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TCATの役割は終わった

東京シテイエアターミナル。通称TCAT。これの役割はもう終えたね。昔はこれ便利だった。おもだった航空会社はここでチェックインできたし、なんと出国手続きもできた。ここで手続きをすると、手ぶらで成田に行き、出国手続きも終えているから、それを証明する証書を、乗組員用のゲートで見せる。そうすると、行列をつくってまつこともなかった。でも、いまはどうだ。閑散。チケット売場は二階から三階に移り、二階のチケット売場だった場所にはネイルサロン。昔、航空会社のカウンターのあった場所は、家具のショールーム。出国手続きの出来た場所には椅子が配されているが、人がそもそもいない。地下鉄最寄り駅の水天宮前も、大きな荷物を抱えた人用に動く歩道があるが、それらしき人はいない。そうなんだ。ここまで来てバスに乗るメリットはなんもない。新宿や東京といったターミナルからリムジンは乗れるし、主要なホテルからも乗れるもの。こんな離れた場所にわざわざくる必要もない。それでも売店には海外旅行用のグッズや土産物を売ってたり、英字新聞も街中のキオスクよりは多かったりするのが、旅心をそそるが、あえていえばそれくらい。１０月から無線LAN完備の新型の成田エクスプレスが走り出す。京成も新型特急を走らせると聞く。箱崎TCATの役割はおわったのかもね。