュリティーラインで、英国と話す女王。「女王様、あなたは利用されたのです」思案する女王。パーティー会場でマイケルに耳打ち。マイケルはマーティンに目で合図して英国と電話で話させます。フィリップは「どうなってるんだい?」と全く蚊帳の外。そして女王のとった行動は?!パーティーでガーナの長とダンスを踊ります。マーティン電話で、「えーっと女王は、二人でダンスをされております」英国側「アフリカ人とダンスだと?!」(驚愕)ケネディーの演説。演説終了後、背中の開いたドレスを着ている女性の背中をなぜなぜするケネディー。セクハラ!奥さんがしっかり目撃してますけども。別室にて。テレビでは女王のガーナ訪問のニュース。ケネディー、テレビの音を小さくしちゃいました。「君が女王について悪口を言ったのが女王の耳に入って、女王はそれに鼓舞されてガーナに行ったそうだよ。バッキンガムにはもう行くなよ!」機内。マイケルが新聞の切り抜きを持って女王に見せにきました。女王の行動は世界中で大絶賛されてます。女王は、政府の反対を押し切ってガーナに行き、ガーナが英国連邦を離脱するのを食い止め、ソ連の接近も食い止めたからです。マイケル「ケネディー夫人がランチを希望されておるようですが」女王「じゃあウィンザー城で」ウィンザー城にやって来たケネディー夫人。「実は謝罪したいことがあります」女王「何に対してかしら」ジャクリーン「既にその答えはご存知のはずです」スコーンが美味しそう。ハイティーってやつですか?それともアフタヌーンティー?ケネディー夫妻は、なにやら薬物を投与されていたようです。ジャクリーンが悪口を言った時も、薬物の影響下であったと告白。ここから、女王がフィリップに語る口調が重なります。「私、本当は、自分が彼女にライバル意識を持っていたことなんかを正直に言いたかったのよ。でも結局何も言わずに黙って座ってただけだった」フィリップ「君は正しいことをしたんだよ」女王、ジープで倒れた木を引っ張ってます。そこに使者が。急いで城に戻ると、ケネディー襲撃のニュースを使用人が集まってラジオで聞いてます。フィリップはテレビを見ています。女王って、自分でドアの開け閉めしないんですね。誰かが開けて閉めてくれる。人間自動ドア。女王「亡くなったわ」フィリップとまた一緒に寝るようになったんですね。1963年11月22日のことだったようですね。クイーンマザーとテレビを見る女王。「まだ同じ服を着ているわ」クイーンマザー「ええ、夫の血で汚れた服をね」あ、女王、自分でドア開けた!マイケルの部屋へ行き、「使用人を全員1週間喪に服させなさい。そして午前11時から12時まで毎分毎にウェストミンスター寺院の鐘を鳴らして頂戴」マイケル「それは王族の方が亡くなった時の習慣ですか」女王「今回は例外よ」一人になり、親愛なるケネディ―夫人と手紙を書き始める女王。暗転した画面に響く鐘の音。女同士だからこそ、分かり合えることもあえば、反目することもあるってことでしょうかね。続く。
2019年05月06日
おはようございます、ひなこです。MUTRIMONIUM、これは多分ラテン語ですよね。ひなこ、教養がなくてラテン語まで知識がないですけれども。1959年。ベルギー、ブリュッセルのタウンゼント。そしてロンドンのマーガレット。服を着たまま寝てるがね。相変わらずの乱れた生活ぶりがうかがえます。メイドが持って来たトレイには、お水とお手紙が。アスピリンをを2錠服用。手紙の中にはタウンゼントからの手紙もあります。「あら?」っという感じから、慌てて封を切りむさぼるように読みます。すると、他の女性と結婚しますという報告でした。あああ。マーガレット涙。そして物に当たり散らして、花瓶なんかをド派手に床に落とす。物にあたるのは、良くないね。アンソニーが自分の写真展を開く予定のギャラリーで会っているマーガレット王女とアンソニー。マーガレット「今朝、手紙が来たのよ」アンソニーは「あいつはボウ(アホ)だ。パジャママンだ」とか悪口を言う。マーガレットは「彼はボウじゃないわ!」って反論してましたけど。マーガレット「相手は19歳よ!」へっ?確かタウンゼントはマーガレット王女より16歳年上だったよね。じゃあ20歳以上年下を見つけたんですか?!写真展がオープンする時間なので王女は裏口から帰ろうとするんだけど、ギャラリーがガラス張りなもんだから、外に待機している記者に丸見え。すっごい数のパパラッチに追われる王女。母とレストランで待ち合わせて、食事を取るアンソニー。母が来る前に、自分が絶賛されている新聞記事の切り抜きのスクラップブックをさりげなく母の席の前に置いたりして、屈折ぶりを見せる。母登場。「遅れてごめんなさい。あなたのブラザーがほにゃらら」アンソニー「ふん、僕のブラザーね」この時ひなこは、まだ状況を飲み込めずにいたので、出来の良い兄でもいてアンソニーはコンプレックスでもあるのかな、と思ったのですが、どうやらアンソニーの実父は亡くなっていて、母は結構上流階級の人と再婚しているというのが後でわかりました。なので、ここで言われているブラザーって言うのは、父親が違う弟のことでしょう。アンソニーはもしかしたら寄宿学校なんかに追いやられて、新しい家族の邪魔者だったのかもしれません。だから弟に対しても、自分の兄弟なんて思ってなかったんでしょう。アンソニー「結婚のことなんだけどね」母「断られたの?」アンソニー「反対だよ」ここからアンソニーの淫らな女性関係(男性関係もか)が暴露されていきます。アジア人のダンサーとか、友人と彼の妻とアンソニーとか。こんな人と王族が結婚していいんでしょうか?クイーンマザーがテレビでアシカかなんかを見ている。マーガレットは憔悴した感じで、黒いコート姿でお出かけしようとする。すると、玄関前にアンソニーが例の原付バイクに乗って待っている。バイクで二人乗り。後ろから車が追っかけてくる。アンソニー、マーガレットにプロポーズ。マーガレットは女王に報告。こんな奴よりタウンゼントと結婚した方が良かったよねえ。あの人王族に仕えていた身だし、王家のこともよく理解してたんだから。アンソニー、母に電話するも、召使が「レイディーほにゃららはお休みになられております」と切っちゃいます。でも後ろにお母さん映ってませんでした?お母さんに居留守を使われた?マイケルはマーガレットの結婚に苦い顔。女王とマーガレットがランチかな、一緒に食べてます。マーガレット「短い声明を出すわ!」女王「いいんじゃない。でもちょっと待って欲しいの」マーガレット「何故よ」女王「赤ちゃんが」マーガレット「誰の?」女王「私よ!発表は6か月遅らせて。そのかわり私達が賛成しているというのを知らせるためにパーティーを開くわ。ピーターの時は何もしなかったでしょ」マーガレット「何もしてくれなかったわよ、ピーターのためには!」例の友達夫婦と3人でテレビを見るアンソニー。なんなんだか。女王のお腹が大きくなった。妊娠について質問するフィリップ。パーティー。トニーを紹介する王女。トニーの友達は、新しい世代の平民なので(というか類は友を呼ぶって感じか)とても行儀が悪く女王はムッとする。そして、トニーが女性と話しているのも女王は気づく。例の友達の奥さんですね。アンソニーに「妊娠した」と告げています。夫の子ではなく、アンソニーの子だと確信している様子ですから、いやはやこの3人なんなんだか。フィリップと女王は、若い世代に唖然としています。フィリップは「僕の祖父は王だった。僕の父は王子だった。マーガレットはなんだってこんなどこの馬の骨かもわからん奴と結婚するんだ!あいつの父親はだたの・・・」・・・と指さして興奮し叫び、立ち去る。クイーンマザーは、しっかりパーティーを楽しんで、皆とダンスしたりしてます。引退したはずのトミーがやって来た。「あの方は、そのー、欲望のままに生きておられるというような生活をされておりますので」と言葉を濁す。「お仕事は良い仕事をなされているようですが」意を決して「最低でも3つの親密な関係があります。アジア人のダンサー、元アシスタントの女性、そして○○(男の名)それに加えて彼の妻」女王「その女性の写真はある?」トミー「はい」女王が写真を受け取ると、それはパーティーで一緒に話しているのを見かけた女性でした。女王が産気づく。助産婦軍団が宮殿に到着。フィリップは友人とスカッシュ中。そうか、スポーツっていうのは、元々金持ちの暇な人達が暇つぶしにやっていたものなんだ。お医者は男性。マクミランやその他の男の人達が祈っています。女王は麻酔で眠らされています。(私、次男をこれで生みました)3人目の子、男児誕生。ラジオで息子が生まれたニュースを聞くフィリップ。1960年2月19日だったそうです。私まだ生まれてないですからねえ。エリザベス女王ってすっごく年上の人なんだなって改めて思いました。外ではお祝いの空軍ジェット機が沢山飛んでいる。宮殿前には人だかり。マーガレットが来た。マーガレット「名前は?」女王「ジョージは沢山いるし、アンドリューにしたわ。フィリップのお父さんの名よ」女王「本当に結婚相手はあの人でいいのかしら。愛は盲目よ。これはピーターへの復讐のつもりなの?あの人は、複雑な男性よ。複雑な過去を持っている人。今だって複雑なのかもしれないわ」女王はほのめかすだけで、本当のことは言えません。マーガレット「私は現代の女よ。自由なのよ」女王「称号を捨てて、今手にしている優位な状況を捨てて、透明人間になるのが望みなの?」マーガレットの結婚式はテレビ中継されます。テレビの白黒映像は当時の実際の映像のようだ。アジア人のダンサー、お腹の大きな例の女性。マーガレットの父親は亡くなっているので、フィリップが父親代理役。昔のテレビってこんな形だったんだな。車で母と式場に向かうアンソニー。「これで僕のこと誇りに思ってくれる?僕を愛してくれさえする?」母「あなた、まさかこれ全部を私のためにしたわけ?」母親の愛に飢えた男の子って感じです。実際の結婚式の映像はなくて、真っ暗な画面の中、声だけ王女の「I will」という誓いの言葉が流れます。あー。将来が明るくない1960年のマーガレットの結婚のお話でございました。続く。
2019年05月05日
おはようございます、ひなこです。これは、ドイツ語ですよね?調べたら”過去”という意味だそう。1945年。Thuringiaの森。ジープ数台に乗るアメリカ兵達。その中に一人ドイツ人がいて、彼が森の中のある場所を示唆します。掘り出す米兵。出て来たのは、箱に入った手紙や書類。8ミリフィルム。ロンドン外務省が8ミリフィルムをチェック中。ウィンザー公の名が。チャーチルに報告。チャーチルから王様へ。(エリザベス女王の父)その場にクイーンマザーも同席してますね。フィリップより影響力あった感。時は現在に戻り、テレビを見るクイーンマザーと女王。アメリカの伝道師、ビリー・グラハムの演説。クイーンマザー「やれやれ、全くこの国は一体どうなっちゃたんでしょうね」一方女王は、共感している様子で熱心に聞いています。パリ。ウィンザー公が飼い犬の誕生日を祝っています。暇なんだろうな。それから、狩りをしたり、カード遊びをしたり、昼寝をしたり、コスプレしたり、仮装パーティーに出席したりしてます。パーティーで王冠かぶってますが、それがとっても落ちぶれた感じを演出してます。ブラックジョーク感も漂ってます。マイケルと打ち合わせする女王。同じ部屋で新聞を読むフィリップ。彼の意見は通りませんけど。女王「ビリー・グラハムに会えるかしら」マイケル「プライヴェイト・ランチなら行えるかと。しかし、気を付けて下さいね。英国国教会の長としての立場がありますから」バッキンガムシャー、ワッドンホール、没収したドイツの戦争書類を出版する部署。出版禁止書類を発見した女性。ウィンザー公がらみの書類ですね。この部署の長は、出版は禁止されていると言うのですが、アメリカが出版することは止められていないと迫る部下たち。退屈しているウィンザー公は、ロンドンへ戻り母国で就活。妻への手紙は誇張気味。ビリー・グラハムがやって来た。チャペルで説教。クイーンマザーが、あー、やれやれという顔で女王の方を向くと、女王はすっかり感銘を受けている様子。その後彼と二人で話をする女王。女王「あなたは昔からそんな風に演説するのが上手かったのかしら」グラハム「いいえ、私は子供の頃はとっても恥ずかしがり屋でした」窓からグラハム夫妻が帰るのを見つめる女王。フィリップはちょっと心配してます。マクミランの元に例のファイルを持ってユニットの長がやって来ました。ウィンザー公はディナーパーティーで皆に何か自分に適した公務がないか口を利いてくれとお願いする。妻への手紙に、女王のことを未だシャーリー・テンプルと書いてますが。マクミラン、女王に会う。「チャーチルとあなたのお父様である元国王が隠したものを、出版せざるを得ません」例のファイルをクイーンマザーに見せる。クイーンマザーの説明は、固有名詞なんかがいい加減で間違っているので、マイケルが説明。「ドイツのある将校が、書類を焼く任務の時、最も貴重な書類をこっそり焼かずに埋めた。自分の身の安全と自由のために」外務省にやって来たウィンザー公。在仏英国大使の職はどうでしょうかというオファーがある。時を同じく、例のファイルを読む女王。バッキンガムにやって来たウィンザー公。王様だった頃は、ここに住んでいたんだなあ。「仕事のことで。3つオファーがあってねえ」「あなたなら、3つどれでも上手くできるでしょうね。でもあなたのナチとの交流や、1940年のテレグラムが問題になっています」聖書を読む女王。フィリップに赦しについて尋ねる。「もうおじ様を許す時じゃないかしら」フィリップ「駄目だよ!トミーに尋ねてみろよ。あの冷血漢が何て言うか」トミー宅を訪ねる女王。小さい男の子のように兵士の人形を配置させて遊ぶトミー。スケールはでかいですが。その中の一部の兵士は「これは女王様のおじい様に仕えていた時、頂戴したものです」と。女王が触って位置が変わった兵士をしっかり元の定位置に戻すトミー。こだわりがあるんですね。トミー「(許すのは)間違いだと思います!あなた様がお聞きになったのはほんの一部です」と女王のしらない真実を話しだすトミー。なんとウィンザー公は、ドイツと「またイギリスの王に戻してもらう」約束をしていたそうです。トミー「続けますか?」無言で頷く女王。ウィンザー公の母国を貶めるスパイ的行為によりフランスもドイツの手に落ちた。英国の空爆もウィンザー公のせいで長引いた。女王は庭を散歩しながら考える。テレビでグラハムの演説を聞く女王。ウィンザー公と会う。「お助けすることはできません」ウィンザー公「クイーンマザー?それともトミーの入れ知恵?」女王「いいえ。私自身の決断です」ウィンザー公「私と君、どちらが国に損害を与えたかね」女王「一体どうしてあなたがご自身のことを許せるのか、私には理解できませんわ」泣きそうな顔でフランスへ帰るウィンザー公。機密書類扱いだったウィンザー公関連の書類の出版許可が下りました。再びグラハムが女王に会う。女王「赦しについてお聞きしたいのです。私は英国国教会の長ですから、誰にも尋ねる相手がいないのです。私の上には神しかいませんから」グラハム「自分自身への赦しを乞うこと、許せなかった相手のために祈ることです」チャペルで祈る女王。窓から外の庭を見て落ち込むウィンザー公。寝る前のお祈りをベッドの横でする女王。そこへ、酔っ払ってフィリップが帰って来た。まったくこいつは・・・。祈る女王をおちょくる。そして、女王に襲い掛かる・・・・。まったくこいつは・・・。カードをするウィンザー公。キングのカードを全部捨ててます。おいおい。最後は、実際のウィンザー公の白黒写真が何枚も出てきました。ヒットラーとも並んで映ってますけどー!続く。
2019年05月04日
おはようございます、ひなこです。路上の新聞売り。大見出しは、「同胞が女王を批判」。一人の老紳士が新聞を買い、ITN(インディビジュアル・テレビジョン・ネットワーク)の前の人混みをかき分け進み、建物から出て来た若い紳士の顔を「この裏切り者!」と言いながらぶん殴る。つばも吐いてった。宮殿には、時計の針を合わせる係の老人がいて、せっせと仕事中。マイケルがやって来て女王に報告。「ロード・ALTRINCHAM(オルトリンハムって発音するのか?)が殴られました。それも顔を」9時から彼の出演するテレビ放送があります。9時になったら、そこいら中の時計が一斉に鳴り出した!テレビを見る皆さん。1か月前。新聞は当時2シリングだったんだ。ジャーナリストのミーティング中。遅れて来た女性が「トフィーでもどうぞ」と差し入れ。オルトリンハム卿は食べない。「味がどうこうじゃなくて、子供の頃、トフィーを食べてその後歯医者で恐ろしい経験があるんだよ。だから食べないんだ」と言いながら、誘惑に負けて食べると「あ!歯が!」又かよ!女王のスピーチ原稿の最終チェック。マイケルの原稿に、若いスタッフが「そのアヴェレージな男女という言葉は、働く男女の方がいいのでは?」と提案しますが、あっさり却下。この若いスタッフは、マーティンに自分の考えを伝えます。マーティンも若いですからね。それに同意するマーティンが、マイケルの部屋へ行きノックしてドアを開けると、大きな犬が2匹寝転んでます。これはトミーの犬。引退したはずのトミー、まだ宮殿で幅を利かせてます。マーティンが「ちょっと古臭いんですよ。スエズ動乱以後人々は変わったんです。新しい世代の時代なんです。こんなスピーチをしたら、新聞に批判されますよ」と言います。が、マイケルもトミーも(古い世代)全く耳を貸さず。マーティン「私がいらぬ心配をしたということですね」世代間の断絶というのを上手く表現しています。女王様は、自室でヘアカットとパーマ。そうか、美容室に行かないんだ。美容師が宮殿でやってくれるんだ。なんか、おばさんっぽくなった女王。汽車の旅。フィリップが新しい髪型のことをぶつくさ言ってます。あんまり気に入ってないのか?女王はプラクティカルでしょと言ってますが。ジャグアーの工場を視察します。ここで、例の労働者を見下したスピーチをします。この時、オルトリンハム卿は、歯医者に行き、待合室のラジオで女王の演説を聞きます。彼はこのスピーチにムッとしてます。若い兄ちゃんが、ラジオのダイヤルを回して、音楽番組に変えました!オルトリンハム卿は、仕事場に戻り、先ほどのスピーチに対する批判を書きます。秘書には残業してもらってタイプを打ってもらいます。この女性は、ちょっと彼に気がある様子。女王は、スコットランドへ。鹿撃ちしてますよ。可哀そうな鹿ちゃん。ある朝、マイケルが「あー今朝の新聞なんですがー」と言いかけると、フィリップが「またマーガレットが何かやったのか?」「いいえ、マーガレット王女様ではありません」なんてやりとりが。クイーンマザーが老眼鏡をかけて新聞を読んでる。オルトリンハム卿は、”インパクト””という番組名のテレビに出ることになりました。ここで彼の主張したことは、多くの人に受け入れられ大成功。特に若い世代ですね。「昔は、王家がルールで、我々国民は例外だった。しかし、今は、我々国民がルールで、王家が例外だ!」でも、あんたも称号持ってる貴族やん。あ、だから新聞の見出しが、”同胞が女王を批判””なのか。そして、この後、老紳士に殴られた、と。女王はまだスコットランド。外から車を運転して帰って来て、入口で長靴を脱ぐ。なんか板がありますね、長靴脱ぐため用の。そういえば、王室御用達レインブーツはHUNTERらしい。女王はマイケルに「今まであなたを信頼して、あなたの書いたスピーチをそのまま読んでいたけれど、これからは、もっと若い片足がリアルワールドにある人を雇った方がいいわね!」とプンプンしてます。撃たれて死んだ鹿をじっと見る。死んだ鹿と自分を重ねてますよね、これ。マクミラン「多くの大使から連絡がありました」外で遊ぶ子供を窓越しに見る女王。子供、大きくなったなー。歯医者の待合室。「実は、マーティン補佐秘書官に呼び出されてね」秘書の女性「行って下さい!絶対行くべきよ!手ぶらじゃだめですよ!」とけしかけられて、バッと待合室を飛び出すオルトリンハム卿。秘書の女性「今じゃなくて!歯はどうするんですかあああ?!」受付の女性にも謝って出て行きます。タクシーでバッキンガムへ。マーティンの部屋へ通されます。そうか。使用人はこんな変な片隅の小さな部屋なんだね。イートン校の写真が飾ってあります。それを見ていると人の気配がしたので、「どうやら私達には共通点があるようですね」と言うと、女性の声で「あら、どんな?」え?ッと見ると、女王本人がそこにいました。オルトリンハム卿は、自分は王家を抹消しようと批判したのではなく、反対に王家に存続してもらいたいから批判したのだと主張します。個人攻撃ではありません。王家は全てを変える必要があるのです!と。リコメンデーションリストも持ってきています。3つの始めるべきことと、3つの止めるべきこと。女王は、止める方から聞きます。お!この進言の中に、王族の周囲に離婚者がいるようにするというのがありました!女王は「私は英国国教会の長なんですよ!教会が禁止していることを、恐れ多くもどうやって!」なんて興奮して言いますが、この提言あってこその、チャールズ再婚やら、メーガンお輿入れがあったわけですね。「マーティンを呼んできてもらえます?」自分は部屋を出て外で待ち、マーティンに呼ばれて部屋に入ると、女王は消えていました。抜け道があるのか?忍者屋敷か?「女王は消えてたんだよ」と秘書に話して聞かせています。「で、補佐秘書官が僕の提案の1つ2つを受け入れて実行するって言ってくれたんだ!」明るいライトの中、女王のクリスマススピーチをBBCがテレビ放送。1957年のクリスマスのようです。6か月後。これはクイーンバースデイですね、きっと。一般人が宮殿に招かれています。マーガレットに「かわいいねえ」とフィリップ。やっぱりマーガレットって魅力的ですよね、男の人にとって。「その髪型もいいよ~」「スタイリストがやってくれるのよ」「なんだそれ。うちの奥さんにもつけてもらいたいね、それ」なんて。クイーンマザーは、「全く私達の威厳が!これじゃあただの一般人の操り人形じゃないの!」と悲しみ、怒っています。一般人の前に出る前に、それまで手に持っていた手袋について「さあ、手袋をして!」とちゃんとプロトコールのマナーを厳守するところも、昔の王族って感じの二人。最後に字幕が出て、「結局王家は、オルトリンハム卿が提案した案を全て受け入れることとなった。そして、後に宮殿は、オルトリンハム卿が20世紀において、最も王家を助けた人物であったと、渋々ながらも認めたのである」とのこと。そして、最後に男性の写真と、ジョン・グリッグ 1924 - 2001年没、と出てきた。誰、この人?と思ったら、オルトリンハム卿でした。この方、称号を捨てて、ジョン・グリッグという一般人になったんですね。なるほど~。続く。
2019年05月03日
おはようございます、ひなこです。日本は、令和に年号が変わって大騒ぎのようですが、海外にいると関係ないので、いたって普通の生活です。長男が平成元年生まれで、私、日本で里帰り出産したので、あの時の方が良く覚えているかも。Berylとは、緑柱石のことだそうです。あるいは、女性の名前。♪青空は~エメラルド~誰かの結婚式。マーガレットも参列しています。バイクに乗ってやって来たのはカメラマン。その後パーティーでマーガレットをくどく男。失敗した様子。女王とフィリップが同じベッドで隣り合って本を読んでます。女王「ママがこの前興味深いことを言っていたわ。結婚して10年後には危機を迎えるけど、それを乗り越えてこその本当の夫婦と言えるって」このお二人、結婚10周年を迎えます。そこへ、マーガレットから電話がかかってきます。今の人は別になんとも思わないでしょうが、この時代、こんな風に自由に電話を(それも海外まで)普通に使えるのも王族ならではです。マーガレット「私、結婚しようかと思って」(タウンゼントと破局させられて自暴自棄になっている?)女王「私達の結婚10周年のパーティーで婚約発表したらどうかしら」マーガレット「良いアイディアね」テレビでは、ロシアの衛星が映っていて、マクミラン夫妻と女王夫妻がそれを見ています。マクミランが興奮して「我が国はアメリカと協力して、断固ロシアに反する!」とまくしたてます。女王が何か言おうとしても、喋らせません!熱弁をふるう夫をマクミラン夫人もじとっと見つめます。女王がしまいに、「夫婦関係もそうですけど、聞くってことが大切よ」と言います。妻を他の男の家に送り届けるマクミラン。夫公認の浮気相手?!誕生日の写真を撮影するマーガレット。よそ行き顔の写真に、新しいお付きの女性が「リアリティーが必要」なんて言うと、クイーンマザーが「私達にリアリティーなんて、誰も求めていないのよ」と。パーティー会場。音楽が新しくなった感じだけど、まだビートルズじゃないんだな。ここで、執事が「マーガレット様、お電話がありまして○○様が重傷で来られません」と言付けをする。○○様は婚約するはずの相手の男です。パーティードレスのままそいつの家へ行くマーガレット。結局「あんたとなんて結婚したくないわ。なんであんたみたいな男とこのわたくしが!」と捨て台詞を残して、男が手にしていたグラスの中身をぶちまけてかけ去る。女王に「婚約はなしです、ご説明は後程マーガレット様からあると思います」と耳打ちする従者。女王が結婚についてのスピーチをする。マクミランの妻のショットが入る。マーガレットは涙を流す。クイーンに!と乾杯。女王は立たずに座ったままなんだ。マーガレットはその後席を外します。夜遅く、自分の部屋で荒ぶるマーガレット。大きな音で目覚めたメイドが様子を伺いに行くのですが、恐ろしくて干渉せずにそのまま引き返します。ラジオのニュース。アメリカ大統領のアイゼンハワーが、英米の友好協力関係について語っています。それを聞くマクミラン。奥さんは浮気相手と電話中。なんだかな。マーガレットはベッドの中で座って泣いてます。そこへやって来たクイーンマザー。何事もないかのように明るく、カーテンを開け、娘に「誕生日の写真、どれにするかあなたが決めて」と写真をベッドの上に何枚も広げます。そして、縁談の話。あーーーー、一昔前のお母さんだわ。私も経験あります。当然、お見合い話に乗ったりはしませんでしたが。私もマーガレット女王も。(同じにすんなという声が聞こえますが)マーガレットは「ノーマルピープル」しか来ない平民のパーティーに気晴らしに参加することに。まあ、平民と言っても、底辺の人じゃないでしょうが。そこに、あのカメラマンがいました。でもマーガレットは全く覚えていません。アンソニー「前にも会ったよね」マーガレット「覚えてないわ」みたいな。でも、「職業何?」「写真家だ」という会話で思い出し、「あ、あの時のカメラマン!」という流れから「私の写真を撮るっていうのはどうかしら」ということに。女王にトニー(カメラマン)について話すうきうきマーガレット。アンソニーのスタジオに着いたマーガレット。アンソニーは階上へ行ったまま、マーガレットを一人スタジオに残します。階上からは大きな音が聞こえます。ちょっとエキセントリックな芸術家肌ですね、この人。階下に降りてきて、靴を脱ぎ写真を撮り始めます。マーガレットが王族専属写真家の撮影した誕生日の写真を見せると、「これは屈辱的だ!なんでそんなに一族のことを気にする?そんなに大事?」と言うトニー。マーガレットのドレスの肩を出す。マーガレット王女、上半身はこれ下着姿なのかな。アンソニーの撮影した膨大な数の写真。「これは、首相の娘。30年前に生まれた私生児だ」部屋にある鏡?に沢山のサインがしてあります。そこにBerylとサインするマーガレット。まあ本名は書けないわよね。このカメラマンの命令口調な感じも彼女には新鮮なのかも。いつも自分の方が命令する立場だから。しかし二人共煙草吸いまくり。トニー「車で来たんだよね」マーガレット「外で待たせてるわ」トニー「じゃあ、ついてこれるよ」とバイクで二人乗りする二人。こういうのも新鮮なんでしょうねえ。女王とフィリップはバッキンガムに来賓があって公務中。マーガレットは外の世界をエンジョイ中。お家に着いてヘルメットを返そうとすると、「持ってなよ」と言われてマーガレットはヘルメットを持って帰ります。こういうの、女は弱いかも。私も、すっごく喜んじゃうなあ。やっと客が帰って「永遠に終わらないかと思ったわ」と疲労困憊で自室に戻りパジャマに着替える女王様。パジャマも自分で着ないんだ!ベッドの横に跪いてお祈りする女王。ベッドに入り日記を書く。フィリップは反対側のずーーーーーーーっと向こうのベッドに寝る。マーガレットもお家に帰って服を脱ぎますが、めっちゃハイになってます。トニーは現像室で現像中。新聞を読むマクミラン。新聞を読むウィンザー公。楽しそう。新聞を読むトミー。新聞を読むクイーンマザー。新聞を開いたフィリップ微笑んでる。女王はそれを見て、「裸よ!」新聞に載っているのは、トニーが撮影したマーガレット王女の誕生日写真。実際のマーガレット王女のこの写真をネットで見てみたんですが、この綺麗な女優さんより美しかったです。姉妹だから女王と似てるけど、エリザベス女王はもっとまじめな感じ、妹はもっとキュートな感じ。男にもてそうというか。続く。
2019年05月02日
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